現場監督は夜勤をすることもある【ただし夜勤の日は給料アップします】

現場監督は夜勤をすることもある【ただし夜勤の日は給料アップします】
考える男性
考える男性
現場監督って夜勤もあるの?

どんな工事だと夜勤があるのかな?

できれば夜勤はやりたくないけど、夜勤のメリットはあるの?

 

ただ、自分が現場監督の夜勤をやれるか不安だなぁ…

できれば慣れるまでは夜勤をやりたくない…

こういった疑問や不安に応える記事です。

この記事でわかることは下記のとおり。

  • 現場監督は夜勤をすることもある
  • 現場監督の夜勤のメリットとデメリットがわかる
  • あなたが夜勤をやっていける可能性がある人かわかる
  • 仕事に慣れるまで夜勤をやりたくない場合の対処法がわかる

 

工事によりますが、現場監督は夜勤をすることもあります。

※もちろん、夜勤がない工事現場もありますが。

現場監督の夜勤について解説するので、仕事選びの参考にしてみてください。

夜勤にはデメリットだけでなく、メリットもありますよ。

あなたが現場監督の夜勤をやっていけそうか適性診断もしてみましょう。

 

また、未経験から現場監督に転職する場合は、「できれば仕事に慣れるまでは夜勤を避けたい」がホンネだと思います。

最初は夜勤を避けるコツもまとめたので、転職の参考にしてみてください。

現場監督は夜勤をすることもある【現場による】

現場監督は夜勤をすることもある【現場による】

結論、現場監督は夜勤をすることもあります。

基本は日勤ですが、現場によっては夜勤アリです。

 

現場監督の夜勤がある工事の例

考える男性
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夜勤がある工事ってどんなもの?

例えば下記のような工事です。

工事 夜勤がある理由
道路の補修工事 昼間は交通量が多くて工事できないから(ただし住宅街は除く)
橋の補修工事 昼間は交通量が多くて工事できないから
トンネルの補修工事 昼間は交通量が多くて工事できないから
線路の補修工事 昼間は電車が通っていて工事できないから
駅の改修工事 昼間は駅を使っていて工事できないから
内装の工事 照明を点ければ工事できるから
店舗の改修工事 昼間は営業時間中で工事できないから
商業施設の改修工事 昼間は営業時間中で工事できないから

事情があって昼間に工事できない現場は、夜勤がある感じです。

 

夜勤の現場監督がいない場合は代理で夜勤に入る

夜勤がある工事現場では、現場監督も交代制です。

基本的に夜勤はサブの現場監督が担当することが多いですが、サブの現場監督は夜勤に入れないときはメインの現場監督が夜勤を担当します。

※メインの現場監督は、昼間に会社・業者・依頼主とやりとりがあるので日勤が基本です。

 

夜勤の現場監督のスケジュール例

考える男性
考える男性
夜勤がある日のスケジュールはどんな感じなの?

一例ですが下記のイメージです。

  • 7:00:出勤、朝礼の準備
  • 8:00:朝礼
  • 8:30:工事スタート、巡回、写真撮影、職人さんへの指示
  • 12:00:昼休憩
  • 13:00:昼礼、打ち合わせ、巡回、事務作業
  • 17:30:工事終了、事務所で軽く事務作業
  • 19:00:一時帰宅して仮眠をとる
  • 23:00:再び現場に出勤
  • 23:30:夜間工事スタート、巡回、写真撮影、職人さんへの指示
  • 5:00:工事終了、事務作業
  • 7:00:仕事終了、退勤(この日は休み)

 

他にも現場監督の1日のスケジュールは、施工管理(現場監督)の1日のスケジュール【具体的な仕事内容も解説】にまとめたので参考にどうぞ。

 

現場監督の夜勤のメリットとデメリット

現場監督の夜勤のメリットとデメリット

考える男性
考える男性
できれば夜勤はやりたくないけど、何かメリットはあるの?

結論、夜勤のメリットデメリットは下記のとおりです。

  • メリット:深夜割増賃金で稼げる
  • デメリット:眠い・疲れる

 

夜勤は悪いことばかりじゃありません。

それぞれ見ていきましょう。

 

【メリット】深夜割増賃金で稼げる

夜勤は「深夜割増賃金」がつくので、給料が上がります。

労働基準法第37条で、22~5時の勤務は通常の1.25倍の給料を支給することが定められています。

例えば、月給25万円・月22日出勤の現場監督の場合は、下記のように深夜割増賃金を計算します。

  • 月給25万円
  • 月の出勤日数22日
  • 1日8時間
  • 25万円÷22日÷8時間=1420円/h
  • 1420円×1.25倍=1775円/h

 

仮に、月の夜勤の勤務時間が20時間の場合は「1775円×20時間=35500円」が給料に加算されるイメージです。

また、1日8時間・週40時間を超過した場合も通常の賃金の1.25倍が支給されるため、深夜割増賃金と合わせると1.5倍が支給されます。

※ちなみに、会社によっては「夜勤手当」「深夜手当」が別途設定されていることもあり、深夜割増賃金とプラスして支給されます。

 

【デメリット】眠い・疲れる

夜勤のデメリットはもちろん、眠くて疲れることです。

先ほど紹介した夜勤の日のスケジュールのとおり、仮眠も必要になるでしょう。

また、個人差はありますが、夜勤があると体内時計が狂うこともあります。

仕事中に眠くなってしまうのがちょっと辛いところですね。

 

現場監督の夜勤をやっていける可能性がある人の特徴

現場監督の夜勤をやっていける可能性がある人の特徴

考える男性
考える男性
う~ん、自分は現場監督の夜勤をやっていけるのか不安だなぁ…

例えば、下記のような人は現場監督の夜勤をやっていける可能性があると思います。

  • 体力がある人
  • 元看護師
  • 元警察官
  • 元警備員
  • 元インフラエンジニア

 

夜勤の仕事を経験した人であれば、現場監督もできるかもしれません。

 

あなたが現場監督に向いてるか適性診断してみよう

そもそもあなたが現場監督に向いてる人なら、夜勤をやっていける可能性もありますよ。

向いていれば、ストレスが少なく仕事をできるから。

たしかに体力的にはきついですが、仕事自体に向いてるなら何とかやっていけるかもしれませんよね。

考える男性
考える男性
でも、自分が現場監督に向いてるかなんてわからないよ…

という人は、施工管理に向いてる人の特徴30選【未経験で就職する方法も解説】を参考にどうぞ。

現場監督に向いてる人の特徴をあげており、10個以上に当てはまればあなたは向いてると思います。

転職に失敗しないためにも、適性診断してみましょう。

 

仕事に慣れるまで夜勤をやりたくない人は求人選びを慎重に

考える男性
考える男性
できれば、現場監督の仕事に慣れるまでは夜勤をやりたくないなぁ…

という人は、最初は夜勤がない求人を選びましょう。

たしかに不慣れな状態で夜勤も行うのは、少し大変ですからね。

※最初から夜勤をすることで早く仕事に慣れるので、メリットもありますが。

 

ちなみに弊社メルマガでは、未経験者さん向けの求人情報を配信することがあります。

ときには「最初は夜勤がない未経験者さん向けの求人」の情報を配信することもあるので、情報収集したい人はメルマガ登録をどうぞ。

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また、弊社の求人サイト「SAN-SUKE」でも、未経験者さん向けで夜勤なしの求人が出ることもあるので、チェックしてみてください。

 

まとめ【現場監督は夜勤することもあるけど、デメリットばかりじゃない】

まとめ【現場監督は夜勤することもあるけど、デメリットばかりじゃない】

この記事をまとめます。

  • 工事現場によっては夜勤することもある
  • 夜勤の日は眠くて疲れるけど、深夜割増賃金で給料が上がる
  • 他の仕事で夜勤を経験した人は、現場監督の夜勤もやっていけるかも
  • そもそもあなたが現場監督に向いていれば、夜勤をやっていけるかも
  • 仕事に慣れるまで夜勤なしがいい場合は、夜勤なしの求人を選ぶ

 

現場監督への転職の参考になれば幸いです。

 

もし転職を考えているなら、現場監督の仕事内容も把握しておきましょう。

※「知らなかった…」があるとミスマッチで後悔するので。

現場監督の仕事内容の詳細は、施工管理(現場監督)の13の仕事内容【あなたに向いてるかも診断】を参考にどうぞ。

 

また、前述のとおり、弊社メルマガでは「最初は夜勤がない未経験者さん向けの求人」の情報を配信することもあります。

きちんと求人を比較して最適な転職をしたい人は、情報収集にメルマガ登録もどうぞ。

あなたの現場監督への転職の参考になればうれしいです!

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