世界の超高層ビルTOP10ランキングをご紹介します(^^)!
ちなみに、日本でもっとも高いビルは大阪の「あべのハルカス」で、高さは300mです。
※日本は地震の問題があり、あまり高いビルを建てられません。
海外には、あべのハルカスの2倍以上の高さの超高層ビルもあります。
海外の超高層ビルをTOP10ランキング形式にしてみました(^^)
※ちなみに、東京スカイツリーは634mですが、ビルではないので除外しています。
それでは、さっそく見ていきましょう(^^)
目次
1位 ブルジュ・ハリファ 828m
世界一の超高層ビルは、ドバイにあるブルジュ・ハリファです。
なんと、206階建てです。
39階まではアルマーニホテル、43階にスカイロビー、44~72階と77~108階が居住区、124階が屋外展望台、111~121階と125~135階と139~154階がオフィスとなっています。
基礎は鉄筋コンクリートです。
使用したコンクリートは45000㎥以上で、鉄筋を含めると110000トン以上のコンクリートです。
建築に関わった作業員の数は2200万人にもなります。
建築費用は約15億ドルだそうです。
ここまで超高層ビルになるとエレベーターも気になるところです。
エレベーターはオーティス社で、エレベーターの時速は35.4kmで、最上階到着まで82秒となっています。
2位 上海中心 632m
引用元:youtube「Shanghai Tower 上海中心大厦」
世界第2位の超高層ビルは、中国上海にある上海中心です。
2008年に着工し、2016年に完成しています。
最上階は127階です。
ねじりながら上がっていく独特のデザインですね。
上海中心の最速エレベーターは三菱電機のものです。
時速64.8kmのスピードで上がり、地下2階から119階まで53秒で到達します。
3位 アブラージュ・アル・ベイト・タワーズホテル棟 601m
引用元:youtube「Worlds Biggest | Clock | Makkah Royal Clock Tower Hotel | Abraj Al Bait Towers|Mall Mecca」
第3位はサウジアラビアのメッカにある、アブラージュ・アル・ベイト・タワーズのホテル棟で601mです。
アブラージュ・アル・ベイト・タワーズは床面積が世界一で、約150万㎡です。
また、総工費も世界一で約150億ドルです。
※世界一高い、ドバイのブルジュ・ハリファの総工費の約10倍です。
時計台としても世界一で、約200万個のLEDが使われています。
アブラージュ・アル・ベイト・モールという巨大ショッピングモールも中に入っており、大変多くの人が訪れます。
4位 平安国際金融中心 600m
平安国際金融中心は中国広東省深圳にある超高層ビルです。
第3位のアブラージュ・アル・ベイト・タワーズホテル棟に、わずか1m及ばず第4位です。
中国第2位の生命保険会社である中国平安保険の本社ビルです。
建設工事開始当時は660mになる予定でしたが、航空機の妨げになるとして600mになりました。
2009年に着工して2016年に完成しています。
総工費は6億7800万ドルです。
エレベーターは日立と東芝で、エレベーターの時速は35.4kmです。
最上階到着まで約49秒です。
5位 高銀金融117 597m
高銀金融117は、別名「Goldin Finance 117」「中国117大厦(China 117 Tower)」とも呼ばれる、597m・117階建ての超高層ビルです。
2018年に完成する予定でしたが、不動産市況が悪化したことを受けて工事が進んでおらず、現在も完成の時期がわかっていません。
完成が楽しみな超高層ビルの1つです。
6位 第2ロッテワールドタワー 555m
第2ロッテワールドタワーは大韓民国のソウル特別市松坡区にあり、555m・123階の超高層ビルです。
2000年に着工して、2017年に完成しています。
第2ロッテワールドタワーは、数々の問題が指摘されています。
2012年にはコアのコンクリート部分に複数の亀裂が見つかっていますし、2014年には地下部分に大規模な亀裂が発生しています。
エレベーターが複数回にわたって停止する事故も起きています。※人が閉じ込められたことも…。
何かとメディアを騒がせている超高層ビルでもあります。
7位 1ワールドトレードセンター 541m
1ワールドトレードセンターはアメリカニューヨークにある超高層ビルで、541mです。
アメリカの独立の年1776年にちなんで、1776フィート(約541m)の高さになりました。
9.11のテロによって崩壊したワールドトレードセンター跡地に建てられました。
2004年から着工して、完成は2014年です。
工事中に地下から9.11テロ犠牲者の遺骨がたびたび発見されたことでなかなか工事が進まなかったことや、2008年に起きたリーマンショックも工期を遅れさせましたが、10年の歳月をかけて完成しました。
8位 周大福金融中心(広州東塔) 530m
引用元:youtube「Guangzhou CTF Finance Center Video」
周大福金融中心(広州東塔)は中国広東省広州市にある超高層ビルで、530m・111階建てです。
別名「CTF金融センター」とも言います。
香港に本部があるコングロマリット、周大福が建築主で、周大福の英語名「Chow Tai Fook」の頭文字をとって「CFT」と呼ばれます。
2010年に着工、2016年に完成しています。
9位 ウィリス・タワー(旧シアーズ・タワー) 527.3m
引用元:youtube「Willis Tower Skydeck」
ウィリス・タワー(旧シアーズ・タワー)はアメリカシカゴにある超高層ビルで、527.3m・110階建てです。
ニューヨークの1ワールドトレードセンターが完成するまでは、アメリカ1の高さを誇っていました。
9本の長さの違う四角柱を3×3で組み合わせたような造りをしています。
103階に「スカイデッキ・シカゴ」という展望室があり、眺めは最高です。
※エレベーターで1分くらいで展望室まで上がれます。
築年数は古く、1970年着工、1973年に完成しています。
10位 台北101 509m
引用元:youtube「台北101辦公大樓介紹 TAIPEI 101 Tower」
台北101をご存知の人も多いと思います。
台湾にある超高層ビルで、地上509mです。
階数は101階で、「台北101」という名称は階数からきています。
ちなみに、台北101の施工は日本のゼネコンである熊谷組が手掛けています。
1998年着工で、2004年に完成しています。
段々重ねの独特な外観は「竹」をイメージして造られています。
逆さにした台形が8つ重なる形になっていますが、中国では「8」は縁起の良い数字とされているためです。
巨大な8本の杭が地下30mまで入っており、高層ビルでありながら安定性は抜群です。
また、風によるビルの揺れを軽減するため、巨大なTMD(チューンドマスダンパー)が建物上部に設置されています。
ちなみに、エレベーターは東芝エレベータ製で、時速60.6kmの速さで1階から89階の展望台まで39秒で到着します。
この記録は、エレベーターの世界最速記録として2004年にギネスブックに認定されています。
※現在は上海中心のエレベーターが最速です。
台北101では、毎年5月には、1階から展望デッキ91階までの2046段の階段を駆け上がる「台北101國際登高賽」レースが開催されています。
なんとも愉快なレースですよね(^^)
まとめ
いかがでしたか(^^)?
現在はドバイのブルジュ・ハリファはダントツの1位ですね。
また、中国には超高層ビルが多いことも特徴です。
今後、ブルジュ・ハリファを抜くような超高層ビルができるのか?
注目です(^^)!
ちなみに、日本国内の高層ビルTOP10を、
日本の高層ビルTOP10ランキングにまとめたので、読んでみてください(^^)