求人情報を見てたら2つの書き方があったので、よくわかんないんだよね…
2つは違う仕事なの?
あと、なんか待遇とか資格とかが違うの?
興味があって転職を考えてるんだけど、どんな求人を選べばいいかなぁ?
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 施工管理と現場監督の違いがわかる
- 施工管理の未経験者におすすめの求人の選び方がわかる
- 施工管理に転職する前にやっといた方がいいことがわかる
私たちワット・コンサルティングは施工管理(現場監督)の技術者派遣の会社です。
未経験から施工管理(現場監督)になりたい人を募集しています。
結論、施工管理と現場監督は、ほぼ同じ意味です。
ややこしいですよね(汗)
ただし、厳密にいうと小さな違いがあるので、その違いを解説します。
また、未経験から転職したい人向けに、求人情報を見るときのコツも解説しますね。
転職前の準備についても解説するので、今回の転職に失敗したくない人は最後まで読んでみてください!
この記事の監修者
施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。
- 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
- 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
- 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号
目次
施工管理と現場監督の4つの違い|結論:ほぼ一緒です
くりかえしですが、施工管理と現場監督はほぼ同じ意味です。
両方とも「工事現場の監督業務をする仕事」のことですが、ややこしいことに呼び名が2つあるんですよね。
ちょうど、料理人のことを「シェフ」と呼んだり、「コック」と呼んだりするのと似てます。
両者の違いはあいまいで、本当に大差なしです。
求人情報を見ていて疑問に思ったと思いますが、ただややこしいだけなんです(汗)
会社によって呼び名が違う
現実的には、会社によって「施工管理」と呼んだり「現場監督」と呼んだりします。
つまり、会社の文化や考え方によって呼び名が変わる感じですね。
それが求人情報にも表れてるので、求職者の人たちが困惑するわけです。
※統一してほしいですよね(汗)
施工管理と現場監督の呼び方の違いは4つの考え方がある
会社によって呼び方が違うわけですが、その「呼び方の違いの考え方」は、主に下記の4つがあります。
- 事務作業の有無で区別する場合
- 資格の有無で区別する場合
- 会社規模で呼び方が違う
- 時代で呼び方が違う
本当に大差ないんですが、一応1つずつ解説しますね。
①事務作業の有無で区別する場合
下記のように区分してる会社もあります。
- 施工管理:現場の管理と事務作業を両方やる人
- 現場監督:現場の管理しかしない人
施工管理or現場監督の仕事内容は、ざっくりいうと下記があります。
現場の仕事 | 事務作業 |
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上記の「現場の仕事」と「事務作業」を両方やるのが施工管理。
「現場の仕事」を中心にやるのが現場監督という感じです。
大きい建設会社だと分業制だったりして、現場の仕事と事務作業を別の人がやるケースもあります。
反対に、小さな会社だと現場の仕事も事務作業も1人でやるケースもありますね。
曖昧ではあるんですが、ざっくりいうと「事務作業の有無」で施工管理と現場監督を呼び分ける会社があります。
ちなみに施工管理or現場監督の仕事内容については、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説【未経験者向け】を参考にどうぞ。
②資格の有無で区別する場合
「施工管理技士」という資格の有無で、呼び方を変えてる会社もあります。
- 施工管理:施工管理技士という資格をもってる人
- 現場監督:施工管理技士をまだもってない人
施工管理技士とは、施工管理or現場監督のスキルを証明する国家資格です。
実務経験を積んでいくと施工管理技士を受験できるので、下記のように分かれてることも多いですね。
- 施工管理:ベテラン(実務経験があって施工管理技士を受験して取得できた人)
- 現場監督:新人さん(実務経験が浅いので、まだ施工管理技士を受験できない人)
ちなみに施工管理技士については、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度【各試験の難易度順も解説】にまとめてます。
結論、資格がなくても施工管理or現場監督の仕事はできます。
この辺は、現場監督(施工管理)は資格なしでも働ける【ブラックを避ける方法】をどうぞ。
【ただし】施工管理技士をもってる方が稼げます
と思うかもですが、いずれは施工管理技士を取得しましょう。
なぜなら、施工管理技士を取得した方が稼げるから。
稼げる理由は下記の3つです。
- 昇進できる
- 資格手当をもらえる
- 有利な条件で転職できる
独自調査ですが、資格なしと資格ありの人の平均年収は下記のとおりです。
- 施工管理技士なし:455万円くらい
- 施工管理技士あり:500万円くらい
この辺は、施工管理技士の平均年収は500万円くらい【試験に合格する3つのコツ】が参考になると思います。
結論、実務経験を積んで受験資格を満たしたら、施工管理技士を取得しましょう。
③会社規模で呼び方が違う
さっきもちょっと触れましたが、会社規模で呼び方が違う場合もあります。
- 大企業→施工管理
- 中小企業→現場監督
この辺も本当にあいまいなところですが、例えるなら下記みたいな感じですかね。
- 大きいレストラン:料理長
- 町の中華屋さん:親父
④時代で呼び方が違う
簡単にいうと下記のとおり。
- 現場監督→昔からある呼び名
- 施工管理→今風の呼び名
ベテランの人だと「現場監督」と言ってることが多いですね。
ほぼ、下記と一緒です。
- 昔→スパゲッティ
- 今→パスタ
施工管理の求人の選び方|研修制度をチェック
求人情報を見るときの注意点とか知りたいな。
結論、研修の充実度で求人を選ぶのがコツです。
なぜなら、未経験なので研修がしっかりしてないと現場で通用しないから。
考えてもみてください。
研修もなしで現場に放り込まれたら、怖すぎますよね。
右も左もわからないし、わからないこともわからないし、すぐ辞めてしまうのがオチです。
なので、研修制度をチェックしてください。
できれば2ヶ月くらいの新人研修がある会社だと安心です。
ワット・コンサルティングは60日の新人研修あり【定着率83.2%】
冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理(現場監督)になりたい人を募集しています。
60日の新人研修があるので、しっかりと基礎を学んでから働けます。
「最初で失敗したくない…」「できるだけスムーズに仕事を始めたい…」という人には合ってると思います。
他にもワット・コンサルティングの強みは下記のとおり。
- 定着率83.2%(業界平均は約70%)
- 未経験者の採用率80%
- 累計1500名の未経験者を育成
- 優良派遣事業者に認定されている
- 社会保険完備+資格取得奨励金あり
転職先探しの情報収集に活用してみてください。
施工管理への転職の失敗を防ぐコツ
さらに、未経験から施工管理への転職に失敗しないコツは以下の9つです。
失敗を防ぐコツ
- 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
- 未経験者OKの求人情報に絞る
- 転勤の有無をチェックする
- 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
- 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
- ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
- 型に沿って志望動機を作る
- 型に沿って自己PRを作る
- 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく
詳しくは、未経験でも施工管理に転職できる!転職に失敗しない9ステップにまとめたので、参考にしてみてください。
施工管理に転職する前にやっといた方がいいこと【基礎学習】
できる範囲で勉強しておいて損はないかと。
転職先の研修で基礎を勉強するにしても、基礎学習しておいた方が研修もわかりやすいので。
下記とかで勉強すれば十分です。
- 本を読む
- Youtubeを見る
特にYoutubeの学習は良いと思います。
Youtubeで「施工管理」とか「現場監督」って検索すれば、たくさん動画が出てきますよ。
動画だと仕事もイメージしやすいと思うので、事前に見ておくのがおすすめです。
まとめ|施工管理と現場監督の違いはほとんどなし
ということで、施工管理と現場監督の意味は大差なしです。
同じ意味としてとらえて大丈夫なので、良さそうな求人を探していきましょう。
具体的な求人情報を見た方がイメージがわきやすいです。
求人を見るときは、研修の充実度をチェックするのがコツです。
最低でも2ヶ月くらいは研修期間があると良いですね。
くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理(現場監督)になりたい人を募集しています。
60日の新人研修でしっかり基礎を学べるので、転職先候補の1つに加えてみてください。
ということで、あとは行動あるのみ。
求人を探しつつ、転職活動を進めていきましょう。
あなたの転職の参考になればうれしいです!