転職サイトを見てたら建設会社の事務の求人があったんだけど、なんかキツそうなイメージがある…
怖そうな男性が多い印象もあるし…
私にやっていけるのかな?
できれば長く安定して働きたい。
こういった疑問や不安に応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 建設業の事務職のきついところがわかる
- 建設業の事務職のメリットがわかる
- 建設業の事務職に向いてる人の特徴がわかる
- 長く安定して働けるデスクワーク系の仕事がわかる
私たち「ワット・コンサルティング」は、建設業の技術者派遣の会社です。
この記事では、建設業の事務職のきついところを中心に解説します。
どんな仕事でもきついところはあるものですが、もちろん建設業の事務職にもきついところがあります。
ただし、メリットも多い仕事ですよ。
「建設業の事務職に向いてる人の特徴」もまとめたので、転職の参考にしてみてください。
また、手に職がついて、長く安定して働けるデスクワークも紹介しますね。
今回の転職に失敗しないためにも、最後まで読んでみてください!
目次
【基本情報】建設業の事務職の仕事内容
まず、建設業の事務職の仕事内容は下記などがあります。
- パソコン作業
- 電話対応
- 来客対応
- 郵送物の作成・投函
- その他雑務
仕事内容の詳細は、建設会社の事務職の仕事内容【有利な資格や志望動機のコツも解説】にまとめたので参考にしてみてください。
また、経理事務の場合は下記のような業務もプラスされます。
- 売掛金管理
- 原価管理
- 伝票処理
- 集金業務
- 銀行業務
- 請求書の作成と郵送
建設業の事務職のきついところ8選
結論、下記の8つです。
- アナログな会社もある
- 業務が多い会社もある
- 建設業の経理事務は独特
- 金額が大きいので責任が重い
- ワンマン社長が合わないときつい
- 男性が苦手な女性にはきついこともある
- 仕事内容の割に給料が少ない会社もある
- 転職が難しいケースもある
1つずつ解説しますね。
①アナログな会社もある
建設業界は、まだまだアナログな会社も多いです。
IT化が遅れている業界なので。
今でもFAXや紙を多用している会社もありますよ。
先進的なITツールに慣れ親しんだ人は、ちょっとビックリするかもしれません。
ただし、会社によってはIT化が進んでいます。
しっかり企業を調べて、どのくらいIT化を進めているか調べてみましょう。
②業務が多い会社もある
事務職員が少ない会社もあるからです。
特に小さな建設会社だと、事務職員が1人でやってる会社もあります。
あまりに忙しい職場を避けたい人は、ある程度大きな会社を狙ってみましょう。
③建設業の経理事務は独特
建設業は、一般的な簿記と勘定科目が違うからです。
他業界で経理事務をやってきた人でも、最初はとまどうこともあるかと。
建設業の経理事務に転職する場合は、日商簿記をもっていることはもちろん、建設業経理士の資格もあった方がいいでしょう。
建設業経理士については、下記の記事を参考にどうぞ。
※2級から取得するのがおすすめです。
④金額が大きいので責任が重い
建設業界は大きいお金を扱います。
大手だと、億単位のお金を動かすことも。
どんな業界でも金額を間違えてはいけませんが、建設業界の金額ミスは関連業者などに大きな迷惑をかけてしまいます。
数字に強いことはもちろん、ミスのない仕事が必要です。
⑤ワンマン社長が合わないときつい
小さな建設会社だと、社長との距離が近いです。
昔ながらのワンマン社長もいるため、合わない人もいるでしょう。
ただし、この辺は相性なので、転職してみないとわからない部分です。
⑥男性が苦手な女性にはきついこともある
職人さんや現場監督は男性が多いです。
男性職員は現場に行っていることが多いため、同じ事務所内にいる時間は短いですが、電話で指示を出されることもあります。
中には強い口調の男性もいるので、男性が苦手な女性はきついと感じることもあるでしょう。
でも、この辺も相性次第ですね。
ガテン系の男性は優しい人も多いため、うまくやっていける人もいます。
⑦仕事内容の割に給料が少ない会社もある
これは建設業界に限った話ではありませんが、事務職はそもそも給料が上がりにくい職種です。
事務職は難しい仕事でありながら、「誰でもできる仕事」と見られている会社もあるから。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査を調べると、事務職の年収は低いことがわかります。
- 事務職:440万円
- 建築技術者:586万円
- プログラマー:522万円
手に職をつけて年収を上げたい人は、後述するCADオペレーターなど技術系のデスクワークも検討してみてください。
>>「手に職をつけたいならCADオペレーターもおすすめ」へジャンプ
⑧転職が難しいケースもある
一部ですが、「事務職は技術職ではない」という認識があるから。
「人件費を抑えたいから事務職は若い人がいい」という会社もあります。
なので、年齢が上がってから事務職に転職するのは難しいです。
事実、厚生労働省の有効求人倍率(令和3年2月)によると、一般事務の有効求人倍率は0.26倍しかありません。
これは「一般事務に就職を希望する1人あたりに、0.26件しか求人がない」という意味です。
会社の人間関係トラブルなど転職せざるをえない状況になっても、年齢が高いと事務職に転職できないケースもあります。
建設業の事務職のメリット5選
もちろんメリットもあります。
具体的には下記の5つ。
- 肉体労働はない
- 残業や休日出勤は少なめ
- 女性が少ない会社は気が楽
- 優しくしてもらえる会社もある
- 建設物が完成したときは達成感がある
こちらも1つずつ解説しますね。
【メリット①】肉体労働はない
当たり前ですが、肉体労働はありません。
あくまで事務職なので。
「建設業=肉体労働」というイメージがあるかもしれませんが、事務職は肉体労働しないので安心してください。
【メリット②】残業や休日出勤は少なめ
基本的には暦どおりに休める会社が多いですね。
工事現場は天候不良で工事が進まないと休日出勤することもありますが、事務職員はあまり関係ない感じです。
仕事とプライベートをきちんと分けたい人におすすめ。
【メリット③】女性が少ない会社は気が楽
男性が多いので、いわゆる「女性同士の難しい人間関係」はあまりないですね。
※もちろん会社によりますが。
「女性が多い職場より、男性が多い職場の方が気楽」という人には合っていると思います。
【メリット④】優しくしてもらえる会社もある
理由は下記の2つ。
- 女性が少ないから
- 優しい男性職員もけっこういるから
建設業界では女性が貴重な存在なので、かわいがってくれる男性職員さんも多いですよ。
【メリット⑤】建設物が完成したときは達成感がある
事務職だと工事現場にいくことはほとんどありませんが、建設物が完成したときはやっぱりうれしいものです。
間接的に工事に関わっていますからね。
社内のみんなで祝福する感じは、ちょっと他の仕事では味わえない独特の感覚ですよ。
チームで達成感を味わいたい人には良いと思います。
建設業の事務職が向いてる人の特徴7選
向いてる人の特徴は下記の7つです。
4つ以上に当てはまるなら、建設業の事務職でやっていける可能性があります。
- 数字に強い
- 快活で明るい
- 男性が苦手ではない
- マルチタスクが得意
- 仕事を覚えるのが早い
- モノづくりに興味がある
- コミュニケーション能力が高い
いくつ当てはまりましたか?
4つ以上に当てはまった人は、建設業の事務職の転職活動を始めてみてもいいかと。
転職活動のコツは、建設会社の事務職の仕事内容【有利な資格や志望動機のコツも解説】にまとめたので参考にどうぞ。
手に職をつけたいならCADオペレーターもおすすめ
復職しやすくて、子育てと両立しやすい仕事もいいなぁ。
「手に職がつくデスクワーク」ってあるのかな?
という人は、CADオペレーターも選択肢に入れてみてください。
CADオペレーターは「手に職がつくデスクワーク」だから。
設計士や建築士がデザインした設計図を、CADという設計ソフトに入力していく仕事です。
技術職に該当するため、CADオペレーターでスキルアップすると下記のような働き方も可能ですよ。
- 在宅勤務
- 在宅の副業で年収アップ
- フリーランスに転向して自由に稼ぐ
- 子育てが忙しい時期に休職しても復職しやすい
- 子供が小さいときはパート、大きくなったら正社員で働く
けっこう女性におすすめの仕事です。
CADオペレーターが女性におすすめの理由は、CADオペレーターが女性におすすめの理由5選【子育てと両立しやすい】に詳しくまとめてます。
また、CADオペレーターの仕事内容や、未経験から転職するコツは、CADオペレーターの仕事内容5選【未経験者さん向けの勉強や転職のコツ】にまとめたので参考にどうぞ。
ワット・コンサルティングでも未経験のCADオペレーターを募集中
ちなみに、私たちワット・コンサルティングはCADオペレーターの技術者派遣も行っています。
技術者派遣とは、技術者派遣の会社の正社員で雇用されて、他社で働くスタイルのこと。
※「派遣」とありますが、正社員なので安心してください。
私たちワット・コンサルティングでは、未経験からCADオペレーターになりたい人を募集しています。
ワット・コンサルティングの強みは下記の2つ。
- 約2ヶ月間の新人研修でしっかり基礎を学べる
- 研修期間中もお給料がでる
なので、「きちんと基礎を勉強してからCADオペレーターに転職したい!」という人に合うと思います。
会社説明会があるので、CADオペレーターの話を聞いた上で事務職と比較してもOKです。
今回の転職に失敗しないためにも、情報収集に活用してください。
まとめ【建設業の事務職はきついところもあるけどメリットもある仕事】
最後にもう一度、建設業の事務職のきついところをまとめておきます。
- アナログな会社もある
- 業務が多い会社もある
- 建設業の経理事務は独特
- 金額が大きいので責任が重い
- ワンマン社長が合わないときつい
- 男性が苦手な女性にはきついこともある
- 仕事内容の割に給料が少ない会社もある
- 転職が難しいケースもある
また、建設業の事務職のメリットもまとめておきますね。
- 肉体労働はない
- 残業や休日出勤は少なめ
- 女性が少ない会社は気が楽
- 優しくしてもらえる会社もある
- 建設物が完成したときは達成感がある
そして、建設業の事務職に向いてる人の特徴は下記の7つです。
- 数字に強い
- 快活で明るい
- 男性が苦手ではない
- マルチタスクが得意
- 仕事を覚えるのが早い
- モノづくりに興味がある
- コミュニケーション能力が高い
建設業の事務職に転職するコツは、建設会社の事務職の仕事内容【有利な資格や志望動機のコツも解説】にまとめています。
「手に職がつくデスクワークがいい!」という人は、CADオペレーターも検討してみてください。
CADオペレーターの仕事内容や、未経験から転職するコツは、CADオペレーターの仕事内容5選【未経験者さん向けの勉強や転職のコツ】を参考にどうぞ。
くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでも、未経験からCADオペレーターに転職したい人を募集しています。
会社説明会があるので、事務職と比較してみてください。
あなたの転職活動の参考になればうれしいです!