試験は難しいのかな?
あと、どうやって勉強したらいいの?
資格をとってキャリアアップしたいんだけど、他にも取得した方がいい資格って何かなぁ?
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- ブロック建築技能士がどんな資格かわかる
- ブロック建築技能士の勉強方法がわかる
- 他にも取得した方がいい資格がわかる
そもそも「ブロック建築」とは、鉄筋でコンクリートブロックを補強して積み上げる手法です。
ブロック建築技能士は、この「ブロック建築」のスキルや知識を証明する国家資格です。
客観的にスキルを証明できるので、給料アップすることがあったり、転職が有利になることもあります。
キャリアアップに有益な資格なので、ぜひとも取得しておきましょう。
この記事では、ブロック建築技能士についてや、勉強方法も解説します。
また、他にも取得しておきたいおすすめの資格も紹介するので、参考にしてみてください。
それでは、さっそく見ていきましょう!
目次
ブロック建築技能士とは
ブロック建築技能士とは、ブロック建築のスキルや知識を証明する資格です。
「ブロック建築」の特徴は下記のとおり。
- 穴のあいたコンクリートブロックに鉄筋を通して積み上げる
- 継ぎ目をコンクリートで補強する
こうすることで、地震でも崩れにくいブロックを築くことができます。
ブロック建築技能士を取得するメリット
ブロック工事って資格がなくてもできるよね?
結論、メリットは下記の2つです。
- 給料が上がる会社もある
- 転職が有利になることもある
ブロック建築技能士を取得すると、石工事とタイル・れんが・ブロック工事の一般建設業の専任技術者になれます。
※2級は合格後1年以上の実務経験が必要。
会社は営業所に専任技術者を置く必要があるので、なくてはならない存在になれます。
そのため、給料アップする会社があったり、転職が有利になるイメージです。
たしかに工事は資格がなくてもできますが、専任技術者は会社に必要なので、資格を取得することであなたの市場価値が上がります。
なので、できれば取得することがおすすめ。
ブロック建築技能士を取得すると、下記のような会社への転職が有利になることがあります。
- 工務店
- 建築会社
- 土木工事の会社
ブロック建築技能士の勉強方法【参考書あり】
結論、全国建築コンクリートブロック工業会の「よくわかるブロック建築工事」を購入しましょう。
※3000円です。
残念ながら、市販の参考書・問題集はないので、全国建築コンクリートブロック工業会の公式の参考書を買うしかありません。
ブロック建築技能士試験の内容が網羅されているので、この1冊で勉強すればOK。
全国建築コンクリートブロック工業会のサイトから購入できます。
6月に実技試験の問題が公表されるので必ずチェック
前述のとおり、6月に実技試験の問題が公表されるので確認しておきましょう。
問題を知った上で対策すれば、合格率が上がります。
実技試験はYouTubeも見てみよう
実技試験対策はYouTubeが手軽でおすすめです。
参考になる動画がアップされているので、見ておくと良いでしょう。
※全国建築コンクリートブロック工業会の参考書では実技も触れられているので、併せて見ておきましょう。
ブロック建築技能士と併せて取得しておきたい4つの資格
資格をとってキャリアアップしていきたいんだよね。
結論、下記の4つの資格もおすすめです。
- コンクリート技士
- 左官技能士
- 建築コンクリートブロック工事士
- 建築施工管理技士
1つずつ解説するので、キャリアアップの参考にどうぞ。
①コンクリート技士
おすすめの理由は、業務範囲が広がるからです。
コンクリート技士は、コンクリートの製造・施工・検査・管理などの技術を証明する民間資格です。
取得しておくことで生コンの取り扱いもできるので、ブロック建築技能士と併せて取得するのもおすすめです。
詳しくは、コンクリート技士試験の難易度【合格率や受験資格と勉強方法も解説】にまとめてます。
②左官技能士
おすすめの理由は、左官の技術もできた方がブロック塀の施工に役立つから。
左官業務も行う人は、併せて取得しておくと良いでしょう。
勉強にもなるので一石二鳥です。
左官技能士を取得する方法は、左官技能士の試験内容を解説【1級・2級・3級の合格率や勉強方法】に詳しくまとめてます。
③建築コンクリートブロック工事士
おすすめの理由は、業務範囲が広がるから。
「建築コンクリートブロック工事士」とは、建築コンクリートブロック工事の材料、構造、施工、原価管理などの施工管理や設計管理を行う民間資格です。
工事の技術者というよりは、施工管理や設計管理を行う資格なので、いずれ管理にいきたい人は取得を考えてみましょう。
詳しくは、建築コンクリートブロック工事士の試験内容【難易度は高くない】にまとめてます。
④建築施工管理技士
おすすめの理由は、給料が上がりやすいから。
施工管理技士を取得すると下記が可能です。
- 工事を受注できる
- 2級は主任技術者、1級は監理技術者になれる
- 公共工事を受注しやすくなる(経営事項審査の点数がつく)
結果、会社にとって必要不可欠な人材になれるので、給料アップしやすくなります。
もちろん、資格を取得後に転職して給料アップすることも可能です。
いずれ施工管理に進みたい人は、取得を検討してみましょう。
建築施工管理技士を取得する方法は、下記の2記事にまとめてます。
受験資格もあるので、まずはあなたに受験資格があるかチェックしましょう。
まとめ【ブロック建築技能士の勉強を始めてみよう】
この記事をまとめます。
- ブロック建築技能士とはブロック建築のスキルや知識を証明する資格
- 資格を取得すると専任技術者になれるので重宝される
- 参考書は全国建築コンクリートブロック工業会の「よくわかるブロック建築工事」がおすすめ
ということで、さっそくブロック建築技能士の勉強を始めてみましょう。
まずは、全国建築コンクリートブロック工業会のサイトで「よくわかるブロック建築工事」を買ってみてください。
また、他にも取得しておきたい資格は下記の4つです。
- コンクリート技士
- 左官技能士
- 建築コンクリートブロック工事士
- 建築施工管理技士
詳しくは下記の記事にまとめたので、キャリアアップの参考にしてみてください。
あなたの資格取得の参考になればうれしいです!