施工管理の転職理由10選【辞めた後の仕事の選び方も解説】

みんなの転職理由10選【施工管理が転職するわけ】
施工管理の男性
施工管理の男性
施工管理の転職理由は、みんなどんな感じなんだろう?

正直いまの会社はきついから転職したいけど、こんな理由で転職してもいいのかなぁ?

甘えじゃないかなぁ…?

施工管理を長く続けるためにも、働きやすい会社に転職したいな。

あと、もし転職するならどうやって会社を選べばいいかも知りたいな。

こういった疑問に応える記事です。

この記事の内容は下記のとおり。

  • 施工管理の転職理由10選【みんなはどんな理由で転職してるのか?】
  • 施工管理の転職先の選び方【目的によって転職先は変わります】

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の転職サポートを行う会社です。

施工管理の人が、どんな理由で転職してるか気になりますよね?

  • こんな理由で転職していいのか?
  • 自分の甘えなんじゃないか?
  • 安易に転職したら、もっと状況が悪くなるんじゃないか?

など、もんもんと考えるものです。

みんながどんな理由で転職しているか解説しますね。

「施工管理の転職先の選び方」も紹介するので、今回の転職に失敗したくない人は最後まで読んでみてください!

この記事の監修者

株式会社ワット・コンサルティング

施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。

  • 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
  • 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
  • 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号

施工管理の転職理由10選【みんなはどんな理由で転職してるのか?】

施工管理の転職理由10選【みんなはどんな理由で転職してるのか?】

施工管理の人の主な転職理由は下記の10個です。

  1. 労働時間が長すぎるから
  2. 休みが少ないから
  3. 給料が安いから
  4. 人間関係が悪いから
  5. 転勤したくないから
  6. 会社が倒産したから
  7. 評価に不満があるから
  8. ミスマッチだったから
  9. 家庭の事情
  10. 他の職種へ転職するから

あなたが転職したい理由と同じものがあれば、あなたも転職していいことになるかと。

1つずつ解説しますね。

①労働時間が長すぎるから

労働時間が長すぎるという理由で、他の会社に転職する人は多いです。

具体的には、下記のような声があります。

  • 体力がもたない
  • 過労で体を壊した
  • 眠たすぎる
  • 残業が多すぎて、帰りが遅すぎる
  • 残業のあとの資格の勉強はきつい

また、現場が遠い+残業で転職したい人もいます。

労働時間が短めの会社もあるので、そうしたところに転職すると良いでしょう。

ちなみに、今後は国の進める働き方改革で、残業時間に上限ができるようです。

建設業界の働き方改革の詳細は、2024年目標の建設業界の働き方改革【無理という声もあるがやるしかない】にまとめています。

②休みが少ないから

休みが少ないからという理由で、他の会社に転職する人も多いです。

具体的には、下記のような理由ですね。

  • 家族と過ごす時間がほしい
  • 子供が懐かない
  • 体が休まらない

「今のまま仕事量で40代50代になったら体がもたないよ…」という人もいますね。

また、独身の施工管理は、休みがないことで出会いがなく結婚できない人もいます。

休みを取りやすい会社もあるので、そうした会社に転職しましょう。

施工管理が休日を増やす方法は、「施工管理は休みない!」という状態から抜け出す方法にまとめています。

③給料が安いから

給料が安いからという理由で、他の会社に転職する人も多いですね。

もらえる給料の額は高くても業務量と見合ってない」という理由で不満をもつ人も多いです。

特にサービス残業が多いと辛いものです。

今は施工管理が売り手市場なので、給料が見合わないという理由で転職しやすい時代です。

後述しますが、技術者派遣はサービス残業がないので、残業するほど稼げます。

また、大手ゼネコンに転職すると、給料が上がります。

施工管理の平均年収については、20代の施工管理・現場監督の平均年収!給料を上げていく4つの方法を参考にどうぞ。

④人間関係が悪いから

人間関係が悪いからという理由で、他の会社に転職する人も多いです。

具体的には、下記のような理由があります。

  • 職人さんとうまくいかない
  • ワンマン社長
  • 会社と施主と職人の板ばさみ

人間関係に悩みすぎて、うつ病になってしまう人もいます。

⑤転勤したくないから

転勤したくないからという理由で、他の会社に転職する施工管理もいます。

基本的に、大手ほど転勤が増えます。

日本中や世界中に現場があるからですね。

転勤が多いと家族と会えなくなり、最悪の場合、離婚してしまう人もいます。

転勤がない会社もあるので、そうした会社に転職しましょう。

転勤・出張なしで働くコツは、施工管理が転勤や出張なしで働く2つの方法【5つのデメリットあり】にまとめてます。

⑥会社が倒産したから

会社が倒産したからという理由で、他の会社に転職する人もいます。

特に小規模企業だと倒産してしまうこともあるでしょう。

倒産したら転職せざるを得ないですね。

⑦評価に不満があるから

会社の評価に不満があるという理由で、他の会社に転職する人もいます。

例えば、下記のような理由があります。

  • 上司がえこひいきをして、自分だけ昇格できない
  • ボーナスの査定が、自分だけ低い
  • 1つのミスがずっと評価を下げている

公正な評価制度の会社もあるので、そうした会社に転職しましょう。

⑧ミスマッチだったから

ミスマッチを理由に転職する人もいます。

例えば、下記のような理由です。

  • 思っていた仕事と違った
  • 面接のとき聞いた話と違う
  • やりたい仕事をやらせてもらえない
  • 施工管理なのに肉体労働がある

未経験から施工管理にチャレンジした人も、ミスマッチを理由に転職する人は多いですね。

⑨家庭の事情

家庭の事情で、やむを得ず転職する人もいます。

例えば、下記のような事例があります。

  • 親の介護が必要になった
  • 奥さん、彼女に転職を勧められた
  • 子供の進学の都合

家庭の事情によっては、施工管理自体を辞めてしまう人もいます。

⑩他の職種へ転職するから

施工管理を辞めて、他の職種に転職していく人もいます。

例えば、下記のような理由です。

  • もっと休める業界がいい
  • もっと残業が短い業界がいい

ただし、30代を過ぎてしまうと他の職種への転職は困難になります。

施工管理の転職先の選び方【目的によって転職先は変わります】

施工管理の転職先の選び方【目的によって転職先は変わります】

施工管理の転職のよくある失敗例は、

「前の会社と変わらないじゃん!」

「前の会社の方がよかった…、転職しなきゃよかった…」

など、転職しない方がよかったというケース。

転職に失敗しないように、事前に転職の方向性を知っておきましょう。

転職先の選び方を4つ解説するので、転職活動の参考にしてください。

参考記事

ちなみに、施工管理の転職に失敗しないコツは、施工管理が転職で失敗しない3つのコツ|進め方5ステップも解説を参考にしてみてください。

とにかく給料を上げたいなら大手へ転職

とにかく稼ぎたいなら、できるだけ大手に転職しましょう。

やっぱり、大手ほど給料が高いからです。

大手は下記など。

  • ゼネコン
  • 準大手ゼネコン
  • 大手ハウスメーカー

ただし、大手になるほど忙しくなる傾向なので、ワークライフバランスを重視したいなら慎重に検討しましょう。

また、大手ほど転勤も多いです。

そしてもちろん、大手は誰でも転職できるわけではありません。

  • 施工管理として、かなりスキルが高い
  • 施工管理技士の資格(できれば1級)をもっている

などの条件がそろわないと、採用されません。

「大手に転職したいけど、まだ無理っぽい…」という人は、経験を積んで、施工管理技士を取得しましょう。

ちなみに施工管理技士の資格については、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度【各試験の難易度順も解説】を参考にどうぞ。

できるだけホワイトな環境で働く17個の方法

ブラック企業じゃなく、できるだけホワイトな環境で働く方法は、下記の17個です。

  1. 定着率が高い会社を選ぶ
  2. IT化を進めている会社を選ぶ
  3. 転職エージェントを活用する
  4. 施工管理の技術者派遣で働く
  5. 公共工事が多い会社を選ぶ
  6. 経営事項審査の点数が高い会社を選ぶ
  7. マンション大規模修繕の施工管理で働く
  8. 可能なら6月・12月から転職活動を始める
  9. 規模の小さい現場がある会社で働く
  10. 地方の会社で働く
  11. 絶対に譲れない条件を先に決めておく
  12. 現場の相談ができる会社を選ぶ
  13. 女性や外国人を採用している会社を選ぶ
  14. 口コミサイトをチェックする
  15. 仕事ができるようになってから会社に交渉する
  16. 施工管理技士を取得して有利に転職活動を進める
  17. 転職候補の会社で働く人に話を聞く

この3つであれば、比較的ホワイトな環境で働けます。

くわしい解説は、激務じゃないホワイトな施工管理で働く方法17選にまとめてます。

転職エージェントでできるだけホワイト企業を探す

上記でも触れましたが、転職エージェントでホワイト企業が見つかることもあります。

私たちワット・コンサルティングでも、施工管理向けの転職エージェントサービスを実施しています。

下記のような求人を紹介できるかもしれません。

  • 休日が多い求人
  • 残業が少なめの求人
  • 年収が高めの求人

「求人情報だけ見たい」という段階でも利用できるので、情報収集に活用してみてください。

サービス残業をなくして残業代をきちんともらうなら技術者派遣

前述の通り、サービス残業したくないなら、技術者派遣も良いでしょう。

技術者派遣は、残業代100%支給だからです。

例えば、下記のような人は技術者派遣への転職を検討しましょう。

  • サービス残業が長すぎて、実質の時給がアルバイト並み
  • 残業するほど損

ちなみに「派遣」といっても、アルバイトではなく正社員です。

技術者派遣の会社の正社員として採用されて、働くのは別の会社の現場という意味です。

施工管理の技術者派遣のイメージ図

施工管理の技術者派遣については、施工管理の派遣で働くメリットは?にまとめています。

転職する前に離職率が高い会社を見分ける方法

離職率が高い会社には注意しましょう。

何か働きにくい理由があって、離職率が高いからです。

転職する前に離職率を調べておくと安心。

できるだけ、離職率が低い会社だと長く働ける可能性が高いです。

事前に離職率を調べる方法は、施工管理や建設業の離職率は?ブラックな職場を回避する方法にまとめています。

面接で転職理由を聞かれたときの答え方

ちなみに、転職の面接で「転職理由」を聞かれたときは、退職理由とセットで伝えましょう。

詳しくは、【例文あり】施工管理の面接でよくある質問と答え方【詰まってもOK】にまとめたので、転職活動の参考にしてみてください。

まとめ|施工管理の主な転職理由は10個

まとめ【施工管理の主な転職理由は10個】

この記事をまとめます。

  • 施工管理の主な転職理由10個【当てはまればあなたも転職していい】
  • 施工管理の転職先の選び方は目的によって変わる

本気で転職したいなら、さっそく転職活動を始めてみましょう。

求人って流動的なので、あなたに合う求人が来週にはなくなってることがあるかも…

「転職して良かった」と思うためにも、とりあえず求人情報の収集など、できることから今日始めてみると良いですよ。

くりかえしですが、転職エージェントでもできるだけホワイトな求人がみつかることも。

私たちワット・コンサルティングでも、施工管理向けの転職エージェントサービスを実施しています。

「求人情報だけ見たい」という段階でも利用できるので、情報収集に活用してみてください。

あなたの転職活動の参考になればうれしいです!

関連記事

  1. 施工管理がヤンキーっぽい職人さんと仕事をしていく6つのコツ

    施工管理がヤンキーっぽい職人さんと仕事をしていく6つのコツ

  2. 基本は現場監督は作業してはいけない【作業を頼まれたときの答え方】

    基本は現場監督は作業してはいけない|作業を頼まれたときの答え方

  3. 施工管理が未経験の人の志望動機の作り方【研修制度を会社を選ぶ】

    施工管理が未経験の人の志望動機の作り方と例文【研修で会社を選ぶ】

  4. 施工管理の4大管理とは【5大管理もアリ。激務×ブラックを避けるコツ】

    施工管理の4大管理や5大管理とは|仕事に必要な9つのスキルも紹介

  5. トンネル工事の施工管理の特徴5選!メリット・デメリットを解説

    トンネル工事の施工管理の特徴5選!メリット・デメリットを解説

  6. 建築学科が強い大学をまとめてみた【夢を叶えるために情報収集】

    建築学科が強い大学をまとめてみた【夢を叶えるために情報収集】

施工管理の優良求人を見る

定着率83.2%の施工管理求人を見る

  1. 施工管理の平均ボーナスは140万円|ボーナスを上げる4つの方法

    施工管理の平均ボーナスは140万円|ボーナスを上げる…

  2. 施工管理とCADオペレーターの6つの違い|合っている人の特徴も解説

    施工管理とCADオペレーターの6つの違い|合っている…

  3. ゼネコンの施工管理の平均年収は746万円|年収アップするコツも解説

    ゼネコンの施工管理の平均年収は746万円|年収アップ…

  4. 現場監督が上から目線に見える6つの瞬間|上から目線に見られない対処法も解説

    現場監督が上から目線に見える6つの瞬間|上から目線…

  5. 施工管理が板挟みとなる4つのケースと板挟みにならない対処法

    施工管理が板挟みとなる4つのケースと板挟みにならな…

  1. 施工管理とは?をわかりやすく解説【ようは監督です】

    施工管理が転職で失敗しない3つのコツ|進め方5ステ…

  2. 未経験から施工管理に転職するコツ

    未経験でも施工管理に転職できる!転職に失敗しない9…

  3. 現場監督

    施工管理の派遣で働く19のメリットと14のデメリット…

  4. 施工管理

    施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で…

  5. 札束

    施工管理(現場監督)の平均年収や給料を徹底分析|資…

施工管理に役立つメルマガ

建設業界×ミドル層の転職サイト

建築設備のおすすめサイト