
未経験で転職を考えてるけど、実際のところを知ってから転職したいな。
あと、そもそも僕は施工管理に向いてるんだろうか…?
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかることは以下のとおり。
- 施工管理(現場監督)の業務内容
- 施工管理(現場監督)でよくあるイメージ36選と実態
- 施工管理(現場監督)のメリット・デメリットまとめ
- 施工管理(現場監督)に向いている人・向いてない人の違い
- 未経験で施工管理(現場監督)に転職するとき失敗しないコツ
私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。
未経験から施工管理になりたい人を募集しています。
この記事では、施工管理でよくあるイメージと実態を1つずつ解説していきます。
中には一般的なイメージと違うものもあるので、転職前に知っておきましょう。
この記事を読むだけでもミスマッチを防ぎやすくなるので、今回の転職に失敗したくない人は最後まで読んでみてください!
目次
- 1 【基礎知識】施工管理(現場監督)の業務内容
- 2 施工管理(現場監督)でよくあるイメージ36選と実態
- 2.1 経験者しかできなそう
- 2.2 年収が高そう
- 2.3 手に職がつきそう
- 2.4 理系の仕事っぽい
- 2.5 大卒の仕事っぽい
- 2.6 資格が必要そう
- 2.7 きつい・大変そう
- 2.8 3Kなの?
- 2.9 残業が多そう
- 2.10 休みが少なそう
- 2.11 忙しいんでしょ?
- 2.12 ブラックっぽい
- 2.13 体力が必要そう
- 2.14 人手が足りてなさそう
- 2.15 意外と楽そう・見てるだけ?
- 2.16 怒鳴ってそう
- 2.17 荒っぽい口調
- 2.18 一年目は怒られそう
- 2.19 体育会系なの?
- 2.20 肉体労働・ガテン系っぽい
- 2.21 職人さんとケンカしてそう
- 2.22 女性が少なそう
- 2.23 メンタルが強そう
- 2.24 暑そう・寒そう
- 2.25 覚えることが多そう
- 2.26 コミュ力が必要そう
- 2.27 リーダーシップが必要?
- 2.28 頭が良くないとできない仕事?
- 2.29 責任が重そう
- 2.30 勉強が必要なんでしょ?
- 2.31 飲み会がありそう
- 2.32 出張が多そう
- 2.33 AIに仕事を取られそう
- 2.34 かっこいい・モテそう
- 2.35 お客様から感謝されそう
- 2.36 工事が終わったときの達成感が大きそう
- 3 施工管理(現場監督)のメリット・デメリットまとめ
- 4 施工管理(現場監督)に向いている人・向いてない人の違い
- 5 未経験で施工管理(現場監督)に転職するとき失敗しないコツ
- 6 まとめ:施工管理(現場監督)の実態を知って転職しよう
【基礎知識】施工管理(現場監督)の業務内容

基礎知識として、施工管理の業務内容を知っておきましょう。
- 施工計画の作成【工事の段取りを決める】
- 工程管理【工事のスケジュール管理】
- 安全管理【事故がないように対策する】
- 原価管理【会社の利益が出るようにする】
- 品質管理【良い建設物を造る】
- 出来形管理【お客様満足を高める】
- 行政への申請書類の作成
- 設計など事務作業
- 現場の写真撮影
- 近隣への挨拶
- 現場の清掃
- その他トラブル対応や緊急対応
- 飲みニケーション
詳しくは、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説|未経験者向けにまとめています。
施工管理(現場監督)でよくあるイメージ36選と実態

では、施工管理(現場監督)でよくあるイメージと実態を1つずつ解説していきます。
- 経験者しかできなそう
- 年収が高そう
- 手に職がつきそう
- 理系の仕事っぽい
- 大卒の仕事っぽい
- 資格が必要そう
- きつい・大変そう
- 3Kなの?
- 残業が多そう
- 休みが少なそう
- 忙しいんでしょ?
- ブラックっぽい
- 体力が必要そう
- 人手が足りてなさそう
- 意外と楽そう・見てるだけ?
- 怒鳴ってそう
- 荒っぽい口調
- 一年目は怒られそう
- 体育会系なの?
- 肉体労働・ガテン系っぽい
- 職人さんとケンカしてそう
- 女性が少なそう
- メンタルが強そう
- 暑そう・寒そう
- 覚えることが多そう
- コミュ力が必要そう
- リーダーシップが必要?
- 頭が良くないとできない仕事?
- 責任が重そう
- 勉強が必要なんでしょ?
- 飲み会がありそう
- 出張が多そう
- AIに仕事を取られそう
- かっこいい・モテそう
- お客様から感謝されそう
- 工事が終わったときの達成感が大きそう
経験者しかできなそう
施工管理(現場監督)は建設業界の経験者しかできないイメージがありますが、完全な未経験者でもできます。

と思う人もいますが、まったくそんなことはありません。
ゼネコンのような大手建設会社は未経験だと転職できませんが、それ以外であれば業界×職種未経験でも転職できる会社はあります。

主な理由は以下の2つです。
- 施工管理が不足しているから
- 未経験者でも始めやすい仕事内容だから
詳しくは、未経験から施工管理に転職するとき失敗しない9ステップ|不安を減らせるを参考にどうぞ。
年収が高そう
結論、施工管理(現場監督)は年収が高めです。
日本の平均年収と施工管理の平均年収は以下のとおり。
- 日本の平均年収:443万円
- 施工管理の平均年収:455万円
日本の平均年収は、国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」を参考にしています。
施工管理の平均年収は、施工管理(現場監督)の平均年収や給料を徹底分析【資格で収入アップ】を参考にどうぞ。
大手ゼネコンの施工管理だと、年収1000万円を超える人もいます。
参考:年収1000万円の現場監督9つの条件|年収アップする3つのコツ
施工管理の年収が高い理由は以下のとおり。
- 技術職だから
- 残業代で稼げるから
- 施工管理が不足しているから
施工管理で給料が安い人と高い人がいる理由【稼げるキャリアプランを解説】も参考になると思います。
稼ぎたい人は、施工管理も検討してみましょう。
手に職がつきそう
施工管理は手に職がつく仕事です。
理由は以下の2つ。
- 技術職だから
- 施工管理が不足しており経験者は転職に困らないから
特に「施工管理技士」という国家資格を取得すると、かなり転職が有利になります。
工事を請けるには現場に施工管理技士の配置が必要であるため、どの会社も施工管理技士を必要としているから。
施工管理技士を受験するには実務経験が必要なので、まずは未経験で転職して実務経験を積みましょう。
施工管理技士については、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度!各試験の難しい順も解説に詳しくまとめています。
理系の仕事っぽい

と思う人もいますが、文系の施工管理もたくさんいます。
くりかえしですが、施工管理は未経験でも転職しやすいため、文系出身者でも転職できます。
詳しくは、施工管理は文系でも転職可能な理由【働きやすい会社の選び方】を参考にどうぞ。
大卒の仕事っぽい
高卒や専門学校卒の人でも、施工管理は転職できます。
くりかえしですが、施工管理は人が不足しており、未経験者でも始めやすい仕事だから。
もちろん工業高校卒や建設系の専門学校卒でなくても、未経験で転職できます。
詳しくは、高卒でも施工管理に転職は可能【年収アップできるし手に職もつく】を参考にどうぞ。
資格が必要そう
結論、特に資格がなくても施工管理に転職できます。
ほとんどの人が無資格×未経験で施工管理に転職してきます。
施工管理の資格は、先ほどふれた「施工管理技士」がありますが、実務経験がないと受験できません。
まずは転職して、仕事をしながら資格を取得していけば大丈夫です。
詳しくは、現場監督(施工管理)は資格なしでも働ける【ブラックを避ける方法】を参考にどうぞ。
きつい・大変そう
結論、施工管理はきついこともあるし、大変なこともあります。
具体的にきつい・大変な点は以下のとおり。
- 長時間労働の日もある
- 業務の範囲が広い
- 週休1日制の会社もある
- 工事のスケジュールが遅れると休みにくい
- 家に帰れないこともある
- 職人さんとのコミュニケーション
- 板挟みになることがある
- 理不尽なときもある
- トイレが汚い現場もある
- 暑い・寒い
- 転勤する会社もある
- 雑用が多い
- いまだに紙が多い
- 飲み会がある
- クレーム対応
詳しくは、施工管理(現場監督)のきついところ15選【大変じゃない働き方も解説】にまとめています。
きつい面もあるからこそ、年収が高くなっています。
ただし、どんな仕事でもきつい・大変なところがあるのは一緒です。
施工管理のきつい・大変なところも知った上で、転職を検討しましょう。
※このあと「施工管理に向いてる人の特徴」も解説するので、あなたがきつい部分を乗り越えていけそうかチェックしてみてください。
3Kなの?
3Kとは「きつい・汚い・危険」の頭文字をとったものです。
たしかに施工管理は工事現場にいるので、3Kの側面があるでしょう。
- 残業で体がきつい
- 泥やコンクリートがある現場
- 上から物が落ちてきたり、転落するリスクがある
現場で事故が起きないようにするのも、施工管理の仕事です。
参考:施工管理の安全管理とは現場の危険を防ぐこと【6つの安全管理を簡単に解説】
安全面は配慮されていますが、それでも事故が起きることはあります。
どうしても3Kの現場がイヤな人には、ちょっとおすすめできません。
ですが「モノづくりの仕事をしたい!」という人には良い仕事でしょう。
残業が多そう
現場によりますが、施工管理は残業が多くなりがちです。
昼間の工事が終わったあとに、事務作業をすることが多いから。
また、現場でトラブルが発生すると、その解消のために残業することもあります。
参考:施工管理は残業がつきもの【でも今後は働き方改革で減る予定】
ですが、近年は働き方改革が進んでいたり、積極的にITツールを取り入れて早く帰る会社も出てきています。
また、2024年から残業規制が始まるため、今後は残業が減っていくかもしれません。
参考:2024年に建設業でも36協定が適用され残業規制【給料は減るのか】
あまり残業が多くない会社で働きたい人は、施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法27選も参考にどうぞ。
休みが少なそう
これも現場によりますが、施工管理は休みが少ないことがあります。
休みが少ない理由は以下のとおり。
- 週休1日の関係会社が多いから
- 工事の期間が短い現場もあるから
- 天候不良で工事が遅れ、休日返上で工事をすることもあるから
ですが、働き方改革の進行や週休2日に向けて業界が動いていることもあり、今後は休日が増えるかもしれません。
忙しいんでしょ?
たしかに、現場によっては忙しいです。
- 急なトラブル対応
- マルチタスクをこなさなければいけない
- 工事が遅れていると急いで作業しなければいけないなど
どんな仕事でも忙しいことがありますが、施工管理も一緒です。
ちなみに、施工管理の1日のスケジュールは、施工管理(現場監督)の1日のスケジュール【具体的な仕事内容も解説】にまとめています。

という人は、施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法27選を参考にしてみてください。
比較的ゆるやかな会社に転職できる可能性が上がります。
ブラックっぽい
以下の理由から「施工管理はブラック」と言われることがあります。
- サービス残業
- 休みが少ないorない
ですが、サービス残業がなく、きちんと休める会社があるのも事実。
ブラックを避けて、できるだけホワイトに近い施工管理で働きたい人も、施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法27選を参考にしてみてください。
ブラックを避けられる可能性が上がります。
※どの業界にもブラックっぽい企業は存在します。「施工管理は全部ブラック」というのは極論すぎるかなと…
体力が必要そう
施工管理は体力が必要な仕事です。
先ほどもふれたとおり、残業が多くなることもあるから。
極端に体力がない人には、ちょっとおすすめできません。
人手が足りてなさそう
くりかえしですが、施工管理は人材不足です。
理由は以下のとおり。
- リーマンショックで人材が減ったから
- ベテラン施工管理が引退しているから
- 若手の離職率が高いから
詳しくは、施工管理が人手不足の3つの理由【ホワイト企業は離職率が高くない】にまとめています。
意外と楽そう・見てるだけ?
結論、施工管理の仕事は楽でもないし、見てるだけでもありません。
先ほどもふれたとおり忙しいシーンもありますし、けっこうやることが多いです。
現場監督は暇じゃない【あんまり激務じゃない働き方も解説】も参考にどうぞ。
怒鳴ってそう
一部、怒鳴っている現場監督もいるかもしれませんが、一般的にはもっと静かな仕事です。
職人さんと連携して工事を進めるため、あまり怒鳴ってばかりだと職人さんに嫌われて工事が進みにくくなってしまうでしょう。
荒っぽい口調
中には荒っぽい口調の現場監督もいますが、普通の話し方をする人が多いです。
建設業界は荒っぽいイメージがあるかもしれませんが、今は普通になってきています。
一年目は怒られそう
たしかに、一年目は怒られることもあるでしょう。
でもそれは、どの仕事でも一緒です。
施工管理は現場の安全を守る仕事なので、どうしても厳しく怒られることもあります。
でもそれは、あなた自身の身を守ることでもあるし、現場で働く職人さんの命を守ることにつながっています。
事故が起きてしまってからでは遅いので、それを防ぐために厳しく怒られることがあると知っておきましょう。
ちなみに、新人の現場監督の仕事内容は、現場監督(施工管理)1年目の新人の仕事内容9選【未経験者は研修が命】を参考にどうぞ。
体育会系なの?
会社や現場によっては、体育会系っぽい感じもあります。
例えば、体育会系の職人さんが多い現場では、ちょっと体育会系に寄せた方が仕事がスムーズでしょう。
ですが、近年はそこまで体育会系ではなくなってきています。
肉体労働・ガテン系っぽい
基本的に、施工管理は工事をしません。
施工管理はあくまで現場の管理業務を行う仕事であり、工事は職人さんが行います。
詳しくは、基本は現場監督は作業してはいけない【作業を頼まれたときの答え方】を参考にどうぞ。
職人さんとケンカしてそう
稀ですが、現場監督と職人さんがケンカになることがあります。
例えば以下のようなケースですね。
- 些細な理由で喧嘩になる
- 現場監督が偉そうにして喧嘩になる
- 職人が偉そうにして喧嘩になる
- 「何もわかってねーくせに!」と職人がキレる
- 「じゃあお前がやってみろ!」と現場監督がキレる
詳しくは、現場監督と職人さんが喧嘩する5つのケース【イライラを減らす方法】にまとめています。
女性が少なそう
たしかに、女性の施工管理はまだまだ少ないです。
9割は男性と思っていいでしょう。
ですが、女性の施工管理で活躍している人が増えてきています。
最近は、施工管理の事務作業をサポートする「施工管理アシスタント」という仕事も誕生しており、女性が活躍しています。
施工管理アシスタントについては、施工管理アシスタントとは?仕事内容や志望動機のコツを解説を参考にどうぞ。
メンタルが強そう
たしかに、施工管理はある程度のメンタルの強さが必要です。
- 近隣のクレーム対応
- 職人さんから怒られる
- 期限が迫ってくるプレッシャー
極端にメンタルが弱い人には、ちょっとおすすめしにくい仕事です。
暑そう・寒そう
現場や季節によりますが、暑い・寒いがあります。
特に以下の工事は「暑い・寒い」がつきものです。
- 土木工事
- 建築工事
- 造園工事
- 電気工事
- 空調工事
これらの工事は空調がきいていないので、どうしても暑い・寒いがあります。
覚えることが多そう
たしかに覚えることは多いです。
施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説|未経験者向けでもふれていますが、施工管理の仕事は多岐に渡るから。
ですが、覚えることが多いのはどの仕事も一緒です。
1つ1つ仕事を覚えていきましょう。
施工管理の仕事を覚えるコツは、現場監督の仕事の覚え方7選【仕事に目標をもつと早く覚えられる】を参考にどうぞ。
コミュ力が必要そう
施工管理はコミュニケーション能力が必要な仕事です。
以下のような人たちと話すことがあるから。
- お客様
- 職人さん
- 関係会社
- 近隣住民など
そのため、まったくコミュニケーションがとれない人にはちょっと厳しい仕事です。
ちなみに、施工管理のコミュニケーションのコツは、施工管理が職人さんとうまくコミュニケーションを取る13のコツ!人間関係を良好にを参考にどうぞ。
リーダーシップが必要?
ある程度のリーダーシップは必要です。
施工管理は、リーダーとして現場を統括するから。
- 現場で職人さんに指示を出す
- 現場のスケジュールを管理する
- トラブル対応で指揮をとるなど
今までにリーダーシップを発揮したことがあるなら、やっていけるでしょう。
頭が良くないとできない仕事?
ある程度の頭の良さは必要です。
理由は以下のとおり。
- 資格取得に向けて勉強するから
- 仕事を覚えていく必要があるから
- 臨機応変に対応策を考えないといけないから
ただ、この辺は経験でカバーできることもあります。
興味があるなら、施工管理に挑戦するのは良いと思います。
責任が重そう
施工管理は責任を伴う仕事です。
- 会社の利益を確保する
- 現場の安全管理を任される
- 期限に間に合うように工事を指揮する
例えば商業施設の建設を担当する場合、もし工事が遅れてしまうと商業施設のスタートが遅れてしまい、お客様の利益が減ってしまいます。
そうした点でも、責任がある仕事といえるでしょう。
ただし、どんな仕事でも責任はつきものです。
この辺は施工管理に限った話ではありません。
勉強が必要なんでしょ?
勉強は必要です。理由は以下のとおり。
- 継続的に仕事を覚えていく必要があるから
- 施工管理技士などの資格試験に合格しないといけないから
ただし「まったく勉強しなくていい仕事」は、世の中に存在しません。
どんな仕事に転職するにしても、継続的な勉強は必要です。
飲み会がありそう
ときどき、以下の人たちと飲み会をすることもあります。
- 関係会社
- 職人さんなど
ただし、コロナもあったため飲み会自体が減っている傾向です。
出張が多そう
会社によっては出張があります。
特に大手だと全国各地に現場があるため、出張することがあるでしょう。
中には海外出張する会社もあります。
どうしても出張がイヤな場合は、以下の2つがおすすめです。
- 地域密着の中小企業に転職する
- 技術者派遣でエリアを限定してもらう
詳しくは、施工管理が転勤や出張なしで働く2つの方法【5つのデメリットあり】にまとめています。
AIに仕事を取られそう
AIツールである「ChatGPT」に聞いたところ、施工管理の仕事が完全になくなることは考えにくいという答えが返ってきました。
理由は、人間しかできない業務が多いからです。
具体的には、以下の仕事は人間の施工管理にしかできないでしょう。
- 職人さんとの信頼関係作り
- 現場のトラブル対応
- 近隣への挨拶など
そのため、施工管理の仕事がAIに取られるのは現実的ではなさそうです。
詳しくは、AIに「現場監督はなくなる?」と聞いたら未来の働き方が見えてきたにまとめています。
かっこいい・モテそう
もちろん人によりますが、かっこよくてモテる現場監督はいます。
理由は以下のとおり。
- 男らしいイメージがあるから
- 「現場監督」という響きがかっこいいから
- 稼いでそうなイメージがあるから
詳しくは、現場監督がモテる理由3選【どうすればさらにモテるのか?】にまとめています。
お客様から感謝されそう
現場によっては、お客様から直接感謝されることがあります。
特に感謝されやすいのは以下のジャンルです。
- 新築の戸建
- リフォーム
- 個人店舗の新築とリフォーム
お客様から直接感謝されたい人にも、施工管理はおすすめです。
工事が終わったときの達成感が大きそう
無事に工事が終わったときの達成感は、ちょっと他では味わえません。
工事によって「地図に残る仕事」ができるので、大きなやりがいがあります。
仕事の達成感・やりがいがほしい人にも、施工管理はおすすめです。
詳しくは、施工管理(現場監督)のやりがいや魅力9選【未経験から始める方法】を参考にどうぞ。
施工管理(現場監督)のメリット・デメリットまとめ

まとめると、施工管理(現場監督)のメリット・デメリットは以下のとおりです。
転職する前にチェックしておきましょう。
メリット | 平均年収が高め
将来性が高い 女性も増えてきている 未経験からでも挑戦できる 意外と楽なこともある ITシステムが進化していて仕事をしやすい 資格を取得すると年収が上がりやすい 手に職がつく 建設物が完成したときに達成感が大きい お客様に直接感謝してもらえる |
デメリット | 忙しいときがある
体育会系っぽい現場もある 残業が多い 休日が少ない 体力的にきつい 危険な業務もある 職人さんに怒られることがある 仕事をしながら資格の勉強をするのが大変 |
詳しくは、施工管理のメリット10選をわかりやすく解説【8つのデメリットあり】にまとめています。
施工管理(現場監督)に向いている人・向いてない人の違い


向いてるならやってみようかな…
施工管理(現場監督)に向いている人・向いてない人の違いは以下のとおりです。
いくつ当てはまるかチェックしてみましょう。
向いている人 | コミュニケーション能力がある
リーダーシップがある チームワークを活かせる マネジメント能力がある スケジュール調整能力がある リスク管理できる 体力がある 臨機応変に対応できる マルチタスクができる 交渉力がある 気配りができる 細かいことに気がつく 元気よく話せる、元気よくあいさつと返事ができる 年上に好かれる・かわいがられる 初対面の人と仲良くできる 説明がわかりやすい 自分の意見を言える 仕事が丁寧 整理整頓できる 細かい仕事ができる 算数ができる 勉強し続けられる 体育会系 メンタルが強め 理不尽なことや嫌なことがあってもすぐ立ち直れる 健康体 タバコの煙に抵抗がない お酒が飲める 下ネタにあまり抵抗がない 建設やモノづくりが好き 向上心・チャレンジ精神がある |
向いてない人 | コミュニケーション能力がまったくない
リーダーシップがまったくない チームワークをまったく活かせない マネジメント力がまったくない スケジュール管理がまったくできない リスクの感覚がまったくない 想定外のことが起きるとパニックになる マルチタスクがまったくできない 交渉力がまったくない 気配りができず、空気が読めない 細かいことにまったく気づけない まったく元気がない 年上に嫌われる 初対面の人とまったく話せない 説明がすごくわかりにくい 自分の意見をまったく言えない 仕事が雑 まったく整理整頓できない 細かい仕事はまったくできない 算数がものすごく苦手 一切勉強したくない 体力がまったくない 体育会系の人は拒否反応がでる メンタルがすごく弱い 理不尽なことや嫌なことは一切たえられない 健康に問題がある タバコの煙をすうと体調が崩れる お酒の匂いをかぐのもダメ 下ネタは絶対NG 建設やモノづくりにまったく興味がない 向上心やチャレンジ精神がまったくない |
各項目の詳細は、施工管理に向いている人の特徴31選|向いてない人の特徴も解説にまとめています。
転職前の適性診断にどうぞ。
未経験で施工管理(現場監督)に転職するとき失敗しないコツ


でも未経験だから転職に失敗しないか不安…
うっかり変な会社に転職しちゃったらどうしよう…
未経験から施工管理(現場監督)に転職するとき失敗しないコツは、以下の9STEPです。
- 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
- 未経験者OKの求人情報に絞る
- 転勤の有無をチェックする
- 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
- 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
- ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
- 型に沿って志望動機を作る
- 型に沿って自己PRを作る
- 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく
詳しくは、未経験から施工管理に転職するとき失敗しない9ステップ|不安を減らせるにまとめています。
転職に失敗しないためにも、転職活動を始める前に読んでみてください。
ワット・コンサルティングでも未経験者さんを募集中
冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングは施工管理の技術者派遣の会社です。
未経験から施工管理になりたい人を募集しています。

技術者派遣とは、派遣会社の正社員で雇用されて、他社の現場で働くスタイルです。

※技術者派遣の詳細は、施工管理の派遣で働く14のメリットと6つのデメリット|やめとけと言われる理由にまとめています。
私たちワット・コンサルティングの強みは以下の6つです。
- 定着率83.2%(業界平均は約70%)
- 未経験者の採用率80%
- 累計1500名の未経験者を育成
- 優良派遣事業者に認定されている
- 社会保険完備+資格取得奨励金あり
- 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)
特に研修が充実しているため「しっかりと基礎を学んでから働きたい!」という人に合っていると思います。
転職活動の参考にしてみてください。
まとめ:施工管理(現場監督)の実態を知って転職しよう

最後にもう一度、施工管理(現場監督)でよくあるイメージと実態をまとめておきます。
イメージ | 実態 |
経験者しかできなそう | 未経験者でもできる |
年収が高そう | たしかに年収は高め |
手に職がつきそう | たしかに手に職がつく |
理系の仕事っぽい | 文系OK |
大卒の仕事っぽい | 高卒・専門卒もOK |
資格が必要そう | 無資格でも転職できる |
きつい・大変そう | たしかにきつい・大変 |
3Kなの? | 3Kの側面はある |
残業が多そう | 残業が多い現場もある |
休みが少なそう | 休みが少ない現場もある |
忙しいんでしょ? | 現場によっては忙しい |
ブラックっぽい | ブラックもあるがホワイトに近い会社もある |
体力が必要そう | ある程度の体力は必要 |
人手が足りてなさそう | たしかに人手不足 |
意外と楽そう・見てるだけ? | 楽な仕事ではない |
怒鳴ってそう | 怒鳴る人は少ない |
荒っぽい口調 | 普通の話し方をする人が多い |
一年目は怒られそう | たしかに怒られやすい |
体育会系なの? | すべてが体育会系ではない |
肉体労働・ガテン系っぽい | 施工管理はあくまで管理業務 |
職人さんとケンカしてそう | 稀にケンカする人もいる |
女性が少なそう | 女性は少ないが活躍している |
メンタルが強そう | ある程度のメンタルの強さは必要 |
暑そう・寒そう | 暑い・寒い現場はある |
覚えることが多そう | 覚えることは多い |
コミュ力が必要そう | コミュ力は必要 |
リーダーシップが必要? | ある程度のリーダーシップは必要 |
頭が良くないとできない仕事? | ある程度の頭の良さはあった方がいいが経験でカバーできる面もある |
責任が重そう | 責任ある仕事 |
勉強が必要なんでしょ? | 勉強は必要 |
飲み会がありそう | 減っているが飲み会はある |
出張が多そう | 出張がない会社もある |
AIに仕事を取られそう | 施工管理が完全になくなるのは考えにくい |
かっこいい・モテそう | 人によるがカッコよくてモテる現場監督もいる |
お客様から感謝されそう | お客様から感謝されることがある |
工事が終わったときの達成感が大きそう | 大きな達成感・やりがいがある |
施工管理に転職を考える人は、以下の9STEPで転職活動を進めてみてください。
- 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
- 未経験者OKの求人情報に絞る
- 転勤の有無をチェックする
- 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
- 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
- ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
- 型に沿って志望動機を作る
- 型に沿って自己PRを作る
- 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく
詳しくは、未経験から施工管理に転職するとき失敗しない9ステップ|不安を減らせるにまとめています。
また、くりかえしですが、ワット・コンサルティングでも未経験から施工管理になりたい人を募集しています。
転職活動の参考にしてみてください。
あなたの転職活動の参考になればうれしいです!