高卒は施工管理に転職できるの?
もし転職できるなら、どれくらい稼げるのか知りたいな。
でもやっぱり、大卒の施工管理よりずっと年収が低いままなのかな…
どうすれば大卒の施工管理より稼げる?
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 高卒でも施工管理に転職できるとわかる
- 高卒と大卒の施工管理の年収の違いがわかる
- 高卒の施工管理でも稼ぐ方法がわかる
- 高卒で施工管理に転職する方法がわかる
私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。
未経験から施工管理になりたい人を募集しています。
結論、高卒の人でも施工管理に転職は可能です。
会社にもよりますが、30代前半までであれば未経験でも転職できる可能性があります。
また、施工管理は技術職なので、高卒でたくさん稼いでる人もいますよ。
学歴社会ではないので、実力で勝負したい人には良い仕事です。
高卒の施工管理でも稼ぐ方法を解説するので、転職に参考にしてみてください!
この記事の監修者
施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。
- 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
- 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
- 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号
目次
高卒でも施工管理に転職は可能|30代前半くらいまでなら可能性あり
結論、高卒でも、未経験から施工管理に転職できます。
なぜなら、施工管理が不足してるから。
特に若手の不足は深刻なので、高卒でも30代前半くらいまでなら、未経験で施工管理に転職できる可能性があります。
出典:国土交通省「建設産業の現状と課題」
実際に転職サイトとかを見てもらうと、本当に未経験でも転職できるとわかると思います。
学歴は特に関係ないので、高卒の人でも大丈夫ですよ。
参考:施工管理が人手不足の3つの理由【ホワイト企業は離職率が高くない】
【ちなみに】文系出身者でも転職できる
結論、文系の人でも転職できます。
文系出身者で施工管理で働いている人もたくさんいますよ。
なので、文系・理系も気にしなくてOKです。
参考:施工管理は文系でも転職可能な理由【働きやすい会社の選び方】
参考記事
ちなみに、施工管理の仕事内容の全体像については、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説にまとめています。
高卒と大卒の施工管理の年収の違い【高卒でも稼げる】
参考までに、最終学歴別の施工管理の年収データを見てみましょう。
※スマホを横にすると見やすいです。
月給 | 年間ボーナス | 年収 | |
大卒 | 372,000円 | 1,160,000円 | 5,631,000円 |
短大・高専卒 | 305,000円 | 733,000円 | 4,402,000円 |
高卒 | 292,000円 | 521,000円 | 4,036,000円 |
と思うかもしれませんが、上記のデータはあくまで統計値。
個別でみれば、高卒でも大卒より稼ぐ施工管理の人はいますよ。
高卒の施工管理でも稼ぐ方法
結論、下記の3つで稼げます。
- 残業代がきちんと支給される会社で働く
- 施工管理技士を取得する
- 実務経験を積んで大手に転職する
1つずつ解説しますね。
①残業代がきちんと支給される会社で働く
残業代が全額支給だと、けっこう稼げるからです。
残業代って全額支給じゃないの?
と思うかもですが、会社によっては残業代が全額支給されないことがあります。
知っておいてほしいのですが、施工管理は残業が多い仕事です。
なぜなら、けっこう忙しいから。
- 昼間:現場の監督
- 夕方以降:事務作業
という感じのスケジュールで、夜も事務所で仕事をすることが多いです。
参考:施工管理は残業がつきもの【でも今後は働き方改革で減る予定】
そうなると、残業代は年収を大きく左右します。
大卒の人でも、残業代が全額支給じゃない会社だと、効率的に稼げないことも…
反対に、残業代が全額支給の会社に勤める高卒の人の方が稼げるケースもあります。
残業代が全額支給の会社を探す方法
求人情報の残業欄をみればOKです。
また、技術者派遣の会社は残業代が全額支給のことが多いですね。
「技術者派遣」とは、技術者派遣の会社の正社員として採用されて、他社の現場で働くイメージ。
※派遣といっても、アルバイトじゃないので安心してください。
施工管理の技術者派遣については、施工管理の派遣で働くメリットとデメリット【やめとけと言われる理由】にも詳しくまとめてます。
【ちなみに】ワット・コンサルティングも施工管理の技術者派遣の会社
冒頭でもお伝えしましたが、私たちワット・コンサルティングも施工管理の技術者派遣の会社です。
残業代が全額支給される会社で働きたい人は、転職先の候補に入れてみてください。
他にも、ワット・コンサルティングの強みは下記の6つ。
- 定着率83.2%(業界平均は約70%)
- 未経験者の採用率80%
- 累計1500名の未経験者を育成
- 優良派遣事業者に認定されている
- 社会保険完備+資格取得奨励金あり
- 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)
「しっかりと基礎を学んでから働きたい!」という人に合っています。
今回の転職に失敗したくない人は、情報収集に活用してみてください。
②施工管理技士を取得する
「施工管理技士」という資格を取得しましょう。
資格手当をもらえたり、年収の高い会社に転職できるから。
施工管理技士は施工管理の国家資格です。
1級と2級があり、1級の方が上位資格です。
と思うかもですが、施工管理技士は実務経験がないと受験できないので、まだ勉強しなくて大丈夫です。
高卒の人の受験資格は下記のとおり。
- 2級:高校卒業後の実務経験が4年6ヶ月以上
- 1級:2級合格後の実務経験が5年以上
つまり、最短9年6ヶ月で1級の施工管理技士を取得できます。
2級でも稼げますが、できればいずれ1級を取得しましょう。
1級を取得すれば転職がかなり有利になるので、年収が高い会社に転職できて、高卒の人でも大卒の人以上に稼げることがありますよ。
施工管理技士の資格については、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度【各試験の難易度順も解説】にまとめてます。
③実務経験を積んで大手に転職する
なぜなら、大手の方が年収が高いから。
企業規模別の施工管理の年収データは、下の表のとおり。
月給 | 年間ボーナス | 年収 | |
大企業(1000人以上) | 410,000円 | 1,484,000円 | 6,413,000円 |
中企業(100~999人) | 331,000円 | 822,000円 | 4,796,000円 |
小企業(10~99人) | 277,000円 | 404,000円 | 3,728,000円 |
会社が大きいほど、年収も高くなる傾向です。
ただし、いきなり大手に入社することは難しいので、最初は小さい企業や技術者派遣で実務経験を積みましょう。
前述の施工管理技士も取得しつつ経験を積んでいくと、大手に転職も可能です。
ちなみに大手建設会社については、大手の建設会社の一覧をまとめてみた【業界のきついところや将来性】にまとめてます。
高卒の人が施工管理に転職する方法【手順を解説】
結論、普通に転職活動すればOKです。
- 求人を探す
- 気に入った求人に応募してみる
- 履歴書・職務経歴書を送る
- 面接する
- 内定
ちなみに、求人の探し方は下記の3種類が一般的です。
- 転職サイトで求人を探す
- ハローワークで求人を探す
- 技術者派遣の会社の転職する
1つずつ解説しますね。
①転職サイトで求人を探す
ググって、転職サイトを見てみましょう。
大手の転職サイトだと求人情報が多いです。
検索するときは、下記にチェックを入れましょう。
- 施工管理
- 未経験者歓迎
あとは希望の地域で求人を検索すればOKです。
ちなみに、弊社の転職サイト「SAN-SUKE」でも、施工管理の未経験者向けの求人情報を掲載しています。
未経験者向けの研修がしっかりしている求人もあるので、チェックしてみてください。
②ハローワークで求人を探す
ハローワークにも求人が出ています。
ただし、ハローワークは小規模な会社の求人が多いです。
なぜなら、ハローワークに求人を出すのは無料だから。
地域密着の小規模な会社に転職したい人は、ハローワークの求人もアリだと思います。
③技術者派遣の会社に転職する
技術者派遣の会社も選択肢に入れて良いでしょう。
前述のとおり、残業代で稼げるから。
また、技術者派遣のもう1つの強みは、研修がしっかりしていることです。
未経験者さんでもしっかり研修してから派遣先に送り出さないと、クレームになってしまいますからね。
という人は、技術者派遣からキャリアをスタートするのがおすすめです。
くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングも施工管理の技術者派遣の会社なので、情報収集に活用してみてください。
未経験転職は志望動機が重要
履歴書を作るときは、志望動機をしっかりと作成しましょう。
未経験だと「なぜ施工管理なのか?」を100%聞かれるから。
企業の採用担当者も、シンプルに疑問に思うものです。
志望動機を作るときは、下記の2つの志望動機が必要です。
- 施工管理自体の志望動機
- 応募企業の志望動機
ちょっと注意なのが「応募企業の志望動機」が抜けてるケースですね。
施工管理の施工管理だけだと「なぜその会社じゃないといけないのか?」が伝わらないので。
未経験者さんの志望動機の作り方は、施工管理が未経験の人の志望動機の作り方と例文【研修で会社を選ぶ】にまとめたので、履歴書の参考にどうぞ。
まとめ|高卒でも施工管理に転職できる
ということで、高卒の人でも施工管理に転職できるので、本気ならさっそく転職活動を始めてみましょう。
行動しないと何も始まらないので。
「明日でいいや」だとたぶん明日もやらないので、今日できることからやってみると良いかと。
「う~ん」と考えてもいいですが、行動しながら考える方が効率的ですよ。
まずは求人情報から見てみましょう!
高卒×未経験の求人の探し方は、下記の3つです。
- 転職サイトで求人を探す
- ハローワークで求人を探す
- 技術者派遣の会社の転職する
また、未経験から施工管理に転職するコツは、未経験で施工管理に転職するとき失敗しない5つのコツ【不安を減らせる】にもまとめたので参考にどうぞ。
高卒の施工管理でも、下記の3つで年収アップが可能です。
- 残業代がきちんと支給される会社で働く
- 施工管理技士を取得する
- 実務経験を積んで大手に転職する
施工管理の技術者派遣だと、残業代が全額支給されます。
私たちワット・コンサルティングも施工管理の技術者派遣の会社なので、残業代を全額もらって稼ぎたい人は情報収集に活用してみてください。
ということで、あとは行動あるのみです。
まずは求人情報を見てみましょう。
今日から一歩を踏み出してみてください!