高卒でも施工管理に転職は可能【年収アップできるし手に職もつく】

高卒でも施工管理に転職は可能【年収アップできるし手に職もつく】
考える男性
考える男性
施工管理に転職を考えてるんだけど、高卒なんだよね。

高卒は施工管理に転職できるの?

もし転職できるなら、どれくらい稼げるのか知りたいな。

 

でもやっぱり、大卒の施工管理よりずっと年収が低いままなのかな…

どうすれば大卒の施工管理より稼げる?

こういった疑問に答える記事です。

本記事でわかることは下記のとおり。

  • 高卒でも施工管理に転職できるとわかる
  • 高卒と大卒の施工管理の年収の違いがわかる
  • 高卒の施工管理でも稼ぐ方法がわかる

 

高卒で施工管理に転職する方法がわかる

結論、高卒の人でも施工管理に転職は可能です。

だいたい30代前半までであれば、未経験でも転職できる可能性ありです。

 

また、施工管理は技術職なので、高卒でたくさん稼いでる人もいますよ。

学歴社会ではないので、実力で勝負したい人には良い仕事だと思います。

高卒の施工管理でも稼ぐ方法を解説するので、転職に参考にしてみてください。

高卒でも施工管理に転職は可能【30代前半くらいまでなら可能性あり】

高卒でも施工管理に転職は可能【30代前半くらいまでなら可能性あり】

結論、高卒でも、未経験から施工管理に転職できます。

なぜなら、施工管理が不足してるから。

特に若手の不足は深刻なので、高卒でも30代前半くらいまでなら、未経験で施工管理に転職できる可能性があります。

建設産業の現状と課題

出典:国土交通省「建設産業の現状と課題

実際に転職サイトとかを見てもらうと、本当に未経験でも転職できるとわかると思います。

学歴は特に関係ないので、高卒の人でも大丈夫ですよ。

参考:施工管理が人手不足の3つの理由【ホワイト企業は離職率が高くない】

 

【ちなみに】文系出身者でも転職できる

考える男性
考える男性
施工管理ってなんか理系っぽいけど、文系でも転職できるの?

結論、文系の人でも転職できます。

文系出身者で施工管理で働いている人もたくさんいますよ。

なので、文系・理系も気にしなくてOKです。

参考:施工管理は文系でも転職可能な理由【働きやすい会社の選び方】

 

高卒と大卒の施工管理の年収の違い【高卒でも稼げる】

高卒と大卒の施工管理の年収の違い【高卒でも稼げる】

考える男性
考える男性
でも、高卒だと大卒の施工管理より稼げないんでしょ?

参考までに、最終学歴別の施工管理の年収データをどうぞ。

月給 年間ボーナス 年収
大卒 372,000円 1,160,000円 5,631,000円
短大・高専卒 305,000円 733,000円 4,402,000円
高卒 292,000円 521,000円 4,036,000円

参考:施工管理(現場監督)の平均年収や給料を徹底分析【資格で収入アップ】

考える男性
考える男性
やっぱり、高卒は大卒より稼げないんだね…

と思うかもしれませんが、上記のデータはあくまで統計値。

個別でみれば、高卒でも大卒より稼ぐ施工管理の人はいますよ。

 

高卒の施工管理でも稼ぐ方法

考える男性
考える男性
どうすれば高卒の施工管理でも稼げるの?

結論、下記の3つで稼げます。

  1. 残業代がきちんと支給される会社で働く
  2. 施工管理技士を取得する
  3. 実務経験を積んで大手に転職する

 

1つずつ解説しますね。

 

①残業代がきちんと支給される会社で働く

残業代が全額支給だと、けっこう稼げるからです。

考える男性
考える男性
えっ?

残業代って全額支給じゃないの?

と思うかもですが、会社によっては残業代が全額支給じゃないです。

「みなし残業」とか「固定残業代」となってる会社は、長時間の残業になると全額支給されません。

知っておいてほしいのですが、施工管理は残業が多い仕事です。

なぜなら、けっこう忙しいから。

  • 昼間:現場の監督
  • 夕方以降:事務作業

 

という感じのスケジュールでして、夜も事務所で仕事をすることが多いです。

参考:施工管理は残業がつきもの【でも今後は働き方改革で減る予定】

そうなると、残業代は年収を大きく左右します。

大卒の人でも、残業代が全額支給じゃない会社だと、効率的に稼げないことも。

反対に、残業代が全額支給の会社に勤める高卒の人の方が稼げるケースもあります。

 

残業代が全額支給の会社を探す方法

考える男性
考える男性
残業代が全額支給の会社って、どうやって探すの?

求人情報の残業欄をみればOKです。

 

また、技術者派遣の会社は残業代が全額支給のことが多いですね。

「技術者派遣」とは、技術者派遣の会社の正社員として採用されて、働くのは別の建設会社の現場という意味です。

※派遣といっても、アルバイトじゃないので安心してください。

施工管理の技術者派遣については、施工管理の派遣で働くメリットは?にまとめてます。

また、弊社メルマガでも、残業代が全額支給の会社の求人情報を配信してます。

きちんと残業代で稼ぎたい人は、情報収集にメルマガ登録をどうぞ。

メルマガ

 

②施工管理技士を取得する

「施工管理技士」という資格を取得しましょう。

資格手当をもらえたり、年収の高い会社に転職できるから。

施工管理技士は、施工管理の国家資格です。

1級と2級があり、1級の方が上位資格です。

考える男性
考える男性
じゃあ、さっそく勉強を始めないと。

と思うかもですが、施工管理技士は実務経験がないと受験できないので、まだ勉強しなくて大丈夫です。

高卒の人の受験資格は下記のとおり。

  • 2級:高校卒業後の実務経験が4年6ヶ月以上
  • 1級:2級合格後の実務経験が5年以上

 

つまり、最短9年6ヶ月で1級の施工管理技士を取得できます。

2級でも稼げますが、できればいずれ1級を取得しましょう。

1級を取得すれば、転職がかなり有利になるので、年収が高い会社に転職できて、高卒の人でも大卒の人以上に稼げることがありますよ。

施工管理技士の資格については、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度にまとめてます。

 

③実務経験を積んで大手に転職する

なぜなら、大手の方が年収が高いから。

企業規模別の施工管理の年収データは、下の表のとおり。

月給 年間ボーナス 年収
大企業(1000人以上) 410,000円 1,484,000円 6,413,000円
中企業(100~999人) 331,000円 822,000円 4,796,000円
小企業(10~99人) 277,000円 404,000円 3,728,000円

会社が大きいほど、年収も高くなる傾向です。

ただし、いきなり大手に入社することは難しいので、最初は小さい企業や技術者派遣で実務経験を積みましょう。

前述の施工管理技士も取得しつつ経験を積んでいくと、大手に転職も可能です。

ちなみに大手建設会社については、大手の建設会社の一覧をまとめてみた【業界のきついところや将来性】にまとめてます。

 

高卒の人が施工管理に転職する方法【手順を解説】

高卒の人が施工管理に転職する方法【手順を解説】

考える男性
考える男性
ちなみに、高卒で施工管理に転職するにはどうしたらいいの?

結論、普通に転職活動すればOKです。

  1. 求人を探す
  2. 気に入った求人に応募してみる
  3. 履歴書・職務経歴書を送る
  4. 面接する
  5. 内定

 

という流れです。

ちなみに、求人の探し方は下記の3種類が一般的です。

  1. 転職サイトで求人を探す
  2. ハローワークで求人を探す
  3. 技術者派遣の会社の転職する

 

1つずつ解説しますね。

 

①転職サイトで求人を探す

ググって、転職サイトを見てみましょう。

リクナビNEXTなど、大手の転職サイトだと求人情報が多いです。

検索するときは、下記にチェックを入れましょう。

  1. 施工管理
  2. 未経験者歓迎

 

あとは希望の地域で求人を検索すればOKです。

ちなみに、弊社の転職サイト「SAN-SUKE」でも、施工管理の未経験者向けの求人情報を掲載しています。

未経験者向けの研修がしっかりしている求人もあるので、チェックしてみてください。

 

②ハローワークで求人を探す

ハローワークにも求人が出ています。

ただし、ハローワークは小規模な会社の求人が多いです。

なぜなら、ハローワークに求人を出すのは無料だから。

地域密着の小規模な会社に転職したい人は、ハローワークの求人もアリだと思います。

 

③技術者派遣の会社に転職する

技術者派遣の会社も選択肢に入れて良いかなと。

前述のとおり、残業代で稼げるから。

また、技術者派遣のもう1つの強みは、研修がしっかりしていることです。

未経験者さんでもしっかり研修してから派遣先に送り出さないと、クレームになってしまいますからね。

最初にみっちり研修を受けてから、施工管理の仕事を始めたい。

という人は、技術者派遣からキャリアをスタートするのがおすすめです。

参考:施工管理の派遣で働くメリットは?

 

未経験転職は志望動機が重要

履歴書を作るときは、志望動機をしっかりと作成しましょう。

未経験だと「なぜ施工管理なのか?」を100%聞かれるから。

企業の採用担当者も、シンプルに疑問に思うんですよね。

志望動機を作るときは、下記の2つの志望動機が必要です。

  1. 施工管理自体の志望動機
  2. 応募企業の志望動機

 

ちょっと注意なのが、「応募企業の志望動機」が抜けてるケースですね。

施工管理の施工管理だけだと、「なぜその会社じゃないといけないのか」が伝わらないので。

未経験者さんの志望動機の作り方は、施工管理が未経験の人の志望動機の作り方と例文【研修で会社を選ぶ】にまとめたので、履歴書の参考にどうぞ。

 

まとめ【高卒でも施工管理に転職できるし、年収アップできる】

まとめ【高卒でも施工管理に転職できるし、年収アップできる】

ということで、高卒の人でも施工管理に転職できるので、本気ならさっそく転職活動を始めてみましょう。

行動しないと何も始まらないので。

「明日でいいや」だとたぶん明日もやらないので、今日できることからやってみると良いかと。

「う~ん」と考えてもいいですが、行動しながら考える方が効率的ですよ。

 

高卒×未経験の求人の探し方は、下記の3つです。

  1. 転職サイトで求人を探す
  2. ハローワークで求人を探す
  3. 技術者派遣の会社の転職する

 

また、未経験から施工管理に転職するコツは、施工管理は未経験でも転職できる【研修がしっかりしてる会社を選ぶ】にもまとめたので、参考にどうぞ。

 

高卒の施工管理でも、下記の3つで年収アップが可能です。

  1. 残業代がきちんと支給される会社で働く
  2. 施工管理技士を取得する
  3. 実務経験を積んで大手に転職する

 

弊社メルマガでも、残業代が全額支給の会社の求人情報を配信してます。

きちんと残業代で稼ぎたい人は、情報収集にメルマガ登録をどうぞ。

 

また、弊社の転職サイト「SAN-SUKE」でも、施工管理の未経験者向けの求人情報を掲載しています。

未経験者向けの研修がしっかりしている求人もあるので、情報収集になるかなと。

 

ということで、あとは行動あるのみです。

今日から一歩を踏み出してみてください。

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