
東京オリンピックの工事も終わったし、今後の仕事は安定してるのか心配…
将来、施工管理で成功するコツも知りたいな。
でも、もし仕事が減らないとしても、激務すぎるのもイヤだな…
こういった疑問や不安に応える記事です。
本記事でわかることは下記にとおり。
- 施工管理の将来性がわかる
- 施工管理で成功するコツがわかる
- 未来の施工管理は激務度が下がるかも
東京オリンピック・パラリンピックの工事も終わり、今後の施工管理の仕事がちょっと気になりますよね。。。
- 今後も安定して仕事はあるのか?
- 仕事が減って不景気になったりしないのか?
など心配なところだと思います。
結論、施工管理の将来性は問題なしです。
むしろ、今より良くなるかもしれないですよ。
将来に施工管理で成功する方法や、激務度が下がる話も解説。
今後の参考にどうぞ。
目次
施工管理の将来性は明るい【東京オリンピック後も問題ないかなと】
結論、東京オリンピック後も施工管理の将来性は明るいです。
なぜなら、まだまだ工事はたくさんあるから。
具体的には下記のとおりでして、盛りだくさんです。
- 災害復興
- インフラの補修工事
- ビルやマンションの大規模修繕工事
- リフォーム
- リニア新幹線
- 大阪万博
盛りだくさんの理由は、多くの工事が東京オリンピックの工事を終わるのを待ってたから。
東京オリンピック関連の工事期間中は人件費の高騰で工事が高いので、みんな待ってた感じです。
「ようやく工事してもらえる!」とばかりに工事が増えるので、将来性は明るいです。
空き家問題も追い風かも
日本では空き家が問題になってます。
空き家は846万戸あり、なんと7軒に1軒が空き家です。
空き家が増えると、下記の需要が伸びるので施工管理には良い話かと。
- リフォーム
- 解体→新築
出典:Youtube「誰も教えてくれない空き家のこと★放置は確実に損します」
というわけで、東京オリンピックが終わっても工事が減るわけじゃないので、施工管理の将来性は問題なしです。
施工管理は人手不足だからちょっと工事が減った方がいいくらい
むしろ、ちょっと工事が減った方がいいくらいかもしれません。
施工管理は、深刻な人手不足だから。
人手不足の理由は下記の2つです。
- 若者が入ってこないから
- 60歳以上のベテラン施工管理が退職していくから
出典:国土交通省「建設産業の現状と課題」
参考:施工管理が人手不足の3つの理由【ホワイト企業は離職率が高くない】
「東京オリンピック後に工事が減る」というよりは、人手不足で大変なくらいですよ。
施工管理技士の不足が深刻化してるので、2021年から「技士補」という新しい施工管理資格も登場してます。
参考:技士補はいつから?【答え:2021年から!どんな資格かも解説】
結論、仕事の安定性はあまり問題ないかと。
そもそも建設がなくなることはない
そもそも論ですが、建設がなくなること自体は考えにくいですよね。
人が生きていくには、建設が必要不可欠だから。
人口が減っても建設物は必要なので、施工管理の将来性は大丈夫かと思います。
コロナは施工管理の仕事に影響するのか【過去に学ぶ】
2020年のコロナショックが今後の仕事にどう影響するのかは、未来の話なので誰にもわかりません。
なので、過去の世界的な感染症についてまとめておきます。
- 1918~1919年:スペイン風邪(インフルエンザのこと)
- 1957~1958年:アジアインフルエンザ
- 1968~1969年:香港インフルエンザ
- 2002~2003年:SARS
- 2012年~:MERS
- 2019年~:コロナウイルス
人間と感染症の歴史は、根絶かワクチンの開発の連続でした。
事実、インフルエンザは今でもありますからね。
過去を見る限り、人類は感染症を乗り越えてきてるので、いずれはコロナも収まるのかもしれません。※わかりませんが。
世界各国がコロナワクチンの開発を進めており、もしワクチンができれば景気が戻ってくる可能性もあるかもしれません。
コロナで工事をしやすくなったところもある
具体的には下記の工事。
- ビルの大規模修繕工事
- 商業施設内の工事
理由は、人がこないから。
普段はできない工事がコロナでできたので、むしろ伸びたところもあるようです。
アジア最大級のイオンである埼玉県越谷市の「イオンレイクタウン」も、緊急事態宣言の期間中は休業していましたが、そのときに普段できない内装工事を行っています。
こういった領域では伸びてるところもあるので、コロナ=不景気と一概には言えないところですね。
施工管理で成功するコツ【ありきたりですが資格です】

じゃあ、施工管理で成功するにはどうしたらいい?
王道ですが、資格をとることかと。
施工管理技士の資格があると、給料が上がりやすいし、転職も有利だから。
実務経験を積んだら、施工管理技士の資格取得を目指しましょう。
ちなみに施工管理技士の資格については、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度にまとめたのでどうぞ。
転職していくのも大事
なぜなら、転職するときが一番年収を上げやすいから。
- 実務経験
- 施工管理技士など保有資格
をアピールすれば、年収アップの要因になりますよ。
なんせ、施工管理は人手不足なので。
- 実務経験を積む
- 施工管理技士を取得する
- 転職する
というキャリアプランが王道です。
今後の施工管理では激務度が下がるかも

この辺も未来の話ですが、予測では激務度は下がっていく可能性があるかと。
理由は下記の2つ。
- 働き方改革が進んでいるから
- IT化が進むから
もしかすると、施工管理=若者に人気の職業になるかもしれませんね。※わかりませんが。
1つずつ解説します。
①働き方改革
建設業界でも働き方改革が進んでます。
正直、建設業界がブラックだったし、離職者が増えるし、若者が入ってこないから。
国が主導で、下記の働き方改革が進んでます。
- 週休2日の導入
- 残業時間の上限を設定
「無理でしょ」という声もありますが、少しずつ進んでいます。
将来的には、激務度が下がる要因になるかもしれません。
詳しくは、働き方改革は建設業では無理なのか?【でもやらないとマズい】にまとめてます。
②IT化が進む
建設業界でも、AIやロボット開発が進んでいるからです。
具体的には下記のとおり。
- AIによる自動運転のロボット
- ドローンを使った測量
- CAD→BIMやCIM
- VRやARを使った研修
- 3Dプリンター
結論、施工管理の仕事を機械が手伝ってくれるので、負担が減ります。
もしかすると未来の施工管理は、各ロボットの動きを監視する仕事になるかもしれませんね。
3K(キツイ・汚い・危険)でもなくなるので、若者や女性も入ってくる業界になるかも。
詳しくは、ICTが建設業界で進んでます【機械の事例やメリットと課題も解説】をどうぞ。
まとめ【施工管理の将来性は基本的に明るい。キャリアアップしよう】
ということで、今後も工事は豊富だし、人手不足でもあるので、施工管理の将来性は問題ないと思われます。
コロナ不況の動向は見守るしかありませんが、過去の歴史を振り返ると大丈夫なのかなと。※未来の話なのでわかりませんが。
働き方改革やIT化で、将来的にはもっと働きやすくなるかもしれませんね。
結論、キャリアアップをするために、施工管理技士の資格をとっておきましょう。
転職するときに年収を上げやすいですよ。
ちなみに施工管理に関するニュースは、弊社のメルマガでも配信しています。
- 今後の建設業界の動向
- 施工管理技士の勉強のコツ
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転職の情報収集に良いかなと思います。
今後の働き方の参考になれば幸いです。