
求人情報を見てたら2つの書き方があったので、よくわかんないんだよね…
2つは違う仕事なの?
あと、なんか待遇とか資格とかが違うの?
興味があって転職を考えてるんだけど、どんな求人を選べばいいかなぁ?
こういった疑問に答える記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
- 施工管理と現場監督の違いがわかる
- 施工管理の未経験者におすすめの求人の選び方がわかる
- 施工管理に転職する前にやっといた方がいいことがわかる
結論、施工管理と現場監督は、ほぼ同じ意味です。
ややこしいですよね(汗)
ただし、厳密にいうと小さな違いがあるので、その違いを解説しますね。
また、未経験から転職したい人向けに、求人情報を見るときのコツも解説します。
転職前の準備も少し解説するので、転職の参考にしてみてください。
目次
施工管理と現場監督の4つの違い【結論:ほぼ一緒です】
結論、施工管理と現場監督は、ほぼ同じ意味です。
両方とも「工事現場の監督業務をする仕事」のことですが、ややこしいことに呼び名が2つあるんですよね。
ちょうど、料理人のことを「シェフ」と呼んだり、「コック」と呼んだりするのと似てます。
両者の違いはあいまいで、本当に大差なしです。
求人情報を見ていて疑問に思ったと思いますが、ただややこしいだけなんです(汗)
会社によって呼び名が違う
現実的には、会社によって「施工管理」と呼んだり、「現場監督」と呼んだりします。
つまり、会社の文化とか、考え方によって呼び名が変わる感じ。
それが求人情報にも表れてるので、求職者の人たちが困惑するわけです。
※統一してほしいですよね。
施工管理と現場監督の呼び方の違いは4つの考え方がある
会社によって呼び方が違うわけですが、その「呼び方の違いの考え方」は、主に下記の4つがあります。
- 事務作業の有無で区別する場合
- 資格の有無で区別する場合
- 会社規模で呼び方が違う
- 時代で呼び方が違う
本当に大差ないんですが、一応、1つずつ解説しますね。
①事務作業の有無で区別する場合
下記のように区分してる会社もあります。
- 施工管理:現場の管理と事務作業を両方やる人
- 現場監督:現場の管理しかしない人
施工管理or現場監督の仕事内容は、ざっくりいうと下記があります。
現場の仕事 | 事務作業 |
朝礼
現場で事故が起きない対策をとる 図面どおりに工事が進むように監督する 近隣へのあいさつ |
工事のスケジュール管理
工事の計画を作る 会社に利益が出るようにお金の計算をする 簡単な設計図の作成 行政への申請書類の作成 現場の写真撮影と写真整理 |
上記の「現場の仕事」と「事務作業」を両方やるのが施工管理。
「現場の仕事」を中心にやるのが現場監督って感じです。
大きい建設会社だと分業制だったりして、現場の仕事と事務作業を別の人がやるケースもあります。
反対に、小さな会社だと現場の仕事も事務作業も1人でやるケースもありますね。
まぁ曖昧ではあるんですが、ざっくりいうと「事務作業の有無」で、施工管理と現場監督を呼び分ける会社があります。
ちなみに施工管理or現場監督の仕事内容については、施工管理(現場監督)の13の仕事内容【あなたに向いてるかも診断】を参考にどうぞ。
②資格の有無で区別する場合
「施工管理技士」という資格の有無で、呼び方を変えてる会社もあります。
- 施工管理:施工管理技士という資格をもってる人
- 現場監督:施工管理技士をまだもってない人
施工管理技士とは、施工管理or現場監督のスキルを証明する国家資格です。
実務経験を積んでいくと施工管理技士を受験できるので、下記のように分かれてることも多いですね。
- 施工管理:ベテラン(実務経験があって施工管理技士を受験して取得できた人)
- 現場監督:新人さん(実務経験が浅いので、まだ施工管理技士を受験できない人)
ちなみに施工管理技士については、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度にまとめてます。

結論、資格がなくても施工管理or現場監督の仕事はできます。
この辺は、現場監督(施工管理)は資格なしでも働ける【ブラックを避ける方法】をどうぞ。
【ただし】施工管理技士をもってる方が稼げます

と思うかもですが、いずれは施工管理技士を取得しましょう。
なぜなら、施工管理技士を取得した方が稼げるから。
稼げる理由は下記の3つです。
- 昇進できる
- 資格手当をもらえる
- 有利な条件で転職できる
独自調査ですが、資格なしと資格ありの人の平均年収は下記のとおりです。
- 施工管理技士なし:455万円くらい
- 施工管理技士あり:500万円くらい
この辺は、施工管理技士の平均年収は500万円くらい【試験に合格する3つのコツ】が参考になると思います。
結論、実務経験を積んで受験資格を満たしたら、施工管理技士を取得しましょう。
③会社規模で呼び方が違う
さっきもちょっと触れましたが、会社規模で呼び方が違う場合もあります。
- 大企業→施工管理
- 中小企業→現場監督
この辺も本当にあいまいなところですが、例えるなら下記みたいな感じですかね。
- 大きいレストラン:料理長
- 町の中華屋さん:親父
④時代で呼び方が違う
簡単にいうと下記のとおり。
- 現場監督→昔からある呼び名
- 施工管理→今風の呼び名
ベテランの人だと「現場監督」って言ってることが多いですね。
ほぼ、下記と一緒です。
- 昔→スパゲッティ
- 今→パスタ
施工管理の未経験者におすすめの求人の選び方【研修制度をチェック】

求人情報を見るときの注意点とか知りたいな。
結論、研修の充実度で求人を選ぶのがコツです。
なぜなら、未経験なので研修がしっかりしてないと現場で通用しないから。
考えてもみてください。
研修もなしで現場に放り込まれたら、怖すぎますよね。
右も左もわからないし、わからないこともわからないし、すぐ辞めてしまうのがオチです。
なので、研修制度をチェックしてください。
最低でも2ヶ月は研修がある会社がいいですよ。
この辺のコツは、施工管理は未経験でも転職できる【研修がしっかりしてる会社を選ぶ】が参考になると思います。
【ちなみに】弊社メルマガでも研修がしっかりしてる会社の求人情報を配信
弊社メルマガでも、未経験者さん向けの研修がしっかりしてる会社の求人情報を配信してます。
まずは研修をしっかり受けて、スムーズに仕事に入っていきたい人はメルマガ登録をどうぞ。
施工管理に転職する前にやっといた方がいいこと【基礎学習】

できる範囲で勉強しておいて損はないかと。
転職先の研修で基礎を勉強するにしても、基礎学習しておいた方が研修もわかりやすいので。
下記とかで勉強すれば十分です。
- 本を読む
- Youtubeを見る
特にYoutubeの学習は良いと思います。
Youtubeで「施工管理」とか「現場監督」って検索すれば、たくさん動画が出てきますよ。
動画だと仕事もイメージしやすいと思うので、事前に見ておくのがおすすめです。
まとめ【施工管理と現場監督の違いはほとんどなし。気にしなくてOK】
ということで、施工管理と現場監督の意味は大差なしです。
同じ意味としてとらえて大丈夫なので、良さそうな求人を探していきましょう。
求人を見るときは、研修の充実度をチェックするのがコツです。
最低でも2ヶ月は研修期間があると良いですね。
参考:施工管理は未経験でも転職できる【研修がしっかりしてる会社を選ぶ】
弊社メルマガでも、未経験者さん向けの研修がしっかりしてる会社の求人情報を配信してるので、情報収集したい人はメルマガ登録をどうぞ。
ということで、あとは行動あるのみ。
求人を探しつつ、転職活動を進めていきましょう。
あなたの転職の参考になればうれしいです!