資格を取ろうか考えてるんだけど、具体的にどんなメリットがあるんだろ?
でも、試験は難しいのかな…
仕事をしながら勉強するのは大変そう…
いつから勉強を始めたらいいんだろう?
あと、2級建築施工管理技士を取得すると、どんな未来が開けるの?
こういった疑問や不安に応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 2級建築施工管理技士を取得するメリット
- 2級建築施工管理技士に合格する勉強のコツ
- 2級建築施工管理技士を取得した後の未来
私たちワット・コンサルティングは、施工管理の転職サポートを行う会社です。
この記事では、2級建築施工管理技士を取得するメリットを解説します。
結論、収入が上がりやすいので取得した方が良いでしょう。
きちんと勉強すれば普通に合格できる試験です。
勉強方法のコツも解説するので、さっそく勉強も始めてみましょう。
2級建築施工管理技士を取得すると、さらに上のキャリアも目指せます。
キャリアアップ・収入アップしたい人は最後まで読んでみてください!
目次
2級建築施工管理技士を取得する3つのメリット【稼げます】
結論、2級建築施工管理技士を取得するメリットは「稼げること」です。
具体的には、下記の3つの理由で稼げます。
- 主任技術者・専任技術者になれる=給料アップ
- 資格手当をもらえる
- 転職が有利になる=給料アップ
1つずつ解説しますね。
①主任技術者・専任技術者になれる=給料アップ
2級建築施工管理技士を取得すると、主任技術者と専任技術者になるので稼げます。
主任技術者・専任技術者が増えると、会社は受注できる工事が増えるから。
具体的には、昇進で給料アップする人が多いですね。
主任技術者と専任技術者については、下記のとおりです。
- 主任技術者:現場に主任技術者を配置→一般建設業の工事ができる
- 専任技術者:営業所に常勤の専任技術者を置く→工事を受注できる
いわゆる「出世」ができるので、2級建築施工管理技士は取得しておきましょう。
②資格手当をもらえる
会社によりますが、資格手当ももらえます。
前述のとおり、2級建築施工管理技士がいると会社が儲かるから。
上記で紹介した主任技術者と専任技術者以外にも、会社側にメリットがあります。
まず、経営事項審査で点数をもらえるので、公共工事を受注しやすくなります。
- 1級:5点
- 2級:2点
そして、2級建築施工管理技士がいることで、建設業許可の申請が可能です。
建築 | 建築一式工事 |
躯体 | 大工工事、とび・土工・コンクリート工事、タイル工事、鋼構造物工事、鉄筋工事 |
仕上げ | 大工工事、左官工事、石工事、屋根工事、タイル工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装工事、熱絶縁工事、建具工事 |
結論、2級建築施工管理技士が1人増えるだけでも、会社はかなりメリットが大きいですね。
それに伴って資格手当や昇進で収入がアップします。
③転職が有利になる=給料アップ
2級建築施工管理技士を取得してら、転職して給料アップする人もいます。
どの会社も2級建築施工管理技士を採用したいから。
上記で解説してきたとおり、会社側は2級建築施工管理技士が1人いるだけでも儲かります。
なので、1人でも多く採用したいのが本音。
わかりやすくいうと、2級建築施工管理技士があると転職で有利な立場に立てるので、年収交渉もしやすくなります。
結果、条件が良い会社に転職しやすいので稼げます。
【ちなみに】2級建築施工管理技士の受験資格
ちなみに、受験資格ってどうなってるの?
結論、2級建築施工管理技士の受験資格は、主に下記の区分があります。
- 最終学歴による受験資格
- 躯体の受験資格
- 仕上げの受験資格
詳しくは、建設管理センターのサイトをチェックしてみてください。
まずはあなたに受験資格があるか確認し、受験資格を満たしていればさっそく試験勉強を始めましょう。
2級建築施工管理技士に合格する勉強のコツ
なんか勉強のコツとかある?
結論、2級建築施工管理技士の試験は、きちんと勉強しないと合格できません。
それなりに難しい試験なので。
近年の平均の合格率は下記のとおり。
- 第一次検定試験:約46%
- 第二次検定試験:約33%
半分以上の人が不合格になる試験なので、きちんと勉強しましょう。
ちなみに、第一次検定試験と第二次検定試験の大きな違いは回答方法です。
- 第一次検定試験:マークシート
- 第二次検定試験:記述式問題あり
詳しい合格率や学科と実地の違いは、2級建築施工管理技士の合格率や過去問からみる難易度にまとめたのでどうぞ。
過去問を中心に勉強する
最大の合格のコツは、過去問を中心に勉強することです。
なぜなら、過去問から似たような問題が出題されるから。
具体的な勉強の手順は下記のとおりです。
- まずはテキストをざっと読む
- 過去問をやってみて、わからないところや解説やテキストで確認
- あとは1冊の過去問集を何周も解く
過去問集とテキストは1冊ずつで十分です。
1冊を繰り返し勉強するだけでも合格できるから。
過去問集の問題と答えを丸暗記できたら、ほぼ合格間違いなしです。
ちなみに、おすすめのテキストと過去問集は下記です。
実地試験の経験記述はパターンを作っておく
実地試験では経験記述問題が出題されます。
簡単にいうと、あなたの今までの実務経験を記載する問題です。
結論、実地試験の経験記述は、ある程度のパターンを作っておきましょう。
試験本番で初めて文章を考え始めると、時間が足りなくなるから。
経験記述は、下記のどれかが問題になります。
- 品質管理
- 工程管理
- 施工計画
どれが出題されるかは本番までわからないので、最低でも上記3つの文章は作っておくと無難です。
経験記述の対策は「2級建築施工管理技士[実地] 出題順 合格できる記述添削と要点解説」が参考になります。
いつから勉強を始めるべきか?→今日からが正解
結論、今日から勉強を始めましょう。
施工管理は忙しくて勉強時間を取りにくいので、早めに勉強を始める方が無難だから。
どのみち仕事をしながら勉強するのは大変なので、まずは「毎日勉強するクセ」をつけましょう。
1日5分でもOKなので、今日から勉強を始めましょう。
1日5分でも勉強するクセがつくので、まずはそこからですね。
とりあえず今日は、上記で紹介したテキスト・過去問集などを買えばOKです。
テキスト・過去問集が届いたら、さっそく勉強開始です。
2級建築施工管理技士を取得した未来【1級を目指そう】
結論、次は1級が見えてくるので、さらにキャリアアップできます。
1級を取得すれば、さらに大きな現場を任せられるから。
具体的には下記のような現場を担当できますよ。
- 大型のマンション
- 大きいビル
- 商業施設
1級建築施工管理技士は、4000万円以上の工事である特定建設業の工事を担当できるので、よりダイナミックな仕事が可能。
下記の感じで年収も上がります。
- 昇進
- 資格手当
- 大手に転職できる→年収アップ
1級建築施工管理技士になるとゼネコンへの転職も有利
1級建築施工管理技士になると、ゼネコンに転職しやすくなります。
ゼネコンは扱う工事が大きいので、1級建築施工管理技士を採用したいから。
なので、まずは2級から取得して、経験を積んでから1級を取得して、ゼネコンに転職していくキャリアプランもありですよ。
勤める会社の規模が大きいほど年収も上がるので、たくさん稼ぎたい人はいずれ1級も取得しましょう。
一般的にはまず2級から取得する人が多い
受験資格を満たせばOKです。
※受験資格は、1級建築施工管理技士の合格率や過去問や受験資格から見る難易度にまとめてます。
ただし、現実的には2級から取得する人が多いですね。
着実に経験を積んでいく方が、資格負けしないから。
1級を先に取得しても、経験値が不足してたら辛いだけですからね。
なので、2級→1級の順で受験すればOKかなと。
1級の受験資格の中には、「2級建築施工管理技士取得後に5年以上の実務経験」という項目もあるので、1つずつステップアップしていく感じでOKです。
まとめ【2級建築施工管理技士のメリットは稼げること】
最後にもう一度、2級建築施工管理技士のメリットをまとめておきます。
- 主任技術者・専任技術者になれる=給料アップ
- 資格手当をもらえる
- 転職が有利になる=給料アップ
2級建築施工管理技士を取得して稼ぎたいなら、さっそく今日から勉強あるのみです。
行動しないと何も始まらないので。
試験の合否は1点が左右します。
1点でも多くとって合格する方法はただ1つ、1日も早く勉強を始めること。
勉強を始めるのが遅くなるほど、不合格になる確率が上がると思ってください。
不合格になると、また1年勉強のやり直しなので、かなりメンドくさいですよ。
今日から勉強を始めて、2級建築施工管理技士を取得して、キャリアアップしていきましょう。
また、2級建築施工管理技士の難易度や合格率は、2級建築施工管理技士の合格率や過去問からみる難易度にまとめてます。
あなたのキャリアアップの参考になればうれしいです!