施工管理から営業に転職は可能【ただし3つのデメリットがあります】

施工管理から営業に転職は可能【ただし3つのデメリットがあります】
施工管理の男性
施工管理の男性
施工管理から営業に転職できるのかな?

施工管理の仕事がキツいから、営業に転職を考えてるんだよね。

コミュニケーションは苦手じゃないから、営業の方が良いんじゃないかな?

現場を知ってるし、営業に活かせるんじゃないかな?

でも、営業ってノルマとかあるよなぁ…

営業に転職するデメリットも知っておきたい。

僕は営業に向いてるのかなぁ…?

こういった疑問や不安に答える記事です。

この記事でわかることは下記のとおり。

  • 施工管理から営業に転職できるとわかる
  • 施工管理から営業に転職するメリットとデメリットがわかる
  • 施工管理と営業、どっちがいいかわかる

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の転職サポートを行う会社です。

結論、施工管理から営業に転職することは可能です。

営業は離職率が高めで、募集が多いから。

建設業界の営業であれば、現場を知ってる施工管理経験者は優遇されることもあります。

施工管理の大変な仕事から解放されるのもメリットでしょう。

ただし、もちろん営業にもデメリットはあります。※ノルマとか

デメリットも知った上で、転職を検討しましょう。

この記事を読むことで、施工管理と営業のどっちがいいかわかると思います。

転職に失敗したくない人は、最後まで読んでみてください!

この記事の監修者

株式会社ワット・コンサルティング

施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。

  • 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
  • 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
  • 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号

施工管理から営業に転職は可能【離職率が高いから】

施工管理から営業に転職は可能【離職率が高いから】

結論、施工管理から営業に転職は可能です。

営業は離職率が高めで、人が足りてない会社があるから。

日本労働調査組合のデータによると「営業の退職を考えているor考えたことがある」と答えた人は80.8%もいるそうです。

営業職は売れないとクビになることもあります。

売上がないのに、固定給を払い続ける会社はありませんからね。

弱肉強食の厳しい仕事のため離職率が高く、人気も低めなので転職しやすいです。

【ただし】志望動機が甘いと不採用

施工管理→営業に転職するときの注意点は、志望動機です。

「施工管理がイヤだから営業に転職したいだけじゃないの?」と思われてしまうと、印象が悪く採用されにくいから。

志望動機はポジティブに見せるのがコツです。

例えば、下記のような感じ。

施工管理の経験は財産になりましたが、疑問をもちながら働いていました。

図面を見ていても、「これってどういう意図なんだろう?」「もっと良い方法があるんじゃないか?」など、お客様の要望が見えないのがストレスでした。

それであれば、施工管理の経験を営業に活かして、よりお客様の要望を現場に反映させられないかと考えました。

これなら伝言ゲームにならないので、お客様の声を直接現場に届けることができます。

そう考えたら営業への興味が大きくなってしまい、転職したいと思うようになりました。

こんな感じに、ポジティブな志望動機を用意しないと内定が出にくいです。

面接=プレゼンなので、面接の段階から営業の仕事は始まってます。

志望動機については、建設営業マンの仕事内容や5つのつらいところ【志望動機の例文も紹介】も参考にどうぞ。

施工管理から営業に転職する3つのメリット

施工管理から営業に転職する3つのメリット
施工管理の男性
施工管理の男性
施工管理から営業に転職するメリットを知りたいな。

結論、メリットは下記の3つです。

  1. 現場経験を活かして提案ができる
  2. お客様の要望を現場に伝えやすい
  3. 激務×肉体労働からの解放

1つずつ解説しますね。

【メリット①】現場経験を活かして提案ができる

最大のメリットは、施工管理の経験を営業の提案に活かせることです。

お客様の要望の再現性を、その場で答えられるのは大きな強み。※もちろんすべてではないですが。

施工管理を知らない営業マンは、いちいち現場サイドに確認を取らないといけないので、お客様満足度が下がりがちです。

  1. お客様の質問にその場で答えられる
  2. 信頼される
  3. 売れやすい
  4. 紹介ももらいやすい

という好循環が生まれやすく、結果、うまくいきやすいです。

【メリット②】お客様の要望を現場に伝えやすい

お客様の要望を、そのまま現場に伝えられるのも強みです。

一般的な営業マンは施工管理の知識がないので、間に設計が入ることで伝言ゲームになりがち。

結果「思ってたのと違う」というクレームに発展することもあります。

施工管理→営業に転職する人は、まさに「お客様と施工管理の通訳」みたいなもの。

結果、下記の好循環が生まれるメリットがあります。

  1. お客様の要望の再現性が高い
  2. お客様満足度が上がる
  3. 紹介をもらいやすい
  4. 稼ぎやすい

仕入れ先や業者とのコミュニケーションも取れるので、提案力も広がります。

【メリット③】激務×肉体労働からの解放

営業に転職すると、施工管理の激務×肉体労働から解放されます。

営業の仕事内容は、主に下記の3つ。

  1. 見込み客の新規開拓
  2. 打ち合わせ・商談
  3. 資料作りなど事務作業

朝は8~9時スタートで、施工管理より労働時間が短いケースあり。

体力的に施工管理が難しい人は、営業に転職するのもアリだと思います。

施工管理から営業に転職する3つのデメリット

施工管理から営業に転職する3つのデメリット
施工管理の男性
施工管理の男性
営業に転職するデメリットも知っておきたいな。

もちろん営業に転職するデメリットもありまして、具体的には下記の3つです。

  1. ノルマがある
  2. クレームの窓口になってしまう
  3. 施工管理のキャリアが止まってしまう

こちらも1つずつ解説しますね。

【デメリット①】ノルマがある

営業なので、当然ノルマがあります。

売れない営業=何もしてないのと一緒なので、ノルマ未達が続くとクビになることも…

営業リストがない会社もあるので、新規開拓も自分でしないといけません。

下記のような、辛い営業活動を続ける必要もあるでしょう。

  • 飛び込み営業
  • テレアポ

営業活動の辛さに耐えきれず、辞めていく人も多いです。

【デメリット②】クレームの窓口になってしまう

お客様のクレームは、営業マンにくると思ってください。

なぜなら、お客様が一番コミュニケーションを取るのは営業マンだから。

仮に現場のミスであっても、怒られるのは営業マンです。

  • お客様:イメージと違う!
  • 現場:図面通りだ!

という感じで、お客様と現場の板ばさみになってしまうことも…

理不尽なことが多いのも、営業の辛いところです。

【デメリット③】施工管理のキャリアが止まってしまう

営業に転職することで、せっかく積み上げてきた施工管理のキャリアが止まってしまいます。

もし営業が合わなかった場合は「施工管理を続けてればよかった…」と後悔することも。

新しいことを始める=何かを捨てることなので、リスクもありますよ。

施工管理と営業、どっちがいいか【あなたの適性を診断】

施工管理と営業、どっちがいいか【あなたの適性を診断】
施工管理の男性
施工管理の男性
う~ん、結局のところ施工管理と営業、どっちがいいんだろう?

迷うなら、適性診断をしてみるといいかなと思います。

決められないなら、向いてる方が良いと思うので。

  • 施工管理に向いてる人の特徴
  • 営業に向いてる人の特徴

を解説するので、どっちにするかの判断材料にしてみてください。

施工管理に向いてる人の特徴

施工管理に向いてる人の特徴は、施工管理に向いてる人の特徴30選【未経験で就職する方法も解説】にまとめてます。

30項目のチェックリストがあり、10個以上に当てはまれば施工管理に向いてると思います。

営業に向いてる人の特徴

営業に向いてる人の特徴は、下記の9つです。

5つ以上に当てはまれば、営業でやっていける可能性あり。

  1. 人の話を聞くのが得意
  2. 5W1Hを意識した質問ができる
  3. プレッシャーに強い
  4. 根性がある
  5. コミュニケーション能力が高い
  6. 人見知りしない
  7. 人を笑わせるのがうまい
  8. 勉強熱心な人
  9. 年上にかわいがられる人

あなたはいくつ当てはまりましたか?

施工管理の方が向いてそうなら他の会社に転職もアリ

施工管理の男性
施工管理の男性
う~ん、あんまり営業に向いてなさそう…

でも施工管理はキツいなぁ…

という人は、別の会社の施工管理に転職するのもアリかと。

今の会社がキツいだけかもしれないので。

たしかに施工管理は大変な仕事ですが、会社によってはもう少しハードルを下げて働けるところもありますよ。

あまりきつくない施工管理の会社を見つけるコツは下記の17個です。

  1. 定着率が高い会社を選ぶ
  2. IT化を進めている会社を選ぶ
  3. 転職エージェントを活用する
  4. 施工管理の技術者派遣で働く
  5. 公共工事が多い会社を選ぶ
  6. 経営事項審査の点数が高い会社を選ぶ
  7. マンション大規模修繕の施工管理で働く
  8. 可能なら6月・12月から転職活動を始める
  9. 規模の小さい現場がある会社で働く
  10. 地方の会社を探す
  11. 絶対に譲れない条件を先に決めておく
  12. 現場の相談ができる会社を選ぶ
  13. 女性や外国人を採用している会社を選ぶ
  14. 口コミサイトをチェックする
  15. 仕事ができるようになってから会社に交渉する
  16. 施工管理技士を取得して有利に転職活動を進める
  17. 転職候補の会社で働く人に話を聞く

詳しいノウハウは、激務じゃないホワイトな施工管理で働く方法17選にまとめています。

また、私たちワット・コンサルティングが行う転職サポートでも、あまりきつくない施工管理の求人を紹介できることがあります。

  • 休日が多めの求人
  • 残業が少なめの求人
  • 適正な給料の求人
施工管理の男性
施工管理の男性
施工管理で転職するかはわからないけど、求人情報だけ見たい…

という人も無料で利用できるので、情報収集に活用してみてください。

まとめ|施工管理から営業に転職できる

まとめ【施工管理から営業に転職できるけど、デメリットを知って検討しよう】

施工管理から営業に転職できますが、メリットとデメリットを知った上で判断しましょう。

メリットデメリット
現場経験を活かして提案ができる

お客様の要望を現場に伝えやすい

激務×肉体労働からの解放

ノルマがある

クレームの窓口になってしまう

施工管理のキャリアが止まってしまう

必ずしも「施工管理より営業の方がいい」とは言えないので、慎重に考えてみてくださいね。

施工管理の男性
施工管理の男性
今の会社の施工管理はキツすぎる!

という場合は、他の会社の施工管理に転職すると問題解決することもあります。

くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングの転職サポートでも、あまりキツくない施工管理の求人を紹介できることがあります。

無料で求人情報を見るだけでも利用できるので、情報収集に活用してみてください。

あなたの転職の参考になればうれしいです!

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