20代の施工管理・現場監督の平均年収!給料を上げていく4つの方法

20代の施工管理・現場監督の平均年収!給料を上げていく4つの方法
考える男性
考える男性

20代の施工管理の年収を知りたいな。

未経験から転職を考えてるんだけど、どれくらい稼げるの?

経験を積んでいけば年収は上がるの?

あと、年収アップするコツも知りたいな。

こういった疑問に答える記事です。

この記事でわかること

  • 20代の施工管理・現場監督の平均年収や給料
  • 年齢や会社規模別の施工管理の年収の違い
  • 施工管理は今後も安定して稼げるのか?
  • 施工管理が年収を上げる4つの方法
  • あなたが施工管理に向いているかチェック
  • 20代×未経験から施工管理への転職に失敗しないコツ9ステップ

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。

20代×未経験で施工管理に就職・転職したい人を募集しています。

結論、きちんとスキルアップしていけば、施工管理は20代でも稼げる仕事です。

事実、20代で年収500万円以上を稼ぐ人もいます。

施工管理の魅力

経験を積んだり、資格を取得したり、大手に転職すれば年収1000万円も夢ではありません。

さらに、今後の仕事も豊富にあるため、長く安定して稼げる仕事です。

この記事を読むことで、就職・転職に失敗しないコツもわかります。

手に職をつけて、安定して稼ぎたい人は最後まで読んでみてください!

この記事の監修者

株式会社ワット・コンサルティング

施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。

  • 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
  • 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
  • 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号

目次

20代の施工管理・現場監督の平均年収や給料|手取りも紹介

結論、20代の施工管理の平均年収は以下のとおりです。

20代の施工管理の平均年収

  • 額面:371万円
  • 手取り:309万円

各種求人サイトに掲載されている施工管理の平均年収データと、厚生労働省の賃金構造基本統計調査から算出しました。

ちなみに賃金構造基本統計調査によると、全業種の20代の平均年収は「365万円」です。

そのため、20代の施工管理は業種全体から見ても年収が高いといえます。

20代でも施工管理の給料が高い理由

考える男性
考える男性

なんで施工管理は給料が高いの?

主な理由は以下の3つです。

施工管理の給料が高い理由

  1. 技術職だから
  2. 人手不足だから
  3. 残業が多いから

施工管理は、工事現場の監督業務を行う仕事です。

スキルや知識が必要な技術職なので、給料が高めに設定されています。

※施工管理の仕事内容は、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説|未経験者向けにまとめています。

また、施工管理は人手不足なので、1人あたりの給料が多く割り当てられて年収が高くなりやすいです。

注意点

ただし、人手不足がゆえに残業も多い傾向です。

施工管理の残業については後述します。

他業界の20代と施工管理の年収比較

考える男性
考える男性

他の業界と比べると、施工管理の年収は高いの?

賃金構造基本統計調査によると、他業界との20代の年収比較は以下のとおりです。

業界・職種20代の平均年収
インフラ業界432万円
鉱業・採石業・砂利採取業430万円
金融業・保険業385万円
不動産業385万円
IT業界384万円
運輸業377万円
医療・福祉372万円
施工管理371万円
製造業364万円
卸売・小売業354万円
教育業325万円
娯楽業302万円
宿泊業・飲食サービス業301万円

年収が高いといわれるインフラ業界やIT業界、さらに資格が必要な医療業界などに比べると年収は低い傾向です。

ですが、業界全体で見ると決して年収は低くないといえるでしょう。

20代で年収500万円を稼ぐ施工管理もいる

考える男性
考える男性

施工管理より稼げる業界があるんだね…

と思うかもしれませんが、20代の施工管理の中には年収500万円以上を稼ぐ人もいます。

年収が高い20代の施工管理の特徴は、以下のとおりです。

年収が高い20代の施工管理の特徴

  • 残業代で稼いでいる
  • 大手に就職している

中には、残業代だけで月20万円近く稼ぐ人もいます。

また、後述しますが、建設業界は大手ほど年収が高い傾向です。

そのため、上記2つに該当する20代の施工管理の年収は高めです。

考える男性
考える男性

大手に就職するには学歴が必要でしょ?

たしかに高学歴の方が大手に就職しやすいです。

ですが、施工管理は技術職なので、まずは中小企業で経験を積んで、施工管理技士などの資格を取得すると、大手に転職できる可能性があります。

詳しくは「施工管理が年収を上げる4つの方法」で後述します。

施工管理は長時間労働のブラック?

考える男性
考える男性

残業代で稼ぐってことは、施工管理はやっぱり長時間労働のブラックなの?

と不安になる人もいるでしょう。

たしかに、施工管理は残業が長めです。

国土交通省の令和2年のデータによると、建設業界の年間残業時間は「1985時間」と長くなっています。

建設業を取り巻く現状と課題

出典:国土交通省|建設業を取り巻く現状と課題

ただし、2024年から残業規制が始まるため、今後は過度な残業がなくなるでしょう。

一億総活躍社会の実現に向けて

出典:厚生労働省|働き方改革~一億総活躍社会の実現に向けて~

2024年から始まる建設業界の残業規制については、2024年に建設業でも36協定が適用され残業規制【給料は減るのか】に詳しくまとめています。

施工管理にもホワイト企業はある

考える男性
考える男性

残業規制が始まるっていっても、基本的には残業が多いんでしょ…?

安心してほしいのですが、残業が少ない会社もあります。

建設業界の働き方改革をいち早く実行して、ホワイト企業化しているところが徐々に増えています。

ホワイトな施工管理で働くコツは、施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法27選にまとめたので、ワークライフバランスを重視する人はチェックしてみてください。

【参考】20代施工管理の年収の声

参考までに、20代施工管理の年収について、X(旧Twitter)の声をまとめておきます。

施工管理の年収の違い

ここからは、以下の項目で施工管理の年収の違いを解説していきます。

施工管理の年収の違い

  • 年齢別の年収
  • 経験年数別の年収
  • 会社規模別の年収
  • 役職別の年収
  • 資格の有無による年収の違い
  • 施工管理の種類別の年収
  • 就職する地域別の年収
  • 男女別の年収
  • 最終学歴別の年収
  • 雇用形態別の年収

「施工管理に就職したらどれくらい稼げるのか?」のイメージにしてみてください。

※各種求人サイトに掲載されている施工管理の平均年収データと、厚生労働省の賃金構造基本統計調査から算出しています。

年齢別の年収

年齢別の施工管理の年収は以下のとおりです。

年齢年収
20代額面:371万円
手取り:309万円
30代額面:492万円
手取り:404万円
40代額面:545万円
手取り:448万円
50代額面:613万円
手取り:498万円
60代額面:441万円
手取り:364万円

50代に年収のピークがきて、60代からは減少していく傾向です。

20代からきちんとスキルアップしていけば、年収が上がっていく仕事です。

経験年数別の年収|施工管理未経験者の年収は?

続いて、経験年数別の年収は以下のとおりです。

経験年数(勤続年数)年収
0年284万円
1〜2年338万円
3〜4年391万円
5〜9年431万円
10〜14年491万円
15〜19年538万円
20〜24年566万円
25〜29年643万円
30年以上657万円

施工管理は技術職なので、経験年数が長くなるほどスキルを評価されて年収が上がります。

ちなみに、未経験者の初年度の年収は300万円前後でしょう。

会社規模別の年収

続いて、会社規模別の年収は以下のとおりです。

会社の規模(従業員数)年収
ゼネコンなど大企業(1000人以上)654万円
中企業(100〜999人)548万円
小企業(10〜99人)434万円

会社規模が大きいほど年収が高い傾向です。

前述のとおり、いきなり大手に就職できない場合は、中小企業で経験を積んでから大手に転職を狙いましょう。

スーパーゼネコンの施工管理の年収が高い理由

建設業界の最大手は「スーパーゼネコン」といわれる以下の5社です。

会社名平均年収
鹿島建設11,635,162円
清水建設9,716,000円
大成建設9,929,480円
大林組10,315,515円
竹中工務店10,095,686円

スーパーゼネコンの年収が高い主な理由は、以下の2つです。

スーパーゼネコンの年収が高い理由

  1. 元請工事が多い
  2. 工事規模が大きい

お客様から直接、大規模な工事を請けるため年収が高めです。

役職別の年収

続いて、役職別の年収は以下のとおりです。

役職年収
役職なし425万円
職長級534万円
係長級604万円
課長級703万円
部長級805万円

当然ですが、役職が上がるほど年収は上がります。

経験を積んで、施工管理技士などの資格を取得して昇進していきましょう。

資格の有無による年収の違い

施工管理の国家資格には「施工管理技士」があります。

施工管理技士を取得すると、現場に配置が必要な責任者になれるため、重宝されて年収が上がる傾向です。

会社によりますが、施工管理技士を取得すると年収が50万円くらい上がります。

年収アップの内訳

  • 昇給
  • 資格手当
  • ボーナスなど

考える男性
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施工管理技士を取得してから就職した方がいいの?

と思うかもしれませんが、施工管理技士は実務経験がないと受験できません。

そのため、まずは未経験で就職して実務経験を積んでいきましょう。

施工管理技士の詳細は、施工管理技士試験の難易度や資格の種類!各試験の難しい順も解説にまとめています。

施工管理の種類別の年収

一口に「施工管理」といっても、大きく分けて以下の種類があります。

施工管理の種類

  • 建築施工管理
  • 土木施工管理
  • 造園施工管理
  • 内装施工管理
  • 管工事施工管理
  • 電気工事施工管理
  • 電気通信工事施工管理
  • プラント施工管理
  • リフォーム施工管理
  • 大規模修繕施工管理

大手転職サイトの求人情報より平均年収を計算したので、見ていきましょう。

建築施工管理の年収

建築施工管理の平均年収は「683万円」です。

仕事内容

住宅、ビル、マンション、商業施設などの建築工事の監督業務を行う仕事です。

土木施工管理の年収

土木施工管理の平均年収は「665万円」です。

仕事内容

橋、道路、ダム、空港、トンネルなど、地面の工事を担当します。

作業員さんたちをまとめて、現場の監督業務を行います。

土木施工管理の詳細は、土木施工管理のきついところ5選【できるだけキツくない会社の選び方】にまとめています。

造園施工管理の年収

造園施工管理の平均年収は「543万円」です。

仕事内容

造園施工管理は、庭園、公園、ゴルフ場などの工事管理を担当します。

仕事の詳細は、造園施工管理のきついところ6選【やりがいや魅力7選も解説します】を参考にどうぞ。

内装施工管理の年収

内装施工管理の平均年収は「530万円」です。

仕事内容

建物内の床、壁、天井などの工事の監督業務を担当します。

詳しくは、内装施工管理の仕事内容や年収相場|激務できついのかわかりますを参考にどうぞ。

管工事施工管理の年収

管工事施工管理の平均年収は「584万円」です。

仕事内容

給排水、空調、ガス設備工事の監督業務を行います。

管工事施工管理の詳細は、管工事施工管理のきついところ4選【他の施工管理との比較も紹介】を参考にどうぞ。

電気工事施工管理の年収

電気工事施工管理の平均年収は「562万円」です。

仕事内容

照明、配電設備、発電設備、送電設備などの工事の監督業務を行います。

詳しくは、電気工事の現場監督(施工管理)の仕事内容や給料【未経験の会社選び】にまとめています。

電気通信工事施工管理の年収

電気通信工事施工管理の平均年収は「602万円」です。

仕事内容

電話、テレビ、インターネットなどの通信設備工事の監督業務を行います。

詳しくは、未経験で通信設備の施工管理に転職するときのコツ3選【失敗を防ぐ】を参考にどうぞ。

プラント施工管理の年収

プラント施工管理の平均年収は「574万円」です。

プラント施工管理の特徴

工場や発電所などの建設工事の監督業務を担当します。

大手だと海外のプラントを担当することもあり、年収1000万円を超える人が多いです。

プラント施工管理の詳細は、プラント施工管理とは?激務・きついといわれる4つの理由も解説にまとめています。

リフォーム施工管理の年収

リフォーム施工管理の平均年収は「535万円」です。

仕事内容

住居や店舗などのリフォーム工事の監督業務を担当します。

詳細は、リフォームの施工管理の仕事内容【楽しいところときついところも解説】を参考にどうぞ。

大規模修繕施工管理の年収

大規模修繕施工管理の平均年収は「625万円」です。

仕事内容

ビルやマンションの修繕工事の監督業務を行います。

特に外壁塗装や屋上の防水工事が多いです。

詳しくは、マンション大規模修繕工事の施工管理の進め方【おすすめ資格5選】にまとめています。

施工管理の年収ランキング

施工管理の種類別の年収ランキングは以下のとおりです。

ただし、勤務する会社や残業時間によって年収は大きく変わるので、あくまでも目安にしてください。

ランキング種類年収
1位建築施工管理683万円
2位土木施工管理665万円
3位大規模修繕の施工管理625万円
4位電気通信工事施工管理602万円
5位管工事施工管理584万円
6位プラント施工管理574万円
7位電気工事施工管理562万円
8位造園施工管理543万円
9位リフォーム施工管理535万円
10位内装施工管理530万円

就職する地域別の年収

続いて、都道府県別の施工管理の平均年収は以下のとおりです。

都道府県年収
北海道416万円
青森356万円
岩手396万円
宮城505万円
秋田455万円
山形403万円
福島418万円
茨城496万円
栃木444万円
群馬488万円
埼玉504万円
千葉510万円
東京588万円
神奈川510万円
新潟400万円
富山487万円
石川507万円
福井476万円
山梨456万円
長野439万円
岐阜497万円
静岡417万円
愛知516万円
三重512万円
滋賀468万円
京都440万円
大阪589万円
兵庫530万円
奈良611万円
和歌山508万円
鳥取415万円
島根405万円
岡山477万円
広島498万円
山口398万円
徳島464万円
香川534万円
愛媛430万円
高知434万円
福岡567万円
佐賀415万円
長崎376万円
熊本472万円
大分447万円
宮崎411万円
鹿児島362万円
沖縄385万円

やはり、東京・大阪・愛知など都市部の施工管理の方が年収が高めです。

男女別の年収

男女別の施工管理の平均年収は以下のとおりです。

施工管理の男女別の平均年収

  • 男性:526万円
  • 女性:354万円

ただし、女性の施工管理でも稼いでいる人はいます。

施工管理になる女性が増えているため、今後は女性の平均年収も上がっていくでしょう。

女性の施工管理については、施工管理は未経験の女性でも始められる【施工管理サポートもあり】に詳しくまとめています。

最終学歴別の年収|高卒の施工管理も稼げる?

続いて、最終学歴別の平均年収は以下のとおりです。

最終学歴年収
高校450万円
専門学校488万円
高専・短大486万円
大学596万円
大学院777万円

基本的には高学歴ほど年収が高い傾向です。

ですが、施工管理は技術職なので、高卒でもたくさん稼ぐ人はいます。

くりかえしですが、きちんとスキルアップして施工管理技士を取得すれば、学歴に関係なく稼げる仕事です。

ちなみに高卒の施工管理については、高卒でも施工管理に転職は可能【年収アップできるし手に職もつく】に詳しくまとめています。

雇用形態別の年収

続いて、雇用形態別の平均年収は以下のとおりです。

雇用形態別の年収

  • 正社員:514万円
  • 非正規:348万円

やはり、正社員の施工管理の方が年収が高いです。

ただし、正規と非正規の収入差をなくす「同一労働同一賃金」が始まったため、今後は非正規の人でも稼ぎやすくなるかもしれません。

詳しくは、2024年問題!建設業界の働き方改革12選|無理といわれる理由にまとめています。

派遣の施工管理でも正社員と同じくらい稼ぐ人がいる

考える男性
考える男性

施工管理って派遣もあるんでしょ?

派遣の施工管理は稼げるの?

「派遣=給料が低い」と思われがちですが、派遣の施工管理は年収が高い傾向です。

理由は以下のとおり。

派遣の施工管理の年収が高い理由

  • 技術職だから
  • 施工管理が不足しているから

派遣で年収1000万円を稼ぐ施工管理もいます。

派遣の施工管理の給料相場については、派遣の現場監督の給料相場【安定性や将来性もあまり問題ないと思う】を参考にどうぞ。

ちなみに、派遣の施工管理のメリットは以下のとおりです。

派遣の施工管理のメリット

  • 正社員で働ける
  • 他業界の派遣より時給が高め
  • 施工管理が未経験でも採用されやすい
  • サービス残業やサービス休日出勤がない
  • 仕事を選べることがある
  • ゼネコン・大手に転職する人もいる
  • 多くの現場を経験できてスキルアップできる
  • 施工管理のフリーランスのような働き方ができる

派遣のメリットの詳細は、施工管理の派遣で働く14のメリットと6つのデメリット|やめとけと言われる理由にまとめています。

ワット・コンサルティングも施工管理の派遣会社で未経験者を募集中

冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングも施工管理の派遣会社です。

未経験から施工管理になりたい人を募集しています。

ワット・コンサルティング6つの強み

  1. 定着率83.2%(業界平均は約70%)
  2. 未経験者の採用率80%
  3. 累計1500名の未経験者を育成
  4. 社会保険完備+資格取得奨励金あり
  5. 優良派遣事業者に認定されている(派遣会社のうちわずか0.2%)
  6. 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)

特に新人研修に力を入れているため、

考える男性
考える男性

基礎をしっかり勉強してから働きたい…

という人に合っています。

就職先の選択肢の1つに入れてみてください。

施工管理は今後も安定して稼げるのか?

考える男性
考える男性

施工管理の年収はわかったけど、今後も安定して稼げるの?

結論、今後も仕事は豊富なので安定して稼げるでしょう。

今後の主な需要

  • 大阪万博
  • 災害復興
  • リフォーム
  • リニア新幹線
  • インフラの補修工事
  • ビルやマンションの大規模修繕工事

詳しくは、施工管理の将来性は明るい【ポジティブなビジョンを解説】にまとめています。

長く安定して稼ぎたい人にも、施工管理はおすすめです。

施工管理が年収を上げる4つの方法
考える男性
考える男性

施工管理で年収アップしていくには、どうすればいいの?

結論、以下の4つで年収が上がっていきます。

施工管理が年収を上げる4つの方法

  1. 実務経験を積む
  2. 施工管理技士を取得する
  3. 役職を上げる
  4. 大手に転職する

1つずつ解説します。

【参考記事】施工管理で給料が安い人と高い人がいる理由|年収を稼げるキャリアプラン

実務経験を積む

まずは施工管理として実務経験を積みましょう。

「施工管理の基礎的な業務ができる」というのは、年収アップの最低条件です。

早く仕事を覚えるコツは以下のとおりです。

早く仕事を覚えるコツ

  • 仕事の内容を勉強する
  • 工事の内容を把握する
  • わからないことは質問する
  • 施工管理のコミュニケーションスキルを身につける
  • 新人研修が充実している会社に転職する

詳しくは、早く一人前の施工管理になるために必要な7つのこと【何年で一人前?】を参考にどうぞ。

施工管理技士を取得する

実務経験を積んできたら、施工管理技士の資格を取得しましょう。

前述のとおり、施工管理技士は現場に配置が必要な責任者になれるため、重宝されて年収が上がるからです。

施工管理技士

施工管理技士には1級と2級があります。

特に1級は大規模な現場を担当できるため、それと連動して年収も上がります。

2級の方が受験資格のハードルが低いので、まずは2級から取得してみましょう。

施工管理技士については、施工管理技士試験の難易度や資格の種類!各試験の難しい順も解説に詳しくまとめています。

役職を上げる

施工管理技士を取得すると、役職が上がる会社が多いです。

前述のとおり、役職がつくと年収も上がっていきます。

以下のような手当をもらって、さらに年収を上げていきましょう。

役職が上がるともらえる手当

  • 役職手当
  • 部下の育成手当など

大手に転職する

実務経験が豊富で、施工管理技士も取得していれば、大手に転職できる可能性があります。

先ほどもふれましたが、大手の方が年収が高い傾向なので、稼ぎたい人は大手を狙いましょう。

大手は大規模な現場が多いため、1級の施工管理技士を取得しておくと転職しやすいです。

年収1000万円を稼ぐ施工管理もいる

お伝えしてきた4つの方法を実践することで、年収1000万円を実現している施工管理もいます。

施工管理はきちんとキャリアアップしていけば稼げる仕事なので、挑戦してみましょう。

年収1000万円の現場監督9つの条件|給料アップする3つのコツも参考にどうぞ。

考える男性
考える男性

施工管理に就職してみようかな…

でも、自分に向いてるか不安…

施工管理に向いている人の特徴は以下のとおりです。

該当するものが多いほど、あなたは施工管理に向いています。

施工管理に向いてる人の特徴

  • コミュニケーション能力がある
  • リーダーシップがある
  • チームワークを活かせる
  • マネジメント能力がある
  • スケジュール調整能力がある
  • リスク管理できる
  • 体力がある
  • 臨機応変に対応できる
  • マルチタスクができる
  • 交渉力がある
  • 気配りができる
  • 細かいことに気がつく
  • 元気よく話せる、元気よくあいさつと返事ができる
  • 年上に好かれる・かわいがられる
  • 初対面の人と仲良くできる
  • 説明がわかりやすい
  • 自分の意見を言える
  • 仕事が丁寧
  • 整理整頓できる
  • 細かい仕事ができる
  • 算数ができる
  • 勉強し続けられる
  • 体育会系
  • メンタルが強め
  • 理不尽なことや嫌なことがあってもすぐ立ち直れる
  • 健康体
  • タバコの煙に抵抗がない
  • お酒が飲める
  • 建設やモノづくりが好き
  • 向上心・チャレンジ精神がある

詳しくは、施工管理に向いている人の特徴31選|向いてない人の特徴も解説にまとめたので、適性診断してみてください。

20代×未経験から施工管理への就職・転職に失敗しないコツ
考える男性
考える男性

施工管理になってみたいけど、失敗しないか不安…

うっかりブラック企業に就職したらどうしよう…

結論、以下の9ステップに沿って就職・転職活動を進めてみてください。

転職の失敗をかなり防ぐことができます。

就職・転職に失敗しないコツ

  1. 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
  2. 未経験者OKの求人情報に絞る
  3. 転勤の有無をチェックする
  4. 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
  5. 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
  6. ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
  7. 型に沿って志望動機を作る
  8. 型に沿って自己PRを作る
  9. 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく

詳しくは、未経験で施工管理に転職するとき失敗しない9ステップにまとめたので、就職・転職に失敗したくない人はチェックしてみてください。

施工管理求人の年収情報を見るときの注意点

施工管理の求人には、極端に年収が高く掲載されているものがあります。

その年収になれる年齢・経験年数・役職を確認するのが良いでしょう。

どんな仕事でも、未経験者がすぐ高年収を稼ぐことは難しいです。

極端に年収表記が高い求人には注意してください。

求人情報を見るときのコツは、激務じゃないホワイトな施工管理で働くおすすめの方法27選にまとめています。

まとめ|20代から施工管理に転職してキャリアアップすれば高年収を稼げる

くりかえしですが、20代の施工管理の平均年収は371万円です。

大きい会社に勤めていたり、残業が多いと、20代で年収500万円以上を稼ぐ人もいます。

さらに、実務経験を積んで、施工管理技士などの資格を取得していけば、年収1000万円も夢ではありません。

終身雇用も崩壊したため、安定して長く稼ぎたい人は施工管理で手に職をつけていきましょう。

施工管理に興味をもった人は、さっそく就職・転職活動を始めてみてください。

行動しないと何も始まらないので。

未経験からの就職・転職に失敗しないためにも、以下の9ステップで行動していきましょう。

就職・転職に失敗しないコツ

  1. 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
  2. 未経験者OKの求人情報に絞る
  3. 転勤の有無をチェックする
  4. 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
  5. 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
  6. ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
  7. 型に沿って志望動機を作る
  8. 型に沿って自己PRを作る
  9. 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく

詳しくは、未経験で施工管理に転職するとき失敗しない9ステップにまとめています。

くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理になりたい人を募集しています。

ワット・コンサルティングの強みは以下の6つです。

ワット・コンサルティングの強み

  1. 定着率83.2%(業界平均は約70%)
  2. 未経験者の採用率80%
  3. 累計1500名の未経験者を育成
  4. 社会保険完備+資格取得奨励金あり
  5. 優良派遣事業者に認定されている(派遣会社のうちわずか0.2%)
  6. 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)

就職・転職先の選択肢の1つに入れてみてください。

あなたの就職・転職活動の参考になればうれしいです!

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