できるだけムカつかれたくないなぁ…
どうしたら良い人間関係で仕事ができるかなぁ?
こういった悩みに応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- ムカつく現場監督のあるあるがわかる
- 職人さんいムカつかれない現場監督になる方法がわかる
- ムカつかれるのも仕事だとわかる
私たちワット・コンサルティングは、現場監督の転職サポートを行う会社です。
「この現場監督ムカつく!」と思っている職人さんがいるのは事実。
どういうことをするとムカつかれてしまうのか、知っておきましょう。
現場の人間関係を円滑にするためにも、けっこう重要です。
できるだけムカつかれない現場監督になる方法もまとめたので、参考にしてみてください。
参考記事
ちなみに、施工管理の仕事内容の全体像については、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説にまとめています。
この記事の監修者
施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。
- 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
- 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
- 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号
目次
ムカつく現場監督あるある7選
結論、ムカつく現場監督のあるあるは下記の7つです。
- おどおどして頼りにならない
- サボって現場からいなくなる
- 下請けに偉そうな態度をとる
- 段取りがメチャクチャ
- 雨で作業を止める
- 法令を重視しすぎ
- Yesマン現場監督
1つずつ解説しますので、やらないように注意しましょう。
①おどおどして頼りにならない
おどおどして頼りにならない現場監督は、ムカつかれがちです。
現場の秩序が乱れるから。
例えば、下記のような問題が発生して、職人さんを怒らせてしまいます。
- 悪いことをしている職人を注意できない
- 注意しないので工事のミスが増える
- 事故が起きてしまう
現場監督である以上、ビシッと言うときは言わないといけません。
誰にでもいい顔しようとして、事故が起きてしまったら取り返しがつきません。
②サボって現場からいなくなる
職務怠慢で、ついていきたくなくなるからです。
具体的には下記はNG。
- 業務時間にパチンコに行っている
- サウナに行ってしまう
- 肝心なときにいないし、電話も出ない
仕事ができるとかできない以前の問題ですよね。
職人さんからの信頼を失うので、やってはいけません。
③下請けに偉そうな態度をとる
現場監督=偉いと勘違いしてるから。
具体的には、下記をやるとムカつかれてしまいます。
- 施主や元請けにはヘコヘコして、職人さんを邪険にする
- 命令口調やタメ口
- 自分が悪いのに謝らない
現場監督は偉いわけではありません。
なぜなら、職人さんがいないと工事できないから。
あくまでチームであり、それぞれの役割が違うだけ。
職人さんに敬意を払いましょう。
④段取りがメチャクチャ
段取りがメチャクチャだと、仕事がやりにくくてしょうがないから。
具体的には下記はNGです。
- 現場に資材がない
- 職人さんを呼んだのに工事できない
- 人員が足りない
こういうことが起こると、作業が止まったり、やり直しが発生するのでやらないように注意しましょう。
段取り=現場監督の仕事なので、段取りができないとムカつかれてしまいます。
⑤雨で作業を止める
雨で作業を止めすぎると、職人さんの収入が減ってしまうから。
具体的には、下記は職人さんを怒らせがち。
- 雨が降ったらすべての作業を止めてしまう
- 雨が関係ない箇所の工事まで止めてしまう
- 職人さんの収入がなくなることまで考えてない
もちろん危険なら仕方ないことですが、雨が降ってもできる仕事を考えて段取りするのも現場監督の仕事です。
⑥法令を重視しすぎ
法令を重視しすぎると、作業が止まってしまうから。
具体的には、下記はさすがに怒られます。
- ケガした人がいたら、工事全体を止めてしまう
- クレーム1つですべての工事を止めてしまう
- 工期ギリギリになって休めなくなる
もちろん法令は遵守しないといけませんが、工期を考えて臨機応変に行動しましょう。
⑦Yesマン現場監督
無理なことを引き受けて、現場が止まってしまうから。
具体的には、下記をやると職人さんにムカつかれます。
- 施主や元請けに、なんでも「できます」と言ってしまう
- 職人さんに相談もなくYesを出してしまう
- しわ寄せが職人さんにくる
Noと言うのも現場監督の仕事です。
相談もなしにYesを出すと、職人さんとモメますよ。
職人さんにムカつかれない現場監督になる方法
できるだけ良好な人間関係で仕事をしたい。
結論、職人さんの意見を聞くのが大事です。
なぜなら、職人さんにも意見があるから。
具体的には、下記のように職人さんとコミュニケーションを取りましょう。
- 問題が起きたら相談する
- 施主・元請けの意向を説明する
- こちらの意向も伝えて、意見を聞く
ようは、報連相をしっかりするのが大事です。
板挟みになっても相談してみる
現場監督が、施主・会社・職人さんの板ばさみになることもあるでしょう。
そういうときも、職人さんに相談するのもアリ。
打ち合わせをすることで、職人さんの技術で打開案が出ることもあります。
また、「相談してくれた」という点で、信頼に繋がることもありますよ。
打ち合わせの時間を作って、相談してみましょう。
どうしてもダメなら上司に相談してください。
結論、現場は一緒に造っていくものなので、職人さんに報連相を徹底しましょう。
ムカつかれるのも現場監督の仕事
人に嫌われるのは辛いなぁ…
結論、職人さんにムカつかれるのも、現場監督の仕事だったりします。
なぜなら、誰か嫌われ役を作ることで、現場が丸く収まることがあるから。
プロレスも「ヒール役」がいないと面白くないのと一緒。
そういうのも現場監督の仕事だったりします。
嫌われ役をやることで理解者も現れる
なぜなら、人には良心の呵責があるから。
みんなで1人でいじめると罪悪感があるので、たまに理解者が現れたりします。
損な役回りですが、役者だと思って嫌われ役になる瞬間も必要。
現実的には、仕事なので「みんな仲良し」というわけにはいきません。
目的は期限内に建設物が完成することなので、そのために嫌われ役になる必要があれば、嫌われてみるのも仕事です。
だから、仕事は奥が深いんです。
それに、かんたんな仕事だったら稼げないですからね。
まとめ:ムカつく現場監督あるあるを参考にきちんと仕事をしよう
ということで、ムカつく現場監督あるあるは下記の7つ。
- おどおどして頼りにならない
- サボって現場からいなくなる
- 下請けに偉そうな態度をとる
- 段取りがメチャクチャ
- 雨で作業を止める
- 法令を重視しすぎ
- Yesマン現場監督
これら7つは、極力やらないように注意しましょう。
できるだけムカつかれないコツは、職人さんに相談すること。
報連相をすることでコミュニケーションをとれて、信頼関係が築けることもあります。
今日からできることも多いので、さっそくやってみましょう。
また、施工管理の仕事の覚え方については、現場監督の仕事の覚え方7選【仕事に目標をもつと早く覚えられる】に詳しくまとめています。
あなたの仕事の参考になればうれしいです!