今の仕事の収入が低くて、建設業界への転職を考えている。
でも、建設業界ってブラックで激務のイメージもあるし…
どんな仕事でも大変な部分はあると思うけど、建設業があまりにキツすぎるなら、やめておこうかな…
こういった疑問や不安に答える記事です。
この記事の内容は下記のとおり。
- 建設業はやめとけと言われる3つの理由【解決策も紹介】
- 建設業の良いところ3選【将来性は明るい】
私たち「ワット・コンサルティング」は、建設業の施工管理(現場監督)の技術者派遣を行っている会社です。
未経験で建設業の施工管理(現場監督)に就職・転職したい人を募集しています。
ネットで調べると「建設業はやめとけ」というような声がありますよね。
たしかに、建設業は厳しい業界でしょう。
でも、良い部分もあります。
この記事では、建設業界の悪い部分だけではなく、良い部分も解説していきます。
あなたの仕事選びの参考にしてください。
目次
建設業はやめとけと言われる3つの理由【解決策も紹介】
建設業はやめとけと言われる理由は、下記の3つです。
- 3K【きつい・汚い・危険】
- 人材不足が深刻
- ブラック企業がある
また、3つの解決策も解説するので、参考にしてください。
1つずつ解説しますね。
①3K【きつい・汚い・危険】
建設業は「3K」と言われます。
「3K」とは、下記の頭文字の「K」をとったものです。
- きつい
- 汚い
- 危険
「きつい」を解剖してみた
3Kの中の「きつい」についてですが、具体的な内容は下記のとおりです。
- 残業時間の上限がない
- 週休1日
詳細と解決策を見てみましょう。
残業時間の上限がない【2024年に上限ができる】
一般の業界では「36協定」といって、残業時間の上限が決められています。
残業時間の上限は、下記のとおり。
- 1ヶ月:45時間以内
- 1年間:360時間以内
しかし、建設業界は36協定が適用されない業界のため、残業時間の上限がありません。
なので、ひどい会社だと過度な長時間残業があります。
でも「これでは建設業に人が入ってこない」ということで、2024年から36協定が適用されます。
今後は残業の上限ができるので、働きやすくなるでしょう。
残業時間の上限については、36協定が建設業でも適用される【現場に浸透できそうな3つの理由】にまとめています。
週休1日【2024年から週休2日になる】
建設業界は、週休1日が今でも普通です。
※日曜日が休み。
しかし、これも建設業に人が入ってこない原因ということで、2024年から週休2日制に変わるそうです。
なので、今後は休めるようになるでしょう。
詳しくは、建設業の週休2日は2024年度から実施予定【でも問題は多い】を参考にどうぞ。
汚い・危険はロボットの進化がカギ
建設ロボットの開発が進んでいるため、いずれは人が工事現場に入らない未来がくるかもしれません。
現場作業はロボットが行い、人間はロボットの制御をするイメージ。
事実、建設ロボットの事例は増えています。
詳しくは、ICTが建設業界で進んでます【機械の事例やメリットと課題も解説】にまとめたので参考にどうぞ。
すぐには無理ですが、いずれは汚れず安全な仕事になるかもしれません。
②人材不足が深刻
建設業界は、人材不足が深刻です。
若い人が入ってこないからです。
人材不足→1人あたりの負担が増加→離職者が増えるという悪循環ですね。
人材不足の解消は働き方改革
若い人が建設業界に入ってこない理由は、魅力が少ないから。
なので、国も建設業界の働き方改革に動き出しています。
具体的には、下記のとおり。
- 残業時間の上限を設ける
- 週休2日の導入
- 社会保険の加入率アップ
- IT化を進めて、1人あたりの負担を減らす
詳細は、2024年目標の建設業界の働き方改革【無理という声もあるがやるしかない】にまとめてます。
③ブラック企業がある
建設業界には、ブラック企業もあります。
※建設業界に限らず、どこの業界にもありますが。
少ない人員で工事を回しているため、下記のようなケースがあるのも事実です。
- 休日がほとんどない
- 長時間のサービス残業
無理のある工事期間は改善される
ブラック企業になってしまう原因の1つが、無理のある工事期間です。
締め切りが近ければ、当然、ムリしないと完成に間に合いません。
これには、国も助け舟を出してくれることになりました。
令和2年から法律が変わり、無理のある工事期間の設定は禁止になります。
なので、ブラック企業も減る可能性があるでしょう。
詳しくは、新担い手三法について改正点をわかりやすく解説にまとめています。
ブラック企業を選ばない方法
自らブラック企業を避ける方法は、もちろんあります。
就職・転職先の選び方さえわかれば、ある程度は避けられます。
具体的には、施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法にまとめたので参考にどうぞ。
「施工管理」という、いわゆる現場監督の仕事向けの記事ですが、他の建設業の職種にも使える方法です。
建設業の良いところ3選【将来性は明るい】
「建設業はやめとけ」と言われますが、もちろん良いところもあります。
良い部分と悪い部分を両方知ることで、冷静な判断ができるかと。
建設業界の良いところは、下記の3つです。
- 絶対になくならない
- ロボットによる工事が増えるかも
- スキルが身につけば給料が高い
1つずつ見ていきましょう。
①絶対になくならない
建設業は無くなりません。
建設物がなければ人間は生きていけないからです。
時代の流れとともになくなっていく業界もありますが、建設業は考えにくいです。
将来も仕事がなくなることがないのは、大きな安心です。
②ロボットによる工事が増えるかも
前述のとおり、今後はロボット建設が増えてくるでしょう。
工事はロボットがやってくれるので、もしかしたら建設業はホワイトでキレイな仕事になるかもしれません。
IT企業とかと変わらなくなるかもしれないですね。
AIが進化しているので、人間がロボットの操作をするわけでもなさそうです。
建設×AIについては、建設業界が現場にAIを導入!AIは人間の仕事を奪うのか?にまとめてます。
③スキルが身につけば給料が高い
建設業は、スキルが身につけばけっこう稼げます。
ベテランの技術者の中には、年収800万円以上を稼ぐ人もいますよ。
特に給料が高くなる可能性があるのは、施工管理(現場監督)です。
現場の責任者のため、プレッシャーも大きいですが、給料も高いです。
「施工管理技士」という資格を取得すると、資格手当ももらえて稼げます。
施工管理の給料については、施工管理(現場監督)の平均年収や給料を徹底分析【資格で収入アップ】にまとめています。
施工管理(現場監督)は未経験からでも始められる
「現場監督」というと、工事現場で何年も働いた人がなるイメージがありますが、未経験者でもなれます。
つまり、職人や工事作業員を経なくても、現場監督になれるんです。
もちろん最初は見習いですが、経験を積んで独り立ちしていくイメージです。
施工管理(現場監督)を未経験から始める方法は、施工管理は未経験でも転職できる【研修がしっかりしてる会社を選ぶ】にまとめてます。
ワット・コンサルティングでも未経験で施工管理になりたい人を募集中
冒頭でもお伝えしましたが、私たち「ワット・コンサルティング」は施工管理の技術者派遣の会社です。
「技術者派遣」とは、技術者派遣の会社の正社員で雇用されて、他社の現場で働くスタイルです。
※「派遣」とありますが、正社員なので安してください。
私たちワット・コンサルティングでは、未経験で施工管理に就職・転職したい人を募集しています。
ワット・コンサルティングの強みは下記の4つ。
- 新人研修が約60日(業界平均の2倍、業界トップクラス)
- しっかりと基礎を学んでから働けるので安心
- 新人研修中もお給料が出る
- 定着率83.2%で長く安定して働ける(業界トップクラス)
なので、「しっかり研修を受けてから働きたい!」という人に合っていると思います。
興味がある人は転職の情報収集にどうぞ。
まとめ【建設業はやめとけと言われる理由を知って、慎重に判断する】
この記事をまとめます。
- 建設業はやめとけと言われる理由は3K(きつい・汚い・危険)
- 2024年に残業時間の上限が設けられる
- 2021年度末には週休2日になる
- ロボット開発が進んでいるので、今後は危険で汚れる作業が減るかも
- 人材不足の解決策は働き方改革【国が後押し】
- 令和2年に法律が変わり、ブラック企業が減るかも
- 建設業の良いところは、絶対なくならない、ロボットが進化、スキルが身につけば稼げる
「建設業はやめとけ」という理由を知りたいあなたの、参考になればうれしいです。
建設業の悪いところと良いところを知って、冷静に判断してください。
くりかえしですが、私たち「ワット・コンサルティング」では、未経験で施工管理(現場監督)に就職・転職したい人を募集しています。
興味がある人は情報収集にどうぞ。
あなたの仕事選びの参考になればうれしいです!