施工管理の派遣を辞めたいときの対処法【辞めやすい退職理由も紹介】

施工管理の派遣を辞めたいときの対処法【辞めやすい退職理由も紹介】
施工管理の男性
施工管理の男性
施工管理の派遣を辞めたい…

どうすれば辞められるかな?

できるだけスムーズに辞める方法を知りたいな。

あと、辞めた後の転職先はどうしよう…?

こういった疑問に答える記事です。

この記事でわかることは下記のとおり。

  • 施工管理の派遣を辞める方法がわかる
  • 施工管理の派遣をスムーズに辞める退職理由がわかる
  • 施工管理の派遣を辞めた後の転職先がわかる

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。

この記事は、施工管理の派遣を辞めたい人向けの記事です。

派遣を辞めるときは、一般的な建設会社を辞めるときとはちょっと方法が違うので、必ず知っておきましょう。

スムーズに辞めやすい「退職理由」もまとめたので、退職や転職に参考にどうぞ!

この記事の監修者

株式会社ワット・コンサルティング

施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。

  • 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
  • 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
  • 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号

施工管理の派遣を辞めたいときの対処法【流れで解説】

施工管理の派遣を辞めたいときの対処法【流れで解説】

施工管理の派遣を辞めたいときは、派遣会社に退職を伝えましょう。

なぜなら、雇用主は派遣会社だから。

くれぐれも派遣先に「辞めます」と言わないようにしてください。

派遣先が「聞いてない!」となり、派遣会社と派遣先のトラブルに発展します。

あくまで雇用主は派遣会社なので、派遣会社に伝えるのが鉄則です。

技術者派遣でも退職規定に従う

派遣会社にも退職の規定があるので、それに従って辞めます。

一般的には「1ヶ月前までに退職を申し出ること」となっている会社が多いです。

就業規則に退職の記載があるので、派遣会社に申し出る前に確認しておきましょう。

ただし、現実的には退職規定通りに辞められないことが多いです。

【現実的には】現場が終わるまで辞められない可能性あり

現実的には、今の現場が終わるまで辞められないケースが多いです。※会社や状況によりますが。

なぜなら、施工管理の性質上、途中から他の人にバトンタッチしにくいから。

現場の細かいところまで理解してるのが施工管理なので、急に他の人に引き継げない現場もあるでしょう。

この辺は派遣会社に応相談ですが、今の現場が終わるまで働くイメージをしておく方が無難です。

派遣会社に相談して退職時期を決める

最終的な退職時期は、派遣会社と相談して決まる感じです。

早く辞めたい人は、くれぐれも「早く辞めたい意思」を伝え続けましょう。

会社や状況によっては、便宜を図ってくれることもあるので。

【注意】引き留められたら断固たる意思を貫く

もし派遣会社に引き留められたら、断固たる退職の意思を貫いてください。

「辞めます」という決定事項だけを言い続けたら、辞められるので。

一番よくないのは「中途半端な態度」です。

  • できたら辞めたいんですが…
  • 辞めたいと思ってるんですが…

などハッキリしない態度だと、「条件によっては辞めなくてもいい」ととられてしまい辞めにくいことがあります。

本気で辞めたいなら、何を言われても「辞めます」と返しましょう。

また、退職の意思を形に残すために、退職届を提出するのもおすすめです。

退職時期が決まったら空き時間で転職活動スタート

派遣会社と相談して退職時期が決まったら、さっそく転職活動を始めましょう。

ただし、現場が忙しいと転職活動を始められない可能性があります。

どうしても時間がとれないなら、辞めてから転職活動すればOK。

施工管理は不足しているので、経験者であれば割と内定は出やすいです。

とはいえ2~3ヶ月の無職期間ができる可能性があるので、3ヶ月分の生活費くらいは貯金しておくと安心です。

貯金がないなら、一度実家に帰ることも検討しましょう。

ダラダラ転職活動すると内定が出るのも遅くなるので、転職を決めたらすぐに動き出すのがコツです。

施工管理の派遣のおすすめ退職理由

施工管理の派遣のおすすめ退職理由
施工管理の男性
施工管理の男性
退職する流れはなんとなくわかったけど、退職理由はなんて言えばいいの?

正直な退職理由を言ったら、引き留められそうな気がする…

もし引き留められそうなら「他にやりたい仕事がある」がベストです。

なぜなら、前向きな退職理由で反対しにくいから。

正直な退職理由を言っても辞めさせてくれるならそれでもいいですが、引き留められる可能性があるなら「他にやりたい仕事がある」が無難ですね。

具体的には下記のとおり。

  • どうしてもプログラマーに挑戦したいので。
  • どうしても営業に転職したいので。
  • どうしても起業してみたいので。

施工管理とまったく関係ない仕事への転職意欲を伝えると、引き留められにくいです。

※この辺は「嘘も方便」ですね。

【注意】おすすめしない退職理由

下記は引き留められやすいので、あまりおすすめしません。

おすすめしない退職理由おすすめしない理由
他の派遣会社に転職します。今より良い条件を提示されて辞めにくい
引っ越すので。引越し先の派遣先を紹介される
家庭の事情で。家庭の事情を加味した派遣先を紹介される

前述の「他にやりたい仕事がある」は、引き留めが難しいのでおすすめです。

施工管理の派遣を辞めた後の3つの転職先

施工管理の派遣を辞めた後の3つの転職先
施工管理の男性
施工管理の男性
施工管理の派遣を辞めた後の転職先はどうしよう…

結論、下記の3つの進路があります。

  1. 別の派遣会社に転職
  2. 建設会社の直接雇用に転職
  3. まったく別の仕事に転職

あなたの希望に合う転職先を選べばOKです。

1つずつ解説します。

①別の派遣会社に転職

別の派遣会社に転職を考える人は、派遣会社選びを重視しましょう。※当たり前ですが。

具体的には「優良派遣事業者」に認定されている派遣会社が安心です。

優良派遣事業者とは、良質な労働環境を確保している派遣会社のこと。

厚生労働省から委託された認定機関によって、審査を通過した優良派遣会社です。

約72000の派遣会社のうち、優良派遣事業者はわずか167社しかありません。

派遣会社のホームページを調べれば、優良派遣事業者かわかります。

派遣会社を選ぶ際の基準にしてみてください。

参考記事

派遣会社の選び方は、施工管理の派遣で働く14のメリットと6つのデメリット|やめとけと言われる理由にまとめています。

また、他の派遣会社に転職すると時給が上がるケースもあります。

派遣の施工管理の給料相場については、派遣の現場監督の給料相場【安定性や将来性もあまり問題ないと思う】を参考にどうぞ。

ワット・コンサルティングは優良派遣事業者

冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングは施工管理の技術者派遣です。

優良派遣事業者に認定されています。

施工管理の男性
施工管理の男性
次は良い環境で働きたい!

という人は、転職活動の情報収集に活用してみてください。

②建設会社の直接雇用に転職

建設会社の直接雇用に切り替える場合は、下記を注意して転職先を選びましょう。

  1. まずはあなたの希望条件を書き出す(あなたがどうしたいかが基本だから)
  2. ブラック企業を避ける
  3. ITに力を入れてる会社を選ぶ(仕事がしやすいから)

建設会社の選び方は、施工管理が転職で失敗しない3つのコツ【進め方5ステップも解説】にまとめたので、参考にどうぞ。

また、私たちワット・コンサルティングでは、施工管理向けの転職サポートを行なっています。

年間休日120日以上や時短勤務できる求人もあるので、あなたが働きやすい転職先が見つかるかもしれません。

無料で求人だけ見ることもできるので、転職活動の情報収集に活用してみてください。

③まったく別の仕事に転職

「もう施工管理はやりたくない…」という理由で、まったく別の仕事に転職する人もいます。

施工管理から転職するのに、おすすめの転職先は下記のとおりです。

  1. 設計事務所
  2. CADオペレーター
  3. 建設会社の営業マン
  4. デベロッパー
  5. 技術系の公務員
  6. ビル管理
  7. 都市再生機構

この辺の詳細は、施工管理から転職したい場合のおすすめの異業種7選【転職のコツ】にまとめてます。

まとめ|施工管理の派遣を辞めたいときは手順に沿って退職しよう

まとめ【施工管理の派遣を辞めたいときは、手順に沿って退職しよう】

ということで、本気で施工管理の派遣を辞めたいなら、今すぐ行動開始です。

行動しないと、いつまで経っても辞められないので。

具体的な退職の手順は下記のとおりです。

  1. 派遣会社に退職を伝える
  2. 派遣会社と相談して退職の時期を決める
  3. 退職時期が決まったら転職活動を始める

もし引き留められた場合は、下記の3つがコツです。

  1. 「辞めます」の一点張り
  2. 退職届も提出する
  3. 「他にやりたい仕事があるので」と言う

そして、辞めた後の転職先は下記の3つがあります。

  1. 別の派遣会社に転職
  2. 建設会社の直接雇用に転職
  3. まったく別の仕事に転職

別の派遣会社で働く場合は「優良派遣事業者」を選ぶと安心です。

※私たちワット・コンサルティングも優良派遣事業者に認定されています。

また、直接雇用で転職する場合は、下記の3つがポイント。

  1. まずはあなたの希望条件を書き出す(あなたがどうしたいかが基本だから)
  2. ブラック企業を避ける
  3. ITに力を入れてる会社を選ぶ(仕事がしやすいから)

私たちワット・コンサルティングでも、あなたに合う求人を紹介できるかもしれません。

年間休日120日以上や時短勤務できる求人もあるので、情報収集に活用してみてください。

あとは行動あるのみ。

退職に向けて、1つずつ進めていきましょう。

関連記事

  1. 施工管理は30代で未経験からでも挑戦できる【会社の選び方も解説】

    施工管理は30代で未経験から挑戦できる|転職する3つのデメリット

  2. 高卒でも施工管理に転職は可能【年収アップできるし手に職もつく】

    高卒でも施工管理に転職は可能|収入アップできるし手に職もつく

  3. 現場に出ない施工管理もある!現場に出ない施工管理になる方法も解説

    現場に出ない施工管理もある!現場に出ない施工管理になる方法も解説

  4. 施工管理は底辺じゃないと思う5つの理由【社会貢献度が高い仕事】

    施工管理は底辺じゃないと思う5つの理由|社会貢献度が高い仕事

  5. 施工管理におすすめの髪型10選!ヘルメットにも合う髪型とは

    施工管理におすすめの髪型10選!ヘルメットにも合う髪型とは

  6. 施工管理経験者なら50代でも転職できる【3つの転職活動方法も解説】

    施工管理経験者なら50代でも転職できる|3つの転職活動方法も解説

施工管理の優良求人を見る

定着率83.2%の施工管理求人を見る

  1. 施工管理と現場監督の違いをわかりやすく解説|大変なところ3選

    施工管理と現場監督の違いをわかりやすく解説|大変…

  2. 40代の現場監督の平均年収を解説|年収アップや働き方改善のコツ

    40代の現場監督の平均年収を解説|年収アップや働き…

  3. 施工管理からCADオペレーターに転職しやすい5つの理由

    施工管理からCADオペレーターに転職しやすい5つの理由

  4. 土木作業員に向いている人の7つの特徴|やりがいときついところも解説

    土木作業員に向いている人の7つの特徴|やりがいとき…

  5. 鉄道施工管理のきついところとやりがい|未経験から転職するコツも解説

    鉄道施工管理のきついところとやりがい|未経験から…

  1. 施工管理とは?をわかりやすく解説【ようは監督です】

    施工管理が転職で失敗しない3つのコツ|進め方5ステ…

  2. 未経験から施工管理に転職するコツ

    未経験でも施工管理に転職できる!転職に失敗しない9…

  3. 現場監督

    施工管理の派遣で働く19のメリットと14のデメリット…

  4. 施工管理

    施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で…

  5. 札束

    施工管理(現場監督)の平均年収や給料を徹底分析|資…

施工管理に役立つメルマガ

建設業界×ミドル層の転職サイト

建築設備のおすすめサイト