
施工管理の仕事がキツいから、営業に転職を考えてるんだよね。
コミュニケーションは苦手じゃないから、営業の方が良いんじゃないかな?
現場を知ってるし、営業に活かせるんじゃないかな?
でも、営業ってノルマとかあるよなぁ…
営業に転職するデメリットも知っておきたい。
僕は営業に向いてるのかなぁ…?
こういった疑問や不安に答える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 施工管理から営業に転職できるとわかる
- 施工管理から営業に転職するメリットとデメリットがわかる
- 施工管理と営業、どっちがいいかわかる
結論、施工管理から営業に転職することは可能です。
なぜなら、営業は離職率が高い仕事だから。
建設業界の営業であれば、施工管理経験者が優遇されることもあります。
※現場を知ってるから。
施工管理の大変な仕事から解放されるのもメリットだと思います。
ただし、もちろん営業にもデメリットはありますよ。※ノルマとか
デメリットも知った上で、転職を検討しましょう。
この記事を読むことで、施工管理と営業のどっちがいいかわかると思います。
営業に転職を考えてる人は、最後まで読んでみてください。
目次
施工管理から営業に転職は可能【離職率が高いから】
結論、施工管理から営業に転職は可能です。
営業は離職率が高いので、人が足りてないから。
統計データがないので正確な離職率は出せませんが、「営業って大変そうだよなぁ」というのはイメージがつくかと。
当たり前ですが、営業職は売れないとクビになります。
売上がないのに、固定給を払い続ける会社はありませんからね。
弱肉強食の厳しい仕事のため離職率が高く、あまり人気もないので転職しやすいです。
【ただし】志望動機が甘いと不採用
施工管理→営業に転職するときの注意点は、志望動機です。
「施工管理がイヤだから営業に転職したいだけじゃないの?」と思われてしまうと、印象が悪く採用されにくいから。
志望動機はポジティブに見せるのがコツです。
例えば下記のような感じ。
施工管理の経験は財産になりましたが、疑問をもちながら働いていました。
図面を見ていても、「これってどういう意図なんだろう?」「もっと良い方法があるんじゃないか?」など、お客様の要望が見えないのがストレスでした。
それであれば、施工管理の経験を営業に活かして、よりお客様の要望を現場に反映させられないかと考えました。
これなら伝言ゲームにならないので、お客様の声を直接現場に届けることができます。
そう考えたら営業への興味が大きくなってしまい、転職したいと思うようになりました。
こんな感じに、ポジティブな志望動機を用意しないと内定が出にくいです。
面接=プレゼンなので、面接の段階から営業の仕事は始まってます。
志望動機については、建設営業マンの仕事内容や5つのつらいところ【志望動機の例文も紹介】も参考にどうぞ。
施工管理から営業に転職する3つのメリット

結論、メリットは下記の3つです。
- 現場経験を活かして提案ができる
- お客様の要望を現場に伝えやすい
- 激務×肉体労働からの解放
1つずつ解説しますね。
【メリット①】現場経験を活かして提案ができる
最大のメリットは、施工管理の経験を営業の提案に活かせることです。
お客様の要望の再現性を、その場で答えられるのは大きな強み。※もちろんすべてではないですが。
施工管理を知らない営業マンは、いちいち現場サイドに確認を取らないといけないので、お客様満足度が下がりがちです。
- お客様の質問にその場で答えられる
- 信頼される
- 売れやすい
- 紹介ももらいやすい
という好循環が生まれやすく、結果、稼ぎやすいです。
【メリット②】お客様の要望を現場に伝えやすい
お客様の要望を、そのまま現場に伝えられるのも強みです。
一般的な営業マンは施工管理の知識がないので、間に設計が入ることで伝言ゲームになりがち。
結果、「思ってたのと違う」というクレームに発展することもあります。
施工管理→営業に転職する人は、まさに「お客様と施工管理の通訳」みたいなもの。
結果、下記の好循環が生まれるメリットありです。
- お客様の要望の再現性が高い
- お客様満足度が上がる
- 紹介をもらいやすい
- 稼ぎやすい
仕入れ先や業者とのコミュニケーションも取れるので、提案力も広がります。
【メリット③】激務×肉体労働からの解放
営業に転職すると、施工管理の激務×肉体労働から解放されます。
営業の仕事内容は、主に下記の3つ。
- 見込み客の新規開拓
- 打ち合わせ・商談
- 資料作りなど事務作業
朝は8~9時スタートで、施工管理より労働時間が短いケースあり。
体力的に施工管理が難しい人は、営業に転職するのもアリだと思います。
施工管理から営業に転職する3つのデメリット

もちろん営業に転職するデメリットもありまして、具体的には下記の3つです。
- ノルマがある
- クレームの窓口になってしまう
- 施工管理のキャリアが止まってしまう
こちらも1つずつ解説しますね。
【デメリット①】ノルマがある
営業なので、当然ノルマがあります。
売れない営業=何もしてないのと一緒なので、ノルマ未達が続くとクビになりますよ。
営業リストがない会社もあるので、新規開拓も自分でしないといけません。
下記のような、辛い営業活動を続ける必要もあるでしょう。
- 飛び込み営業
- テレアポ
営業活動の辛さに耐えきれず、辞めていく人も多いです。
【デメリット②】クレームの窓口になってしまう
お客様のクレームは、営業マンにくると思ってください。
なぜなら、お客様が一番コミュニケーションを取るのは営業マンだから。
仮に現場のミスであっても、怒られるのは営業マンです。
- お客様:イメージと違う!
- 現場:図面通りだ!
という感じで、お客様と現場の板ばさみになってしまうことも…
理不尽なことが多いのも、営業の辛いところです。
【デメリット③】施工管理のキャリアが止まってしまう
営業に転職することで、せっかく積み上げてきた施工管理のキャリアが止まってしまいます。
もし営業が合わなかった場合は、「施工管理を続けてればよかった…」と後悔することも。
新しいことを始める=何かを捨てることなので、リスクもありますよ。
施工管理と営業、どっちがいいか【あなたの適性を診断】

迷うなら、適性診断をしてみるといいかなと思います。
決められないなら、向いてる方が良いと思うので。
- 施工管理に向いてる人の特徴
- 営業に向いてる人の特徴
を解説するので、どっちにするかの判断材料にしてみてください。
施工管理に向いてる人の特徴
施工管理に向いてる人の特徴は、施工管理に向いてる人の特徴30選【未経験で就職する方法も解説】にまとめてます。
30項目のチェックリストがあり、10個以上に当てはまれば施工管理に向いてると思います。
営業に向いてる人の特徴
営業に向いてる人の特徴は、下記の9つです。
5つ以上に当てはまれば、営業でやっていける可能性あり。
- 人の話を聞くのが得意
- 5W1Hを意識した質問ができる
- プレッシャーに強い
- 根性がある
- コミュニケーション能力が高い
- 人見知りしない
- 人を笑わせるのがうまい
- 勉強熱心な人
- 年上にかわいがられる人
あなたはいくつ当てはまりましたか?
施工管理の方が向いてそうなら他の会社に転職もアリ

でも施工管理はキツいなぁ…
という人は、別の会社の施工管理に転職するのもアリかと。
今の会社がキツいだけかもしれないので。
たしかに施工管理は大変な仕事ですが、会社によってはもう少しハードルを下げて働けるところもありますよ。
あまりキツくない会社に転職するコツは、施工管理(現場監督)の転職先の会社選びのコツ【転職活動方法も解説】にまとめてます。
また、弊社メルマガでも、キツすぎない施工管理の求人情報を配信することがあります。
メルマガ会員しか見れない求人もあるので、興味あれば情報収集にメルマガ登録をどうぞ。
あと、施工管理向けの求人サイト「SAN-SUKE」でも優良求人を掲載しているので、今の会社がキツかったら眺めてみてください。
まとめ【施工管理から営業に転職できるけど、デメリットを知って検討しよう】
施工管理から営業に転職できますが、メリットとデメリットを知った上で判断しましょう。
メリット | デメリット |
現場経験を活かして提案ができる
お客様の要望を現場に伝えやすい 激務×肉体労働からの解放 |
ノルマがある
クレームの窓口になってしまう 施工管理のキャリアが止まってしまう |
必ずしも「施工管理より営業の方がいい」とは言えないので、慎重に考えてみてくださいね。

という場合は、他の会社の施工管理に転職するだけで問題解決することもあります。
今よりキツくない施工管理に転職したい場合は、施工管理(現場監督)の転職先の会社選びのコツ【転職活動方法も解説】が参考になると思います。
また、弊社メルマガでもキツすぎない施工管理の求人情報を配信することがあるので、興味あればメルマガ登録をどうぞ。
施工管理向けの求人サイト「SAN-SUKE」でも、優良求人を掲載しています。
あなたの転職の参考になればうれしいです!