就職を考えてるから知っておきたい。
あと、きついところも知って判断したいな。
将来性はある仕事なのかな?
こういった疑問に答える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- 建設コンサルタントの魅力がわかる
- 建設コンサルタントは辛いのかわかる
- 建設コンサルタントの将来性がわかる
建設コンサルタントは、とても魅力ある仕事です。
大規模な仕事が多く、大きなやりがいがありますよ。
もちろん辛いところもあるので、就職する前に知っておきましょう。
将来性も問題ないので、興味あればぜひ。
それでは、さっそく解説していきます。
目次
建設コンサルタントの魅力5選
建設コンサルタントの魅力は、下記の5つです。
- ダイナミックな仕事が多い
- 災害の被害を防ぐ
- 自然と共存する
- けっこう稼げる
- スキルが身につけば将来も安心
1つずつ解説しますね。
①ダイナミックな仕事が多い
ダイナミックな仕事が多いのは、大きな魅力です。
理由は、建設コンサルタントは公共工事が多いから。
具体的には、国や自治体から依頼を受けて、下記のような工事に関わります。
- ダム
- 河川
- 橋
- 発電所
- 道路
- トンネル
- 空港
- 鉄道
- 港
- 防波堤
- 街
- 浄水場
- 上下水道
- 送電線
こういったダイナミックな工事の、アドバイスや設計を行う感じ。
もはや「人が生きる基盤を造れる」というレベルなので、大きな魅力があります。
②災害の被害を防ぐ
建設コンサルタントは、街づくりを依頼される仕事だから。
特に日本は災害が多い国なので、建設コンサルタントの重要度が大きいです。
あなたの仕事で、誰かの命や誰かの財産を守れる尊い仕事と言えるでしょう。
責任も大きいですが、その分やりがいがあって魅力的な仕事です。
③自然と共存する
自然を壊さずに、人間が生きやすい社会を創るのが仕事だから。
人間の便利さを追い求めるあまり、自然破壊をしていいわけではないですよね。
そうした自然とのバランスを配慮するのも、建設コンサルタントの仕事。
例えば、山を削りすぎてしまうと、大雨で土砂災害になったりします。
因果応報にならないためにも、高度な知識で自然とのバランスをとる重要な仕事です。
④けっこう稼げる
理由はシンプルで、ハイレベルな仕事だから。
建設コンサルタントは、図面を書ければできるという仕事ではありません。
- 自然破壊にならないか
- どれくらい渋滞を緩和できるか
- どう設計すれば決壊しないダムができるか
など、かなり高度な知識が必要。
そのため、求められる結果もハイレベルですが、その分、給料は高めです。
平均年収は500万円くらいで、経験豊富な人だと年収1000万円以上を稼ぐ人もいます。
⑤スキルが身につけば将来も安心
建設コンサルタントは「手に職がつく仕事」だから。
経験を積んでいけば転職も有利になるし、年収も上がりやすいです。
また、「技術士」の資格を取得すれば、起業もしやすくなります。
起業すれば会社に縛られることもないので、自由度の高い人生を生きれますよ。
終身雇用が崩壊した今、建設コンサルタントで手に職をつければ、将来の不安も減っていくことでしょう。
建設コンサルタントの辛いところ
ネットでも調べたけど、激務だとか…
たしかに、建設コンサルタントは辛い仕事です。
主な理由は下記の2つ。
- 勉強しながら業務を進めるから大変
- 複数の案件を同時進行するから忙しい
難易度が高い仕事だけに、忙しくて辛く感じることもあるでしょう。
この辺は、建設コンサルタントをわかりやすく解説【大手ランキングや年収】にまとめたので、参考にどうぞ。
ブラック企業もあるから要注意
ブラック企業の定義はあいまいですが、たしかに「ブラックっぽい建設コンサルタント」があるのも事実です。
- 長時間残業
- 休日出勤
などで、「ブラックだ!」と言う人もいます。
ただ、ブラックを避ける方法はあるので、就職の参考にすると良いかと。
詳しいノウハウは、建設コンサルタントはホワイト企業もある【簡単な見分け方も解説】にまとめています。
あとは、本人のやる気次第かと。
仕事である以上、辛いのは当たり前です。
楽しいことばかりではありません。
でも、仕事の辛さは「やりたい仕事であるか」でカバーする部分もあるかと。
ブラックはよくないですが、そもそもやりたい仕事ならちょっと我慢はできますよね。
「絶対に建設コンサルタントで成功するんだ!」という思いがないなら、やめといた方がいいかもしれませんよ。
建設コンサルタントの将来性は明るい
今後も安定して需要はあるのかな?
結論、建設コンサルタントは将来性しかありません。
なぜなら人が生きていく限り、建設コンサルタントは必要だから。
建設コンサルタントがいないと人は生きていけないかも
前述のとおり、建設コンサルタントって、下記の領域に関わっているわけです。
- ダム
- 河川
- 橋
- 発電所
- 道路
- トンネル
- 空港
- 鉄道
- 港
- 防波堤
- 街
- 浄水場
- 上下水道
- 送電線
仮にこれらが機能しなくなったら、現代人はたぶん生きていけないでしょう。
例えば、ダムが決壊してしまったら、水道が止まってしまいます。
河川の土木工事をしなかったら、雨が降るたびに洪水が起きるでしょう。
「あって当たり前」を造ってるのが建設コンサルタントなので、世の中に必要不可欠な仕事です。
今後も建設コンサルタントが必要とされる工事は多い
具体的には下記のとおり。
- 災害はなくならない
- リニューアル工事(新築の減少→リニューアル化)
- リニア新幹線
日本は、台風や地震など災害が多い国。
いつまた、大規模な災害が発生するかわかりません。
そうした災害の被害を防ぐのも、造り直すのも建設コンサルタントの仕事です。
災害が多い日本である以上、建設コンサルタントは必須です。
また、
- 橋
- 高速道路
- トンネル
のリニューアル工事はしょっちゅうやってますよね。
30年前に大量に造られた道路、橋、トンネルは、大規模なリニューアル時期を迎えています。
そして、今後もそうしたリニューアル工事は続いていくわけです。
建設コンサルタントの需要は大きいままですよね。
そして、2027年にはリニア新幹線も開業予定です。
今後も日本の交通インフラは変化し続けるでしょうから、結論、建設コンサルタントの将来性はありまくりです。
まとめ【建設コンサルタントは辛いところもあるけど、魅力もたくさんある仕事】
最後にもう一度、建設コンサルタントの5つの魅力をまとめておきます。
- ダイナミックな仕事が多い
- 災害の被害を防ぐ
- 自然と共存する
- けっこう稼げる
- スキルが身につけば将来も安心
忙しいし、難易度の高い仕事で辛いところもありますが、トータルではとても魅力的な仕事かと。
本気で建設コンサルタントで成功したいなら、ぜひとも挑戦してみてください。
建設コンサルタントの需要が減ることは考えにくいので、将来性もバツグンですよ。
下記の2記事も参考にどうぞ。
あなたの就活の参考になればうれしいです。