
ネットを調べてもよくわからない。
あと、施工管理の仕事内容も知りたいな。
未経験でも転職できそうだし、やりがいありそうなら転職しようかな。
こういった疑問に答える記事です。
この記事の内容は下記のとおり。
- 施工管理(現場監督)の11種類の職種を解説【現場の4職種とジャンル別の7職種】
- 施工管理(現場監督)の13の業務内容
- 施工管理のやりがい・魅力・楽しいところ
私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。
未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。
施工管理の種類・職種って、イマイチわかりにくいですよね。
施工管理が未経験だと、イメージがわかないのは当然です。
この記事では、わかりにくい施工管理の種類・職種を解説します。
また、具体的な業務内容も解説するので、イメージしやすいと思います。
未経験から施工管理に転職を考えている人は、最後まで読んでみてください!

目次
施工管理(現場監督)の11種類の職種を解説|現場の4職種とジャンル別の7職種

施工管理の11種類の職種を下記に沿って解説します。
- 現場での4職種(役割)
- ジャンル別の7職種
現場での4つの職種を解説
現場での4つの職種は下記のとおりです。
- 現場監督
- 施工管理
- 監理技術者・主任技術者
- 現場代理人
1つずつ解説します。
現場監督
文字どおり、工事現場の監督をする人です。
工事現場内を回って、下記をする仕事です。
- 工事の進捗
- 現場の写真撮影
- 現場作業員の安全確認
- 現場の掃除
- その他雑用
施工管理
施工管理は、上記の現場監督とその他の作業(事務作業など)をする人です。
現場監督よりも仕事範囲が広いです。
施工管理と現場監督はごっちゃで使われますが、正確には下記のイメージです。
- 現場の監督業務だけ→現場監督
- 現場以外の仕事もする→施工管理
ちなみに、現場監督と施工管理の違いは、施工管理と現場監督の4つの違い【求人情報を見るときの注意点】にまとめています。
監理技術者・主任技術者
監理技術者・主任技術者は、現場の責任者です。
イメージでいうと、現場には現場監督や施工管理が複数いる感じ。
複数いる現場監督や施工管理のリーダーが監理技術者・主任技術者です。
監理技術者と主任技術者の違いは、簡単にいうと工事の規模の違いです。
監理技術者は大工事、主任技術者は中小規模の工事を担当します。
- 監理技術者:下請に出す工事の総額が4500万円以上、建築一式工事の総額が7000万円以上の工事を担当できる
- 主任技術者:上記未満の工事を担当できる
そして、監理技術者と主任技術者になるには、施工管理技士の資格が必要です。
後述する、現場代理人が兼任するケースが多いです。
※施工管理技士を受験するには実務経験が必要です。未経験から施工管理に転職する人は、まだ取得を考えなくてOK。
施工管理技士の資格については、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度【各試験の難易度順も解説】にまとめています。
現場代理人
現場代理人は、現場の最高責任者です。
複数いる現場監督や施工管理のトップに立つ人です。
現場代理人は「現場の社長」のような存在です。
原則は1現場に1人です。
- 現場監督
- 施工管理
- 監理技術者・主任技術者
- 現場代理人
の関係性を図にすると、下記のようになります。

7つのジャンル別の職種を解説
施工管理には7つのジャンルがあります。
7つのジャンルは下記のとおり。
- 建築施工管理
- 土木施工管理
- 電気工事施工管理
- 管工事施工管理
- 造園施工管理
- 建設機械施工技士
- 電気通信工事施工管理
それぞれに施工管理技士の資格もあります。
※施工管理技士の資格がなくても、仕事はできます。
施工管理技士の資格を取得すると、下記のメリットがあります。
- 主任技術者、監理技術者になれる
- 給料が上がる
- 転職に有利
1つずつ解説していきますね。
建築施工管理
簡単にいうと、建物を建てるときの施工管理です。
例えば、下記のような建物ですね。
- ビル
- 一戸建て
- マンション
- 商業施設
建築施工管理には「建築施工管理技士」という国家資格があります。
詳しくは、下記の2記事にまとめています。
土木施工管理
簡単にいうと、地面の工事の施工管理です。
例えば、下記のような工事ですね。
- 道路舗装
- トンネル工事
- 埋め立て工事
- 港の工事
土木施工管理の仕事内容は、土木施工管理のきついところ5選【できるだけキツくない会社の選び方】を参考にどうぞ。
また、土木施工管理には「土木施工管理技士」という国家資格があります。
詳しくは、下記の2記事を参考にどうぞ。
電気工事施工管理
文字どおり、電気工事の施工管理です。
例えば、下記のような工事です。
- 一戸建ての配線工事
- ビルの電気工事
- トンネル内の電気工事
建物があっても、電気がなかったら使えないですからね。
電気工事施工管理の仕事内容は、電気工事の現場監督(施工管理)の仕事内容や給料【未経験の会社選び】も参考にどうぞ。
また、電気工事施工管理には「電気工事施工管理技士」という国家資格があります。
詳しくは下記の記事を参考にどうぞ。
管工事施工管理
配管工事の施工管理です。
例えば、下記のような工事をします。
- 一戸建てに水道管をひく
- ビルにガス管をひく
- マンションと下水管をつなげる
水道、ガスがないと、建物が使えないですからね。
仕事内容などは、管工事施工管理のきついところ4選【他の施工管理との比較も紹介】を参考にどうぞ。
管工事施工管理には「管工事施工管理技士」という国家資格があります。
詳しくは下記の記事を参考にどうぞ。
造園施工管理
文字通り、庭を作る施工管理です。
例えば、下記のような造園系の工事をします。
- マンションの植栽の工事
- ゴルフ場のコースを造る
- ビルの屋上庭園を造る
造園施工管理の仕事内容は、造園施工管理のきついところ6選【やりがいや魅力7選も解説します】を参考にどうぞ。
また、造園施工管理には「造園施工管理技士」という国家資格があります。
詳しくは、下記の2記事を参考にどうぞ。
建設機械施工技士
文字通り、建設に使う機械を扱う施工管理です。
詳しくは、下記の2記事を参考にどうぞ。
電気通信工事施工管理
インターネット回線設備を工事する施工管理です。
2020年以降は5Gも登場し、今後ますます需要があるジャンルです。
電気通信工事施工管理の仕事内容は、電気通信工事の7つの仕事内容【向いてる人の特徴と未経験で転職する方法】も参考にどうぞ。
また、2019年に「電気通信工事施工管理技士」という国家資格ができました。
詳しくは下記の2記事をどうぞ。
施工管理のジャンルを楽な順に並べてみた
7つのジャンルのうち、建築、土木、電気、造園を楽な順に並べると下記だと思います。
- 造園
- 土木
- 電気
- 建築
※現場によるので一概には言えません。そして、もちろん施工管理は楽な仕事ではありませんが「しいて並べるなら」という意味で並べています。
どの施工管理を選ぶか参考にしてみてください。
詳しくは、施工管理を楽な順に並べてみた【結論:楽な仕事じゃないけどね】にまとめています。
施工管理(現場監督)の13の業務内容

施工管理(現場監督)の具体的な業務内容は、下記の13個です。
- 施工計画の作成【工事の段取りを決める】
- 工程管理【工事のスケジュール管理】
- 安全管理【事故がないように対策する】
- 原価管理【会社の利益が出るようにする】
- 品質管理【良い建設物を造る】
- 出来形管理【お客様満足を高める】
- 行政への申請書類の作成
- 設計など事務作業
- 現場の写真撮影
- 近隣への挨拶
- 現場の清掃
- その他トラブル対応や緊急対応
- 飲みニケーション
具体的な仕事内容は、施工管理(現場監督)の13の仕事内容【あなたに向いてるかも診断】にまとめています。
施工管理のやりがい・魅力・楽しいところ

施工管理の職種や仕事内容がわかったところで、最後にやりがい・魅力・楽しいところを解説します。
具体的には下記のとおり。
- 建物が完成したときに、すごい達成感がある
- 社会の役に立ってることがわかりやすい
- 給料が上がる、稼げる
- お客さんに直接感謝される
- 今後も仕事が安定している
- 現場に仲間意識が芽生える
- できあがっていく様がおもしろい
- 転職も有利
- 自分が造った建物がGoogleマップに出てくる
- ちょっとモテる
詳しくは、施工管理(現場監督)のやりがいや魅力9選【未経験から始める方法】を参考にどうぞ。
施工管理は、とてもやりがいのある仕事です。
まとめ|施工管理(現場監督)には11種類の職種がある

この記事をまとめます。
- 施工管理には現場の4職種とジャンル別の7職種がある
- 施工管理(現場監督)の業務内容は13個ある
- 施工管理のやりがい・魅力・楽しいところを知っておこう
- 施工管理の職種を知りたい
もし本気で施工管理に転職を考えてるなら、さっそく転職活動を始めてみましょう。
行動しないと何も始まらないので。
とりあえず、求人情報をながめてみましょう。
冒頭でも触れましたが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。
ワット・コンサルティングの強みは下記の4つ。
- 約2ヶ月の研修で施工管理の基礎をしっかり学べる(業界トップクラス)
- 1500名以上の未経験者を研修してきた実績あり
- 研修期間中もお給料をもらえる
- 定着率83.2%なので施工管理の転職に失敗しにくい(定着率も業界トップクラス)
なので「しっかりと基礎を学んで長く働きたい!」という人に合っていると思います。
転職活動の情報収集に活用してみてください。
あなたの転職活動の参考になればうれしいです!
