施工管理は帰宅時間が遅い?労働時間が長い5つの理由を紹介

施工管理は帰宅時間が遅い?労働時間が長い5つの理由を紹介
考える男性
考える男性

施工管理に挑戦してみたいけど、帰宅時間が遅いと聞くので自分に務まるか不安…

どれくらい残業時間があるのかな?

実際の施工管理業務の1日の流れを知りたいな。

こういった疑問に答える記事です。

この記事でわかること

  • 施工管理の帰宅時間が遅いのは本当か
  • 施工管理の労働時間が長くなる5つの理由
  • 長時間労働による3つのデメリット
  • 施工管理業務のやりがい
  • 【朗報】施工管理の労働時間は減少傾向にある
  • 施工管理としてホワイト企業で働く3つのコツ

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。

未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。

この記事では、施工管理業務の帰宅時間や1日のスケジュール、労働時間が長くなる5つの理由を紹介します。

ホワイトな環境で施工管理として働く方法も紹介しているので、ぜひ転職活動の参考にしてください!

この記事の監修者

株式会社ワット・コンサルティング

施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。

  • 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
  • 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
  • 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号
施工管理は帰宅時間が遅いというのは本当か

結論、施工管理は残業することがあり、定時に帰れない日もあります。

国土交通省の調べでも、建設業の年間実労働時間は産業全体よりも346時間多くなっています。

業界年間労働時間
建設業1,978時間
製造業1,874時間
産業計1,632時間

参考:国土交通省|最近の建設業を巡る状況について

施工管理は、工事現場で職人さんをまとめ、作業が滞りなく進捗していくように管理します。

施工管理者の役割

  • 品質管理:建物の品質を保つために適切な施工方法を検討する
  • 原価管理:赤字にならないようにする
  • 工程管理:引き渡し日に間に合うように工事を進める
  • 安全管理:職人さんの安全を守る

参考:施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説|未経験者向け

現場によりますが、繁忙期には現場事務所に泊まり込みで仕事をすることもあります。

そのため「施工管理は帰宅時間が遅くなることがある」と知っておきましょう。

参考:施工管理は残業がつきもの【でも今後は働き方改革で減る予定】

施工管理の1日のタイムスケジュール

会社や工事現場によって変わりますが、施工管理者の1日のスケジュールはおおよそ以下のとおりです。

1日のスケジュール

  • 7:00:出社、朝礼の準備
  • 8:00:朝礼
  • 8:30:工事スタート、巡回(工事進捗チェック、写真撮影、職人さんへの指示)
  • 12:00:昼休憩
  • 13:00:昼礼、打ち合わせ、巡回、事務作業
  • 17:30:工事終了、事務所にて事務作業
  • 20:00:業務終了、退社

工事現場では作業に入る前に必ず朝礼があり、前日までの進捗や変更点の通達、その日やることを全体で共有しています。

この朝礼を仕切るのは施工管理者のため、早く出社して準備しなければなりません。

前日の退社前に翌日の朝礼準備が完了していれば、もう少しゆっくり出社できるでしょう。

また、工事終了後に事務作業の時間がありますが、早く終われば20:00より前に帰宅できます。

参考:施工管理(現場監督)の1日のスケジュール【具体的な仕事内容も解説】

施工管理の労働時間が長くなる5つの理由

「施工管理はきつい、やめたほうがいい」と言われることもありますが、長時間労働になってしまうのには、以下のような理由があります。

理由

  1. 引き渡し日をずらせない
  2. トラブル対応が必要
  3. 1人あたりの業務量が多い
  4. 工事終了後に事務作業がある
  5. 人材が不足している

施工管理の労働時間を長くする原因を、1つずつ見ていきましょう。

引き渡し日をずらせない

お客様から請け負って建設工事に着工する際、引き渡し日が決まっていることがあります。

例えば、コンビニやドラッグストアなどでオープン日が決定している場合、どんなに工事が遅れてもお客様への引き渡し日を先延ばしできません。

ポイント

もしもトラブルが起きて作業を進められない日があると、別の日程で穴埋めが必要です。

どのようにして穴を埋めるのが最適かすぐに判断し、調整を最優先しなければいけないため、ほかの業務が滞ります。

しかし、設計変更などすぐに対応しなければ次の工程が進まなくなることも多く、残業して業務を進める施工管理者がほとんどです。

工事が遅れても引き渡し日をずらせないことが、施工管理の残業時間が増える原因といえます。

トラブル対応が必要

工事現場でトラブルが発生したとき、事態を収拾するのは施工管理者の業務です。

トラブルの事例には、以下のようなものがあります。

トラブル事例

  • 資材の発注または納品ミス
  • 急な設計変更
  • 現場での事故
  • 作業員が音信不通
  • 近隣住民から工事へのクレーム

1人あたりの業務量が多い

施工管理は抱えている業務量が多いことが、長時間労働に繋がっています。

最初に紹介したように、施工管理では「品質、原価、工程、安全」の4つを管理します。

「4つだけか」と思えますが、どの管理項目も最初は簡単ではありません。

さらに、他にも以下のような業務があります。

その他の業務

  • 現場の写真撮影
  • 近隣への挨拶
  • 現場の清掃
  • 職人さんとのコミュニケーションなど

このように、業務量が多いことで労働時間が長くなりがちです。

工事終了後に事務作業がある

施工管理は現場にいるだけでなく、工事に関連する事務作業も対応します。

会社によって事務作業の内容は異なりますが、おおむね以下のとおりです。

施工管理の事務作業

  • 施工計画書の作成
  • 原価計算
  • 施工図の作成
  • 写真の整理
  • 行政向けの書類作成
  • 打ち合わせ資料や報告書類の作成
  • 発注書の作成

参考:施工管理の事務作業12選|転職前に勉強しておくといい5つのこと

基本的に職人さんが工事を進めている時間帯は、現場での管理業務が必要です。

トラブルや打ち合わせなどなければ、日中も事務作業を進められます。

ポイント

しかし、昼間は取引先からの電話や職人さんとのコミュニケーションなど、トラブルがなくてもなかなか事務作業に着手できないケースも多くあります。

工事が終了して職人さんが帰宅した後で事務作業に取り掛かることが、施工管理の労働時間が長い原因です。

人材が不足している

施工管理者の帰宅時間が遅くなっている原因の1つに、人手不足の状況があります。

以下は「建設業の就業者数の推移」です。

年度建設業の就業者数
1997年685万人
2017年498万人
2021年482万人

参考:国土交通省|最近の建設業を巡る状況について

技術者や技能者、管理的職業に従事する人数も減っているため、人材が不足した状況が続いています。

人手不足だと一人当たりの業務量が増えることがあり、労働時間が長くなりがちです。

労働時間が長い状況が続くと、以下のデメリットがあります。

長時間労働のデメリット

  1. 体調管理が難しい
  2. プライベートの時間が少ない
  3. 家庭崩壊の可能性がある

こちらも詳しく説明します。

体調管理が難しい

早出残業がある施工管理は、勤務時間が長い傾向です。

厚生労働省では時間外労働や休日出勤の合計時間による、健康障害発生の可能性を以下のように定義しています。

時間外労働時間の合計健康障害のリスク
月間100時間超or直近2~6ヶ月の平均が80時間超
月間45時間以内

参考:厚生労働省|過重労働による健康障害を防ぐために

長時間労働が続くと睡眠時間が短く、疲れが取れないまま翌朝を迎え、どんどん疲労が溜まります。

疲労が蓄積されていくと免疫力が下がるため、心身で体調を崩しやすいです。

プライベートの時間が少ない

労働時間が長いと、当然プライベートな時間が少なくなります。

  1. 夜は帰宅して食事と入浴だけ済ませて就寝
  2. 休日は夕方近くまで起き上がれない
  3. 最低限の家事をこなすのが精一杯で、何もできずに休みが終わる

プライベートの時間が少ないと、リフレッシュもしにくく、仕事の効率も低下します。

家庭崩壊の可能性がある

長時間労働には、家庭崩壊の可能性もあります。

朝は家族が起きる前に家を出て、夜も帰宅時間が遅いと、起きている家族の顔を見られるのは休日だけです。

注意

労働時間が長いことに理解が得られず、夫婦関係がうまくいかなくなって、離婚するケースもあります。

家族のために朝から晩まで働いているはずが、それが原因で家庭崩壊してしまっては元も子もありません。

施工管理を続けながら家族を大切にしたい場合は、早く帰宅できそうな企業に転職しましょう。

参考:施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法38選

施工管理業務のやりがい

帰宅時間が遅めな施工管理ですが、やりがいも感じられる仕事です。

施工管理のやりがい

  • 自分の仕事が形に残る
  • 完成後に達成感がある

施工管理のやりがいや魅力を、詳しく見ていきましょう。

自分の仕事が形に残る

建設工事では自分が携わった仕事が、建築物として形に残ります。

個人の住宅や商業施設、橋や道路などは誰の目にも見えて、地図に載ることもあります。

工事期間中は大変な思いをしていても、その苦労が形になって人々の生活を支えていることが、施工管理の魅力であり、やりがいです。

完成後に達成感がある

実際に建物を建てる作業をするのは職人さんですが、自分が施工管理をしてきた現場の工事が無事に完工したときには、大きな達成感を得られます。

特にトラブルが多発した現場の場合は苦労が多かった分、より「やりきった」感覚が大きくなるでしょう。

1つの現場が終わるたびに達成感があることが、施工管理のやりがいに繋がります。

ちなみに、施工管理のやりがいについては、施工管理(現場監督)のやりがい・魅力16選!やりがいを感じるために必要なことも参考にどうぞ。

【朗報】施工管理の労働時間は減少傾向にある

近年は施工管理の残業時間が減少し、実労働時間が少なくなっています。

人手不足の状況は変わらないのに労働時間が減っている理由は、以下の2つです。

労働時間が減っている理由

  1. 企業の働き方改革が進んでいるため
  2. ICT技術の導入が進んでいるため

どのようにして労働時間を減らしているのか、詳しく説明します。

企業の働き方改革が進んでいるため

厚生労働省や国土交通省が推進している働き方改革の影響で、建設業でも労働時間が減少傾向です。

2024年4月から時間外労働の上限規制が始まるため、今後は施工管理の労働時間が減っていくと予想できます。

出典:厚生労働省「働き方改革 ~ 一億総活躍社会の実現に向けて ~

さらに、建設業界では以下のような働き方改革が進んでいます。

建設業界の働き方改革

  • 月60時間超の残業の割増賃金率引き上げ
  • 年5日間の年次有給休暇の義務化
  • 週休2日制を導入する
  • 社会保険加入の推進

建設業界の働き方改革の詳細は、2024年問題!建設業界の働き方改革12選|無理といわれる理由を参考にどうぞ。

ICT技術の導入が進んでいるため

インターネットの技術を利用してビジネス上のコミュニケーションを円滑にできるのが、ICTです。

例えば、ビジネス用のチャットや工程管理用のアプリケーションなどを利用すれば、スムーズに情報共有できます。

ポイント

建設工事では作業の進捗報告のため、現場で撮影した写真を台帳に載せる業務があります。

工程管理用のアプリケーションならタブレットで撮影した画像を画面上で選択するだけなので、写真撮影以外の手順を省略できます。

さらに、以下のようなICTも導入されています。

ICTの事例

  • 建設ロボット
  • AIを活用した設計
  • ドローンによる測量や点検

働き方改革で残業時間を減らしつつ、人手不足を補うためICT技術を導入する企業が増加していることが、施工管理の労働時間が少なくなっている理由の1つです。

建設業界のICTの活用事例は、ICTが建設業界で進んでます【機械の事例やメリットと課題も解説】にまとめたので参考にどうぞ。

施工管理としてホワイト企業で働く3つのコツ

ホワイトで働くコツ

  1. 大手企業に就職する
  2. 地場の工事を手がける企業に就職する
  3. 施工管理の派遣会社に転職する

ここではホワイトな環境で、施工管理者として働くコツを紹介します。

大手企業に就職する

大手企業は中小企業と比較すると予算や人材が多いため、働き方改革を進められている傾向です。

残業が少ない環境で施工管理として働きたい場合は、大手の建設会社を狙うのが良いでしょう。

注意

ただし、未経験で大手に転職するのは少し難易度が高いです。

次から、他の方法も解説していきます。

地場の工事を手掛ける企業に就職する

地方で規模が小さな工事をメインとした企業で働くのも良いでしょう。

工事の規模が小さければ、管理しなければいけない建築資材や重機、職人の人数が少なくなります。

そのため余裕をもって仕事ができて、帰宅時間も早くできる環境です。

ただし、首都圏での施工管理と比較すると年収が下がりやすいデメリットがあります。

施工管理の派遣会社に転職する

技術者派遣の会社に転職するのもおすすめです。

考える男性
考える男性

派遣じゃなくて、正社員がいいんだけど…

と思うかもしれませんが、技術者派遣は正社員として雇用されるので安心してください。

派遣会社は派遣先ときちんと契約しているため、サービス残業がありません。

また、希望に近い派遣先を紹介してもらえることもあるため、働きやすいでしょう。

※ただし、必ず希望の派遣先を紹介されるとは限りません。

ポイント

さらに、技術者派遣の会社は研修制度が整っているため、未経験から転職する場合は検討してみましょう。

ワット・コンサルティングは定着率83.2%

最初にもお伝えしましたが、私たちワット・コンサルティングは施工管理の技術者派遣の会社です。

未経験で施工管理に転職したい人を募集しています。

ワット・コンサルティングの強み

  • 定着率83.2%(業界平均は約70%)
  • 未経験者の採用率80%
  • 累計1500名の未経験者を育成
  • 社会保険完備+資格取得奨励金あり
  • 優良派遣事業者に認定されている(派遣会社のうちわずか0.2%)
  • 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)

未経験から施工管理に挑戦してみたいけど、転職に成功できるか不安な方に向いています。

興味がある方は、以下から詳細を確認してください。

まとめ:施工管理は帰宅時間が遅いけどやりがいもある仕事

施工管理は残業が多く、帰宅時間も遅めです。

ですが、以下のやりがいもあります。

施工管理のやりがい

  • 自分の仕事が形に残る
  • 完成後に達成感がある

できるだけ働きやすい環境から施工管理をスタートさせたい人は、技術者派遣の会社も検討しましょう。

施工管理の技術者派遣のメリット

  • 正社員雇用
  • 希望の派遣先で働けることもある
  • 未経験者向けの研修が整っている

くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングは施工管理の技術者派遣の会社で、未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。

求人情報を集めるときの参考にしてみてください!

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