
未経験でも転職できるみたいだけど、資格とか必要ないの?
ただ、ネットを見てると「施工管理はやめとけ」って書いてあるけど、そんなにキツい仕事なのかな…
きついところを知ってから考えたいし、自分に向いてるかも診断したい。
あと、今回の転職に失敗したくないから、求人の選び方も教えてほしいな。
手に職をつけて、安定して稼げるようになって、自信をもって生きていきたいなぁ。
こういった疑問や不安に応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 施工管理の仕事内容がわかる
- 施工管理に必要な資格がわかる
- 施工管理のキャリアパスや年収がわかる
- 施工管理のやりがい・魅力がわかる
- 施工管理のきついところや離職率がわかる
- 未経験でも施工管理に転職できる理由がわかる
- 施工管理に向いている人の特徴や必要なスキルがわかる
- 未経験で施工管理に転職するとき失敗しないコツがわかる
私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。
未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。
未経験で施工管理に転職するとき失敗しない5つのコツを解説します。
結論、新人研修がしっかりしている会社を選びましょう。
しっかりと基礎を学ばないと、現場でパニックになるから。
この記事を読むことで施工管理の全貌をつかめて、転職に失敗することもないでしょう。
今回の転職に失敗せず、施工管理で手に職をつけて、自信をもって長く安定して稼ぎたい人は最後まで読んでみてください!
※「前置きはいいから、転職に失敗しないコツだけ教えて!」という人は、未経験で施工管理に転職するとき失敗しない5つのコツをクリックすると該当箇所にジャンプできますよ。
目次
そもそも施工管理とは
施工管理とは、工事現場の管理を行う仕事です。
実際に工事を行うのは職人さんですが、職人さんたちを管理する仕事でもあります。
スポーツに例えるとわかりやすいですね。
- 施工管理:監督
- 職人さん:選手
簡単にいうと、下記などをチェックします。
- 施工ミスがないか
- 予算内で工事できているか
- 工事現場に危険な場所がないか
- 工事のスケジュールが遅れていないか
施工管理がいることで、職人さんは仕事に集中できるため、良い工事ができます。
施工管理の種類
一口に「施工管理」といっても、下記の6種類があります。
- 建築施工管理:建物の工事の管理
- 土木施工管理:地面の工事の管理
- 造園施工管理:公園や庭工事の管理
- 管工事施工管理:配管工事の管理
- 電気工事施工管理:電気工事の管理
- 電気通信工事施工管理:通信回線工事の管理
どの種類の施工管理に転職するか、少しずつ考えていきましょう。
※興味があるもので大丈夫です。
6種類の施工管理の詳細は、施工管理(現場監督)の11の職種を解説【仕事内容・やりがいも紹介】にまとめています。
ちなみに、建築施工管理には下記も含まれます。※詳細記事もあるので興味あれば見てみてください。
- 内装の施工管理:内装施工管理の仕事内容や年収相場【激務できついのかわかります】
- 塗装の施工管理:塗装施工管理の仕事内容【工事の方法や手順、有益な資格もわかる】
- リフォームの施工管理:リフォームの施工管理の仕事内容【楽しいところときついところも解説】
- プラント(工場)の施工管理:プラント施工管理の仕事内容【激務なのかや、転職に有利な資格も紹介】
施工管理の楽な順(注意:楽な仕事ではありません)
施工管理は決して楽な仕事ではありませんが「しいていうなら」という観点で楽な順に並べてみました。
- 造園:土木より工事範囲が限定的なことがあるから
- 土木:一番最初の工事でスケジュールに余裕があるから
- 電気工事・管工事・電気通信工事:建築より工事範囲が限定的だから
- 建築:業務範囲が広いため楽ではない
※もちろん現場によって大変さは違うため、上記が当てはまらないケースも多いです。
詳細は、施工管理を楽な順に並べてみた【結論:楽な仕事じゃないけどね】にまとめたので、あまりキツすぎない施工管理をやりたい人は参考にしてみてください。
施工管理と現場監督との違い

結論、意味はほぼ一緒です。
※「パスタ」と「スパゲッティ」の違いみたいなもの。
会社によって、下記のように区別しているケースがあります。
施工管理 | 現場監督 | |
事務作業の有無 | あり | なし |
施工管理技士 | あり | なし |
企業規模 | 大企業 | 中小企業 |
時代の変化 | 最近の呼び方 | 昔からの呼び方 |
正直、呼び名の違いはあまり気にしなくて大丈夫です。
詳しく知りたい人は、施工管理と現場監督の4つの違い【求人情報を見るときの注意点】を参考にどうぞ。
施工管理の仕事内容

主な仕事内容は下記のとおりです。
- 施工計画の作成:工事の段取りを決める
- 工程管理:工事のスケジュール管理
- 安全管理:事故がないように対策する
- 原価管理:会社の利益が出るようにする
- 品質管理:良い建設物を造る
- 出来形管理:お客様満足を高める
- 行政への申請書類の作成
- 設計など事務作業
- 現場の写真撮影
- 近隣への挨拶
- 現場の清掃
- その他トラブル対応や緊急対応
けっこう多岐に渡ります。
各仕事の詳細は、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説【未経験者向け】にまとめたので参考にしてみてください。
新人施工管理の仕事内容

未経験でできるか不安…
と思ったかもしれませんが、安心してください。
1年目から難しい業務は任されません。
下記のように簡単な業務から始めて、勉強しながら業務レベルを上げていくイメージです。
- 現場の掃除
- 現場に危険箇所がないかチェック
- 現場の写真撮影
- 職人さんの飲み物の準備
- 朝礼の準備
- 朝礼で当日の作業内容や注意事項の説明
- 職人さんの手伝い
- 簡単な事務作業
新人施工管理の仕事内容は、現場監督(施工管理)1年目の新人の仕事内容9選【未経験者は研修が命】にまとめたので、1年目のイメージにどうぞ。
基本的に施工管理は工事作業をしない

原則的に、施工管理は工事作業をしません。
理由は下記の3つ。
- 現場全体を見渡せないから
- 作業もやると疲弊してしまうから
- どんどん断りにくくなってしまうから
野球に例えると、監督もプレーしてしまったらチーム全体の統率がとれなくなりますよね。
それと一緒で、施工管理はあくまで管理業務なので、原則的に現場作業はやりません。
職人さんのように高度な技術がいらないので、未経験者でも転職できるわけです。
この辺は、基本は現場監督は作業してはいけない【作業を頼まれたときの答え方】にまとめています。
施工管理の事務作業の内容
施工管理は下記のような事務作業も行います。
- 朝礼の準備
- 施工計画書の作成
- 原価計算
- 施工図の作成
- 写真の整理
- 行政向けの書類作成
- 打ち合わせ資料の作成
- 発注書類の作成
- 業者とのやりとり
- 請求書の作成・発送
- 報告書類の作成
事務所にこもって事務作業を行う時間もありますよ。
事務作業の詳細は、施工管理の事務作業11選【転職前に勉強しておくといい3つのこと】にまとめています。
施工管理の雨の日の仕事内容
建築や土木は、雨の日は工事できないことが多いです。
雨の日は、下記のような業務を行います。
- 工事の進捗を確認
- 施工計画の修正
- 予算の修正
- 各業者への発注
- 工事現場の写真の整理
- 工事の記録を作成
- 図面のチェックや修正
- 請求書の作成
- 月報の作成
- 書類の整理
- 打ち合わせ
晴れている日は現場巡回が多いため、上記のような仕事が溜まりがち。
なので、雨の日に一気に片付けてしまうイメージですね。
雨の日の仕事内容については、施工管理(現場監督)の雨の日の仕事内容【あなたはやっていけるのか】に詳しくまとめています。
施工管理の1日のスケジュール例

現場によりますが、一般的な施工管理の1日のスケジュール例は下記のとおりです。
- 7:00:出勤、朝礼の準備
- 8:00:朝礼
- 8:30:工事スタート、巡回、写真撮影、職人さんへの指示
- 12:00:昼休憩
- 13:00:昼礼、打ち合わせ、巡回、事務作業
- 17:30:工事終了、事務所で事務作業
- 20:00:仕事終了、退勤
また、新人施工管理の1日のスケジュール例はこんな感じ。
- 7:00:出勤、朝礼の準備
- 8:00:朝礼
- 8:30:工事スタート、巡回、写真撮影、現場の掃除
- 12:00:昼休憩
- 13:00:昼礼、巡回、写真撮影、事務作業
- 17:30:工事終了、事務所で事務作業
- 20:00:仕事終了、退勤
繁忙期の1日のスケジュール例は下記のとおりで、帰りの時間が遅くなります。
- 7:00:出勤、朝礼の準備
- 8:00:朝礼
- 8:30:工事スタート、巡回、写真撮影、職人さんへの指示
- 12:00:昼休憩
- 13:00:昼礼、打ち合わせ、巡回、事務作業
- 17:30:工事終了、事務所で事務作業
- 22:00:仕事終了、退勤
現場によっては夜間工事があります。
夜間工事の日のスケジュール例はこんな感じです。
- 7:00:出勤、朝礼の準備
- 8:00:朝礼
- 8:30:工事スタート、巡回、写真撮影、職人さんへの指示
- 12:00:昼休憩
- 13:00:昼礼、打ち合わせ、巡回、事務作業
- 17:30:工事終了、事務所で軽く事務作業
- 19:00:一時帰宅して仮眠をとる
- 23:00:再び現場に出勤
- 23:30:夜間工事スタート、巡回、写真撮影、職人さんへの指示
- 5:00:工事終了、事務作業
- 7:00:仕事終了、退勤(この日は休み)
また、ハウスメーカーの施工管理は、現場をかけもちするケースがあり移動が多めです。
- 7:00:出勤、朝礼の準備
- 8:00:朝礼
- 8:30:工事スタート、巡回、職人さんへの指示
- 10:00:別の現場へ移動、巡回、職人さんへの指示
- 12:00:昼休憩
- 13:00:別の現場へ移動、巡回、職人さんへの指示
- 15:00:別の現場へ移動、巡回、職人さんへの指示
- 17:30:工事終了、事務所で事務作業
- 20:00:仕事終了、退勤
そして、雨で工事ができない日のスケジュール例はこんな感じです。
- 7:00:出勤
- 8:00:事務作業、打ち合わせ、電話のやりとりなど
- 19:00:仕事終了、退勤
施工管理の1日の流れは、施工管理(現場監督)の1日のスケジュール【具体的な仕事内容も解説】に詳しくまとめています。
施工管理に必要な資格【ただし資格がなくても転職できる】

未経験だから、何も資格をもってないんだけど…
結論、施工管理の資格は「施工管理技士」です。
施工管理スキルを証明する国家資格で、工事現場には施工管理技士を配置しなければいけません。
会社側は施工管理技士がいないと工事を受注できないため、会社の売上に貢献できる資格です。
ただし、施工管理技士がなくても、未経験で施工管理に転職できるので安心してください。
施工管理技士のサポート役から始めるイメージです。
施工管理技士を受験するには実務経験が必要なので、まずは未経験で転職して実務経験を積みましょう。
施工管理技士には1級と2級がある
施工管理技士には1級と2級があり、違いは下記のとおりです。
- 1級:特定建設業(下請に出す工事の総額が4500万円以上、建築一式工事の総額が7000万円以上の工事)と一般建設業(特定建設業未満の工事)を担当できる
- 2級:一般建設業のみ担当できる
簡単にいうと、1級の方が大規模な現場を担当できます。
また、公共工事を受注する際の評価点である「経営事項審査」で加点されます。
- 1級:5点
- 2級:2点
施工管理技士があると公共工事も受注しやすくなるため、会社になくてはならない存在になれます。
多くの会社では、施工管理技士を取得すると昇給・資格手当などで年収アップする傾向です。
もちろん、どの会社も施工管理技士を採用したいため、転職も有利になりますよ。
施工管理技士については、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度【各試験の難易度順も解説】にまとめています。
施工管理技士は7種類ある
施工管理技士には下記の7種類があり、それぞれに1級と2級があります。
- 建築施工管理技士
- 土木施工管理技士
- 造園施工管理技士
- 管工事施工管理技士
- 電気工事施工管理技士
- 電気通信工事施工管理技士
- 建設機械施工技士
すべての施工管理技士を取得する必要はありません。
あなたが転職するジャンルの施工管理技士を取得すればOKです。
施工管理のキャリアと年収

あと、どれくらい稼げるの?
施工管理のキャリアプランと年収イメージは下記のとおりです。※もちろん人によって違います。
施工管理技士の資格を取得すると、年収が上がりやすくなります。
- 世代別の平均年収
- 最終学歴別の平均年収
- 企業規模別の平均年収
- 役職別の平均年収
- 都道府県別の平均年収
などを、施工管理(現場監督)の平均年収や給料を徹底分析【資格で収入アップ】にまとめたので参考にどうぞ。
年収1000万円以上を稼ぐ施工管理もいる
施工管理で年収1000万円以上を稼ぐ人もいます。
年収1000万円以上を稼ぐ施工管理に見られる共通点は下記のとおり。
- 大手に勤めている
- 担当する工事規模が大きい
- 1級施工管理技士を保有している
- 経験値が高い
- 年齢が高い
- 役職が高い
- 現場を掛け持ちしている
- 勤務地が都市部や海外
- 残業時間が長い
もちろん、未経験で転職して、すぐ年収1000万円を稼げるわけではありません。
経験を積み、資格を取得して、大手に転職していくと年収1000万円が見えてきます。
「たくさん稼ぎたい!」という人は、年収1000万円の現場監督9つの条件【年収アップする3つのコツ】も参考にしてみてください。
施工管理のやりがい・魅力

結論、やりがい・魅力は下記の9つです。
- 建設物が完成したときに達成感がある
- 社会の役に立っていることを実感できる
- スキルが上がると給料が上がる
- 資格を取ると給料が上がる
- チームリーダーとして現場を動かすダイナミックさ
- お客様に喜んでもらえたとき
- 自分が作った建設物をたくさんの人が使っているのを見たとき
- 職人さんと信頼関係を築けたとき
- 今後も仕事が安定している
施工管理はとてもやりがい・魅力がある仕事です。
詳細は、施工管理(現場監督)のやりがいや魅力9選【未経験から始める方法】にまとめたので、転職する前に読んでおきましょう。
施工管理のきついところ

ネットを見てると「やめとけ」「ブラック」とか出てくるから不安なんだよね…
もちろん施工管理にはきついところがあります。
※どんな仕事でもきついところはあるものですが。
具体的にきついところは下記のとおりです。
- 長時間労働の日もある
- 業務の範囲が広い
- 週休1日制の会社もある
- 工事のスケジュールが遅れると休みにくい
- 家に帰れないこともある
- 職人さんとのコミュニケーション
- 板挟みになることがある
- 理不尽なときもある
- トイレが汚い現場もある
- 暑い・寒い
- 転勤する会社もある
- 雑用が多い
- いまだに紙が多い
- 飲み会がある
- クレーム対応
それぞれのきついところの詳細は、施工管理(現場監督)のきついところ15選【きつくない働き方も解説】にまとめたので、あなたが許容できそうかチェックしてみてください。
施工管理や建設業界の離職率

結論、施工管理だけの離職率を調べた統計データはありません。
なので、建設業界の離職率が参考になると思います。
少し古いデータですが、平成23年の建設業と全産業の新卒の離職率(3年以内)は下記のとおり。
建設業 | 全産業 | |
大卒 | 29.2% | 32.4% |
高卒 | 48.5% | 39.6% |
出典:厚生労働省「建設労働者を取り巻く状況について」
高卒は離職率が高めですが、大卒は全産業の離職率より低いです。
もちろん転職する会社によって離職率は変わりますが、参考にしてみてください。
詳細は、施工管理や建設業の離職率は?ブラックな職場を回避する方法にまとめています。
未経験でも施工管理に転職できる理由

理由は下記の2つです。
- 人材不足だから
- 特別なスキルがいらないから
1つずつ解説しますね。
【理由1】人材不足だから
施工管理が足りておらず、経験者採用が難しいため、未経験者を採用して自社で育てたい企業が増えています。
そもそも施工管理が不足した理由は下記の3つ。
- リーマンショックで人材が減ったから
- ベテラン施工管理が引退しているから
- 若手の離職率が高いから
詳しくは、施工管理が人手不足の3つの理由【ホワイト企業は離職率が高くない】で解説しています。

と不安になるかもしれませんが、2024年から下記のように本格的な働き方改革が始まります。
- 週休2日制の導入
- 残業時間の上限が設定される
そのため、今後はもっと働きやすくなるでしょう。
詳しくは、2024年目標の建設業界の働き方改革【無理という声もあるがやるしかない】も参考にどうぞ。
【理由2】特別なスキルがいらないから
前述のとおり、施工管理は職人さんのような技術が必要ありません。
管理業務なので、未経験でも始められます。
マネジメントスキルなど施工管理独特のスキルは必要ですが、それは転職した後で身につけることが可能。
そのため、未経験でも施工管理に転職できます。
未経験で転職できるのは30代前半くらいまで

会社にもよりますが、一般的には30代前半までと思っておきましょう。
たしかに未経験者を採用したい企業は増えていますが、未経験者に投資する以上は「長く働いてほしい」と思っています。
年齢が高いと活躍できる年数も短いため「どうせ採用するなら若い人がいい」というのが企業側のホンネ。
なので、未経験で施工管理に転職するなら、早めに行動しましょう。
30代で施工管理に転職する方法は、施工管理は30代で未経験からでも挑戦できる【会社の選び方も解説】にまとめています。
施工管理は高卒・文系・女性でも未経験で転職できる
人材不足で特別なスキルもいらないことから、高卒・文系・女性でも未経験から施工管理に転職できます。
詳細は下記の記事にまとめたので参考にどうぞ。
施工管理に向いている人の特徴や必要なスキル【30項目で診断】

向いてないならやめておこうかな…
結論、施工管理に向いてる人の特徴、ならびに必要なスキルは下記の30個です。
10個以上に当てはまれば、施工管理でやっていける可能性が高いです。
※あなたがいくつ当てはまるか数えてみましょう。
- コミュニケーション能力がある
- リーダーシップがある
- チームワークを活かせる
- マネジメント力がある
- スケジュール管理できる
- リスク管理できる
- 体力がある
- 臨機応変に対応できる
- マルチタスクができる
- 交渉力がある
- 気配りができる
- 細かいことに気がつく
- 元気よく話せる、元気よくあいさつと返事ができる
- 年上に好かれる・かわいがられる
- 初対面の人と仲良くできる
- 説明がわかりやすい
- 自分の意見を言える
- 仕事が丁寧
- 整理整頓できる
- 細かい仕事ができる
- 算数ができる
- 勉強し続けられる
- 体育会系
- メンタルが強め
- 理不尽なことや嫌なことがあってもすぐ立ち直れる
- 健康体
- タバコの煙に抵抗がない
- お酒が飲める
- 下ネタにあまり抵抗がない
- 建設やモノづくりが好き
各項目の詳細は、施工管理に向いてる人の特徴30選【未経験で就職する方法も解説】にまとめています。
転職前に適性診断しておきましょう。
未経験で施工管理に転職するとき失敗しない5つのコツ

ブラック企業もあるっていうけど、未経験だから見分けられない…
転職に失敗したくない…
結論、未経験で施工管理に転職するとき失敗しないコツは、下記の5つです。
- 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
- ブラック求人を避ける
- 型に沿って志望動機を作る
- 型に沿って自己PRを作る
- 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく
1つずつ解説しますね。
【コツ1】新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
未経験者さんは「新人研修がしっかりしている会社」を選んでください。
基礎がわからず現場に出るとパニックになるから。
できれば2ヶ月くらいの新人研修があると安心です。
給料や福利厚生も大事ですが、くれぐれも新人研修をチェックしましょう。
ちなみに、冒頭でもお伝えしましたが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。
60日間の新人研修を実施しているため、しっかりと基礎を学べます。
他にもワット・コンサルティングの強みは下記のとおり。
- 1500名以上の未経験者を研修してきた実績あり
- 研修期間中もお給料をもらえる
- 定着率83.2%なので施工管理の転職に失敗しにくい(定着率も業界トップクラス)
転職活動の情報収集に活用してみてください。
【コツ2】ブラック求人を避ける
どの業界にもブラック企業がありますが、建設業界にもブラックはあります。
うっかりブラック企業に転職しないためにも、最初からブラック求人は避けましょう。
ブラック求人を避けるコツは下記の17個です。
- 定着率が高い会社を選ぶ
- IT化を進めている会社を選ぶ
- 転職エージェントを活用する
- 施工管理の技術者派遣で働く
- 公共工事が多い会社を選ぶ
- 経営事項審査の点数が高い会社を選ぶ
- マンション大規模修繕の施工管理で働く
- 可能なら6月・12月から転職活動を始める
- 規模の小さい現場がある会社で働く
- 地方の会社で働く
- 絶対に譲れない条件を先に決めておく
- 現場の相談ができる会社を選ぶ
- 女性や外国人を採用している会社を選ぶ
- 口コミサイトをチェックする
- 仕事ができるようになってから会社に交渉する
- 施工管理技士を取得して有利に転職活動を進める
- 転職候補の会社で働く人に話を聞く
詳しいノウハウは、激務じゃないホワイトな施工管理で働く方法17選にまとめています。
今回の転職で失敗しないためにも、必ずチェックしておきましょう。
【コツ3】型に沿って志望動機を作る
未経験者さんは「志望動機」を重点的に作ってください。
採用する側は、シンプルに「なんで施工管理?」が気になるから。
下記の型に沿って志望動機を作るときれいにできます。
- 結論
- 施工管理自体の志望動機
- エピソード
- 応募企業の志望動機
- エピソード
- 熱意と決意表明
例文はこんな感じです。
私が貴社を志望するのは、コミュニケーション能力を活かせると思ったからです。
私は接客の仕事をしてきたので、コミュニケーションに自信があります。
施工管理の仕事はコミュニケーション能力が必要と聞いたので、自分のコミュニケーション能力を貴社で活かせると思い志望します。
もともとモノづくりには興味があり、建築の仕事をしてみたいと思っていました。
建築の大学や専門学校を出たわけではないので無理だろうと思っていたのですが、施工管理は未経験からできると知ったので応募を決意しました。
貴社は、マンション建築に力を入れている点に興味を持ちました。
以前に分譲マンションの内見をしたとき「こんなきれいな建物を造ってみたい」と思ったことがあります。
1つ1つ仕事を覚えていきながら、貴社で長く働きたいです。
志望動機の作り方は、施工管理が未経験の人の志望動機の作り方と例文【研修で会社を選ぶ】に詳しくまとめています。
【コツ4】型に沿って自己PRを作る
自己PRは下記の型に沿って作ればOKです。
- 応募企業が求める人物像を調べる
- 応募企業が求める人物像とあなたの合致点を探す
- 応募企業が求める人物像に寄せて自己PRを考える
- コミュニケーション能力の高さをアピールできる体験談を探す
- マネジメント力をアピールできる体験談を探す
- トラブル対応した体験談を探す
- 応募企業のキャリアプランを調べて将来何をしたいのか考える
- 結論から書く
詳しくは、施工管理の自己PRの書き方【例文や志望動機のコツも解説】にまとめています。
※経験者さん向けの記事ですが、参考になると思います。
【コツ5】面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく
面接で失敗しないためにも、よく聞かれる質問の答えは先に用意しておきましょう。
よく聞かれる質問は下記です。
- 自己紹介
- 職務経歴
- 退職理由
- 転職理由
- 業界の志望動機
- 職種の志望動機
- 会社の志望動機
- キャリアプラン
- 今までに経験したトラブル
- 逆質問(何か聞きたいことはありますか?)
各質問の詳細と答え方は、【未経験者版】施工管理の面接でよく聞かれる10の質問にまとめています。
まとめ:未経験で施工管理に転職するとき失敗しない5つのコツを実践しよう
最後にもう一度、未経験で施工管理に転職するとき失敗しない5つのコツをまとめておきます。
- 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
- ブラック求人を避ける
- 型に沿って志望動機を作る
- 型に沿って自己PRを作る
- 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく
施工管理に転職したいなら、さっそく今からできることを始めましょう。
行動しないと何も始まらないので。
当たり前ですが、良い求人から他の人に取られていきます。

と悩んでいる間に、良い条件の求人枠は埋まっていくでしょう。
求人は流動的なので、行動しながら考えるのがコツです。
まずは、未経験者OKの求人情報からながめてみてください。
具体的な求人情報を見る方が、転職後をイメージしやすいですよ。
くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。
60日間の新人研修を実施しているため、しっかりと基礎を学べて安心です。
転職活動の情報収集に活用してみてください。
あなたの転職活動の参考になればうれしいです。
あなたが施工管理に転職してスキルを身につけ、年収アップして、自信をもって働けるのを祈っています!