
施工管理をやってみたいけど、建築系の勉強まったくやってない。
でも、未経験から転職できるみたいだから興味がある。
大きな建物造って、誇れるような仕事をしたいな。
手に職つけて、安定して稼ぎたい。
文系卒の俺でも、やっていけるかなぁ?
こういった疑問に答える記事です。
この記事の内容は下記のとおり。
- 施工管理は文系でも転職可能な理由【施工管理技士も取得可能】
- 施工管理の仕事内容
- 未経験でも働きやすい会社の選び方
- 未経験から施工管理に転職する志望動機の例文
私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。
未経験から施工管理に転職したい人と募集しています。
結論、施工管理は文系出身の未経験者でも転職可能です。
一般的には、高卒以上であれば文系理系問わず転職可能です。
施工管理はスキルが身について、施工管理技士の資格を取得すれば、年収も高いです。
手に職がつく仕事なので、食いっぱぐれもありません。
終身雇用が崩壊しているので、今後の人生を考えると有益な仕事です。
文系卒の人でも始められる理由を中心に、未経験から施工管理に転職する情報を解説していきます!
目次
施工管理は文系でも転職可能な理由【施工管理技士も取得可能】

施工管理が、文系でも転職可能な理由を解説します。
また、文系卒でも国家資格である施工管理技士を取得可能です。
※施工管理技士の資格がなくても施工管理の仕事はできるので安心してください。
文系卒で施工管理に転職を検討する際の、参考にしてみてください。
施工管理が人手不足だから
文系の未経験者でも転職できる大きな理由は、施工管理が人手不足だからです。
施工管理が人手不足の理由は下記の3つ。
- リーマンショックで人が減ったから
- ベテラン施工管理が引退しているから
- 若手の離職率が高いから
「若手の離職率が高い」とありますが、この解決策として下記の2点があります。
- 国主導で働き方改革を進めている
- 離職率の低い会社なら大丈夫
施工管理の人手不足については、施工管理が人手不足の3つの理由【ホワイト企業は離職率が高くない】にまとめてます。
今後も施工管理が必要だから
今後も施工管理人材が必要なので、文系出身者も採用しています。
建設業回では、2021年の東京五輪関係の工事で、工事費が高騰しました。
東京五輪後の方が工事費が下がるため、多くの工事が五輪後に控えています。
- リニア新幹線の関連工事
- ビルやマンションの大規模修繕工事
- 老朽化対策の公共工事など
そのための人材を育成するためにも、今から未経験者を採用しています。
変に建設の知識がない未経験者は育てやすいから
学校で建設を学んでいない未経験者の方が、会社に必要な知識を素直に覚えてくれます。
なので、企業側も余計な知識がない未経験者を好みます。
最初は現場のコミュニケーションが仕事なので文系が向いてるかも
施工管理が未経験からできるといっても、最初から施工管理業務はさせてもらえません。
さすがに最初から施工管理の仕事は難しいからです。
先輩施工管理について、徐々に覚えていくイメージです。
最初の仕事は、現場作業員や職人さんとのコミュニケーション。
飲み物を準備したり、現場の掃除をしたりしながら、現場で働く人たちとコミュニケーションをとります。
コミュニケーションといっても、挨拶や返事を元気よくするところから。
そういう意味では、理系も文系も関係ありませんよね。
ちなみに、施工管理の1年目の仕事内容については、現場監督(施工管理)1年目の新人の仕事内容9選【未経験者は研修が命】にまとめてます。
ただし大手ゼネコンは文系の未経験者はいきなり就職できない【スキルを積めば可能性アリ】
文系の未経験者でも施工管理に転職できますが、さすがに大手ゼネコンは無理です。
大手ゼネコンは理系の建築系学生や、施工管理の経験者を採用しているから。
でも、まずは未経験者でも転職できる会社でスキルを積めば、いずれ大手ゼネコンへの転職も可能です。
大手ゼネコンで働きたい人は、段階を踏んで大手に転職しましょう。
施工管理が不足しているので、スキルがあれば大手ゼネコンへの転職は十分可能です。
また、大手ゼネコンに転職するなら、施工管理技士の資格も取得しておきましょう。
文系でも施工管理技士を取得可能
文系出身者でも、施工管理技士の資格を取得可能です。
建設系学科を卒業していなくても、実務経験があれば受験できるから。
文系出身者の、2級の施工管理技士の受験資格は下記のとおり。
最終学歴 | 実務経験 |
大卒 | 1年6ヶ月以上 |
短大・高専卒 | 3年以上 |
高卒 | 4年6ヶ月以上 |
中卒 | 8年以上 |
例えばあなたが大卒であれば、1年6ヶ月以上の施工管理の実務経験があれば施工管理技士を受験できます。
施工管理技士は1級と2級がありますが、一般的には2級から受験します。
そもそも建設会社は、施工管理技士がいないと工事ができません。
※あなたは施工管理技士を持ってなくても、施工管理の仕事はできます。
建設会社は、施工管理技士の数だけ工事を受注できるので、施工管理技士は会社の財産です。
施工管理技士の人数によって点数がつけられ、点数が高い会社は公共工事を受注しやすくなるメリットもあります。
なので、施工管理技士に合格すると下記の理由で年収が上がります。
- 資格手当をもらえる
- 昇格する
- 昇給する
- ボーナスが増える
だから、施工管理技士は取得しておきましょう。
施工管理技士の資格については、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度【各試験の難易度順も解説】にまとめてます。
施工管理の仕事内容

念のため、施工管理の仕事内容を確認しておきましょう。
施工管理の主な仕事内容は、下記の13個です。
- 施工計画の作成【工事の段取りを決める】
- 工程管理【工事のスケジュール管理】
- 安全管理【事故がないように対策する】
- 原価管理【会社の利益が出るようにする】
- 品質管理【良い建設物を造る】
- 出来形管理【お客様満足を高める】
- 行政への申請書類の作成
- 設計など事務作業
- 現場の写真撮影
- 近隣への挨拶
- 現場の清掃
- その他トラブル対応や緊急対応
- 飲みニケーション
施工管理の仕事内容の詳細は、施工管理(現場監督)の13の仕事内容【あなたに向いてるかも診断】にまとめてます。
未経験でも働きやすい会社の選び方

文系で未経験から施工管理に転職するなら、やっぱり働きやすい会社が良いですよね?
ただし、ググるとわかりますが、施工管理はネガティブな意見も多いですよね。
- ブラック企業もある
- 長時間労働
- 休みが少ない
- 出張がある
- 職人さんに怒られる
- 飲み会が多い
たしかに、こういうきつめの会社もあります。
でも、きちんとホワイトな環境で働ける会社もあります。
ようは、働きやすさを決めるのは、会社選びがかなり重要。
ホワイトな環境の会社を選ぶ方法は下記の17個です。
- 定着率が高い会社を選ぶ
- IT化を進めている会社を選ぶ
- 転職エージェントを活用する
- 施工管理の技術者派遣で働く
- 公共工事が多い会社を選ぶ
- 経営事項審査の点数が高い会社を選ぶ
- マンション大規模修繕の施工管理で働く
- 可能なら6月・12月から転職活動を始める
- 規模の小さい現場がある会社で働く
- 地方の会社で働く
- 絶対に譲れない条件を先に決めておく
- 現場の相談ができる会社を選ぶ
- 女性や外国人を採用している会社を選ぶ
- 口コミサイトをチェックする
- 仕事ができるようになってから会社に交渉する
- 施工管理技士を取得して有利に転職活動を進める
- 転職候補の会社で働く人に話を聞く
詳しくは、激務じゃないホワイトな施工管理で働く方法17選にまとめてます。
会社選びさえ間違えなければ、文系の未経験者でも長く続けていける仕事です。
未経験者向けの研修が整っている会社を選ぶ
また、未経験で施工管理に転職するときは、新人研修が整っている会社を選びましょう。
未経験なので、研修がおろそかだと現場で苦労するから。
2ヶ月くらいの研修期間がある会社を選ぶと安心です。
ワット・コンサルティングの新人研修は60日【定着率83.2%】
冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理になりたい人を募集しています。
新人研修は60日で業界トップクラスです。
これまで1500名以上の未経験者を研修してきた実績があり、定着率は83.2%でこちらも業界トップクラス。
「しっかりと基礎を学んでから働きたい!」という人に合っていると思います。
転職活動の情報収集に活用してみてください。
未経験から施工管理に転職する志望動機の例文

文系出身者で未経験から施工管理に転職する場合、大切なのは志望動機です。
もしあなたが面接官だったら、純粋に「なんで施工管理をやりたいの?」と思いますよね。
なので、志望動機は考えておきましょう。
未経験者の志望動機の例文を、施工管理が未経験の人の志望動機の作り方と例文【研修で会社を選ぶ】にまとめてます。
例文をアレンジして使ってもらって大丈夫ですよ。
履歴書や面接の参考にしてください。
まとめ【結論:文系でも施工管理に転職できる】

この記事をまとめます。
- 施工管理は文系でも転職可能
- 施工管理技士を取得すれば年収が上がる
- スキルと施工管理技士があれば大手ゼネコンに転職できることも
- 施工管理の仕事内容を確認しよう
- 未経験でも働きやすい会社に転職しよう
- 未経験から施工管理に転職する志望動機の例文を参考にしよう
ということで、さっそく転職活動を始めてみましょう。
行動しないと何も始まらないので。
まずは求人情報を眺めてみてください。
くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理になりたい人を募集しています。
求人情報を集めるときの参考にしてみてください。
あなたの転職活動の参考になればうれしいです!