施工管理は食いっぱぐれがないと聞くけど、本当なのかな?
未経験でも食いっぱぐれないのか不安…
食いっぱぐれがない状態を目指す方法を知りたいな。
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかること
- 施工管理は食いっぱぐれないと言われる3つの理由
- 施工管理で手に職をつけた人の年収相場
- 10年後も食いっぱぐれない施工管理になる3つの方法
- 施工管理の仕事についていく3つのコツ
- 施工管理の仕事に挫折しないコツは研修にある
私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。
未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。
施工管理は「食いっぱぐれない仕事」と言われています。
技術職で、今後も需要も大きいからです。
重要
終身雇用は崩壊したと言われているため、手に職をつけたいですよね?
食いっぱぐれたくない人は、施工管理に転職してみましょう。
施工管理でスキルアップすると、年収も高くなります。
中には年収1000万円以上を稼ぐ施工管理もいます。
この記事では、食いっぱぐれない施工管理になる方法や、挫折しないコツも解説するので、最後まで読んでみてください!
この記事の監修者
施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。
- 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
- 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
- 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号
目次
施工管理は食いっぱぐれないと言われる3つの理由
「施工管理は食いっぱぐれない」と言われる理由は、以下の3つです。
食いっぱぐれない理由
- 建設業界の仕事はなくならないから
- 施工管理が不足しているから
- 専門性の高い技術職だから
順に見ていきましょう。
【参考記事】施工管理(現場監督)のやりがい・魅力16選!やりがいを感じるために必要なこと
建設業界の仕事はなくならないから
建設物がなくなることは考えにくいため、建設業界の仕事はなくならないでしょう。
新築工事が減ったとしても、修繕工事の需要があります。
戸建住宅を例にすると、新築とリフォームの推移は以下のとおりです。
出典:国土交通省|新設住宅着工戸数の推移(総戸数、持家系・借家系別)
出典:国土交通省|住宅リフォームの市場規模
住宅を建てる件数は横ばいでも、リフォームの市場は大きくなっています。
施工管理はリフォームや修繕工事も行うため、今後も食いっぱぐれがないでしょう。
施工管理が不足しているから
施工管理は人手が足りていないので、仕事がなくなる可能性は低いでしょう。
建設業の就業者数の推移は以下のとおりです。
2021年に55歳以上で建設業に従事している人は、5〜10年後に引退する可能性があります。
そのため、施工管理は人手不足であり、今後も仕事がなくなることは考えにくいです。
専門性の高い技術職だから
施工管理は専門性の高い技術職なので、食いっぱぐれないでしょう。
【参考記事】施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説
具体的には、以下の専門知識とスキルが身につきます。
身につく専門知識
- 建設工事の知識
- 建設の法律の知識
- 設計図面の知識
- CADの知識など
身につくスキル
- 交渉力
- 統率力(リーダーシップ)
- マネジメントスキル
- コミュニケーション力
- 危機管理スキル
- トラブル解決スキル
- マルチタスクスキル
- スケジュール管理スキル
- パソコンスキル(書類作成能力)
施工管理で身につくスキルは、施工管理で身につくスキル15選とスキルを身につけてできること4選にまとめています。
また、以下の職種へも転職できるので、潰しがきく仕事といえるでしょう。
広がる転職先
- 設計事務所
- CADオペレーター
- 建設会社の営業マン
- デベロッパー
- 技術系の公務員
- ビル管理
- 都市再生機構
施工管理から転職したい場合のおすすめの異業種7選【転職のコツ】に詳しくまとめています。
施工管理で手に職をつけた人の年収相場
施工管理で手に職をつけると、どれくらい稼げるの?
施工管理の平均年収は450万円ほどです。
参考:施工管理(現場監督)の平均年収や給料を徹底分析【資格で収入アップ】
そして、実務経験年数ごとの年収推移は以下のとおりです。
経験年数(勤続年数) | 年収 |
---|---|
0年 | 284万円 |
1〜2年 | 338万円 |
3〜4年 | 391万円 |
5〜9年 | 431万円 |
10〜14年 | 491万円 |
15〜19年 | 538万円 |
20〜24年 | 566万円 |
25〜29年 | 643万円 |
30年以上 | 657万円 |
参考:厚生労働省|賃金構造基本統計調査より計算
実務経験を積んで、スキルアップしていくほど年収が上がっていきます。施工管理の年収推移は、20代の施工管理・現場監督の平均年収!給料を上げていく4つの方法を参考にどうぞ。
ポイント
大手ゼネコンでは、年収1000万円以上を稼ぐ施工管理もいます。参考:年収1000万円の現場監督9つの条件|給料アップする3つのコツ
このように、施工管理はスキルアップするほど年収が上がります。
前述のとおり需要も大きいので、食いっぱぐれる心配もなさそうです。
10年後も食いっぱぐれない施工管理になる3つの方法
10年後も食いっぱぐれない施工管理になるには、どうすればいいの?
結論、以下の3つを実践していきましょう。
ポイント
- まずは仕事の基礎を覚える
- 仕事の目標を決める
- 施工管理技士を取得する
1つずつ解説するので、転職後のイメージにしてみてください。
まずは仕事の基礎を覚える
転職したら、まずは仕事の基礎を覚えていきましょう。
仕事の覚え方
- ググる
- メモをとる
- 職人さんにも聞いてみる
- 図面と現場を見て覚える
施工管理の仕事の覚え方は、現場監督の仕事の覚え方7選【仕事に目標をもつと早く覚えられる】にまとめています。
仕事の目標を決める
目標をもって仕事を進めていきましょう。
目標があることで、ポジティブに仕事に取り組めて、スキルが身につくからです。
3年目の目標のイメージは以下のとおりです。
3年目の目標イメージ
- 工程管理・安全管理・品質管理がある程度できる
- 職人さん・施主・業者さんとある程度コミュニケーションがとれる
- 朝礼やKYミーティングができる
- ある程度トラブルを解決できる
- 後輩の指導・育成
食いっぱぐれない施工管理になりたい人は、まず3年で上記の目標に向かって頑張ってみましょう。
施工管理の目標については、3年目の施工管理(現場監督)の目標の目安【やった方がいい3つのこと】を参考にしてみてください。
施工管理技士を取得する
施工管理の国家資格である「施工管理技士」を取得しましょう。
施工管理技士は現場に配置が必要な責任者なので、会社にとって貴重な人材になれます。
また、どの会社の施工管理技士を採用したいため、食いっぱぐれはないでしょう。
ポイント
施工管理技士を受験するには、所定の実務経験年数が必要です。
未経験者さんは、まず施工管理に転職して、実務経験を積んでいきましょう。
施工管理技士については、施工管理技士試験の難易度や資格の種類!各試験の難しい順も解説にまとめています。
施工管理の仕事についていく3つのコツ
食いっぱぐれない施工管理になりたいけど、仕事についていけるか不安…
施工管理の仕事についていくコツは、以下の3つです。
コツ
- わからないことは早めに聞く
- コミュニケーション能力を磨く
- 一日の業務を復習する
わからないことは早めに聞く
仕事でわからないことがあれば、早めに聞きましょう。
わからないままにしておくと、どんどん仕事についていけなくなるからです。
注意
わからないことが増えすぎると、何から聞いていいかわからなくなり、さらに仕事を覚えられません。
先輩や上司にどんどん質問して、早めに不明点を解消していきましょう。
コミュニケーション能力を磨く
コミュニケーション能力も勉強しておきましょう。
施工管理は以下のようにコミュニケーションが必要な仕事であり、コミュニケーション能力があれば仕事についていきやすいからです。
コミュニケーションが必要なシーン
- 先輩に仕事の質問をする
- 職人さんに指示を出す
- 関連業者と打ち合わせをする
- 近隣住民に工事の挨拶をする
職人さんとコミュニケーションをとるコツは、施工管理が職人さんとうまくコミュニケーションを取る13のコツ!人間関係を良好にを参考にどうぞ。
コミュニケーション能力を磨く方法は、普段のコミュニケーションも大切ですが、本で勉強するのも良いでしょう。
一日の業務を復習する
仕事が終わったら、一日の業務を復習しましょう。
一つ一つ仕事を覚えていかないと、同じミスをくりかえして仕事についていけなくなるからです。
コツ
仕事が終わったら、今日学んだことをメモにまとめるなど、しっかり勉強しましょう。
こうした努力を積み重ねていくことで、早く一人前になれます。
施工管理の仕事に挫折しないコツは研修にある
なんとなくわかるけど、やっぱり仕事についていけるか不安だなぁ…
挫折したらどうしよう…
結論、不安な人は研修がしっかりしている会社を選びましょう。
基礎を理解した上で働けるので、スムーズに施工管理の仕事を始められて、挫折しにくいからです。
ポイント
できれば2ヶ月くらいの新人研修がある会社を選びましょう。
給料や福利厚生も大切ですが、研修も会社選びの基準にすると安心です。
ワット・コンサルティングの研修は業界トップクラス
冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングは、未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。
ワット・コンサルティングでは、60日間の新人研修をしており、業界トップクラスです。
ポイント
60日間の研修は、業界平均の約2倍です。
しっかりと基礎を身につけてから働きたい人におすすめです。
他にも、ワット・コンサルティングには以下の強みがあります。
ワット・コンサルティングの強み
- 定着率83.2%(業界平均は約70%)
- 未経験者の採用率80%
- 累計1500名の未経験者を育成
- 社会保険完備+資格取得奨励金あり
- 優良派遣事業者に認定されている(派遣会社のうちわずか0.2%)
転職先候補の1つに加えてみてください。
施工管理への転職の失敗を防ぐコツ
さらに、未経験から施工管理への転職に失敗しないコツは以下の9つです。
失敗を防ぐコツ
- 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
- 未経験者OKの求人情報に絞る
- 転勤の有無をチェックする
- 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
- 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
- ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
- 型に沿って志望動機を作る
- 型に沿って自己PRを作る
- 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく
詳しくは、未経験でも施工管理に転職できる!転職に失敗しない9ステップにまとめたので、参考にしてみてください。
まとめ|施工管理で食いっぱぐれないスキルを手に入れよう
くりかえしですが、施工管理は食いっぱぐれにくい仕事です。
食いっぱぐれない理由
- 建設業界の仕事はなくならないから
- 施工管理が不足しているから
- 専門性の高い技術職だから
施工管理で手に職をつけたいけど、仕事についていけるか不安…
という人は、研修がしっかりしている会社を選びましょう。
私たちワット・コンサルティングは、未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。
ワット・コンサルティングでは、60日間の新人研修をしているため、しっかりと基礎を身につけてから働けます。
まずは施工管理に転職して、スキルを磨き、食いっぱぐれないスキルを身につけていきましょう。
あなたの今回の転職活動の参考になればうれしいです!