未経験から施工管理に転職するとき失敗しない9ステップ|不安を減らせる

工事現場に立つ施工管理たち
考える男性
考える男性
求人情報を見てたら施工管理に興味をもったんだけど、何をする仕事なの?

未経験でも転職できるみたいだけど、資格とか必要ないの?

 

ただ、ネットを見てると「施工管理はやめとけ」って書いてあるけど、そんなにキツい仕事なのかな…

きついところを知ってから考えたいし、自分に向いてるかも診断したい。

 

あと、今回の転職に失敗したくないから、求人の選び方も教えてほしいな。

手に職をつけて、安定して稼げるようになって、自信をもって生きていきたいなぁ。

こういった疑問や不安に応える記事です。

この記事でわかることは下記のとおり。

  • 施工管理の仕事内容がわかる
  • 施工管理に必要な資格がわかる
  • 施工管理のキャリアパスや年収がわかる
  • 施工管理のやりがい・魅力がわかる
  • 施工管理のきついところや離職率がわかる
  • 未経験でも施工管理に転職できる理由がわかる
  • 施工管理に向いている人の特徴や必要なスキルがわかる
  • 未経験で施工管理に転職するとき失敗しないコツがわかる

 

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。

未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。

未経験で施工管理に転職するとき失敗しない5つのコツを解説します。

結論、新人研修がしっかりしている会社を選びましょう。

しっかりと基礎を学ばないと、現場でパニックになるから。

 

この記事を読むことで施工管理の全貌をつかめて、転職に失敗することもないでしょう。

今回の転職に失敗せず、施工管理で手に職をつけて、自信をもって長く安定して稼ぎたい人は最後まで読んでみてください!

「前置きはいいから、転職に失敗しないコツだけ教えて!」という人は、未経験で施工管理に転職するとき失敗しない9ステップをクリックすると該当箇所にジャンプできますよ。

目次

そもそも施工管理とは

施工管理

施工管理とは、工事現場の管理を行う仕事です。

実際に工事を行うのは職人さんですが、職人さんたちを管理する仕事でもあります。

スポーツに例えるとわかりやすいですね。

  • 施工管理:監督
  • 職人さん:選手

 

簡単にいうと、下記などをチェックします。

  • 施工ミスがないか
  • 予算内で工事できているか
  • 工事現場に危険な場所がないか
  • 工事のスケジュールが遅れていないか

 

施工管理がいることで、職人さんは仕事に集中できるため、良い工事ができます。

 

施工管理の種類

一口に「施工管理」といっても、下記の6種類があります。

  1. 建築施工管理:建物の工事の管理
  2. 土木施工管理:地面の工事の管理
  3. 造園施工管理:公園や庭工事の管理
  4. 管工事施工管理:配管工事の管理
  5. 電気工事施工管理:電気工事の管理
  6. 電気通信工事施工管理:通信回線工事の管理

 

どの種類の施工管理に転職するか、少しずつ考えていきましょう。

※興味があるもので大丈夫です。

6種類の施工管理の詳細は、施工管理(現場監督)の11の職種を解説【仕事内容・やりがいも紹介】にまとめています。

ちなみに、建築施工管理には下記も含まれます。※詳細記事もあるので興味あれば見てみてください。

 

施工管理の楽な順(注意:楽な仕事ではありません)

施工管理は決して楽な仕事ではありませんが「しいていうなら」という観点で楽な順に並べてみました。

  1. 造園:土木より工事範囲が限定的なことがあるから
  2. 土木:一番最初の工事でスケジュールに余裕があるから
  3. 電気工事・管工事・電気通信工事:建築より工事範囲が限定的だから
  4. 建築:業務範囲が広いため楽ではない

 

※もちろん現場によって大変さは違うため、上記が当てはまらないケースも多いです。

詳細は、施工管理を楽な順に並べてみた【結論:楽な仕事じゃないけどね】にまとめたので、あまりキツすぎない施工管理をやりたい人は参考にしてみてください。

 

施工管理と現場監督との違い

考える男性
考える男性
ネットで調べてると「施工管理」と「現場監督」っていうのが出てくるんだけど、何が違うの?

結論、意味はほぼ一緒です。

※「パスタ」と「スパゲッティ」の違いみたいなもの。

会社によって、下記のように区別しているケースがあります。

施工管理 現場監督
事務作業の有無 あり なし
施工管理技士 あり なし
企業規模 大企業 中小企業
時代の変化 最近の呼び方 昔からの呼び方

正直、呼び名の違いはあまり気にしなくて大丈夫です。

詳しく知りたい人は、施工管理と現場監督の4つの違い【求人情報を見るときの注意点】を参考にどうぞ。

 

施工管理の仕事内容|4大管理

工事現場

考える男性
考える男性
施工管理って、具体的にどんな仕事をするの?

施工管理の主な仕事内容は以下の4つです。

  1. 工程管理:工事のスケジュール管理
  2. 安全管理:事故がないように対策する
  3. 原価管理:会社の利益が出るようにする
  4. 品質管理:良い建設物を造る

 

また、近年は「周辺環境に配慮する環境管理」も加わり「5大管理」と言われています。

施工管理の5大管理については、施工管理の4大管理とは【5大管理もアリ。激務×ブラックを避けるコツ】を参考にどうぞ。

他にも以下のような仕事があります。

  • 施工計画の作成:工事の段取りを決める
  • 出来形管理:お客様満足を高める
  • 行政への申請書類の作成
  • 設計など事務作業
  • 現場の写真撮影
  • 近隣への挨拶
  • 現場の清掃
  • その他トラブル対応や緊急対応

 

けっこう多岐に渡ります。

各仕事の詳細は、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説【未経験者向け】にまとめたので参考にしてみてください。

 

新人施工管理の仕事内容

考える男性
考える男性
なんか難しそうな仕事ばっかり…

未経験でできるか不安…

と思ったかもしれませんが、安心してください。

1年目から難しい業務は任されません。

下記のように簡単な業務から始めて、勉強しながら業務レベルを上げていくイメージです。

  • 現場の掃除
  • 現場に危険箇所がないかチェック
  • 現場の写真撮影
  • 職人さんの飲み物の準備
  • 朝礼の準備
  • 朝礼で当日の作業内容や注意事項の説明
  • 職人さんの手伝い
  • 簡単な事務作業

 

新人施工管理の仕事内容は、現場監督(施工管理)1年目の新人の仕事内容9選【未経験者は研修が命】にまとめたので、1年目のイメージにどうぞ。

 

基本的に施工管理は工事作業をしない

考える男性
考える男性
施工管理って、職人さんみたいに工事することがあるの?

原則的に、施工管理は工事作業をしません。

理由は下記の3つ。

  1. 現場全体を見渡せないから
  2. 作業もやると疲弊してしまうから
  3. どんどん断りにくくなってしまうから

 

野球に例えると、監督もプレーしてしまったらチーム全体の統率がとれなくなりますよね。

それと一緒で、施工管理はあくまで管理業務なので、原則的に現場作業はやりません。

職人さんのように高度な技術がいらないので、未経験者でも転職できるわけです。

この辺は、基本は現場監督は作業してはいけない【作業を頼まれたときの答え方】にまとめています。

 

施工管理の事務作業の内容

施工管理は下記のような事務作業も行います。

  • 朝礼の準備
  • 施工計画書の作成
  • 原価計算
  • 施工図の作成
  • 写真の整理
  • 行政向けの書類作成
  • 打ち合わせ資料の作成
  • 発注書類の作成
  • 業者とのやりとり
  • 請求書の作成・発送
  • 報告書類の作成

 

事務所にこもって事務作業を行う時間もありますよ。

事務作業の詳細は、施工管理の事務作業11選【転職前に勉強しておくといい3つのこと】にまとめています。

 

施工管理の雨の日の仕事内容

建築や土木は、雨の日は工事できないことが多いです。

雨の日は、下記のような業務を行います。

  • 工事の進捗を確認
  • 施工計画の修正
  • 予算の修正
  • 各業者への発注
  • 工事現場の写真の整理
  • 工事の記録を作成
  • 図面のチェックや修正
  • 請求書の作成
  • 月報の作成
  • 書類の整理
  • 打ち合わせ

 

晴れている日は現場巡回が多いため、上記のような仕事が溜まりがち。

なので、雨の日に一気に片付けてしまうイメージですね。

雨の日の仕事内容については、施工管理(現場監督)の雨の日の仕事内容【あなたはやっていけるのか】に詳しくまとめています。

 

施工管理の一日の流れイメージ

考える男性
考える男性
施工管理って、どんなスケジュールで働くの?

現場によりますが、一般的な施工管理の1日のスケジュール例は下記のとおりです。

  • 7:00:出勤、朝礼の準備
  • 8:00:朝礼
  • 8:30:工事スタート、巡回、写真撮影、職人さんへの指示
  • 12:00:昼休憩
  • 13:00:昼礼、打ち合わせ、巡回、事務作業
  • 17:30:工事終了、事務所で事務作業
  • 20:00:仕事終了、退勤

 

また、新人施工管理の1日のスケジュール例はこんな感じ。

  • 7:00:出勤、朝礼の準備
  • 8:00:朝礼
  • 8:30:工事スタート、巡回、写真撮影、現場の掃除
  • 12:00:昼休憩
  • 13:00:昼礼、巡回、写真撮影、事務作業
  • 17:30:工事終了、事務所で事務作業
  • 20:00:仕事終了、退勤

 

繁忙期の1日のスケジュール例は下記のとおりで、帰りの時間が遅くなります。

  • 7:00:出勤、朝礼の準備
  • 8:00:朝礼
  • 8:30:工事スタート、巡回、写真撮影、職人さんへの指示
  • 12:00:昼休憩
  • 13:00:昼礼、打ち合わせ、巡回、事務作業
  • 17:30:工事終了、事務所で事務作業
  • 22:00:仕事終了、退勤

 

現場によっては夜間工事があります。

夜間工事の日のスケジュール例はこんな感じです。

  • 7:00:出勤、朝礼の準備
  • 8:00:朝礼
  • 8:30:工事スタート、巡回、写真撮影、職人さんへの指示
  • 12:00:昼休憩
  • 13:00:昼礼、打ち合わせ、巡回、事務作業
  • 17:30:工事終了、事務所で軽く事務作業
  • 19:00:一時帰宅して仮眠をとる
  • 23:00:再び現場に出勤
  • 23:30:夜間工事スタート、巡回、写真撮影、職人さんへの指示
  • 5:00:工事終了、事務作業
  • 7:00:仕事終了、退勤(この日は休み)

 

また、ハウスメーカーの施工管理は、現場をかけもちするケースがあり移動が多めです。

  • 7:00:出勤、朝礼の準備
  • 8:00:朝礼
  • 8:30:工事スタート、巡回、職人さんへの指示
  • 10:00:別の現場へ移動、巡回、職人さんへの指示
  • 12:00:昼休憩
  • 13:00:別の現場へ移動、巡回、職人さんへの指示
  • 15:00:別の現場へ移動、巡回、職人さんへの指示
  • 17:30:工事終了、事務所で事務作業
  • 20:00:仕事終了、退勤

 

そして、雨で工事ができない日のスケジュール例はこんな感じです。

  • 7:00:出勤
  • 8:00:事務作業、打ち合わせ、電話のやりとりなど
  • 19:00:仕事終了、退勤

 

施工管理の1日の流れは、施工管理(現場監督)の1日のスケジュール【具体的な仕事内容も解説】に詳しくまとめています。

 

施工管理に必要な資格【ただし資格がなくても転職できる】

資格の勉強

考える男性
考える男性
施工管理で働くには、何か資格が必要なの?

未経験だから、何も資格をもってないんだけど…

結論、施工管理の資格は「施工管理技士」です。

施工管理スキルを証明する国家資格で、工事現場には施工管理技士を配置しなければいけません。

会社側は施工管理技士がいないと工事を受注できないため、会社の売上に貢献できる資格です。

ただし、施工管理技士がなくても、未経験で施工管理に転職できるので安心してください。

施工管理技士のサポート役から始めるイメージです。

 

施工管理技士を受験するには実務経験が必要なので、まずは未経験で転職して実務経験を積みましょう。

 

施工管理技士には1級と2級がある

施工管理技士には1級と2級があり、違いは下記のとおりです。

  • 1級:特定建設業(下請に出す工事の総額が4500万円以上、建築一式工事の総額が7000万円以上の工事)と一般建設業(特定建設業未満の工事)を担当できる
  • 2級:一般建設業のみ担当できる

 

簡単にいうと、1級の方が大規模な現場を担当できます。

また、公共工事を受注する際の評価点である「経営事項審査」で加点されます。

  • 1級:5点
  • 2級:2点

 

施工管理技士があると公共工事も受注しやすくなるため、会社になくてはならない存在になれます。

多くの会社では、施工管理技士を取得すると昇給・資格手当などで年収アップする傾向です。

もちろん、どの会社も施工管理技士を採用したいため、転職も有利になりますよ。

施工管理技士については、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度【各試験の難易度順も解説】にまとめています。

 

施工管理技士は7種類ある

施工管理技士には下記の7種類があり、それぞれに1級と2級があります。

  1. 建築施工管理技士
  2. 土木施工管理技士
  3. 造園施工管理技士
  4. 管工事施工管理技士
  5. 電気工事施工管理技士
  6. 電気通信工事施工管理技士
  7. 建設機械施工技士

 

すべての施工管理技士を取得する必要はありません。

あなたが転職するジャンルの施工管理技士を取得すればOKです。

 

施工管理のキャリアと年収

積み上がるコイン

考える男性
考える男性
施工管理ってどんなキャリアになるの?

あと、どれくらい稼げるの?

施工管理のキャリアプランと年収イメージは下記のとおりです。※もちろん人によって違います。

施工管理のキャリアプラン

施工管理技士の資格を取得すると、年収が上がりやすくなります。

  • 世代別の平均年収
  • 最終学歴別の平均年収
  • 企業規模別の平均年収
  • 役職別の平均年収
  • 都道府県別の平均年収

 

などを、施工管理(現場監督)の平均年収や給料を徹底分析【資格で収入アップ】にまとめたので参考にどうぞ。

 

施工管理未経験者の給料相場

厚生労働省の賃金構造基本統計調査で「建設業の勤続年数別の年収」を計算すると、未経験者の年収は304万円でした。

※施工管理の年収データはないため、建設業の年収を参考にしています。

未経験者さんの年収は、決して高くありません。

ですが、施工管理は経験を積んでいくほど年収が上がる傾向です。

 

20代〜年齢別の施工管理の年収相場

厚生労働省の賃金構造基本統計調査で「建設業の年齢別の年収」を計算すると、以下のようになりました。

年齢 年収
20〜24歳 353万円
25〜29歳 440万円
30〜34歳 490万円
35〜39歳 561万円
40〜44歳 565万円
45〜49歳 599万円
50〜54歳 662万円
55〜59歳 649万円
60〜64歳 572万円
65〜69歳 416万円
70歳 346万円

経験年数が増えて年齢が上がっていくと、年収は上がっていく傾向です。

 

ゼネコンには年収1000万円以上を稼ぐ施工管理もいる

施工管理で年収1000万円以上を稼ぐ人もいます。

年収1000万円以上を稼ぐ施工管理に見られる共通点は下記のとおり。

  • 大手ゼネコンに勤めている
  • 担当する工事規模が大きい
  • 1級施工管理技士を保有している
  • 経験値が高い
  • 年齢が高い
  • 役職が高い
  • 現場を掛け持ちしている
  • 勤務地が都市部や海外
  • 残業時間が長い

 

もちろん未経験で転職して、すぐ年収1000万円を稼げるわけではありません。

経験を積み、資格を取得して、大手ゼネコンに転職していくと年収1000万円が見えてきます。

「たくさん稼ぎたい!」という人は、年収1000万円の現場監督9つの条件【年収アップする3つのコツ】も参考にしてみてください。

 

施工管理の給料が高い理由

考える男性
考える男性
なんで施工管理の給料は高いの?

理由は以下のとおりです。

  • 人材不足だから
  • 残業が多いから
  • 責任ある仕事だから
  • 専門知識が必要だから
  • 資格を取ると重宝されるから

 

施工管理は不足しているため、一人当たりの希少価値が高いです。そのため、給料が高くなる傾向です。

参考:施工管理が人手不足の3つの理由【ホワイト企業は離職率が高くない】

また、残業が多いため、残業手当で給料が高くなります。

参考:施工管理は残業がつきもの【でも今後は働き方改革で減る予定】

 

そして、先ほどふれた「施工管理技士」を取得すると、現場の責任者になれるため年収が上がります。

このような理由から、施工管理の給料が高くなりやすいです。

 

施工管理で給料が高い人と低い人の違い

ちなみに、施工管理で給料が高い人と低い人の違いは以下のとおりです。

給料が高い人 給料が低い人
大手に勤務している

経験値が高い

大規模な現場を任されている

1級の施工管理技士の資格をもってる

残業代が全額支給される会社で働いている

中小企業に勤務している

経験が浅い

小規模な現場

施工管理技士を取得していない

残業代が全額支給されない会社で働いている

詳しくは、施工管理の給料が安い人と高い人の違い【稼げるキャリアプランを解説】を参考にどうぞ。

 

施工管理のやりがい・魅力

施工管理たち

考える男性
考える男性
施工管理のやりがいや魅力も知りたいな。

結論、以下のとおりです。

  • 手に職がつく
  • 社会貢献度が高い
  • お客様に感謝してもらえる
  • スキルアップすると年収が高い

 

1つずつ解説していきます。

 

手に職がつく

施工管理は技術職なので、手に職がつくのが大きな魅力です。

終身雇用が崩壊しているため、手に職をつけて安定して稼ぎたい人におすすめの仕事です。

 

社会貢献度が高い

人は建設物がなければ生きていけません。

以下のように公共性の高い工事にもかかわるため、施工管理は社会貢献度が高い仕事です。

  • 空港
  • 道路
  • トンネル
  • 災害復興

 

「社会貢献度の高い仕事をしたい!」という人にも、施工管理はおすすめです。

 

お客様に感謝してもらえる

工事によってはお客様に直接感謝されることがあり、やりがいを感じます。

  • 住宅工事
  • 造園工事
  • リフォーム
  • リノベーション
  • 店舗の内装工事など

 

スキルアップすると年収が高い

前述のとおり、経験を積んでスキルアップしていくと年収が上がりやすいです。

たくさん稼ぎたい人にも施工管理はおすすめです。

 

その他のやりがいや魅力

他にも以下のようなやりがい・魅力があります。

  • 建設物が完成したときに達成感がある
  • 職人さんと信頼関係を築けるとうれしい
  • チームリーダーとして現場を動かすダイナミックさがある
  • 自分が作った建設物をたくさんの人が使っているのを見るとうれしい

 

詳しくは、施工管理(現場監督)のやりがいや魅力9選【未経験から始める方法】にまとめています。

 

未経験者にとって施工管理のきついところ

暗がりの施工管理

考える男性
考える男性
施工管理のきついところも知っておきたい。

ネットを見てると「やめとけ」「ブラック」とか出てくるから不安なんだよね…

もちろん施工管理にはきついところがあります。

※どんな仕事でもきついところはあるものですが。

具体的にきついところは下記のとおりです。

  • 長時間労働の日もある
  • 業務の範囲が広い
  • 週休1日制の会社もある
  • 工事のスケジュールが遅れると休みにくい
  • 家に帰れないこともある
  • 職人さんとのコミュニケーション
  • 板挟みになることがある
  • 理不尽なときもある
  • トイレが汚い現場もある
  • 暑い・寒い
  • 転勤する会社もある
  • 雑用が多い
  • いまだに紙が多い
  • 飲み会がある
  • クレーム対応

 

それぞれのきついところの詳細は、施工管理(現場監督)のきついところ15選【きつくない働き方も解説】にまとめたので、あなたが許容できそうかチェックしてみてください。

 

施工管理や建設業界の離職率

考える男性
考える男性
施工管理の離職率ってどれくらいなの?

結論、施工管理だけの離職率を調べた統計データはありません。

なので、建設業界の離職率が参考になると思います。

少し古いデータですが、平成23年の建設業と全産業の新卒の離職率(3年以内)は下記のとおり。

建設業 全産業
大卒 29.2% 32.4%
高卒 48.5% 39.6%

出典:厚生労働省「建設労働者を取り巻く状況について

高卒は離職率が高めですが、大卒は全産業の離職率より低いです。

もちろん転職する会社によって離職率は変わりますが、参考にしてみてください。

詳細は、施工管理や建設業の離職率は?ブラックな職場を回避する方法にまとめています。

 

建設業界では働き方改革が進んでいる

考える男性
考える男性
施工管理でやっていけるか不安だなぁ…

と思うかもしれませんが、建設業界では国が主導で働き方改革が進んでいます。

具体的な働き方改革の内容は以下のとおり。

  • 時間外労働の上限規制
  • 勤務間インターバル制度の導入促進
  • 労働時間の客観的な把握
  • 月60時間超の残業の割増賃金率引き上げ
  • 年5日間の年次有給休暇の義務化
  • 同一労働同一賃金
  • 週休2日制の推進
  • 受発注者ともに適正な工期を設定する
  • 社会保険加入の推進
  • ICT・IoTの導入促進

 

詳しくは、2024年問題!建設業界の働き方改革12選|無理といわれる理由にまとめたので参考にどうぞ。

 

未経験者でも施工管理に転職できる理由

図面を見る施工管理たち

考える男性
考える男性
そもそも、なんで未経験で施工管理に転職できるの?

理由は下記の2つです。

  1. 人材不足だから
  2. 特別なスキルがいらないから

 

1つずつ解説しますね。

 

【理由1】人材不足だから

施工管理が足りておらず、経験者採用が難しいため、未経験者を採用して自社で育てたい企業が増えています。

そもそも施工管理が不足した理由は下記の3つ。

  1. リーマンショックで人材が減ったから
  2. ベテラン施工管理が引退しているから
  3. 若手の離職率が高いから

 

詳しくは、施工管理が人手不足の3つの理由【ホワイト企業は離職率が高くない】で解説しています。

考える男性
考える男性
人材が不足してるって、やっぱり激務だから…?

と不安になるかもしれませんが、2024年から下記のように本格的な働き方改革が始まります。

  • 週休2日制の導入
  • 残業時間の上限が設定される

 

そのため、今後はもっと働きやすくなるでしょう。

詳しくは、2024年問題!建設業界の働き方改革12選|無理といわれる理由も参考にどうぞ。

 

【理由2】特別なスキルがいらないから

前述のとおり、施工管理は職人さんのような技術が必要ありません。

管理業務なので、未経験でも始められます。

マネジメントスキルなど施工管理独特のスキルは必要ですが、それは転職した後で身につけることが可能。

そのため、未経験でも施工管理に転職できます。

 

未経験で施工管理に転職できるのは30代前半くらいまで

考える男性
考える男性
未経験で施工管理に転職できるのは、何歳くらいまで?

会社にもよりますが、一般的には30代前半までと思っておきましょう。

たしかに未経験者を採用したい企業は増えていますが、未経験者に投資する以上は「長く働いてほしい」と思っています。

年齢が高いと活躍できる年数も短いため「どうせ採用するなら若い人がいい」というのが企業側のホンネ。

 

なので、未経験で施工管理に転職するなら、早めに行動しましょう。

30代で施工管理に転職する方法は、施工管理は30代で未経験からでも挑戦できる【会社の選び方も解説】にまとめています。

 

施工管理は高卒・文系・女性でも未経験で転職できる

人材不足で特別なスキルもいらないことから、高卒・文系・女性でも未経験から施工管理に転職できます。

詳細は下記の記事にまとめたので参考にどうぞ。

 

施工管理に向いている人の特徴や必要な資質|向いてない人も解説

アイデア

考える男性
考える男性
施工管理に転職しようかなと思うけど、そもそも僕は施工管理に向いてるんだろうか…?

向いてないならやめておこうかな…

結論、施工管理に向いている人の特徴は以下のとおりです。

  • 自発的に学べる人
  • リーダーシップがある人
  • 臨機応変に対応できる人
  • 理不尽やストレスに強い人
  • コミュニケーションできる人
  • コツコツと仕事を進められる人

 

1つずつ解説するので、あなたが向いてそうかチェックしてみましょう。

 

自発的に学べる人

施工管理は勉強することが多いからです。

自発的に勉強していくことで、スムーズにキャリアアップできます。

 

リーダーシップがある人

現場で職人さんなどのリーダーになるからです。

学生時代や前職で、リーダーシップを発揮した経験がある人は向いているでしょう。

 

臨機応変に対応できる人

建設工事は予期せぬトラブルが起きるからです。

  • 設計変更
  • 地質の異常
  • 資材の遅延
  • 近隣トラブル
  • 急な人材不足
  • 工事現場での事故
  • 天候不良で工事ができない

 

こうした事態になってもあわてず、臨機応変に対応する力が必要です。

落ち着いて行動できる人は施工管理に向いています。

 

理不尽やストレスに強い人

施工管理は理不尽やストレスを感じることがあるからです。

お客様・職人さん・設計者・会社にはさまれる立場なので、辛さを感じることもあるでしょう。

ストレス耐性がある人は施工管理に向いています。

ただし、どんな仕事でも理不尽やストレスはあるものです。

 

コミュニケーションできる人

施工管理は以下のようにコミュニケーションをとる機会が多いからです。

  • お客様に工事進行の説明
  • 職人さんに工事の指示出し
  • 関連業者との打ち合わせ
  • 近隣住民へのあいさつ

 

ある程度のコミュニケーションがとれる人であれば、施工管理でやっていけるでしょう。

 

コツコツと仕事を進められる人

施工管理は細かい仕事の積み重ねだからです。

  • 朝礼の準備
  • 現場の写真撮影
  • 行政に提出する書類作成
  • 現場に危険箇所がないかチェックなど

 

コツコツと仕事をするのが好きな人は、施工管理に向いています。

 

施工管理に向いてない人の特徴

反対に、施工管理に向いていない人の特徴は以下のとおりです。

  • コミュニケーション能力がまったくない
  • リーダーシップがまったくない
  • チームワークをまったく活かせない
  • マネジメント力がまったくない
  • スケジュール管理がまったくできない
  • リスクの感覚がまったくない
  • 想定外のことが起きるとパニックになる
  • マルチタスクがまったくできない
  • 交渉力がまったくない
  • 気配りができず、空気が読めない
  • 細かいことにまったく気づけない
  • 算数がものすごく苦手
  • 一切勉強したくない
  • 体力がまったくない
  • 理不尽なことや嫌なことは一切たえられない
  • 建設やモノづくりにまったく興味がない

 

詳しくは、施工管理に向いてる人の特徴30選【未経験で就職する方法も解説】にまとめています。

 

施工管理に求められるスキル

考える男性
考える男性
施工管理って、どんなスキルが求められるの?

以下のようなスキルがあると良いでしょう。

  • 責任感
  • 継続力
  • 交渉力
  • 経理能力
  • 体力と精神力
  • 危機管理能力
  • 問題解決する力
  • 向上心や積極性
  • マルチタスク能力
  • 臨機応変な対応力
  • マネジメントスキル
  • スケジュール管理能力
  • コミュニケーション能力
  • 現場をまとめるリーダーシップ
  • 最低限のパソコンスキル
  • チャット型アプリの利用スキル

 

今すぐすべてのスキルは必要ありません。仕事をしながら身につけていきましょう。

詳しくは、施工管理者に必要な能力17選|求められる能力やスキルを知って転職しようにまとめています。

 

未経験で施工管理に転職するとき失敗しない9ステップ

ジャンプ

考える男性
考える男性
施工管理に転職してみたいんだけど、変な会社に転職しちゃったらどうしよう…

ブラック企業もあるっていうけど、未経験だから見分けられない…

転職に失敗したくない…

結論、未経験で施工管理に転職するとき失敗しないコツは、下記の9つです。

  1. 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
  2. 未経験者OKの求人情報に絞る
  3. 転勤の有無をチェックする
  4. 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
  5. 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
  6. ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
  7. 型に沿って志望動機を作る
  8. 型に沿って自己PRを作る
  9. 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく

 

1つずつ解説しますね。

 

新人研修がしっかりしている会社を選ぶ

未経験者さんは「新人研修がしっかりしている会社」を選んでください。

基礎がわからず現場に出るとパニックになるから。

できれば2ヶ月くらいの新人研修があると安心です。

給料や福利厚生も大事ですが、くれぐれも新人研修をチェックしましょう。

 

ちなみに、冒頭でもお伝えしましたが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。

60日間の新人研修を実施しているため、しっかりと基礎を学べます。

他にもワット・コンサルティングの強みは下記のとおり。

  • 1500名以上の未経験者を研修してきた実績あり
  • 研修期間中もお給料をもらえる
  • 定着率83.2%なので施工管理の転職に失敗しにくい(定着率も業界トップクラス)

 

転職活動の情報収集に活用してみてください。

 

未経験者OKの求人情報に絞る

当然ですが「未経験者OK」の求人情報に絞って見ていきましょう。

経験者の求人で採用されることはほとんどありません。

求人情報をよく見てから応募しましょう。

 

転勤の有無をチェックする

転勤したくない人は、応募前に転勤の有無をチェックしましょう。

求人情報を見ても転勤の有無がわからない場合は、以下で対応すればOKです。

  • 会社に連絡して直接聞く
  • 面接の逆質問で聞く

 

給料・休日・福利厚生など条件をチェックする

もちろん給料・休日・福利厚生など条件面もチェックしましょう。

雇用契約なので、こうした細かい条件も理解した上で転職先を決めるのが大切です。

求人情報を見てもわからないときは、面接の逆質問で聞いてみてください。

 

資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ

人材育成に力を入れている会社はモチベーションを保ちやすく、成長しやすいからです。

特に以下をチェックすると良いでしょう。

  • キャリアプラン
  • 定期的な研修の有無
  • 資格取得支援制度の有無

 

人材育成に力を入れている会社は、ホームページでアピールしていることが多いです。

 

ブラック求人を避けてホワイト企業を探す

どの業界にもブラック企業がありますが、建設業界にもブラックはあります。

うっかりブラック企業に転職しないためにも、最初からブラック求人は避けましょう。

ブラック求人を避けるコツは下記の27個です。

  1. 定着率が高い建設会社を選ぶ
  2. ITツールを積極的に導入している会社を選ぶ
  3. 転職エージェントに求人情報を見せてもらう
  4. 施工管理の技術者派遣会社で働く
  5. 国土交通省が推進する働き方改革を行う会社を選ぶ
  6. 公共工事が多い会社を選ぶ
  7. 経営事項審査の点数が高い会社を選ぶ
  8. 元請け工事が多い会社を選ぶ
  9. 工期に余裕がある会社を選ぶ
  10. 営業力が強い会社を探す
  11. 大手ゼネコンの施工管理に転職を目指す
  12. マンション大規模修繕の施工管理で働く
  13. 可能なら6月・12月から転職活動を始める
  14. 規模の小さい現場がある会社で働く
  15. 地場の中小企業の施工管理で働く
  16. 絶対に譲れない条件を先に決めておく
  17. 現場の相談ができる会社を選ぶ
  18. 女性や外国人を採用している会社を選ぶ
  19. 口コミサイトを確認する
  20. 残業時間が短い会社を選ぶ
  21. みなし残業時間を確認する
  22. 年間休日数と有給消化率を見る
  23. 抽象的な求人情報に注意する
  24. 求人票でわからなかったことを面接で聞く
  25. 施工管理経験者として能力を上げてから会社に交渉する
  26. 施工管理技士など資格取得して有利に転職活動を進める
  27. 応募企業で現職で働く人に話を聞く

 

詳しいノウハウは、激務じゃないホワイトな施工管理で働くおすすめの方法27選にまとめています。

今回の転職で失敗しないためにも、必ずチェックしておきましょう。

 

型に沿って志望動機を作る|例文あり

未経験者さんは「志望動機」を重点的に作ってください。

採用する側は、シンプルに「なんで施工管理?」が気になるから。

下記の型に沿って志望動機を作るときれいにできます。

  1. 結論
  2. 施工管理自体の志望動機
  3. エピソード
  4. 応募企業の志望動機
  5. エピソード
  6. 熱意と決意表明

 

例文はこんな感じです。

私が貴社を志望するのは、コミュニケーション能力を活かせると思ったからです。

私は接客の仕事をしてきたので、コミュニケーションに自信があります。

施工管理の仕事はコミュニケーション能力が必要と聞いたので、自分のコミュニケーション能力を貴社で活かせると思い志望します。

もともとモノづくりには興味があり、建築の仕事をしてみたいと思っていました。

建築の大学や専門学校を出たわけではないので無理だろうと思っていたのですが、施工管理は未経験からできると知ったので応募を決意しました。

貴社は、マンション建築に力を入れている点に興味を持ちました。

以前に分譲マンションの内見をしたとき「こんなきれいな建物を造ってみたい」と思ったことがあります。

1つ1つ仕事を覚えていきながら、貴社で長く働きたいです。

 

志望動機の作り方は、施工管理が未経験の人の志望動機の作り方と例文【研修で会社を選ぶ】に詳しくまとめています。

 

型に沿って自己PRを作る

自己PRは下記の型に沿って作ればOKです。

  1. 応募企業が求める人物像を調べる
  2. 応募企業が求める人物像とあなたの合致点を探す
  3. 応募企業が求める人物像に寄せて自己PRを考える
  4. コミュニケーション能力の高さをアピールできる体験談を探す
  5. マネジメント力をアピールできる体験談を探す
  6. トラブル対応した体験談を探す
  7. 応募企業のキャリアプランを調べて将来何をしたいのか考える
  8. 結論から書く

 

詳しくは、施工管理の自己PRの書き方【例文や志望動機のコツも解説】にまとめています。

※経験者さん向けの記事ですが、参考になると思います。

 

面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく

面接で失敗しないためにも、よく聞かれる質問の答えは先に用意しておきましょう。

よく聞かれる質問は下記です。

  • 自己紹介
  • 職務経歴
  • 退職理由
  • 転職理由
  • 業界の志望動機
  • 職種の志望動機
  • 会社の志望動機
  • キャリアプラン
  • 今までに経験したトラブル
  • 逆質問(何か聞きたいことはありますか?)

 

各質問の詳細と答え方は、【未経験者版】施工管理の面接でよく聞かれる10の質問にまとめています。

 

施工管理の未経験者におすすめの転職先は技術者派遣

考える男性
考える男性
施工管理の未経験者におすすめの転職先ってあるの?

未経験者さんには技術者派遣がおすすめです。

理由は、新人研修が充実しているから。

「技術者派遣」とは、派遣会社の正社員で雇用されて、他社の現場で働くスタイルです。

参考:施工管理の派遣で働く14のメリットと6つのデメリット|やめとけと言われる理由

施工管理の技術者派遣のイメージ図他社の現場で働くため、しっかりと研修を受けてから働けます。

冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングも施工管理の技術者派遣の会社です。

ワット・コンサルティングの強みは以下のとおり。

  • 定着率83.2%(業界平均は約70%)
  • 未経験者の採用率80%
  • 累計1500名の未経験者を育成
  • 優良派遣事業者に認定されている
  • 社会保険完備+資格取得奨励金あり
  • 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)

 

「しっかりと基礎を勉強してから働きたい!」という人に合っていると思います。

転職活動の参考にしてみてください。

 

未経験で施工管理に転職するときによくある質問

未経験で施工管理に転職するときによくある質問

最後に、未経験から施工管理に転職するときよくある質問に答えていきます。

 

未経験で施工管理はやめとけって本当?

「やめとけ」と言われる主な理由は以下の5つです。

  1. 激務の会社もあるから
  2. 時給換算すると薄給の会社もあるから
  3. 3Kと言われてるから
  4. マルチタスクだから
  5. 人間関係が難しい現場もあるから

 

ただし、どんな仕事でもきつい部分はあるものです。

メリットとデメリットを理解した上で、転職するか考えてみてください。

詳しくは、施工管理はやめとけと言われる5つの理由【就職してもいい人の特徴】にまとめています。

 

土日休みの施工管理の求人は嘘ってホント?

嘘をつこうとしているわけではなくても、実際は土日に休めないことがあります。

理由は以下の5つ。

  1. 建設業界の慣習
  2. 天候の影響を受けるから
  3. トラブル対応があるから
  4. 施工管理が足りないから
  5. 他の工事の影響を受けるから

 

詳しくは、施工管理の土日休みは嘘?施工管理が休日を増やす4つの方法を参考にどうぞ。

 

施工管理は家に帰れないってホント?

以下の現場だと、なかなか家に帰れません。

  • 山奥の現場
  • 県外の現場
  • 海外の現場

 

遠方への出張を避けたい場合は、以下の2つがおすすめです。

  1. 地域密着の中小企業に転職する
  2. 技術者派遣でエリアを限定してもらう

 

詳しくは、施工管理が転勤や出張なしで働く2つの方法【5つのデメリットあり】を参考にどうぞ。

 

施工管理に転職するのに良いタイミングは?

いつでも大丈夫です。なぜなら、基本的にいつでも求人があるからです。

しいていえば3月と9月に求人が増えますが、未経験から転職する場合はあまり気にしなくてもOKです。

施工管理の転職におすすめの時期【結論:いつでもいい。今の現場次第】も参考にどうぞ。

 

土木施工管理のきついところは?

以下の5つです。

  1. 暑い・寒い
  2. 天候に左右されて工期ギリギリで忙しくなる
  3. なんだかんだで土木作業があり、肉体的にきつい
  4. 公共工事は書類が多くて大変
  5. 荒っぽい人もいる

 

詳しくは、土木施工管理のきついところ5選【できるだけキツくない会社の選び方】にまとめています。

 

施工管理は意外と楽ってホント?

日によっては楽なときもあるかもしれませんが、決して楽な仕事ではありません。

「楽な仕事」という認識で転職しない方がいいでしょう。

 

おとなしい人でも施工管理の仕事はできる?

問題ありません。事実、おとなしい施工管理もいるからです。

詳しくは、おとなしい人も施工管理でやっていける【活躍する5つのコツ】を参考にどうぞ。

 

新卒で施工管理に就職するのはアリ?

アリです。インターンシップも活用しながら、あなたに合う会社を探してみましょう。

詳しくは、新卒で施工管理に就職できる【就活で失敗しない6つのコツ】にまとめています。

 

女性が未経験で施工管理に転職するのはきつい?

女性の施工管理がきついと感じることがあるポイントは、以下のとおりです。

  • 建設業界は男性主体
  • 女性には体力的にきつい
  • 下ネタがある
  • 男性同士の殴り合いのケンカもある
  • 結婚や子育てと両立しにくい

 

ただし、女性の施工管理で活躍している人もたくさんいます。

詳しくは、女性の施工管理のきついところ5選【良いところ3選も解説します】を参考にどうぞ。

 

女性向けの施工管理アシスタントとはどんな仕事内容?

施工管理を補佐する仕事です。主な仕事内容は以下のとおり。

  • 現場の写真撮影
  • 写真の整理
  • 工事の図面(施工図)の作成
  • 工事の仕様書(指示書)の作成
  • 工程表(工事のスケジュール表)の作成
  • 行政への申請書類の作成
  • 日報の作成
  • 関連会社との連絡業務
  • 各種報告書の作成
  • 資材の発注
  • 朝礼の資料準備
  • 電話対応など

 

簡単にいうと、施工管理の事務作業を代行するイメージです。

詳しくは、施工管理アシスタントとは?仕事内容や志望動機のコツを解説にまとめています。

 

未経験で施工管理に転職する前は何を勉強すればいい?

以下を勉強しておくのがおすすめです。

  • 施工管理の業務の進め方
  • 担当する工事の知識

 

ただし、新人研修がしっかりしている会社に転職する場合は、研修で勉強すればOKです。

くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングも60日の研修を実施しているため、しっかりと基礎を学べます。

「きちんと勉強してから働きたい!」という人は、転職の情報収集に活用してみてください。

 

電気施工管理も未経験で転職できる?

転職できます。

詳しくは、電気施工管理は未経験から転職できる【転職に失敗しないコツも解説】にまとめています。

 

40代は未経験で施工管理に転職できる?何歳まで転職可能?

かなり難しいです。

未経験の場合は、30代前半までが一般的です。

 

早く一人前の施工管理になるために必要なことは?

以下の7つです。

  1. たくさんの実務経験を積む
  2. 仕事の内容を勉強する
  3. 工事の内容を把握する
  4. わからないことは質問する
  5. 施工管理のコミュニケーションスキルを身につける
  6. 新人研修が充実している会社に転職する
  7. 施工管理技士以外の資格も取る

 

詳しくは、早く一人前の施工管理になるために必要な7つのこと【何年で一人前?】を参考にどうぞ。

 

施工管理からの転職先はどんなところがある?異業種に転職しやすい?

施工管理は以下に転職できる可能性があります。

  • 設計事務所
  • CADオペレーター
  • 建設会社の営業マン
  • デベロッパー
  • 技術系の公務員
  • ビル管理
  • 都市再生機構

 

どれも施工管理の経験者を求めているため、転職しやすいでしょう。

詳しくは、施工管理から転職したい場合のおすすめの異業種7選【転職のコツ】にまとめています。

 

施工管理で年収2000万円を稼ぐことはできますか?

以下に該当すると可能性があります。

  • 海外のプラント施工管理に転職する
  • 施工管理で独立して高単価の工事を受注する

 

「プラント」とは大型の生産設備一式の総称で、工場や発電所などがあります。

海外のプラントは報酬が高く、赴任手当もつくため給料が高くなりやすい傾向です。

参考:プラント施工管理とは?激務・きついといわれる4つの理由も解説

また、独立して稼ぐ人もいます。

施工管理の独立については、現場監督(施工管理)が独立する3つのメリット【不安なら技術者派遣】を参考にどうぞ。

 

まとめ:注意ポイントを押さえて施工管理への転職活動を始めよう

光に照らされる施工管理たち

最後にもう一度、未経験で施工管理に転職するとき失敗しない9つのコツをまとめておきます。

  1. 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
  2. 未経験者OKの求人情報に絞る
  3. 転勤の有無をチェックする
  4. 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
  5. 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
  6. ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
  7. 型に沿って志望動機を作る
  8. 型に沿って自己PRを作る
  9. 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく

 

施工管理に転職したいなら、さっそく今からできることを始めましょう。

行動しないと何も始まらないので。

当たり前ですが、良い求人から他の人に取られていきます。

考える男性
考える男性
う~ん…

と悩んでいる間に、良い条件の求人枠は埋まっていくでしょう。

求人は流動的なので、行動しながら考えるのがコツです。

まずは、未経験者OKの求人情報からながめてみてください。

具体的な求人情報を見る方が、転職後をイメージしやすいですよ。

 

くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。

60日間の新人研修を実施しているため、しっかりと基礎を学べて安心です。

転職活動の情報収集に活用してみてください。

あなたの転職活動の参考になればうれしいです。

あなたが施工管理に転職してスキルを身につけ、年収アップして、自信をもって働けるのを祈っています!

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