できれば喧嘩はしたくないから、イライラを解消する方法も知りたい。
あと、現場の喧嘩を早く終わらせる方法も知りたいな。
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 現場監督と職人が喧嘩するケースがわかる
- イライラしないで喧嘩をしない方法がわかる
- 現場の喧嘩を早く終わらせる方法がわかる
現場監督と職人さんが喧嘩をしてしまうことがありますよね。
張り詰めた緊張感が続くと、相手にイライラしてしまうことがあるものです。
ただ、喧嘩が勃発してしまうと仕事もやりにくいので、起きない方が良いです。
この記事では、現場監督と職人さんが喧嘩しやすいケースと、イライラしない方法を解説します。
また、現場で喧嘩が起きてしまったときの仲裁方法も解説。
喧嘩なく、スムーズに現場を進める参考にしてみてください。
参考記事
ちなみに、施工管理の仕事内容の全体像については、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説にまとめています。
この記事の監修者
施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。
- 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
- 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
- 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号
目次
現場監督と職人さんが喧嘩する5つのケース
現場監督と職人さんが喧嘩するケースは、例えば下記の5つがありますね。
- 些細な理由で喧嘩になる
- 現場監督が偉そうにして喧嘩になる
- 職人が偉そうにして喧嘩になる
- 「何もわかってねーくせに!」と職人がキレる
- 「じゃあお前がやってみろ!」と現場監督がキレる
1つずつ解説しますね。
①些細な理由で喧嘩になる
実は、けっこう些細なことで喧嘩になったりします。
日頃からストレスでイライラしており、それが些細なことをきっかけに爆発するから。
例えば、下記のようなことでも喧嘩になったりします。
- タメ口を叩かれた
- 無視された
- いきすぎた冗談
他人から見ると「そんなことで?」と思いますが、人の怒りの感情ってそんなものですよね。
②現場監督が偉そうにして喧嘩になる
現場監督が職人さんに偉そうな態度をとると、喧嘩になることも。
職人さんからしたら、理不尽ですからね。
特に、年下の現場監督から命令口調で言われると、キレる職人さんも。
現場監督も職人も、どちらが偉いということはありません。
同じチームとして、敬意をもって接しましょう。
③職人さんが偉そうにして喧嘩になる
反対に、職人さんが現場監督に偉そうな態度を取って、喧嘩になることもあります。
現場監督も我慢してるので、怒りが爆発するイメージ。
例えば、下記のようなケースは喧嘩になりやすいです。
- 現場監督の指示に従わない
- 返事をしない
- 聞こえる声で悪口を言う
現場監督も人間なので、キレてしまう人もいます。
④「何もわかってねーくせに!」と職人がキレる
現場監督にあれこれ指示されると、キレる職人さんもいます。
なぜなら「何もわかってねーくせに!」と思うから。
現場監督が細かい技術面を知ってるわけではないので、「お前に何がわかる!」と怒り出してしまう感じです。
そもそも職人さんと現場監督は、仕事が違います。
ここは理解が必要なところ。
⑤「じゃあお前がやってみろ!」と現場監督がキレる
職人さんが文句を言うと、現場監督がキレることも。
現場監督からしたら「じゃあお前がやってみろ!」と思うから。
「俺たちはやることが多いんだ!」というストレスから、キレてしまう感じです。
繰り返しですが、現場監督と職人さんはそもそも仕事が違います。
ここはお互いの理解が必要。
殴り合いの喧嘩に発展することも
喧嘩がエスカレートしてしまうと、殴り合いの喧嘩になってしまうこともあります。
殴り合いの喧嘩は、下記の理由から絶対NG。
- 暴力は絶対にダメだから
- 傷害事件になってしまうから
- 工事が止まってしまうから
度が過ぎて、相手の首をしめる人もいたりするので、とても危険です。
絶対に暴力にに発展させてはいけません。
現場監督が職人さんにイライラしにくい3つの方法【喧嘩が起きない】
結論、イライラをうまくかわしましょう。
怒りを沈められれば、喧嘩にならないから。
イライラを沈める方法は下記の3つです。
- 深呼吸する
- 目を閉じて6秒数える
- コンビニでサバ缶を買って食べる
1つずつ解説しますね。
①深呼吸する
深呼吸するだけで、怒りを抑えられるから。
怒りを感じるときは、交感神経が働いて戦闘モードになっています。
ですが、深呼吸をすることで副交感神経が優位になり、戦闘モードを沈めてくれます。
理論的に考えられるようになるので、深呼吸は必須。
喧嘩ではなく、話し合いで解決にもち込めます。
②目を閉じて6秒数える
理由は、アドレナリンの分泌が抑えられて、冷静になれるから。
怒りのコントロールスキルである「アンガーマネジメント」で、よく使われる方法です。
人間が怒りを感じてからアドレナリンが分泌されるのは、約6秒後。
その6秒後に目を閉じて冷静になれば、怒らずに済みます。
結論、喧嘩しないで済むのでやってみましょう。
③コンビニでサバ缶を買って食べる
お昼ご飯に、コンビニでサバ缶を買って食べましょう。
青魚の油に含まれる「EPA」という成分が、イライラを抑えてくれるから。
メンタルのコントロールは非常に難しいので、食べ物でコントロールする感覚です。
この辺は、メンタリストDaiGoさんのYoutubeが参考になるので、見てみてください。
現場監督と職人さんの喧嘩を早く終わらせる方法【仲裁編】
喧嘩はどうやって仲裁したらいいの?
喧嘩の仲裁をするときは、長期的な視点で考えさせるのがコツ。
長期的に考えれば、喧嘩はしない方がいいとわかるから。
- この喧嘩をすることで、長期的には現場にどう影響が出る?
- この喧嘩をすることで、長期的にはあなたにどんな影響が出る?
と考えてもらいましょう。
子供じゃないので、冷静に考えられるはず。
この辺も、メンタリストDaiGoさんのYoutubeがかなり参考になります。
お互いに冷静な判断をさせるためにも、長期的な視点を与えましょう。
まとめ:現場監督と職人さんの喧嘩は起こりやすいので対策すべし
最後にもう一度、現場監督と職人さんが喧嘩になる、5つのケースをまとめておきます。
- 些細な理由で喧嘩になる
- 現場監督が偉そうにして喧嘩になる
- 職人が偉そうにして喧嘩になる
- 「何もわかってねーくせに!」と職人がキレる
- 「じゃあお前がやってみろ!」と現場監督がキレる
イライラを抑える方法は、下記の3つが有効です。
- 深呼吸する
- 目を閉じて6秒数える
- コンビニでサバ缶を買って食べる
他の現場監督と職人さんが喧嘩を始めたら、長期的な視点を与えて冷静に考えてもらいましょう。
喧嘩をするメリットはほぼないので、冷静になってもらえば、だいたいの喧嘩は終わります。
あなたの仕事の参考になればうれしいです。
結論、あまり喧嘩せず、円滑に現場を進めていきましょう!