過去問の感じも知っておきたい。
合格したいけど、難しい試験なのかな?
あと、合格しやすい勉強方法も知りたいな。
こういった疑問に答える記事です。
この記事の内容は下記のとおり。
- 2級建設機械施工管理技士の合格率や過去問からみる難易度
- 2級建設機械施工管理技士の勉強方法【おすすめのテキストや問題集】
私たちワット・コンサルティングは、施工管理の転職サポートを行う会社です。
この記事では、2級建設機械施工管理技士の合格率や過去問から試験の難易度を解説します。
また、合格しやすい勉強方法も紹介しますね。
2級建設機械施工管理技士は、建設機械を用いる小規模現場(一般建設業)の主任技術者や専任技術者になれる国家資格です。
当然、資格を取得すれば、給料が上がったり転職が有利になる特典つきです。
あなたのスキルアップのために、取得しておきましょう。
本記事を、資格合格の参考にしてください。
2級建設機械施工管理技士の合格率や過去問からみる難易度
2級建設機械施工管理技士の難易度を、下記で解説します。
- 合格率
- 過去問
- 出題範囲
- 合格基準
- 受験資格
- 他の施工管理技士資格との比較
まずは、試験の難易度の感覚を知りましょう。
2級建設機械施工管理技士の合格率は40%台
2級建設機械施工管理技士のおおよその合格率は下記のとおりです。
- 第一次検定:50%前後
- 第二次検定:85%前後
合格率は高いですね。
第二次検定試験は合格率が80%を超えてます。
2級建設機械施工管理技士は施工管理技士試験の中で、もっとも難易度が低い試験です。
2級建設機械施工管理技士の過去問からみる難易度
2級建設機械施工管理技士の第一次検定試験は、4択のマークシート問題です。
例えば、下記のような問題が出されます。
- 土の締固めに関する記述で適切なものを、4つから選べ
- ブルドーザの足回り装置に関する記述で適切なものを、4つから選べ
- 締固め機械の分類に関する記述で誤っているものを、4つから選べ
当たり前ですが、きちんと勉強しないと答えられない問題ばかりです。
暗記系の問題も多いので、早めから勉強を始めておきましょう。
2級建設機械施工管理技士の出題範囲【第二次検定試験は2種合格が必要】
2級建設機械施工管理技士の試験は、下記の2種類があります。
- 第一次検定試験:択一式のマークシート
- 第二次検定試験:重機を使った実技試験
実技試験は、普段操縦している建設機械であることや、事前の講習があるので合格率が高いです。
結論、第一次検定試験がほとんど合否を分けると言ってもいいでしょう。
詳しくは、建設管理センターのサイトを確認してください。
合格基準
2級建設機械施工管理技士の合格基準は、下記のとおりです。
- 第一次検定:正答率60%以上
- 第二次検定:試験種類ごとに正答率70%以上
第二次検定試験の方が合格基準が高いですが、前述のとおり第二次検定はそこまで難しくないのであまり問題なしかなと。
くり返しですが、第一次検定試験の良し悪しでほとんど合否が決まると思っておきましょう。
2級建設機械施工管理技士の受験資格【実務経験が必要】
2級建設機械施工管理技士は、実務経験がないと受験できません。
誰でも受験できる試験じゃない点では、難易度が高いと言えますね。
受験資格の詳細は、建設管理センターのサイトで必ずチェックしておきましょう。
試験の免除制度
2級建設機械施工管理技士の試験には、免除制度があります。
簡単にいうと、下記だと翌年の第一次検定試験が免除されます。
- 第一次検定試験:合格
- 第二次検定試験:不合格
ちなみに2021年から、第一次検定に合格して第二次検定に不合格の人は「技士補」という資格が与えられます。
文字通り、施工管理技士を補助する資格です。
技士補については、技士補はいつから?【答え:2021年から!どんな資格かも解説】にまとめてます。
他の施工管理技士資格との難易度の比較【2級建設機械施工管理技士は簡単】
他の施工管理技士資格と比較すると、2級建設機械施工技士はかなり簡単です。
第一次検定の合格率 | 第二次検定の合格率 | |
2級建築施工管理技士 | 45%前後 | 35%前後 |
2級土木施工管理技士 | 60%前後 | 35%前後 |
2級電気工事施工管理技士 | 60%前後 | 40%前後 |
2級管工事施工管理技士 | 60%前後 | 40%前後 |
2級電気通信工事施工管理技士 | 60%前後 | 40%前後 |
2級造園施工管理技士 | 55%前後 | 40%前後 |
2級建設機械施工管理技士 | 50%前後 | 85%前後 |
第一次検定試験の合格率こそ他の試験より低いものもありますが、第二次検定試験の合格率の高さは圧倒的ですね。
第一次検定試験さえ通れば、8割以上の確率で合格が見えます。
他の試験は、どちらかというと第二次検定試験が難関です。
結論、2級建設機械施工管理技士は、施工管理技士試験の中でも難易度が低めです。
ちなみに、他の施工管理技士の難易度については、下記の記事にまとめたので参考にどうぞ。
2級建設機械施工管理技士の勉強方法【おすすめのテキストや問題集】
2級建設機械施工管理技士は、独学でも合格が可能です。
スクールや通信講座を受けるほどではありません。
合格しやすい勉強方法は下記のとおり。
- まずはテキストや参考書をざっと読む
- あとは過去問を繰り返し解く
これをきちんとやれば、合格しやすいです。
出題傾向も過去問中心なので、過去問をどれだけ勉強するかが合格の鍵ですね。
2級建設機械施工管理技士の独学におすすめな参考書や問題集
独学におすすめの本は下記のとおりです。
2級建設機械施工管理技士の参考書や問題集は少ないので、あまり選べませんが…。
Amazonで買えるので、参考にどうぞ。
第二次検定試験は試験会場によっては事前の講習会あり
第二次検定試験は、試験会場によっては事前の講習会があります。
講習会に参加すると合格率が一気に上がるので、できれば参加しましょう。
詳しくは、建設管理センターのホームページを参考にしてください。
まとめ【2級建設機械施工管理技士の合格率は高いので難易度低め】
この記事をまとめます。
- 2級建設機械施工管理技士の合格率は高め
- 第二次検定試験の合格率は特に高いので、第一次検定試験が合否を分ける
- 他の施工管理技士の資格と比較しても、合格率が高い
- テキストをざっと読んだら、あとはひたすら過去問を繰り返し解く
- 第二次検定試験の講習会は参加した方が良い
本気で合格したいなら、さっそく今日から勉強を始めてみましょう。
「明日でいいや」だとたぶん明日もやらないので、どんどん勉強する日数が短くなってしまいます。
いくら2級建設機械施工管理技士の難易度が低いといっても、勉強しないと不合格になってカッコ悪いですよ。
不合格になるとまた勉強のやり直しです。
合否は1点が左右するので、絶対に合格したい人は今日からできることをやってみましょう。
1日でも早く勉強を始めるほど、合格する確率が高くなりますよ。
ちなみに施工管理技士の資格については、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度にまとめているので参考にどうぞ。
あなたのキャリアアップの参考になればうれしいです!