どれくらい稼げるもんなんだろう?
今の仕事に将来性がないから、手に職がつく仕事に転職したいな。
CADオペレーターは手に職がつきそうだし、興味があるんだよね。
こういった疑問に答える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- CADオペレーターの平均年収・給料
- CADオペレーターが年収・給料を上げる方法
CADオペレーターは未経験から転職できて、手に職もつく人気の仕事です。
でも、年収や給料が気になるところですよね。
結論、普通に生活するくらいの年収なら稼げるので安心してください。
未経験からCADオペレーターに転職したいあなたの、参考になればうれしいです!
目次
CADオペレーターの平均年収・給料
CADオペレーターの平均年収は300万~400万円というところです。
月給でいうと25万~33万円くらいですね。
※厚生労働省の賃金構造基本統計調査を見ても、CADオペレーターの年収データは出ていないので、おおよその平均年収と給料です。
CADオペレーターはめちゃくちゃ稼げる仕事ではありませんが、手に職がついて年収300万~400万円稼げるなら悪くないかなという感じです。
CADオペレーターのスキルが高くなれば年収も上がる【世代別の平均年収】
CADオペレーターは技術職なので、スキルと年収が比例します。
スキルの高いCADオペレーターの中には、年収600万円以上稼ぐ人もいます。
世代別の平均年収は下記のとおり。
世代 | 年収 |
20代前半 | 250万~270万円くらい |
20代後半 | 270万~300万円くらい |
30代 | 300万~350万円くらい |
40代 | 350万~400万円くらい |
50代 | 400万円以上 |
これはつまり、CADオペレーターの経験値が高い人ほど、年収が高いという意味です。
ちなみに2DCADよりは、3DCADを扱える方が当然稼げます。
3DCADの方が、スキルが高いですからね・
2DCADと3DCADの違いは、CADオペレーターの仕事内容を解説【未経験者は研修を受けましょう】にまとめています。
勤務する会社によっても年収が違う
勤める会社の経済状態によっても、CADオペレーターの年収が変わります。
年収が高いのは、下記のような会社。
- 大手ゼネコン
- 人気の設計事務所
会社の規模が小さくても、人気の設計士事務所は少し年収高めです。
CADの資格を取得すると資格手当をもらえる会社もある
CAD系資格を取得すると、資格手当をくれる会社もあります。
具体的な資格名は下記のとおり。
- CAD利用技術者試験
- 建築CAD検定
- テクニカルイラストレーション(テクニカルイラストレーションCAD作業)
- 機械・プラント製図(機械製図CAD作業)
- オートデスク認定資格プログラム
- Vedtor works操作技能ベーシック認定試験
資格手当の相場は、月5000~1万円くらいですね。
もちろん無資格から始められる仕事ですが、キャリアアップで資格も目指しましょう。
アルバイトのCADオペレーターは時給1000~1500円くらい
アルバイトやパートのCADオペレーターの時給は、1000~1500円くらいです。
年収や月給に換算すると下記のとおり。
- 平均年収200万~220万円
- 月給18万~20万円
時給1000~1500円なので、コンビニとかスーパーのアルバイトよりは稼げます。
しかも手に職の仕事なので、ブランクがあっても再就職しやすいです。
ただし、アルバイトやパートに各種手当やボーナスはありません。
技術者派遣だと時給1500~1800円くらい
CADオペレーターには技術者派遣もあり、時給1500~1800円くらいです。
年収や月給にすると下記のとおり。
- 平均年収250万~300万円
- 月給25万円
技術者派遣とは、派遣会社の正社員として雇用されて、働くのは派遣先の会社という意味。
大手に派遣されれば、時給は高めです。
稼ぎたいなら、大手を紹介してくれる派遣会社を選びましょう。
技術者派遣でも資格手当がつくこともあります。
未経験者向けの研修もしっかりしているので、最初は技術者派遣が良いですね。
ちなみに派遣のCADオペレーターについては、派遣のCADオペレーターの実態【時給相場や未経験者が働くコツ】に詳しくまとめてます。
在宅CADオペレーターでも年収300万円以上稼げる
CADオペレーターはパソコン作業なので、自宅でも仕事が可能です。
在宅のCADオペレーターでも、年収300万円以上稼げます。
家で働けて生活できるなら、うれしいですよね。
ただし、在宅で働くには十分なスキルと経験が必要。
最初から在宅で働くのは無理です。
会社が在宅を認めてくれないと、正社員での在宅勤務は難しいです。
また、フリーランス(個人事業主)のCADオペレーターとして働く方法もあります。
クラウドソーシングサイトから仕事をもらって、図面1枚◯◯◯◯円というスタイルです。
相場は、図面1枚5000~2万円くらい(図面の大きさによる)ですね。
CADオペレーターの働き方は、自由度が高いです。
ちなみに、在宅のCADオペレーターについては、在宅CADオペレーターの実態【3種類の在宅ワークスタイルも紹介】に詳しくまとめてます。
事務職よりは稼ぎやすい【手に職がつくから】
CADオペレーターは、事務職より稼ぎやすいですね。
手に職がつくからです。
残念ながら事務職はスキルとして評価されにくいので、つぶしがききにくい仕事。
30代を過ぎると転職も難しくなります。
CADオペレーターならスキルが評価されるので、30代以降も転職が有利。
産休・育休後の仕事復帰もしやすいので、「手に職がつく事務職」とも言われています。
CADオペレーターが年収・給料を上げる方法
CADオペレーターの平均年収は300万~400万円ですが、もっと稼ぎたいなら設計士を目指しましょう。
例えば建築なら、下記の資格が該当します。
- 一級建築士
- 二級建築士
厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、一級建築士の平均年収は642万円です。
CADオペレーターの倍くらい稼げますね。
建築士などの設計とCADオペレーターは、似てますがまったく別の仕事です。
例えば建築士は、法律なども理解してデザインなども設計します。
CADオペレーターより上位の仕事で、責任も重いので年収も高めです。
ちなみに、設計士とCADオペレーターの違いは、CADオペレーターと設計の違いを表で比較【仕事内容の詳細も紹介】を読んでみてください。
もっと稼ぎたい人は、建築士など設計を目指すと良いでしょう。
また、一級建築士と二級建築士の資格については、下記の2記事にまとめたので興味あれば読んでみてください。
まとめ【CADオペレーターの平均年収は300万~400万円】
この記事をまとめます。
- CADオペレーターの平均年収は300万~400万円
- CAD資格を取得すると資格手当をもらえる
- 技術者派遣は正社員で時給が高め【未経験者向けの研修も充実】
- CADオペレーターは手に職がつく事務職
- CADオペレーターがさらに年収を上げるには、建築士など上位資格をとる
未経験からCADオペレーターに転職を考えているあなたの、参考になればうれしいです。
今後も安定して稼げる仕事なので、手に職をつけたい人は挑戦してみてください。
ちなみに、CADオペレーターに向いてる人の特徴を、CADオペレーターに向いてる人の16の特徴【未経験で転職する方法】にまとめたので、読んでみてください。
あなたがCADオペレーターに向いてるかわかります。
また、未経験からCADオペレーターに転職を考えてる人は、CADオペレーターは未経験でも転職できる【あなたに向いてるか診断】も参考にどうぞ。
未経験から転職する注意点とかもまとめてます。
転職の参考になればうれしいです!