未経験でも施工管理に転職できる!転職に失敗しない9ステップ

未経験から施工管理に転職するコツ
考える男性
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施工管理に興味があるけど、未経験でも転職できるの?

「きつい」ってよく聞くけど、実際どうなの?

 

施工管理に転職するメリットも知りたいな。

ブラックに転職しないためには、どうすればいいの?

こういった疑問や不安に答える記事です。

この記事でわかること

  • 未経験でも施工管理に転職できる3つの理由
  • 施工管理のきついところと転職するメリット
  • 施工管理に向いている人の特徴や必要な能力
  • 未経験で施工管理に転職するとき失敗しない9ステップ

こんな人に読んでほしい

  • 本当に施工管理に転職していいか迷っている人
  • ブラック企業に転職して後悔したくない人
  • 手に職をつけて長く安定して稼いでいきたい人

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。

未経験から施工管理になりたい人を募集しています。

結論、未経験でも施工管理に転職できます。

施工管理は、未経験でも始めやすい仕事内容だからです。

考える男性
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でも、ネットで「施工管理はやめとけ」って書いてあった…

と不安になりますよね?

ポイント

この記事を読むことで、できるだけ働きやすい施工管理の会社を選ぶことができます。

新人研修がしっかりしている会社もあるので、スムーズに現場に入っていけるでしょう。

施工管理で手に職をつけて、長く安定して稼いでいきたい人は、最後まで読んでみてください。

「前置きはいいから、転職に失敗しないコツだけ教えて!」という人は、未経験で施工管理に転職するとき失敗しない9ステップをクリックすると該当箇所にジャンプできますよ。

この記事の監修者

株式会社ワット・コンサルティング

施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。

  • 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
  • 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
  • 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号

目次

未経験でも施工管理に転職できる|3つの理由を解説

未経験でも施工管理に転職できる
考える男性
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そもそも、何で未経験でも施工管理に転職できるの?

理由は以下の3つです。

理由

  1. 未経験でも始めやすい仕事内容だから
  2. 施工管理人材が不足しているから
  3. 資格がいらないから

理由を1つずつ解説していきます。

未経験でも始めやすい仕事内容だから

施工管理は特別なスキルがなくても始めやすい仕事なので、未経験者でも採用されやすいです。

施工管理とは

工事現場の監督業務です。

別名「現場監督」ともいわれています。

考える男性
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具体的にどんな仕事をするの?

施工管理の仕事内容は以下のとおりです。

仕事内容

  • 安全管理:現場で事故が起きないように対策する
  • 品質管理:図面どおりに工事が進んでいるか管理する
  • 原価管理:利益が出るように工事が進んでいるか管理する
  • 工程管理:期限に間に合うように工事が進んでいるか管理する

これらは「施工管理の4大管理」といわれており、もっとも基礎的な仕事内容です。

特別なスキルはいらないため、未経験でも始められます。

4大管理については、施工管理の4大管理とは【5大管理もアリ。激務×ブラックを避けるコツ】を参考にどうぞ。

他にも、以下のような仕事を行います。

その他の仕事内容

  • 近隣への挨拶
  • 現場の写真撮影
  • 設計など事務作業
  • トラブル対応や緊急対応
  • 行政への申請書類の作成

施工管理の仕事内容は、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説|未経験者向けにまとめています。

考える男性
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施工管理の新人はどんな仕事をするの?

新人さんは、以下のような簡単な仕事から始めます。

新人の仕事内容

  • 事務作業
  • 現場の掃除
  • 飲み物の準備
  • 現場の写真撮影
  • 朝礼の準備
  • 朝礼で当日の作業内容や注意事項の説明
  • 職人さんの手伝い

新人さんの仕事内容の詳細は、現場監督(施工管理)1年目の新人の仕事内容9選【未経験者は研修が命】を参考にどうぞ。

くりかえしですが、施工管理は特別なスキルがなくても始められる仕事が多いため、未経験でも転職しやすいです。

施工管理人材が不足しているから

施工管理人材が不足しているため、未経験者でも転職しやすいです。

出典:国土交通省「建設産業の現状と課題

特に20代の人材が求められています。

施工管理の人材不足については、施工管理(現場監督)は人手不足が当たり前の3つの理由|働きやすい会社の見つけ方を参考にどうぞ。

人手不足のため、以下の人も未経験から施工管理に転職しやすいです。

転職しやすい

  • 女性
  • 高卒の人
  • 文系出身者
  • 30代未経験

詳しくは以下の記事にまとめたので、参考にしてみてください。

未経験者を採用して自社で研修して、育成していく企業もあります。

参考

冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。

ワット・コンサルティングの新人研修は、業界トップクラスの60日間なので、しっかりと基礎を身につけてから働けます。

資格がいらないから

施工管理は資格がなくても始められるため、未経験者でも転職しやすいです。

参考

施工管理の国家資格として「施工管理技士」がありますが、現場の責任者がもっていればいい資格なので、新人さんが取得しなくてもOKです。

詳しくは、現場監督(施工管理)は資格なしでも働ける【ブラックを避ける方法】も参考にしてみてください。

ただし、令和6年度から施工管理技士をサポートする「施工管理技士補」の資格であれば、未経験者でも取得できるようになりました。

資格はなくても転職できますが、施工管理技士に興味がある人は、令和6年度から施工管理技士試験の受験資格が改正される|3つの注意点も解説を参考にどうぞ。

さらに、施工管理技士やそれ以外の資格で施工管理に役立つ資格は、以下の記事を参考にどうぞ。

【ただし】施工管理は誰でも転職できるわけではない

考える男性
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施工管理って、誰でも転職できるの?

たしかに施工管理は未経験者でも転職しやすいですが、誰でも転職できるわけではありません。

以下に該当する人は、施工管理に転職しにくいです。

転職しにくい人

  • 中卒の人(ただし、なれる可能性もあります)
  • 30代後半の人
  • やる気がない人
  • 極端に体力がない人
  • 極端にコミュニケーション能力が低い人
  • 未経験で大手に転職したい人
  • 企業研究を怠る人

詳しくは、現場監督は誰でもなれるわけじゃない【誰でもできる仕事でもありません】にまとめています。

転職しにくい条件に当てはまらなければ、施工管理に転職を検討してみましょう。

施工管理のきついところ

施工管理のきついところ
考える男性
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でも、施工管理ってきつい仕事なんでしょ?

ネットで「やめとけ」って見たよ…

たしかに、施工管理にもきついところがあります。

ですが、どんな仕事でもきついところはあるため、施工管理もそれと一緒です。

代表的な「施工管理のきついところ」は以下のとおりです。

施工管理のきついところ

  • 長時間残業の日がある
  • サービス残業が発生する会社もある
  • 朝早く夜遅いことがある
  • 休日が少ない会社がある
  • 急なトラブル対応がきつい
  • 雑用が多い
  • 暑い・寒い
  • マルチタスクが忙しい
  • 板挟みになることがある
  • 工事のスケジュール調整が難しい
  • ムリな工期が設定されることがある
  • 職人さんとのコミュニケーションが難しい
  • 仕事をしながら勉強するのが大変

詳しくは以下の記事にまとめたので、転職前にチェックしておきましょう。

施工管理に転職するメリット

施工管理に転職するメリット
考える男性
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きついところは何となくわかったけど、施工管理に転職するメリットも知りたい。

施工管理に転職するメリットは以下のとおりです。

施工管理のメリット

  • やりがいが大きい
  • スキルアップすると年収が高くなる
  • 将来性がある

詳しく解説していきます。

やりがいが大きい

施工管理はやりがいが大きい仕事です。

具体的なやりがいは以下のとおりです。

やりがい

  • 工事が無事に完了すると大きな達成感がある
  • 社会に貢献している実感が大きい
  • 職人さんと信頼関係ができるとうれしい
  • お客様から感謝される
  • 自分の仕事が形に残る
  • 公共性の高い仕事ができる
  • 裁量権をもって責任ある仕事を任される
  • リーダーとしてダイナミックな仕事ができる
  • 会社から評価されやすい
  • スキルアップを実感しやすい
  • 自分が担当した建設物がテレビで紹介されることがある
  • 転職が有利になる
  • 海外で活躍するチャンスもある

このようなやりがいに魅力を感じる人は、施工管理に転職を考えてみてください。

詳しくは、以下の記事にまとめています。

スキルアップすると年収が高くなる

施工管理でスキルアップしていくと、年収が上がっていきます。

以下は厚生労働省の賃金構造基本統計調査と、各種求人サイトに掲載されている施工管理の年収データから算出した「経験年数別の平均年収」です。

経験年数(勤続年数)年収
0年284万円
1〜2年338万円
3〜4年391万円
5〜9年431万円
10〜14年491万円
15〜19年538万円
20〜24年566万円
25〜29年643万円
30年以上657万円

施工管理の詳細な年収は、20代の施工管理・現場監督の平均年収!給料を上げていく4つの方法を参考にどうぞ。

ポイント

先ほど紹介した施工管理技士の資格を取得したり、大手に転職すると、年収1000万円を超える施工管理もいます。

年収1000万円を超えるコツは、年収1000万円の現場監督9つの条件|給料アップする3つのコツを参考にしてみてください。

手に職をつけて年収アップしていきたい人にも、施工管理はおすすめです。

将来性がある

施工管理は将来性も問題ありません。

そもそも、建設物がなくなることは考えにくいからです。

ポイント

新築工事が減っても改修工事はあるので、需要は続くでしょう。

参考:マンション大規模修繕工事の施工管理の進め方【おすすめ資格5選】

先ほどもふれましたが、施工管理は不足しているため、今後も安定して稼げる可能性が高いです。

施工管理の将来性は、施工管理の将来性は明るい【ポジティブなビジョンを解説】に詳しくまとめています。

施工管理に向いている人の特徴や必要な能力

施工管理に向いている人の特徴や必要な能力
考える男性
考える男性

そもそも僕は施工管理に向いてるのかな…?

向いてるなら転職してみようかな…

以下に多く該当するほど、あなたは施工管理に向いています。

あなたがいくつ当てはまるか数えてみましょう。

向いてる人の特徴

  • コミュニケーション能力がある
  • リーダーシップがある
  • チームワークを活かせる
  • マネジメント能力がある
  • スケジュール調整能力がある
  • リスク管理できる
  • 体力がある
  • 臨機応変に対応できる
  • マルチタスクができる
  • 交渉力がある
  • 気配りができる
  • 細かいことに気がつく
  • 元気よく話せる、元気よくあいさつと返事ができる
  • 年上に好かれる・かわいがられる
  • 初対面の人と仲良くできる
  • 説明がわかりやすい
  • 自分の意見を言える
  • 仕事が丁寧
  • 整理整頓できる
  • 細かい仕事ができる
  • 算数ができる
  • 勉強し続けられる
  • メンタルが強め
  • 建設やモノづくりが好き
  • 向上心・チャレンジ精神がある

詳しくは、施工管理に向いている人の特徴30選|向いてない人の特徴も解説にまとめています。

さらに、施工管理に必要な能力は以下のとおりです。

これらの能力は今すべてをもっている必要はありません。

仕事をしながら、1つずつ身につけていけばOKです。

必要な能力

  • 責任感
  • 継続力
  • 交渉力
  • 経理能力
  • 体力と精神力
  • 危機管理能力
  • 問題解決する力
  • 向上心や積極性
  • マルチタスク能力
  • 臨機応変な対応力
  • マネジメントスキル
  • スケジュール管理能力
  • コミュニケーション能力
  • 現場をまとめるリーダーシップ
  • 最低限のパソコンスキル
  • チャット型アプリの利用スキル

詳しくは、施工管理者に必要な能力17選|求められる能力やスキルを知って転職しようにまとめています。

未経験で施工管理に転職するとき失敗しない9ステップ

未経験で施工管理に転職するとき失敗しない9ステップ
考える男性
考える男性
施工管理に転職してみたいんだけど、変な会社に転職しちゃったらどうしよう…

ブラック企業もあるっていうけど、未経験だから見分けられない…

転職に失敗したくない…

結論、未経験で施工管理に転職するとき失敗しないコツは、下記の9つです。

転職のコツ

  1. 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
  2. 未経験者OKの求人情報に絞る
  3. 転勤の有無をチェックする
  4. 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
  5. 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
  6. ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
  7. 型に沿って志望動機を作る
  8. 型に沿って自己PRを作る
  9. 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく

1つずつ解説しますね。

新人研修がしっかりしている会社を選ぶ

未経験者さんは「新人研修がしっかりしている会社」を選んでください。

基礎がわからず現場に出るとパニックになるから。

ポイント

できれば2ヶ月くらいの新人研修があると安心です。

給料や福利厚生も大事ですが、くれぐれも新人研修をチェックしましょう。

ちなみに、冒頭でもお伝えしましたが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。

60日間の新人研修を実施しているため、しっかりと基礎を学べます。

他にもワット・コンサルティングの強みは下記のとおり。

ワット・コンサルティングの強み

  • 定着率83.2%(業界平均は約70%)
  • 未経験者の採用率80%
  • 累計1500名の未経験者を育成
  • 社会保険完備+資格取得奨励金あり
  • 優良派遣事業者に認定されている(派遣会社のうちわずか0.2%)

転職活動の情報収集に活用してみてください。

未経験者OKの求人情報に絞る

当然ですが「未経験者OK」の求人情報に絞って見ていきましょう。

経験者の求人で採用されることはほとんどありません。

求人情報をよく見てから応募しましょう。

転勤の有無をチェックする

転勤したくない人は、応募前に転勤の有無をチェックしましょう。

求人情報を見ても転勤の有無がわからない場合は、以下で対応すればOKです。

確認する方法

  • 会社に連絡して直接聞く
  • 面接の逆質問で聞く

給料・休日・福利厚生など条件をチェックする

もちろん給料・休日・福利厚生など条件面もチェックしましょう。

雇用契約なので、こうした細かい条件も理解した上で転職先を決めるのが大切です。

求人情報を見てもわからないときは、面接の逆質問で聞いてみてください。

資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ

人材育成に力を入れている会社はモチベーションを保ちやすく、成長しやすいからです。

特に以下をチェックすると良いでしょう。

チェックポイント

  • キャリアプラン
  • 定期的な研修の有無
  • 資格取得支援制度の有無

人材育成に力を入れている会社は、ホームページでアピールしていることが多いです。

ブラック求人を避けてホワイト企業を探す

どの業界にもブラック企業がありますが、建設業界にもブラックはあります。

うっかりブラック企業に転職しないためにも、最初からブラック求人は避けましょう。

ブラック求人を避けるコツは下記のとおりです。

ブラックを避けるコツ

  • 定着率が高い建設会社を選ぶ
  • ITツールを積極的に導入している会社を選ぶ
  • 転職エージェントに求人情報を見せてもらう
  • 施工管理の技術者派遣会社で働く
  • 国土交通省が推進する働き方改革を行う会社を選ぶ
  • 公共工事が多い会社を選ぶ
  • 経営事項審査の点数が高い会社を選ぶ
  • 元請け工事が多い会社を選ぶ
  • 工期に余裕がある会社を選ぶ
  • 営業力が強い会社を探す
  • 大手ゼネコンの施工管理に転職を目指す
  • マンション大規模修繕の施工管理で働く
  • 可能なら6月・12月から転職活動を始める
  • 規模の小さい現場がある会社で働く
  • 地場の中小企業の施工管理で働く
  • 絶対に譲れない条件を先に決めておく
  • 現場の相談ができる会社を選ぶ
  • 女性や外国人を採用している会社を選ぶ
  • 口コミサイトを確認する
  • 残業時間が短い会社を選ぶ
  • みなし残業時間を確認する
  • 年間休日数と有給消化率を見る
  • 抽象的な求人情報に注意する
  • 求人票でわからなかったことを面接で聞く
  • 応募企業で現職で働く人に話を聞く
  • ブラック企業リストに載っていないかチェックする
  • ホワイト企業として認定されている会社を選ぶ
  • 給料が低すぎないかチェックする
  • 資格手当がある会社を選ぶ
  • 福利厚生が充実している会社を選ぶ
  • 従業員数が少なすぎないかチェックする
  • 職人さんを直接雇用していない会社を選ぶ
  • 給与規定が曖昧でないか
  • 常に大量募集が出ていないかチェックする
  • 売上と従業員数が両方増えているかチェックする

詳しいノウハウは、激務じゃないホワイトな施工管理で働くおすすめの方法38選にまとめています。

今回の転職で失敗しないためにも、必ずチェックしておきましょう。

型に沿って志望動機を作る|例文あり

未経験者さんは「志望動機」を重点的に作ってください。

採用する側は、シンプルに「なんで施工管理?」が気になるから。

下記の型に沿って志望動機を作るときれいにできます。

志望動機の型

  1. 結論
  2. 施工管理自体の志望動機
  3. エピソード
  4. 応募企業の志望動機
  5. エピソード
  6. 熱意と決意表明

例文は以下のとおりです。

志望動機の例文

私が貴社を志望するのは、コミュニケーション能力を活かせると思ったからです。

私は接客の仕事をしてきたので、コミュニケーションに自信があります。

施工管理の仕事はコミュニケーション能力が必要と聞いたので、自分のコミュニケーション能力を貴社で活かせると思い志望します。

もともとモノづくりには興味があり、建築の仕事をしてみたいと思っていました。

建築の大学や専門学校を出たわけではないので無理だろうと思っていたのですが、施工管理は未経験からできると知ったので応募を決意しました。

貴社は、マンション建築に力を入れている点に興味を持ちました。

以前に分譲マンションの内見をしたとき「こんなきれいな建物を造ってみたい」と思ったことがあります。

1つ1つ仕事を覚えていきながら、貴社で長く働きたいです。

志望動機の作り方は、施工管理が未経験の人の志望動機の作り方と例文【研修で会社を選ぶ】に詳しくまとめています。

型に沿って自己PRを作る

自己PRは下記の型に沿って作ればOKです。

自己PRを書く手順

  1. 応募企業が求める人物像を調べる
  2. 応募企業が求める人物像とあなたの合致点を探す
  3. 応募企業が求める人物像に寄せて自己PRを考える
  4. コミュニケーション能力の高さをアピールできる体験談を探す
  5. マネジメント力をアピールできる体験談を探す
  6. トラブル対応した体験談を探す
  7. 応募企業のキャリアプランを調べて将来何をしたいのか考える
  8. 結論から書く

詳しくは、施工管理の自己PRの書き方【例文や志望動機のコツも解説】にまとめています。

※経験者さん向けの記事ですが、参考になると思います。

面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく

面接で失敗しないためにも、よく聞かれる質問の答えは先に用意しておきましょう。

よく聞かれる質問は下記です。

面接でよく聞かれること

  • 自己紹介
  • 職務経歴
  • 退職理由
  • 転職理由
  • 業界の志望動機
  • 職種の志望動機
  • 会社の志望動機
  • キャリアプラン
  • 今までに経験したトラブル
  • 逆質問(何か聞きたいことはありますか?)

各質問の詳細と答え方は、【未経験者版】施工管理の面接でよく聞かれる10の質問にまとめています。

施工管理の未経験者におすすめの転職先は技術者派遣

考える男性
考える男性
施工管理の未経験者におすすめの転職先ってあるの?

未経験者さんには技術者派遣がおすすめです。

理由は、新人研修が充実しているから。

「技術者派遣」とは、派遣会社の正社員で雇用されて、他社の現場で働くスタイルです。

参考:施工管理の派遣で働く14のメリットと6つのデメリット|やめとけと言われる理由

施工管理の技術者派遣のイメージ図

他社の現場で働くため、しっかりと研修を受けてから働けます。

冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングも施工管理の技術者派遣の会社です。

ワット・コンサルティングの強みは以下のとおり。

ワット・コンサルティングの強み

  • 定着率83.2%(業界平均は約70%)
  • 未経験者の採用率80%
  • 累計1500名の未経験者を育成
  • 優良派遣事業者に認定されている
  • 社会保険完備+資格取得奨励金あり
  • 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)

「しっかりと基礎を勉強してから働きたい!」という人に合っていると思います。

転職活動の参考にしてみてください。

未経験で施工管理に転職するときによくある質問

未経験で施工管理に転職するときによくある質問

最後に、未経験から施工管理に転職するときよくある質問に答えていきます。

施工管理にはどんな種類がある?

代表的な施工管理は以下のとおりです。

施工管理の種類

  • 建築施工管理
  • 土木施工管理
  • 電気工事施工管理
  • 管工事施工管理
  • 造園施工管理
  • 電気通信工事施工管理

詳しくは、施工管理(現場監督)の11種類の職種を解説|業務内容・やりがいも紹介にまとめています。

また、他にも以下のような種類があります。

他の施工管理

  • 内装施工管理
  • 塗装施工管理
  • プラントの施工管理
  • リフォームの施工管理
  • 大規模修繕の施工管理
  • ハウスメーカーの施工管理
  • ガスの施工管理
  • 空調設備の施工管理
  • 衛生設備の施工管理
  • 消防設備の施工管理
  • 太陽光発電の施工管理
  • エレベーターの施工管理
  • 施工管理アシスタント

詳しくは以下の記事にまとめています。

施工管理と現場監督の違いは?

「施工管理」と「現場監督」の明確な違いはありません。

会社によって、以下のように呼び分けられています。

施工管理現場監督
事務作業の有無ありなし
資格の有無施工管理技士あり施工管理技士なし
会社規模大企業中小企業
時代最近の呼び方昔の呼び方

詳しくは、施工管理と現場監督の4つの違い【求人情報を見るときの注意点】にまとめています。

「施工管理は意外と楽」ってホント?

施工管理は決して楽な仕事ではありません。

楽ではない理由

  • 労働時間が長い
  • 休みが少なくなりがち
  • 人間関係トラブルがあるかも
  • 現場には危険がひそんでいる

詳しくは、「施工管理は意外と楽」ではないが人によっては楽に感じるときがあるにまとめています。

世の中に「楽な仕事」はないものですが、施工管理も同様です。

施工管理で給料が高い人と安い人の違いは?

違いは以下のとおりです。

給料が高い人大手に勤務している
経験値が高い
大規模な現場を任されている
1級の施工管理技士の資格をもってる
残業代が全額支給される会社で働いている
給料が安い人中小企業に勤務している
経験が浅い
小規模な現場
施工管理技士を取得していない
残業代が全額支給されない会社で働いている

詳しくは、施工管理で給料が安い人と高い人がいる理由|年収を稼げるキャリアプランにまとめています。

施工管理の1日のスケジュールは?

1日のスケジュールは現場によって違いますが、イメージは以下のとおりです。

7:00出勤朝礼の準備
8:00朝礼
8:30工事スタート
巡回
写真撮影
職人さんへの指示
12:00昼休憩
13:00昼礼
打ち合わせ
巡回
事務作業
17:30工事終了
事務所で事務作業
20:00仕事終了
退勤

他のケースは、施工管理(現場監督)の1日のスケジュール【具体的な仕事内容も解説】にまとめたのでイメージにどうぞ。

施工管理は工事の作業はしないの?

施工管理は基本的に工事の作業をしません。

理由は以下の3つです。

理由

  1. 現場全体を見渡せないから
  2. 作業もやると疲弊してしまうから
  3. どんどん断りにくくなってしまうから

詳しくは、基本は現場監督は作業してはいけない【作業を頼まれたときの答え方】にまとめています。

施工管理の仕事を覚えられるか不安…

仕事は一つ一つ覚えていけば大丈夫です。

施工管理の仕事の覚え方は、以下のとおりです。

仕事の覚え方

  • ググる
  • メモをとる
  • 職人さんにも聞いてみる
  • 図面と現場を見て覚える
  • 可能であれば録音させてもらう
  • 可能であれば録画させてもらう

詳しくは、現場監督の仕事の覚え方7選【仕事に目標をもつと早く覚えられる】にまとめています。

また、施工管理で一人前になるコツは以下のとおりです。

コツ

  • たくさんの実務経験を積む
  • 仕事の内容を勉強する
  • 工事の内容を把握する
  • わからないことは質問する
  • 施工管理のコミュニケーションスキルを身につける
  • 新人研修が充実している会社に転職する
  • 施工管理技士以外の資格も取る

詳しくは、早く一人前の施工管理になるために必要な7つのこと【何年で一人前?】を参考にどうぞ。

施工管理の離職率はどれくらい?

正確な離職率のデータはありませんが、建設業界の新卒者の3年目離職率は約38%です。

詳しくは、施工管理や建設業の離職率は?ブラックな職場を回避する方法にまとめています。

施工管理の残業時間はどれくらい?

残業時間は現場によって違います。

施工管理が残業する理由は、以下のとおりです。

残業する理由

  • 工事が遅れる
  • 予期せぬトラブル発生
  • 夕方まで現場に出て、夜から事務作業をするから

詳しくは、施工管理は残業がつきもの【でも今後は働き方改革で減る予定】を参考にどうぞ。

ですが、以下の方法で残業時間を減らすことができます。

残業を減らす方法

  • アプリを使う
  • パソコン機能を使う
  • 昼間に事務作業する
  • 残業が少ない会社に転職する

こちらの詳細は、施工管理が早く帰る4つのコツ【残業が減っても年収を減らさない方法】にまとめています。

また、2024年から残業時間の規制が始まるため、今後は過度な残業はなくなっていくでしょう。

出典:厚生労働省「働き方改革 ~ 一億総活躍社会の実現に向けて ~

施工管理を辞めたくなったら辞められる?

もちろん辞められます。

施工管理を辞める方法は、施工管理(現場監督)を辞めたい場合の退職方法【辞めた後の転職先】を参考にどうぞ。

まとめ:注意ポイントを押さえて施工管理への転職活動を始めよう

光に照らされる施工管理たち

最後にもう一度、未経験で施工管理に転職するとき失敗しない9つのコツをまとめておきます。

転職のコツ

  1. 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
  2. 未経験者OKの求人情報に絞る
  3. 転勤の有無をチェックする
  4. 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
  5. 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
  6. ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
  7. 型に沿って志望動機を作る
  8. 型に沿って自己PRを作る
  9. 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく

施工管理に転職したいなら、さっそく今からできることを始めましょう。

行動しないと何も始まらないので。

当たり前ですが、良い求人から他の人に取られていきます。

考える男性
考える男性
う~ん…

と悩んでいる間に、良い条件の求人枠は埋まっていくでしょう。

求人は流動的なので、行動しながら考えるのがコツです。

ポイント

まずは、未経験者OKの求人情報からながめてみてください。

具体的な求人情報を見る方が、転職後をイメージしやすいですよ。

くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。

60日間の新人研修を実施しているため、しっかりと基礎を学べて安心です。

転職活動の情報収集に活用してみてください。

あなたの転職活動の参考になればうれしいです。

あなたが施工管理に転職してスキルを身につけ、年収アップして、自信をもって働けるのを祈っています!

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