施工管理に向いている人の特徴31選|向いてない人の特徴も解説

施工管理に向いている人の特徴31選
考える男性
考える男性
施工管理に向いてる人の特徴を知りたいな。

自分にもできるのかなぁ?

こういった疑問に答える記事です。

この記事の内容は下記のとおり。

  • 施工管理の仕事内容や年収
  • 施工管理に向いてる人の特徴31選
  • 施工管理に向いていない人の特徴
  • 施工管理に向いている可能性がある職業
  • 未経験から施工管理に就職する方法
  • 施工管理でやりがいや達成感があるとき6選
  • 施工管理がきつい・辛いと感じるとき6選
  • 施工管理の仕事がきついときの対処法5選

 

私たち「ワット・コンサルティング」は、施工管理の技術者派遣の会社です。

未経験で施工管理になりたい人を募集しています。

施工管理は未経験から始めることができて、スキルが身につけば年収も高い仕事です。

求人情報でもよく見かける仕事だけに、

考える男性
考える男性
自分にもできるのかなぁ?

と気になっている人も多いはず。

そこで、施工管理に向いてる人の特徴を30個まとめてみました。

あなたに当てはまるものがいくつあるか数えてみましょう。

この記事を読むことで、あなたが施工管理に転職していいかわかります。

今回の転職に失敗したくない人は、最後まで読んでみてください!

 

「前置きはいいから施工管理に向いてる人の特徴を教えて!」という人は、施工管理に向いている人の特徴31選をクリックすると該当箇所にジャンプできますよ!

目次

施工管理職とは?仕事内容や年収を解説

工事現場の施工管理たち

考える男性
考える男性
そもそも施工管理ってどんな仕事なの?

主な仕事内容は以下の5つです。

  1. 安全管理
  2. 工程管理
  3. 品質管理
  4. 原価管理
  5. 環境管理

 

1つずつ解説していきます。

 

安全管理

施工管理の「安全管理」は、建設現場での作業者の安全を確保し、事故を防ぐための一連の活動です。

具体的には以下のとおり。

  • 安全教育:作業者への安全研修やミーティングを実施して、安全意識の向上を促す
  • 危険予知活動:作業前に危険な状況や行動を予知して、それを回避する手段を検討する
  • 安全設備の導入・保守:ヘルメットや安全帯など必要な安全設備を用意・チェックする
  • 現場の巡回・監督:定期的に現場を巡回して、安全上の問題点がないか確認する
  • 事故対応:事故が発生した際に迅速に対応・原因を分析して再発防止策を立てる

 

詳しくは、施工管理の安全管理とは現場の危険を防ぐこと【6つの安全管理を簡単に解説】にまとめています。

 

工程管理

「工程管理」とは、建設工事を計画通りに進め、期限内に完成させるための管理です。

具体的には以下のとおり。

  • 工程表の作成:工事のスケジュールを立てる
  • 進捗確認:実際の作業の進行状況をチェックして、工程表との差異を確認する
  • 遅延対策:進捗が計画より遅れている場合は原因を分析して作業手順を変更する
  • 報告・連絡:工程の進捗状況を関係者に定期的に報告する

 

詳しくは、施工管理の工程管理とは【工程管理の手法や工程表の種類も解説】を参考にどうぞ。

 

品質管理

「品質管理」とは、建設工事が基準や要求を満たす品質で完成するように管理することです。

具体的には以下のとおり。

  • 基準設定:基準や規格の設定
  • 検査・試験:材料や作業の品質をチェック・試験する
  • 不具合対応:不具合が見つかった場合は修正を行う
  • 記録・報告:工事の工程を記録して関係者に報告する
  • 教育・研修:目標の品質に達するために作業者に指示・研修を行う

 

詳しくは、施工管理の品質管理とは【未経験者さん目線でわかりやすく解説します】にまとめています。

 

原価管理

「原価管理」とは、建設工事のコストを適切に管理して、計画された予算内で工事を完了させることです。

具体的には以下のとおり。

  • 予算策定:工事開始前に必要な材料・人件費・機械費など計算して予算を組む
  • 実績追跡:工事にかかったコストを定期的に記録して、予算との差異を確認する
  • 原因分析:コストが予算と異なる場合はその原因を分析する
  • 対策立案:コストの過大・過少を正すための対策を実施する
  • 報告・調整:コストの状況をプロジェクト関係者に報告する

 

詳しくは、施工管理の原価管理とは【具体的なやり方や必要な5つのスキルも解説】を参考にどうぞ。

 

環境管理

「環境管理」とは、建設工事で周辺環境に悪い影響を与えないための管理です。

具体的には以下のとおり。

  • 環境影響の予測と評価:工事が周辺環境に及ぼす影響を予測・評価する
  • 環境対策の実施:騒音・振動・排水・廃棄物などを管理する
  • 環境モニタリング:実施した対策に効果があるかを確認する
  • 法令遵守:環境に関する法令や条例を遵守して、必要な届出や報告を行う
  • 啓発活動:作業者や関係者に環境保護の重要性を説明する

 

環境管理については、施工管理の4大管理とは【5大管理もアリ。激務×ブラックを避けるコツ】にまとめています。

 

見習い施工管理の仕事内容

考える男性
考える男性
見習いの施工管理はどんな仕事から始めるの?

具体的には以下のとおりです。

  • 現場の掃除
  • 安全管理
  • 現場の写真撮影
  • 飲み物の準備
  • 朝礼の準備
  • 朝礼で当日の作業内容や注意事項の説明
  • 職人さんの手伝い
  • 事務作業
  • とにかく質問して仕事を覚える

 

詳しくは、現場監督(施工管理)1年目の新人の仕事内容9選【未経験者は研修が命】を参考にどうぞ。

 

施工管理の年収相場

考える男性
考える男性
施工管理ってどれくらい稼げるの?

独自調査ですが、施工管理の平均年収は455万円です。

ただし、以下に該当する施工管理の中には、年収1000万円以上を稼ぐ人もいます。

  • 所属する企業規模が大きい
  • 担当する工事規模が大きい
  • 施工管理技士など国家資格を保有している
  • 施工管理の経験値が高い
  • 年齢が高い
  • 役職が高い
  • 現場を掛け持ちしている
  • 勤務地が都市部や海外
  • 残業時間が長い

 

詳しくは、年収1000万円の現場監督9つの条件【年収アップする3つのコツ】にまとめています。

 

施工管理に向いている人の特徴31選【チェックリスト】

チェックリスト

施工管理に向いてる人の特徴は、下記の31個です。

初めてに言っておきますが、31個全部に当てはまらないと施工管理ができないわけではありません。

目安として、10個以上あてはまるものがあれば施工管理は向いてます。

9個以下しか当てはまらなければ、ちょっと施工管理は向いてないかもしれません。

あなたはいくつ当てはまるか数えてみてください。

  1. コミュニケーション能力がある
  2. リーダーシップがある
  3. チームワークを活かせる
  4. マネジメント能力がある
  5. スケジュール調整能力がある
  6. リスク管理できる
  7. 体力がある
  8. 臨機応変に対応できる
  9. マルチタスクができる
  10. 交渉力がある
  11. 気配りができる
  12. 細かいことに気がつく
  13. 元気よく話せる、元気よくあいさつと返事ができる
  14. 年上に好かれる・かわいがられる
  15. 初対面の人と仲良くできる
  16. 説明がわかりやすい
  17. 自分の意見を言える
  18. 仕事が丁寧
  19. 整理整頓できる
  20. 細かい仕事ができる
  21. 算数ができる
  22. 勉強し続けられる
  23. 体育会系
  24. メンタルが強め
  25. 理不尽なことや嫌なことがあってもすぐ立ち直れる
  26. 健康体
  27. タバコの煙に抵抗がない
  28. お酒が飲める
  29. 下ネタにあまり抵抗がない
  30. 建設やモノづくりが好き
  31. 向上心・チャレンジ精神がある

 

それでは、1つずつ詳しく解説していきます。

 

①コミュニケーション能力がある

施工管理はコミュニケーション能力が必要です。

職人さんや業者と、コミュニケーションをとることが多いからです。

コミュニケーションがとれないと、下記のような問題あり。

  • 職人さんに怒られる
  • 職人さんに無視される
  • 確認がうまくできず、重大なミスにつながる
  • 事故につながる

 

人と話すのに抵抗がないことは重要です。

 

②リーダーシップがある

リーダーシップはある方が良いですね。

施工管理は現場監督なので、監督らしく現場の人たちを引っぱっていく存在が望ましいからです。

例えば、下記のような経験があると良いでしょう。

  • 前職で部下をもっていた
  • 学生時代にキャプテンをしていた

 

③チームワークを活かせる

施工管理はチームワークを活かせる力が必要です。

建設物はみんなで造るものだからです。

例えば、下記のような経験があると良いですね。

  • 学生時代に団体スポーツをしていた
  • 前職ではチームで動いていた

 

④マネジメント能力がある

施工管理はマネジメント能力もあった方が良いです。

現場の職人さんたちをやる気にさせて、建設物を完成させなければいけないからです。

例えば、下記のような経験があると良いでしょう。

  • 前職で管理職をしていた
  • 前職で部下の育成をしたことがある
  • 学生時代に後輩の指導をしたことがある

 

⑤スケジュール調整能力できる

施工管理は、スケジュール管理ができないといけません。

決められた日までに、建設物を完成させなければいけないからです。

でも、現場では予想しないことが起こります。

下記のように、工期が遅れることがあります。

  • 天候不良で工事ができない
  • 現場のトラブルで工事が遅れる
  • 現場の人材が足りない

 

柔軟にスケジュールを変更して、期限内に完成させるスケジュール管理力が重要です。

前述のとおり、施工管理のスケジュール管理は「工程管理」といいます。

工程管理の詳細は、施工管理の工程管理とは【あなたが工程管理に向いてるかも診断できる】にまとめたので参考にどうぞ。

 

⑥リスク管理ができる

施工管理はリスク管理能力が重要です。

リスク管理が甘いと、事故が起きるからです。

例えば、下記などを放置すれば事故につながります。

  • 現場作業員の安全管理が徹底されていない
  • 現場に危険個所がある

 

もっとも起こしてはいけないのが事故です。

「これくらい大丈夫だろう」ということなく、きちんとリスク管理する力が求められます。

前述のとおり、施工管理のリスク管理の仕事を「安全管理」といいます。

安全管理の仕事内容は、施工管理の安全管理とは現場の事故を防ぐこと【4つの安全管理がある】に詳しくまとめたので参考にどうぞ。

 

⑦体力がある

施工管理は体力が必要です。

朝早くから夜遅くまで働くこともあり、体が資本の仕事だから。

週休1日の会社もあるので、体力がないと厳しいです。

下記のように体力が必要な仕事の経験があると、施工管理もできる可能性があります。

  • 介護職
  • 自衛隊
  • 保育士
  • 飲食
  • 工事の現場作業員

 

ただし、近年は週休2日の会社が増えています。

国が主導で働き方改革を進めているので、今後はもっと週休2日の会社が増えるかと。

この辺は、建設業の週休2日は2024年から実施予定【ただし義務化ではない】も参考にどうぞ。

 

⑧臨機応変に対応できる

施工管理は臨機応変さが求められます。

工事現場では、予測しないことが起きるからです。

例えば下記のように、ほんとに色々な事態が起こります。

  • 雨が続いて工期がずれる
  • 工事の内容が急に変更になる
  • 急に人材が足りなくなる

 

そういうときも、冷静に対処できる臨機応変さが必要です。

 

⑨マルチタスクができる

マルチタスクができる人は、施工管理に向いてます。

施工管理は、同時にいくつもの仕事を進めなければいけないからです。

例えば、下記のように同時進行していかなければいけません。

  • 職人さんの質問に答える
  • 下請け業者との交渉
  • 新人の現場研修
  • 現場の掃除
  • 不足の事態への対応
  • 現場の写真撮影

 

「1つのことしかできない」という人は、ちょっと向かないかもしれませんね。

 

⑩交渉力がある

交渉力がある人は、施工管理に向いています。

下請け業者との金銭面の交渉などがあるからです。

例えば、前職で法人営業をやっていて、交渉事が多かった人は向いてますね。

 

⑪気配りができる

気配りはできた方が良いですね。

現場で働く職人さんたちに細かい気配りができれば、心を開いてくれるからです。

例えば、下記のような気配りができると良いですね。

  • 職人さんたちの飲み物を用意しておく
  • あいさつと返事をしっかりする
  • 職人さんの名前を覚える
  • 「お疲れ様です」と一声かける

 

職人さんたちに嫌われてしまうと、言うとおりに動いてくれないなど支障がでます。

 

⑫細かいことに気がつく

施工管理は細かいことに気がつけることが必要です。

小さなミスが、大きな事故につながることがあるからです。

例えば、下記などが大切。

  • 現場の危険に気づく
  • 設計と違う工事に気づく
  • 職人さんの体調不良に気づく

 

問題が小さいうちに気づけば小さなことで済みますが、気づかず工事が進んでしまうと、あとで大問題になることもあります。

 

⑬元気よく話せる、元気よくあいさつと返事ができる

施工管理は元気よく話せた方が良いです。

職人さんは、元気の良い人が好きな人が多いからです。

例えば、下記のように元気よくいきましょう!

  • あいさつと返事はとにかく元気よく
  • 「お疲れ様です!」も元気よく
  • 職人さんにお願いするときも、元気よく

 

元気よくしていると、職人さんと仲良くなれる可能性が高まります。

 

⑭年上に好かれる・かわいがられる

年上には好かれた方が良いですね。

職人さんの偉い人は、だいたい年上だからです。

年配の職人さんに気に入られると、現場をスムーズに回せます。

例えば、下記のような人は適性があります。

  • 学生時代に先輩にかわいがられた
  • 前職で上司にかわいがられた

 

⑮初対面の人と仲良くできる

施工管理は、初対面の人と仲良くできる力があると向いてます。

現場が変わるたび、初対面の人と仕事をするからです。

ずっと同じメンバーで仕事ができれば楽なんですが、そうもいきません。

例えば、下記のような経験があると良いですね。

  • 前職で営業をしていて、初対面の人は得意
  • 販売のアルバイト経験があり、初対面のお客さんと話すのが得意だった

 

施工管理はコミュニケーションをとる仕事なので、初対面の人と仲良くなるスキルは大切です。

 

⑯説明がわかりやすい

わかりやすい説明ができる人は、施工管理に向いてます。

職人さんに質問されたときに、わかりやすく伝えられると工事がスムーズに進むからです。

例えば、下記のような経験があると良いかと。

  • 前職で営業をやっていた
  • 前職でプレゼンする機会が多かった
  • 塾講師をしていた
  • 家庭教師をしていた

 

職人さんの質問にすぐ答えると、信頼されるので仕事がやりやすくなります。

もちろん、最初からすぐに答えられるわけではありませんが、すぐ答えられる努力をするのは大切です。

 

⑰自分の意見を言える

自分の意見を言える人は、施工管理に向いています。

職人さんの中にはわがままを言ってくる人もいるので、現場監督としてバシッと意見を言える必要があるからです。

職人さんのいうことを全部聞いていたら、ナメられてしまいます。

自分の意見を言うときは、根拠をもって伝えましょう。

きちんと意見を言うことで、返って職人さんたちに信頼されることがあります。

 

⑱仕事が丁寧

仕事が丁寧な人は、施工管理に向いてます。

雑な仕事をすると、職人さんの手抜き工事など重大な問題になるからです。

例えば、下記のような人は向いてます。

  • 前職で「仕事が丁寧だ」とほめられたことがある
  • 雑な仕事をする人を見るとイライラする
  • 仕事はきちんとやりたい

 

⑲整理整頓できる

施工管理をやるなら、整理整頓はできた方が良いですね。

事務作業を効率よくこなす必要があるからです。

例えば、現場の写真の紛失があると、探し物で大きく時間をロスしてしまいます。

また、「重要書類をなくした」となれば大問題です。

デスクを整理整頓して、無駄なく効率よく仕事ができるようにしなければいけません。

下記のような人は、施工管理に向いてます。

  • 前職ではデスクをきれいに使っていた
  • 使ったものは元の場所に戻す
  • ものをなくすことは少ない

 

⑳細かい仕事ができる

細かい仕事もできる人は、施工管理に向いてます。

現場監督だけでなく、事務作業、写真撮影、連絡などの細かい仕事があるからです。

例えば、下記のような人も良いですね。

  • 前職で事務作業もしていた
  • 細かい作業が嫌いじゃない

 

㉑算数ができる

施工管理は算数ができた方が良いです。

工事が黒字になるように、予算管理をするのも仕事だからです。

経費を使いすぎれば、利益は少なくなります。

利益が少なくなってしまうと、会社からの評価にもかかわるので、算数はできた方が良いですね。

 

前述のとおり、施工管理の予算管理の仕事を「原価管理」といいます。

原価管理の仕事内容は、施工管理の原価管理とは【具体的なやり方や必要な5つのスキルも解説】に詳しくまとめてます。

 

㉒勉強し続けられる

施工管理をするなら、勉強し続けることが大切です。

建設は常に進化しているからです。

例えば、下記のような人は良いですね。

  • 学生時代、コツコツ勉強することができた
  • 前職でも勉強できていた

 

特に、未経験から施工管理を始める場合は勉強することが多いので、勉強する力は大切です。

 

㉓体育会系

施工管理は体育会系の素質はあっても良いです。

現場の職人さんは体育会系・ガテン系の人が多いからです。

ただし「体育会系じゃないと施工管理ができないか?」というと、そんなことはありません。

ようは職人さんたちとコミュニケーションがとれれば、体育会系でもオタク系でも問題はありません。

 

「体育会系だと話が合う」くらいの感じですね。

 

㉔メンタルが強め

施工管理は、メンタルは強めが良いです。

職人さんにきついことを言われることもあるからです。

職人さんには悪気がなくても、きつい口調になることがあります。

それにいちいちへこんでいたら大変です。

ある程度のメンタルの強さはあった方が良いでしょう。

 

㉕理不尽なことや嫌なことがあってもすぐ立ち直れる

理不尽なことや嫌なことがあっても、すぐに立ち直れる人は施工管理に向きます。

現場では理不尽なことも起きるからです。

例えば、下記のようなこともあります。

  • 自分が悪くないのに怒られる
  • 意味不明な罵声を浴びせられる

 

ですが、それはあなたの人格を否定しているのではなく、誰にでもよくあることです。

だから、気にせずすぐに立ち直れる人が良いですね。

「一晩寝ると忘れる」という人は向いてます。

 

㉖健康体

施工管理をするなら、健康な方が良いですよ。

体力が必要な仕事なので、健康じゃないと続けられないからです。

例えば、下記のような人は向いてますね。

  • 今まで大きな病気をしたことがない
  • 持病がない

 

※健康はどんな仕事をするにも必要ですけどね。

 

㉗タバコの煙に抵抗がない

タバコの煙は大丈夫な方が良いですね。

休憩時間にタバコを吸う人が多いからです。

「自分もタバコ吸うよ!」という人は、問題ないと思います。

 

㉘お酒が飲める

お酒は飲めた方が良いですね。

職人さんや業者さんとの飲み会もあるからです。

※体質に関わることなので無理に飲めるようになる必要はありません。

お酒を飲めると、飲み会で職人さんと仲良くなって、仕事がやりやすくなるというメリットがあります。

ただし、近年はコロナの影響で飲み会は減っています。

 

㉙下ネタにあまり抵抗がない

下ネタに抵抗がない方が無難です。

職人さんの中には、下ネタを話す人もいるからです。

※この辺も無理に得意になる必要はありませんが。

職人さんと仲良くなるきっかけになったりはします。

 

㉚建設やモノづくりが好き

最後にとても重要なことですが、建設やモノづくりは好きな方が良いですね。

仕事は興味のあることじゃないと辛いからです。

例えば、下記のような人は向いてます。

  • 昔から建築物に興味があった
  • 建築系の専門学校に行こうと思ったことがある
  • モノづくりの仕事がしたいと思っていた

 

仕事なので大変なことはありますが、建設物が完成したときの感動は、ちょっと他の仕事では味わえないものがありますよ。

 

㉛向上心・チャレンジ精神がある

向上心・チャレンジ精神がある人は施工管理に向いています。

以下のように、施工管理は新しい経験を積んでいく必要があるからです。

  • 新しい工事現場
  • 新しい職人さんとの連携
  • 施工管理技士など国家資格への挑戦

 

【反対に】施工管理に向いていない人の特徴

施工管理に向いてない人の特徴

考える男性
考える男性
じゃあ、施工管理に向いてない人ってどんな特徴があるの?

施工管理に向いてない人の特徴は、上記の向いてる人と逆です。

言葉にするとこんな感じ。

  1. コミュニケーション能力がまったくない
  2. リーダーシップがまったくない
  3. チームワークをまったく活かせない
  4. マネジメント力がまったくない
  5. スケジュール管理がまったくできない
  6. リスクの感覚がまったくない
  7. 想定外のことが起きるとパニックになる
  8. マルチタスクがまったくできない
  9. 交渉力がまったくない
  10. 気配りができず、空気が読めない
  11. 細かいことにまったく気づけない
  12. まったく元気がない
  13. 年上に嫌われる
  14. 初対面の人とまったく話せない
  15. 説明がすごくわかりにくい
  16. 自分の意見をまったく言えない
  17. 仕事が雑
  18. まったく整理整頓できない
  19. 細かい仕事はまったくできない
  20. 算数がものすごく苦手
  21. 一切勉強したくない
  22. 体力がまったくない
  23. 体育会系の人は拒否反応がでる
  24. メンタルがすごく弱い
  25. 理不尽なことや嫌なことは一切たえられない
  26. 健康に問題がある
  27. タバコの煙をすうと体調が崩れる
  28. お酒の匂いをかぐのもダメ
  29. 下ネタは絶対NG
  30. 建設やモノづくりにまったく興味がない
  31. 向上心やチャレンジ精神がまったくない

 

21個以上当てはまる人は、施工管理はあまりおすすめしません。

他にも仕事はたくさんあるので、他の仕事を探しましょう。

 

施工管理に向いている可能性がある職業|理由も解説

ネクタイと革靴

考える男性
考える男性
未経験から施工管理に転職を考えてるんだけど、どんな職業を経験してると施工管理に向いてるの?

以下の職業を経験している人は、施工管理に向いている可能性があります。

  • 営業職
  • 接客業
  • 運送業
  • 職人さん
  • 建設系の公務員
  • システムエンジニア

 

1つずつ解説します。

 

営業職

営業職の経験者は施工管理に向いている可能性があります。

コミュニケーション能力を活かせるから。

お客様と会って話すのが苦でなかった人は、特に向いているでしょう。

 

接客業

接客業の経験者も、コミュニケーション能力を活かせるため施工管理に向いている可能性があります。

特に「説明がうまい」などほめられた経験がある人は、施工管理がおすすめです。

 

運送業

運送業の経験がある人も、施工管理に向いている可能性があります。

施工管理は体力が必要な仕事だから。

特に長距離の運転手だった人は、体力的に施工管理の仕事もできるでしょう。

 

職人さん

建設の職人さんも、施工管理ができる可能性があります。

シンプルに、施工管理を見てきたので仕事のイメージができるから。

「工事ではなく管理をやりたい」と思ったことがある人は、施工管理に挑戦してみましょう。

詳しくは、職人から施工管理に転職する方法【施工管理の11の心配事を解消します】を参考にどうぞ。

 

建設系の公務員

建設系の公務員を経験している人も、施工管理の仕事ができる可能性があります。

発注する側→工事を請ける側に仕事が変わりますが、公務員時代に学んだ知識を活かせるでしょう。

参考:【土木公務員を辞めたい人へ】辞めるデメリットや次の転職先候補3選

 

システムエンジニア

システムエンジニアの経験がある人も、施工管理でやっていける可能性があります。

仕事の役割が似ているから。

  • システムエンジニア:プログラマーの管理業務
  • 施工管理:職人さんの管理業務

 

業界は違いますが「モノづくり」という点でも似ている仕事です。

 

未経験から施工管理に就職する方法|技術者派遣はサポートが良い

未経験から施工管理に就職する方法

考える男性
考える男性
施工管理に向いてるっぽいから、就職してみようかな…

でも、具体的に何から始めればいいの?

結論、未経験者さんを募集してる施工管理の求人は下記で探せます。

  • ハローワーク
  • 転職サイト
  • 転職エージェント
  • 建設会社のホームページ

 

30代前半くらいまでなら、普通に転職活動しても内定をもらえることが多いです。

 

ただし、未経験から施工管理に就職するなら、技術者派遣の会社も選択肢に入れましょう。

理由は、研修が充実しているからです。

「技術者派遣」とは、技術者派遣の正社員で雇用されて、働くのは別会社の現場という意味です。

※「派遣」とありますがアルバイトではありません。正社員で働けます。

施工管理の技術者派遣のイメージ図

一般的に、技術者派遣は研修が充実しています。

なぜなら、他社に人材を派遣するから。

きちんと研修していないと他社さんに迷惑をかけてしまうため、技術者派遣の会社では研修を重視しています。

未経験から施工管理に就職する人も、研修がしっかりしている方がいいですよね。

未経験なので、研修を受けていないと現場でパニックになってしまいます。

 

つまり、研修がしっかりしていることは、技術者派遣の会社にとっても、未経験から施工管理になる人にもメリットがわるわけです。

なので、未経験で施工管理に就職するときは、技術者派遣の会社も選択肢に入れておきましょう。

 

ワット・コンサルティングは研修が業界トップクラス

冒頭でも触れましたが、私たち「ワット・コンサルティング」でも未経験から施工管理になりたい人を募集しています。

約2ヶ月の研修を実施しているため、しっかりと基礎を学んでから働けます。

約2ヶ月の新人研修は業界トップクラスです。

もちろん研修期間中もお給料をもらえます。

 

興味がある人は就職先の候補として情報収集してみてください。

 

施工管理でやりがいや達成感があるとき6選

施工管理たち

考える男性
考える男性
施工管理って、どんなときにやりがいや達成感があるの?

主に以下の6つです。

  1. 建設物が完成したとき
  2. お客様に感謝されたとき
  3. スキルアップを実感したとき
  4. 施工管理技士資格を取得したとき
  5. 給料や年収が上がったとき
  6. 担当した建設物を多くの人が利用しているのを見たとき

 

こちらも1つずつ解説します。

 

建設物が完成したとき

建設物が完成すると、大きな達成感があります。

  • 完成した建物を目の前にしたときの感動
  • 困難な工事をのりこえた感動
  • チームがひとつになる感覚

 

この達成感は、ちょっと他の仕事では味わえないかもしれません。

 

お客様に感謝されたとき

施工管理はお客様に直接感謝されることもあり、大きなやりがいがあります。

  • 住宅工事でお客様の家族に感謝される
  • リフォーム工事でお客様に喜んでもらえる
  • 店舗工事で無事に営業が始まり感謝される

 

人に感謝される仕事をしたい人にも、施工管理がおすすめです。

 

スキルアップを実感したとき

施工管理は技術職なので、スキルアップを実感するとやりがいを感じます。

  • 難しい図面を読めるようになった
  • 職人さんと対等に話せるようになった
  • お客様の質問に即答できるようになった

 

手に職をつけたい人にも施工管理はおすすめです。

 

施工管理技士資格を取得したとき

施工管理向けの国家資格で「施工管理技士」があります。

この資格を取得するメリットは以下のとおり。

  • 現場の責任者になれる
  • 昇進しやすくなる
  • 昇給しやすくなる
  • 資格手当をもらえる
  • 転職が有利になる

 

重宝される人材になれるため達成感があります。

施工管理技士については、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度!各試験の難しい順も解説を参考にどうぞ。

ただし、施工管理技士の受験には実務経験が必要です。

未経験者さんは、まず転職して経験を積んでいきましょう。

参考:現場監督(施工管理)は資格なしでも働ける【ブラックを避ける方法】

 

給料や年収が上がったとき

スキルアップしたり、施工管理技士を取得して収入アップすると大きなやりがいがあります。

大手に転職できれば、さらに収入アップできる可能性もあるためやりがいも大きくなるでしょう。

 

担当した建設物を多くの人が利用しているのを見たとき

自分が担当した建設物が完成し、多くの人が利用しているのを見ると達成感があります。

特に、以下のような大規模な建設物は多くの人が利用するので感慨深いです。

  • 空港
  • 道路
  • トンネル
  • 大規模商業施設

 

大きなやりがい・達成感を得たい人にも施工管理はおすすめです。

 

施工管理がきつい・辛いと感じるとき6選

夜の工事現場

考える男性
考える男性
施工管理のきついところ・辛いところは?

デメリットも知った上で転職したい。

結論、施工管理のきつい・辛いところは以下の6つです。

  1. 雑務が多い
  2. 体力的に疲れる
  3. 休日が少ない
  4. 在宅勤務が難しい
  5. お金のやりくりが難しい
  6. 職人さんとのコミュニケーションが難しい

 

こちらも1つずつ解説するので、転職の参考にしてみてください。

 

雑務が多い

施工管理は以下のような雑務があります。

  • 書類整理
  • 電話対応
  • 写真撮影
  • 朝礼の準備
  • 現場の清掃

 

雑務に追われて、他の仕事が進まないことがあるのは辛いところです。

少しでも雑務を減らすためには、ITツールの導入に積極的な会社に転職するのがおすすめです。

ITツールの導入については、企業のホームページを見るとわかるでしょう。

 

体力的に疲れる

施工管理は体力的にきついことがあります。

朝早く、夜遅いことがあるから。

ただし、2024年から働き方改革で残業規制が始まるため、今後は残業が減るかもしれません。

詳しくは、2024年に建設業でも36協定が適用され残業規制【給料は減るのか】にまとめています。

 

休日が少ない

施工管理は休日が少なめできついです。

休日が少ない理由は以下のとおり。

  • 急なトラブル対応があるから
  • 建設業界は週休1日の習慣があるから
  • 天候不良で予定が狂うと休日返上で工事を進めないといけないから

 

ただし、国が主導で働き方改革を進めており、週休2日に向けて動いています。

今後は休みが増えるかもしれません。

詳しくは、建設業の週休2日は2024年から実施予定【ただし義務化ではない】にまとめています。

 

在宅勤務が難しい

施工管理は在宅勤務しにくく、どうしても移動しなければいけないため辛いところです。

ただし、今後はITツールやドローンの進化で在宅勤務できるようになるかもしれません。

詳しくは、AIに「現場監督はなくなる?」と聞いたら未来の働き方が見えてきたにまとめています。

 

お金のやりくりが難しい

施工管理はお金のやりくり(原価管理)が難しいことがあり辛いです。

原価管理が難しくなる理由は以下のとおり。

  • 工事が複雑だから
  • 材料費が変動するから
  • 急な設計変更があるから
  • 天候などで予定が狂うから

 

ただし、こうした煩雑な原価管理は、今後AIがサポートしてくれる可能性が高いです。

詳しくは、ICTが建設業界で進んでます【機械の事例やメリットと課題も解説】を参考にどうぞ。

 

職人さんとのコミュニケーションが難しい

職人さんとうまくコミュニケーションがとれず、きつく感じるときがあります。

中には気難しい職人さんもいるから。

職人さんとコミュニケーションをとるコツは以下のとおりです。

  • 元気よく挨拶・返事をする
  • きちんと感謝を伝える
  • 休憩時間にコミュニケーションをとる
  • 工事内容を把握するよう努める
  • 職人さんをリスペクトする
  • 職人さんの話をよく聞く
  • 職人さんの提案を採用する
  • 報連相を徹底する
  • 感情的にならない
  • 職人さんのやり方を否定しない
  • 頭を下げてお願いする
  • 熱心に仕事に取り組む
  • コミュニケーションの5Cを意識する

 

詳しくは、施工管理が職人さんとうまくコミュニケーションを取る13のコツ!人間関係を良好にを参考にどうぞ。

 

施工管理の仕事がきついときの対処法5選

施工管理たち

考える男性
考える男性
施工管理の仕事がきついときはどうすればいいの?

結論、以下の5つで対処していきましょう。

  1. 報連相を徹底する
  2. コミュニケーションを勉強する
  3. わからないことは積極的に質問する
  4. 仕事をうまくこなして早く帰るコツを実践する
  5. 他の会社に転職を検討する

 

1つずつ解説するので、転職後のイメージにしてみてください。

 

報連相を徹底する

報連相を徹底しましょう。

特に上司にサポートしてもらえれば、困難をのりこえられる可能性があるからです。

あなた一人でかかえこまず、報連相で解決していきましょう。

 

コミュニケーションを勉強する

施工管理はコミュニケーションが多い仕事なので、コミュニケーションの勉強もしておきましょう。

具体的な勉強方法は以下のとおり。

  • 本を読む
  • YouTubeで勉強する
  • 現場でコミュニケーションをこなす

 

早く一人前の施工管理になるために必要な7つのこと【何年で一人前?】も参考にしてみてください。

 

わからないことは積極的に質問する

仕事でわからないことが出てきたら、先輩に積極的に質問しましょう。

わからないままにしておくと、どんどん聞きにくくなるからです。

質問して先輩とコミュニケーションをとることで、質問しやすくなる好循環です。

 

仕事をうまくこなして早く帰るコツを実践する

施工管理で早く帰るコツを実践しましょう。

具体的には以下の4つです。

  1. アプリを使う
  2. パソコン機能を使う
  3. 昼間に事務作業する
  4. 残業が少ない会社に転職する

 

詳しくは、施工管理が早く帰る4つのコツ【残業が減っても年収を減らさない方法】にまとめています。

 

他の会社に転職を検討する

どうしてもきつい場合は、他の会社に転職を検討しましょう。

ホワイトに近い会社に転職すれば、仕事のきつさが軽減するかもしれません。

ちなみにホワイト企業を見分けるコツは、激務じゃないホワイトな施工管理で働くおすすめの方法27選にまとめています。

 

施工管理の転職でよくある質問

施工管理の転職でよくある質問

最後に、施工管理の転職でよくある質問に答えていきます。

 

おとなしい人は施工管理でやっていけますか?

問題ありません。事実、おとなしい施工管理の人もいるからです。

詳しくは、おとなしい人も施工管理でやっていける【活躍する5つのコツ】を参考にどうぞ。

 

心配性の人は施工管理に向いていますか?

向いています。施工管理は細かいことに気づく力が必要だからです。

少し心配性の方が、事故やミスを防ぎやすいでしょう。

 

施工管理は怒られることが多いですか?

仕事に慣れていないうちは、怒られることもあるでしょう。

ですが、これは施工管理に限らずどの仕事でも一緒です。

 

施工管理に必要な能力は何ですか?

具体的には以下の能力があった方が良いでしょう。

  • 責任感
  • 継続力
  • 交渉力
  • 経理能力
  • 体力と精神力
  • 危機管理能力
  • 問題解決する力
  • 向上心や積極性
  • マルチタスク能力
  • 臨機応変な対応力
  • マネジメントスキル
  • スケジュール管理能力
  • コミュニケーション能力
  • 現場をまとめるリーダーシップ
  • 最低限のパソコンスキル
  • チャット型アプリの利用スキル

 

詳しくは、施工管理者に必要な能力17選|求められる能力やスキルを知って転職しようにまとめています。

 

施工管理の一日の流れは?

あくまで一例ですが、以下のような一日を過ごします。

  • 7:00:出勤、朝礼の準備
  • 8:00:朝礼
  • 8:30:工事スタート、巡回、写真撮影、職人さんへの指示
  • 12:00:昼休憩
  • 13:00:昼礼、打ち合わせ、巡回、事務作業
  • 17:30:工事終了、事務所で事務作業
  • 20:00:仕事終了、退勤

 

他の事例は、施工管理(現場監督)の1日のスケジュール【具体的な仕事内容も解説】にまとめたので参考にしてみてください。

 

施工管理のキャリアプランは?

以下のようなキャリアプランがあります。

施工管理のキャリアプラン

詳しくは、施工管理のキャリアプラン6ステップ【面接での答え方も解説します】にまとめています。

 

施工管理と職人の違いは何ですか?

違いは以下のとおりです。

  • 施工管理:工事の進行を管理する人
  • 職人さん:実際に工事を行う人

 

スポーツに例えるなら「施工管理は監督、職人さんは選手」といえるでしょう。

 

施工管理で早くスキルアップするコツ・ポイントはありますか?

具体的には以下の7つです。

  1. たくさんの実務経験を積む
  2. 仕事の内容を勉強する
  3. 工事の内容を把握する
  4. わからないことは質問する
  5. 施工管理のコミュニケーションスキルを身につける
  6. 新人研修が充実している会社に転職する
  7. 施工管理技士以外の資格も取る

 

詳しくは、早く一人前の施工管理になるために必要な7つのこと【何年で一人前?】にまとめています。

 

施工管理のメリットとデメリットは何ですか?

以下のとおりです。

メリット デメリット
平均年収が高め

将来性が高い

女性も増えてきている

未経験からでも挑戦できる

意外と楽なこともある

ITシステムが進化していて仕事をしやすい

資格を取得すると年収が上がりやすい

手に職がつく

建設物が完成したときに達成感が大きい

お客様に直接感謝してもらえる

忙しいときがある

体育会系っぽい現場もある

残業が多い

休日が少ない

体力的にきつい

危険な業務もある

職人さんに怒られることがある

仕事をしながら資格の勉強をするのが大変

詳しくは、施工管理のメリット10選をわかりやすく解説【8つのデメリットあり】を参考にどうぞ。

 

ゼネコンの施工管理はきついですか?

きつい部分もありますが、ゼネコンを中心に働き方改革が始まっているため働きやすいでしょう。

週休2日を実現する現場も増えてきています。

詳しくは、ゼネコンの現場監督は忙しいけど激務じゃない【働きやすくなってる】にまとめています。

 

新人の施工管理は放置されるってホント?

現場や会社によっては、放置されることもあるようです。

そのため、放置されても自発的に動けるように、新人研修がしっかりしている会社に転職するのがおすすめです。

くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでは約2ヶ月の新人研修を実施しています。

スムーズに施工管理の仕事を始めたい人は、転職の情報収集に活用してみてください。

 

 

施工管理で一人前になるのに何年かかりますか?

「何年で一人前の施工管理になれるか」は判断が難しいですが、わかりやすいのは資格の取得です。

施工管理の国家資格である「施工管理技士」を取得すれば、一人前といっても良いでしょう。

施工管理技士を取得すると、現場の責任者になれるから。

施工管理技士を取得するのに必要な実務経験年数は1~8年です。

そのため、一人前になるには1~8年かかるといえます。

 

詳しくは、早く一人前の施工管理になるために必要な7つのこと【何年で一人前?】を参考にどうぞ。

 

施工管理は潰しが効かないってホント?食いっぱぐれない?

施工管理は潰しが効く仕事です。

なぜなら、施工管理で身につくスキルは他業界・他職種でも活かせるから。

詳しくは、「施工管理は潰しが効かない」はウソ【他の仕事でも使えるスキルあり】にまとめています。

食いっぱぐれないスキルを身につけたい人には、施工管理がおすすめです。

 

「施工管理はいらない」ってホント?未来はある?

施工管理はなくならないと予想されます。

以下のように、施工管理しかできない仕事があるからです。

  • 施工計画の作成
  • 工程管理
  • 安全管理
  • 原価管理
  • 品質管理
  • 行政への申請書類の作成
  • 設計など事務作業
  • 現場の写真撮影
  • 近隣への挨拶
  • 現場の清掃
  • その他トラブル対応や緊急対応

 

AIに「施工管理はなくなる?」と聞いたところ「完全になくなることは考えにくい」と返答がきました。

詳しくは、AIに「現場監督はなくなる?」と聞いたら未来の働き方が見えてきたにまとめています。

 

造園施工管理のきついところは?

以下のとおりです。

  • 夏・冬がきつい
  • 虫が苦手だときつい
  • 花粉症の人にはきつい
  • 天候に左右されて忙しいことアリ
  • 雨や雪でも作業することアリ
  • 小規模な現場だと施工管理も肉体労働することアリ

 

詳しくは、造園施工管理のきついところ6選【やりがいや魅力7選も解説します】にまとめています。

 

「施工管理は意外と楽」と感じるのはどんなとき?

工事が順調に進んでいるときです。

なんのトラブルもなく、計画どおりに工事が進むと余裕を感じることがあります。

ただし、施工管理は決して暇な仕事ではありません。

参考:現場監督は暇じゃない【あんまり激務じゃない働き方も解説】

 

女性が未経験で施工管理に転職するのはきついですか?

一般的に、女性の施工管理は以下のようなきつい部分があると言われています。

  • 建設業界は男性主体
  • 女性には体力的にきつい
  • 下ネタがある
  • 男性同士の殴り合いのケンカもある
  • 結婚や子育てと両立しにくい

 

ただし、現場によっては男性ときつさが変わらないこともあります。

事実、女性の施工管理で活躍している人は多いです。

詳しくは、女性の施工管理のきついところ5選【良いところ3選も解説します】を参考にどうぞ。

 

施工管理のホワイト企業を見つける方法はありますか?

コツは以下のとおりです。

  1. 定着率が高い建設会社を選ぶ
  2. ITツールを積極的に導入している会社を選ぶ
  3. 転職エージェントに求人情報を見せてもらう
  4. 施工管理の技術者派遣会社で働く
  5. 国土交通省が推進する働き方改革を行う会社を選ぶ
  6. 公共工事が多い会社を選ぶ
  7. 経営事項審査の点数が高い会社を選ぶ
  8. 元請け工事が多い会社を選ぶ
  9. 工期に余裕がある会社を選ぶ
  10. 営業力が強い会社を探す
  11. 大手ゼネコンの施工管理に転職を目指す
  12. マンション大規模修繕の施工管理で働く
  13. 可能なら6月・12月から転職活動を始める
  14. 規模の小さい現場がある会社で働く
  15. 地場の中小企業の施工管理で働く
  16. 絶対に譲れない条件を先に決めておく
  17. 現場の相談ができる会社を選ぶ
  18. 女性や外国人を採用している会社を選ぶ
  19. 口コミサイトを確認する
  20. 残業時間が短い会社を選ぶ
  21. みなし残業時間を確認する
  22. 年間休日数と有給消化率を見る
  23. 抽象的な求人情報に注意する
  24. 求人票でわからなかったことを面接で聞く
  25. 施工管理経験者として能力を上げてから会社に交渉する
  26. 施工管理技士など資格取得して有利に転職活動を進める
  27. 応募企業で現職で働く人に話を聞く

 

詳しくは、激務じゃないホワイトな施工管理で働くおすすめの方法27選にまとめています。

 

未経験で施工管理に転職するときの志望動機のコツは?

以下の2つの志望動機を用意することです。

  1. 施工管理自体の志望動機
  2. 応募企業の志望動機

 

具体的なコツや例文は、施工管理が未経験の人の志望動機の作り方と例文【研修で会社を選ぶ】を参考にどうぞ。

 

施工管理に有益な資格一覧を見たいです

以下のとおりです。

  1. 建築施工管理技士
  2. 建築士
  3. 構造設計一級建築士
  4. 建築仕上げ改修施工管理技術者
  5. マンション改修施工管理技術者
  6. 防水施工管理技術者
  7. 登録防水基幹技能者
  8. 建築コンクリートブロック工事士
  9. 免震部建築施工管理技術者
  10. 建築CAD検定
  11. 土木施工管理技士
  12. 土木設計技士
  13. 建設部門の技術士
  14. 舗装施工管理技術者
  15. コンクリート技士
  16. プレストレストコンクリート技士
  17. 鋼管杭施工管理士
  18. のり面施工管理技術者
  19. 空港工事施工管理技術者
  20. 海上工事施工管理技術者
  21. 解体工事施工技士
  22. 電気工事施工管理技士
  23. 電気工事士
  24. 登録電気工事基幹技能者
  25. 消防設備士
  26. 管工事施工管理技士
  27. 給水装置工事主任技術者
  28. 排水設備工事責任技術者
  29. 登録配管基幹技能者
  30. 登録ダクト基幹技能者
  31. 下水道管路更生管理技士
  32. 下水道管きょ更生施工管理技士
  33. ガス主任技術者
  34. ガス消費機器設置工事監督者
  35. 配管技能士
  36. 空調設備士
  37. 造園施工管理技士
  38. 造園技能士
  39. 電気通信工事施工管理技士
  40. 工事担任者
  41. 電気通信主任技術者
  42. 建設機械施工技士

 

詳しくは、現場監督の仕事に役立つおすすめ資格42選一覧【難易度も紹介】にまとめています。

 

施工管理はフリーランスで独立することはできますか?

できます。独立には以下のメリットがあります。

  • 年収が上がる可能性がある
  • 仕事を選べる可能性がある
  • 社内のメンドくさい人間関係がなくなる
  • ただし、独立は以下の注意点もあります。
  • 人脈がないと仕事をもらえない
  • 収入が不安定になる
  • 営業力・交渉力が必要
  • 十分なスキルがないと通用しない
  • 施工管理技士をもってないと独立は厳しい
  • 確定申告が必要

 

詳しくは、現場監督(施工管理)が独立する3つのメリット【不安なら技術者派遣】を参考にどうぞ。

 

施工管理を辞めて後悔することは何ですか?

以下の10個です。

  1. 転職活動に苦労するかも
  2. 今までの経験を活かせないかも
  3. 資格をとるチャンスを失うかも
  4. たくさん稼げるチャンスを失うかも
  5. 手に職をつけるチャンスを失うかも
  6. 現場仕事の醍醐味を味わえなくなる
  7. キャリアが中途半端になってしまうかも
  8. 信頼してくれた人との人間関係が崩れるかも
  9. 転職先の方がひどく「辞めなきゃよかった…」と思うかも
  10. 次の仕事も辞めると「どこにいっても通用しない?」と不安になるかも

 

詳しくは、現場監督を辞めて後悔するかもしれないこと10選【後悔しないコツ】にまとめています。

 

まとめ:施工管理の向き不向きをチェックして転職活動を始めよう

まとめ【あなたが施工管理に向いてる人かチェックしてみよう】

この記事をまとめます。

  • 施工管理に向いてる人の特徴31選で向いてるかチェックしてみよう
  • 施工管理は向き不向きがある
  • 未経験から施工管理に就職するなら、研修がしっかりした技術者派遣も検討しよう

 

ということで、まずはあなたが施工管理に向いてるかチェックしましょう。

そして、施工管理に向いてて挑戦してみたいなら、さっそく就職活動を始めてみると良いかと。

行動しないと何も始まらないので。

転職って情報戦なので、こうした「情報を取りにいく姿勢」が成功と失敗を分けたりします。

行動しないと何も始まらないので、今日できることから始めてみましょう。

 

まずは求人情報を調べてみてください。

下記で未経験者向けの求人を探せます。

  • ハローワーク
  • 転職サイト
  • 転職エージェント
  • 建設会社のホームページ

 

くりかえしですが、私たち「ワット・コンサルティング」でも未経験から施工管理になりたい人を募集しています。

興味がある人は就職先の候補として情報収集してみてください。

あなたの就職活動の参考になればうれしいです!

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