もしかしてずっと忙しいのかな…?
ヒマな時期とかあれば教えてほしい。
未経験から転職を考えてるけど、やっていけるか不安…
仕事だから頑張らないといけないのはわかるけど、できれば最初はあまり忙しすぎない方がいいなぁ…
こういった疑問や不安に応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 現場監督が忙しい時期がわかる
- 現場監督のヒマなときがわかる
- あなたが現場監督に向いてるかわかる
- あまり忙しすぎない会社に転職するコツがわかる
私たちワット・コンサルティングは、現場監督の技術者派遣の会社です。
未経験から現場監督になりたい人を募集しています。
現場監督は「忙しい」というイメージがありますよね。
たしかに忙しいですが、忙しい時期とそうじゃない時期があります。
現場監督の忙しさや仕事内容を理解した上で、転職を検討してみてください。
また、記事後半では「あなたが現場監督に向いてるか」も紹介します。
もし向いてるなら、ちょっと忙しくてものりきれる可能性があるので。
あまり忙しくない現場監督の会社に転職するコツもまとめたので、今回の転職活動に失敗したくない人は最後まで読んでみてください!
この記事の監修者
施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。
- 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
- 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
- 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号
目次
現場監督が忙しい時期|工事前後と3月・9月
結論、現場監督が忙しい時期は下記の3つです。
- 工事を始める前
- 工事が終わるとき
- 3月と9月は忙しい
1つずつ解説しますね。
工事を始める前
工事を始める前は、工事の計画を立てる必要があるからです。
具体的には下記などを行います。
- 工事のスケジュール表の作成
- 工事の原価の計算
- 図面の作成
- 依頼主との打ち合わせ
- 各業者との打ち合わせ
- 近隣へのあいさつ回り
- 行政への申請業務
工事を始める前にしっかり計画を立てないと、取り返しのつかないことになるため計画は重要。
その分、工事を始める前はどうしても忙しいです。
ちなみに、この辺の現場監督の仕事内容は、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説【未経験者向け】に詳しくまとめてます。
現場監督の仕事のイメージになると思うので参考にどうぞ。
工事が終わるとき
工事が終わるときは、書類作成が多いので忙しいです。
具体的には下記のような書類作成が必要。
- 依頼主への報告書類
- 行政への検査書類
特に「行政への検査書類」は法律で決められているので、きちんと作成・提出が必要です。
特に公共工事の場合は作成する書類が多いので、どうしても忙しくなります。
※「公共工事」とは、国や地方自治体から依頼される工事です。
3月と9月は忙しい
理由は下記の2つです。
- 公共工事が増えるから
- 依頼主の決算がくるから
3月と9月って、やたらと道路工事をしていることに気づいていましたか?
これは国や地方自治体からの公共工事の依頼が増えるから。
また、民間企業は3月決算or9月決算の会社が多いため、決算前に工事の依頼が増えます。
※特に儲かってる企業は、決算前に工事をすると法人税の節税になるため。
ちょうど「公共工事+民間企業からの工事依頼」が増える時期が重なるため、3月と9月は忙しくなります。
現場をかけもちしてる現場監督は忙しい
また、現場をかけもちしている現場監督は忙しい時期が多くなりがちです。
工事を始める前と工事が終わるときが、現場同士で重なることがあるから。
特に戸建住宅の現場監督はかけもちが多いので、忙しい時期が重なることがあります。
この辺は、ハウスメーカーの現場監督の仕事内容【キツいところとメリットも解説】を参考にどうぞ。
【朗報】今後は現場監督の忙しさが軽減されるかも
自分にやっていけるか不安だなぁ…
と不安になるかもしれませんが、今後は忙しさが軽減されるかもしれません。
なぜなら、国が主導で働き方改革を進めてるから。
今後は、下記のように変わっていきます。
- 残業時間の上限が設けられる
- 週休2日の導入
- 発注者に適正な工事期間を理解してもらう
- IT化を促進して業務を軽減する
建設業界の働き方改革については、2024年目標の建設業界の働き方改革【無理という声もあるがやるしかない】に詳しくまとめてます。
【反対に】現場監督がヒマなとき|工事の途中や雨の日
現場監督は基本的に忙しいですが、しいて言えば下記のときはちょっとヒマです。
- 工事の途中
- 雨の日
- 工事と工事の間
こちらも1つずつ解説しますね。
工事の途中
前述のとおり、工事が始まる前は計画を立てることで忙しいですが、いざ工事が始まってしまえばちょっとヒマになります。
計画通りに工事が進んでいるかチェックする仕事が中心になるため、ヒマな日は現場を見回るのが中心の日もありますよ。
※現場によりますが。
雨の日
建築や土木だと、雨の日は危ないので工事をしないから。
雨が降ると、事務所で事務作業をするのが一般的です。
ちなみに、雨の日の仕事内容は下記のとおり。
- 工事の進捗を確認
- 工事計画の修正
- 予算の修正
- 各業者への発注
- 月報の作成
- 打ち合わせ
詳しくは、施工管理(現場監督)の雨の日の仕事内容【あなたはやっていけるのか】に詳しくまとめたので参考にどうぞ。
※ただし、電気や管工事など室内の工事は、雨の日でも実施することもあります。
工事と工事の間
工事が終わって、次の工事までの間は本格的にヒマです。
まさに「束の間の休息」といった感じ。
有給休暇を使って長期で休む人もいますよ。
現場監督は体力も必要な仕事なので、休むときはしっかり休むのも大切です。
ヒマなときこそ前倒しで業務を進めておく
現場監督の仕事を忙しくしないコツは、ヒマなときに業務を進めておくことです。
工事が終わるときの忙しい業務を軽減できるから。
具体的には、ヒマなときに下記のような事務作業を進めておくと、あとがラクになります。
- 工事現場の写真の整理
- 工事の記録を作成
- 図面のチェックや修正
- 請求書の作成
- 書類の整理
この辺の事務作業の詳細は、施工管理の事務作業11選【転職前に勉強しておくといい3つのこと】に詳しくまとめてます。
時間があるときは彼女や家族との時間も大切に
時間ができたら、彼女や家族との時間を作るのも大切です。
あまり仕事に没頭しすぎると、人間関係にヒビが入ってしまうかも…
パートナーときちんとコミュニケーションを取るようにしましょう。
この辺は、現場監督が結婚できないと言われる6つの理由【結婚できる確率を上げるコツ】も参考になるかもしれません。
あなたが現場監督に合っているか診断|忙しい時期をのりきれるかも
う~ん、僕は現場監督の忙しい時期をのりきれるのかな…?
結論、あなたが現場監督に向いてる人なら、忙しい時期をのりきれる可能性があるでしょう。
「向いてる=才能がある」という意味なので、忙しくても何とかなるかなと。
あなたが現場監督に向いてるかは、施工管理に向いてる人の特徴30選【未経験で就職する方法も解説】でわかります。
10個以上に当てはまれば現場監督に向いてると思うので、適職診断だと思ってやってみましょう。
未経験者は極端に忙しい会社を避けるのもアリ【ハードルが高い】
未経験だから、いきなり忙しいと仕事についていけなそう…
と不安な人は、極端に忙しい会社を避けるのもアリでしょう。
たしかに、未経験でいきなり極端に忙しい現場はハードルが高いです。
※もちろん、いきなり忙しい現場に入ることで成長は早くなりますが、辞めてしまっては元も子もないので。
極端に忙しい会社(現場)を避けるコツは、下記の11個です。
- 定着率が高い会社を選ぶ
- IT化を進めている会社を選ぶ
- 転職エージェントを活用する
- 施工管理の技術者派遣で働く
- 公共工事が多い会社を選ぶ
- 経営事項審査の点数が高い会社を選ぶ
- マンション大規模修繕の施工管理で働く
- 可能なら6月・12月から転職活動を始める
- 規模の小さい現場がある会社で働く
- 地方の会社で働く
- 口コミサイトをチェックする
この辺の詳しいノウハウは、施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法17選にまとめてます。
未経験から現場監督に転職するのが不安な人は、読んでおきましょう。
さらに、未経験から施工管理への転職に失敗しないコツは以下の9つです。
失敗を防ぐコツ
- 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
- 未経験者OKの求人情報に絞る
- 転勤の有無をチェックする
- 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
- 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
- ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
- 型に沿って志望動機を作る
- 型に沿って自己PRを作る
- 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく
詳しくは、未経験でも施工管理に転職できる!転職に失敗しない9ステップにまとめたので、参考にしてみてください。
極端に忙しくない現場監督で働きたい人へ
冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングは現場監督の技術者派遣の会社です。
未経験から現場監督になりたい人を募集しています。
「技術者派遣」とは、技術者派遣の会社の正社員で採用されて、他社の現場で働くイメージ。
100%とはいいませんが「極端に忙しい現場はイヤだ」という人に、タイミングよく良い現場があれば派遣できることも。
ちなみに、ワット・コンサルティングの強みは下記の6つ。
- 定着率83.2%(業界平均は約70%)
- 未経験者の採用率80%
- 累計1500名の未経験者を育成
- 優良派遣事業者に認定されている
- 社会保険完備+資格取得奨励金あり
- 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)
「現場監督の基礎をしっかり勉強してから働きたい!」という人には、合っていると思います。
転職先の候補として、情報収集に活用してみてください。
まとめ|現場監督には忙しい時期とヒマなときがある
最後にもう一度、現場監督の忙しい時期とヒマなときをまとめておきます。
忙しい時期 | ヒマなとき |
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結論、あなたが現場監督に向いてるなら、忙しい時期ものりきれることでしょう。
あなたが現場監督に向いてるかは、施工管理に向いてる人の特徴30選【未経験で就職する方法も解説】でわかるので適職診断してみましょう。
また、最初は極端に忙しい会社(現場)を避けたい人は、下記のような求人を選びましょう。
- 地方で働く
- 規模の小さい現場で働く
- 技術者派遣で働く
詳しくは、施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法17選にまとめてます。
また、私たちワット・コンサルティングは、極端に忙しくない現場を紹介できることもあります。※100%ではありませんが。
忙しい現場を避けたい人は、転職の情報収集に活用してみてください。
あとは行動あるのみ。
さっそく転職活動を始めてみてください。
あなたの仕事選びの参考になればうれしいです!