文系でも施工管理に転職できる6つの理由|ゼネコンに転職できる?

施工管理は文系でも転職可能な理由【働きやすい会社の選び方】
考える男性
考える男性

文系でも施工管理に転職できるの?
興味はあるんだけど、やっていけるのか不安…
文系もゼネコンに転職できる?
あと、文系が施工管理に転職するとき、失敗しないコツも知りたいな。

こういった疑問や不安に応える記事です。

この記事でわかることは以下のとおり。

この記事でわかること

  • 文系でも施工管理職に転職できる6つの理由
  • 文系の施工管理のキャリアプラン
  • 文系出身の施工管理に求められる8つのスキル
  • 文系出身者の施工管理技士の受験資格
  • 文系×未経験で施工管理に転職するとき失敗しないコツ

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。

文系×未経験で施工管理に転職したい人を募集しています。

結論、文系の人でも施工管理に転職できます。

スキルアップしたり資格を取得すれば、高い年収を安定して稼ぐことも可能です。

また、大手建設会社(ゼネコン)に転職することもできるでしょう。

理系出身者より良い条件で働く人もいるくらいです。

文系から施工管理に転職するコツもまとめたので、転職に失敗したくない人は最後まで読んでみてください!

目次

施工管理は文系でも転職可能な理由【施工管理技士も取得可能】

くりかえしですが、文系でも施工管理に転職できます。

理由は以下の6つです。

文系でも施工管理に転職できる理由

  1. 施工管理職が人手不足だから
  2. 今後も需要が大きいから
  3. コミュニケーション能力が必要な仕事だから
  4. 外国人労働者が増えていて語学力が必要だから
  5. 施工管理はそこまで学歴を求められないから
  6. 建設の知識がない文系出身者は育てやすいから

1つずつ解説していきます。

施工管理職が人手不足だから

施工管理が人手不足なので、文系の未経験者でも転職できます。

施工管理が人手不足の理由は下記の3つ。

人手不足の理由

  • リーマンショックで人が減ったから
  • ベテラン施工管理が引退しているから
  • 若手の離職率が高いから

出典:国土交通省「建設産業の現状と課題

詳しくは、施工管理が人手不足の3つの理由【ホワイト企業は離職率が高くない】にまとめてます。

「若手の離職率が高いから」とありますが、離職率が低い会社もあります。

離職率が低い会社の特徴は以下のとおりです。

離職率が低い会社の特徴

  • 営業力が強い
  • 残業時間が短い
  • 公共工事が多い
  • 元請け工事が多い
  • 工期に余裕がある
  • 規模の小さい現場がある
  • 経営事項審査の点数が高い
  • 女性や外国人を採用している
  • 口コミサイトが荒れていない
  • ITツールを積極的に導入している
  • 国土交通省が推進する働き方改革を実施している

詳しくは、激務じゃないホワイトな施工管理で働くおすすめの方法27選にまとめています。

今後も需要が大きいから

施工管理が不足しているにも関わらず、建設業界は今後も需要が大きいです。

そのため、今のうちから文系出身者も採用しておきたい企業がたくさんあります。

今後建設業界で、特に大きな需要は以下のとおりです。

今後の需要

  • 災害復興
  • 大阪万博
  • リフォーム
  • リニア新幹線
  • インフラの補修工事
  • ビルやマンションの大規模修繕工事

今後の需要については、施工管理の将来性は明るい【ポジティブなビジョンを解説】にまとめています。

コミュニケーション能力が必要な仕事だから

施工管理は、以下のような人たちとコミュニケーションをとる仕事です。

コミュニケーションをとる人たち

  • 顧客
  • 関連業者
  • 職人さん
  • 周辺住民など

そのため、コミュニケーション能力が必要です。

あくまで一般論ですが「文系出身者はコミュニケーション能力が高い」という認識があるため、施工管理として採用したい企業がたくさんあります。

外国人労働者が増えていて語学力が必要だから

建設現場では外国人労働者が増えているため、施工管理には語学力が求められます。

こちらもあくまで一般論ですが「文系出身者は語学力が高い」という認識があるため、施工管理として採用したい企業が多いです。

特に、英語スキルがある施工管理は採用されやすいでしょう。

施工管理はそこまで学歴を求められないから

施工管理は未経験でも転職できるため、そこまで学歴が求められません。

もちろん建設系の理系学科を卒業していれば評価されますが、そうした学歴がなくても採用されることが多いです。

そのため、文系出身者でも転職しやすいです。

建設の知識がない文系出身者は育てやすいから

建設の知識がない文系出身者を採用したい企業も多いです。

理由は、クセや先入観がなく育成しやすいから。

もちろん建設系の理系学科を卒業している人の需要は高いですが、知識がない人にも需要があるため、文系出身者でも転職しやすいです。

考える男性
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文系で施工管理に転職すると、どんなキャリアになるの?

大まかにはいうと、以下のステップでキャリアアップしていきます。

キャリアアップのステップ

  1. まずは未経験OKの会社に転職する
  2. 実務経験を積んでいく
  3. 施工管理技士を取得する
  4. 大きい会社に転職して年収アップ

1ステップずつ解説していきます。

まずは未経験OKの会社に転職する

まずは文系×未経験者を採用している企業に転職しましょう。

「未経験OK」の求人は多いです。

ちなみに、冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングも文系×未経験で施工管理に転職したい人を募集しています。

ワット・コンサルティングは施工管理の技術者派遣の会社です。

考える男性
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技術者派遣って何?

技術者派遣会社の正社員として採用されて、他社の現場で働くスタイルです。

画像

※技術者派遣の詳細は、施工管理の派遣で働く14のメリットと6つのデメリット|やめとけと言われる理由にまとめています。

ワット・コンサルティングの強みは以下の6つです。

ワット・コンサルティングの強み

  1. 定着率83.2%(業界平均は約70%)
  2. 未経験者の採用率80%
  3. 累計1500名の未経験者を育成
  4. 社会保険完備+資格取得奨励金あり
  5. 優良派遣事業者に認定されている(派遣事業者のうちわずか0.2%)
  6. 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)

特に新人研修に力を入れているため、

考える男性
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しっかり基礎を勉強してから働きたいな。

という人に合っていると思います。

転職活動の求人集めの参考にしてみてください。

実務経験を積んでいく

転職したら実務経験を積んでいきましょう。

施工管理でスキルアップしていくコツは以下のとおりです。

スキルアップのコツ

  1. たくさんの実務経験を積む
  2. 仕事の内容を勉強する
  3. 工事の内容を把握する
  4. わからないことは質問する
  5. 施工管理のコミュニケーションスキルを身につける
  6. 新人研修が充実している会社に転職する
  7. 施工管理技士以外の資格も取る

詳しくは、早く一人前の施工管理になるために必要な7つのこと【何年で一人前?】にまとめています。

施工管理技士資格に挑戦する

受験資格を満たしたら「施工管理技士」という資格に挑戦しましょう。

施工管理技士は施工管理の知識やスキルを証明する資格です。

文系出身者が施工管理技士を取得するメリットは以下のとおりです。

施工管理技士を取得するメリット

  • 現場の責任者になれる
  • 資格手当や昇給で年収アップできる
  • 転職が有利になる

施工管理技士には以下の種類があります。

施工管理技士の種類

  • 建築施工管理技士
  • 土木施工管理技士
  • 造園施工管理技士
  • 管工事施工管理技士
  • 電気工事施工管理技士
  • 建設機械施工管理技士
  • 電気通信工事施工管理技士

あなたが進むジャンルの施工管理技士を取得していきましょう。

施工管理技士の詳細は、施工管理技士試験の難易度や資格の種類!各試験の難しい順も解説にまとめています。

※文系出身者の施工管理技士の受験資格は後述します。

大きい会社に転職して年収アップ

経験を積んで、施工管理技士を取得すると大手に転職しやすくなります。

建設業界は会社規模が大きいほど年収が高い傾向です。

厚生労働省の賃金構造基本統計調査の「建設業」によると、企業規模別の平均年収は以下のとおりです。

※企業規模別の施工管理の平均年収ではなく、建設業界全体の平均年収です。

企業規模(従業員数)平均年収
大企業(1000人以上)699万円
中企業(100〜999人)585万円
小企業(10〜99人)463万円

稼ぎたい人は大手に転職を目指しましょう。

結論、文系の施工管理でも、経験を積んで施工管理技士を取得すれば、高い年収を稼ぐことができます。

考える男性
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文系出身の施工管理に求められるスキルってあるの?

結論、以下の8つのスキルがあると良いでしょう。

求められるスキル

  1. 体力
  2. 交渉力
  3. 事務スキル
  4. 危機管理能力
  5. 臨機応変な対応力
  6. マルチタスクスキル
  7. マネジメントスキル
  8. スケジュール管理スキル

もちろん、現時点ですべてのスキルをもっていなくても大丈夫です。

仕事をしながらスキルを身につけていきましょう。

1つずつ解説します。

体力

体力はあった方がいいです。

施工管理は長時間勤務になることがあるから。

あくまで一例ですが、施工管理の1日のスケジュールは以下のとおり。

7:00出勤、朝礼の準備
8:00朝礼
8:30工事スタート巡回写真撮影職人さんへの指示
12:00昼休憩
13:00昼礼打ち合わせ巡回事務作業
17:30工事終了事務所で事務作業
20:00仕事終了、退勤

忙しい日は、さらに夜遅くまで働くこともあります。

そのため、ある程度の体力はあった方がいいでしょう。

交渉力

施工管理は交渉力が必要です。

以下の人たちと交渉することがあるからです。

交渉する人たち

  • 関連業者と仕入れ値の交渉
  • 顧客と工事手法や費用の交渉
  • 職人さんとスケジュールの交渉

こうした交渉力があることで、スムーズに仕事が進みます。

事務スキル

施工管理は事務スキルがあると良いでしょう。

以下のような事務作業を行うからです。

主な事務作業

  • 朝礼の準備
  • 施工計画書の作成
  • 原価計算
  • 施工図の作成
  • 写真の整理
  • 行政向けの書類作成
  • 打ち合わせ資料の作成
  • 発注書類の作成
  • 業者とのやりとり
  • 請求書の作成・発送
  • 報告書類の作成

基礎的なパソコンスキルがあると良いでしょう。

施工管理の事務作業については、施工管理の事務作業11選【転職前に勉強しておくといい3つのこと】にまとめています。

危機管理能力

施工管理は危機管理能力も必要です。

現場の事故を防ぐためです。

ちなみに、施工管理が行う事故防止対策は以下などがあります。

主な事故防止対策

  • 工事現場の安全管理
  • 機材・重機の安全管理
  • 人の安全管理
  • 季節・天候の安全管理
  • 工事の進行の安全管理
  • 工事現場のルール作りによる安全管理

詳しくは、施工管理の安全管理とは現場の危険を防ぐこと【6つの安全管理を簡単に解説】にまとめたので、仕事のイメージにどうぞ。

臨機応変な対応力

施工管理は臨機応変な対応力も必要です。

現場では、以下のように予期せぬトラブルが起きるから。

  • 急な仕様変更
  • 重機や機械の故障
  • 作業員を確保できない
  • 天候不良で工事が進まない
  • 資材・部材の到着が遅れる

トラブルが起きたときにパニックにならず、臨機応変に対応するスキルが必要です。

マルチタスクスキル

施工管理はマルチタスク、つまり複数の業務を同時進行するスキルも必要です。

具体的には、以下のような業務を同時進行していきます。

同時進行する業務

  • 顧客対応
  • 現場の巡回
  • 現場の危険箇所をチェック
  • 職人さんの質問に応答
  • 工事箇所の写真撮影
  • 関連業者に連絡
  • 施工図面の作成
  • 報告書類の作成

こうした複数の業務に優先順位をつけて、効率よくこなしていくスキルが必要です。

くりかえしですが、現段階でこうしたスキルはなくて大丈夫です。

仕事をしながら身につけていきましょう。

マネジメントスキル

施工管理は現場を管理する仕事なので、マネジメントスキルも必要です。

具体的には、以下のマネジメントスキルが求められます。

必要なマネジメントスキル

  • 人材の管理
  • コスト管理
  • リーダーシップ
  • 現場の安全管理
  • 工事の品質管理
  • 現場作業員とのコミュニケーション

まずは現場で働きながら、徐々にマネジメントスキルを身につけていきましょう。

スケジュール管理スキル

施工管理はスケジュール管理スキルも必要です。

期限内に工事を完了させなければいけないからです。

具体的には、以下のような工程表を使ってスケジュールを管理します。

工程表の種類

  • 横線式工程表(バーチャート)
  • 横線式工程表(ガントチャート)
  • 座標式(斜線式)工程表
  • 曲線式工程表(バナナ曲線)
  • ネットワーク式工程表

詳しくは、施工管理の工程管理とは|工程管理の手法や工程表の種類も解説にまとめています。

文系出身の施工管理がスキルアップする方法

考える男性
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どうすれば早くスキルアップできるの?

結論、以下を実施することで早くスキルアップできます。

スキルアップする方法

  • たくさんの実務経験を積む
  • 仕事の内容を勉強する
  • 工事の内容を把握する
  • わからないことは質問する
  • 施工管理のコミュニケーションスキルを身につける
  • 新人研修が充実している会社に転職する

ごく当たり前のことではありますが、1つ1つ実施していきましょう。

詳しい方法は、早く一人前の施工管理になるために必要な7つのこと【何年で一人前?】にまとめています。

前述のとおり、施工管理で年収アップやキャリアアップを狙うには、施工管理技士を取得するのがおすすめです。

施工管理技士には1級と2級があり、それぞれ必要な実務経験年数が違います。

1級を受験する際の、文系出身者の受験資格は以下のとおりです。

最終学歴卒業後に必要な実務経験年数
大卒4年6ヶ月以上
短大卒7年6ヶ月以上
高卒・専門卒11年6ヶ月以上
その他15年以上

2級は17歳以上であれば第一次検定を受験できます。

第二次検定の受験資格は以下のとおりです。

最終学歴卒業後に必要な実務経験年数
大卒1年6ヶ月以上
短大卒3年以上
高卒・専門卒4年6ヶ月以上
その他8年以上

細かい部分は、各施工管理技士によって受験資格が違います。

施工管理技士の受験資格については、施工管理技士試験の難易度や資格の種類!各試験の難しい順も解説を参考にどうぞ。

考える男性
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文系出身だし、施工管理のことをよく知らないから、転職に失敗しないか不安…
うっかりブラック企業に転職しちゃったらどうしよう…

施工管理の転職に失敗しないコツは、以下の9ステップです。

転職に失敗しないコツ

  1. 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
  2. 未経験者OKの求人情報に絞る
  3. 転勤の有無をチェックする
  4. 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
  5. 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
  6. ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
  7. 型に沿って志望動機を作る
  8. 型に沿って自己PRを作る
  9. 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく

詳細は、未経験から施工管理に転職するとき失敗しない9ステップ|不安を減らせるにまとめたので参考にしてみてください。

また、ホワイトに近い施工管理に転職するコツは、激務じゃないホワイトな施工管理で働くおすすめの方法27選に詳しくまとめています。

転職に失敗したくない人は読んでおきましょう。

応募する企業が求める人物像を調べる

求人に応募するときは、応募する企業が求める人物像を調べましょう。

求める人物像に寄せることで、採用されやすくなるからです。

例えば、応募する企業が「コミュニケーション能力が高い人」を求めているなら、あなたがコミュニケーションを活かしたエピソードを伝えるのがコツです。

求める人物像は求人情報に書かれていることが多いので、事前にチェックしておきましょう。

文系×未経験者の志望動機のコツ

考える男性
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文系ならではの志望動機のコツはある?

先ほどふれた「文系出身の施工管理に求められる8つのスキル」を活かしましょう。

文系出身の施工管理に求められるスキル

  1. 体力
  2. 交渉力
  3. 事務スキル
  4. 危機管理能力
  5. 臨機応変な対応力
  6. マルチタスクスキル
  7. マネジメントスキル
  8. スケジュール管理スキル

例文は以下のとおりです。

例文

私が貴社を志望する理由は、IT技術を活かした施工をしているからです。

学生時代、プログラマーと施工管理のどちらの道を進むかで迷い、結果的にITの世界での経験を積むことを選びました。

プログラマーとしてのキャリアを通じて、業務効率化を図るシステム開発に携わり、技術の応用力を高めました。

また、納期を厳守する環境で磨かれたスケジュール管理スキルは、施工管理の現場でもその能力を発揮できると自負しています。

これらの経験を貴社のプロジェクトに活かし、さらなる発展に寄与したいと考えております。

こんな感じで、文系に求められるスキルにふれるとアピールになって好印象です。

なお、未経験者の志望動機のコツは、施工管理が未経験の人の志望動機の作り方と例文【研修で会社を選ぶ】を参考にどうぞ。

研修制度が充実している会社に転職する

文系出身者が施工管理に転職する場合は、研修制度が充実している会社を選びましょう。

建設系の理系学科を卒業した人と比べて、知識が圧倒的に不足しているからです。

基礎がわからず現場に出てしまうと、パニックになってしまいます。

2ヶ月くらい研修がある会社だと安心でしょう。

給料や福利厚生も大切ですが、求人を選ぶときは研修制度を重視してください。

ワット・コンサルティングは60日の研修で基礎をしっかり学べる

くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでも文系×未経験で施工管理に転職したい人を募集しています。

ワット・コンサルティングでは、60日間の新人研修を実施しているため、しっかりと基礎を学んでから現場に出ることができます。

ちなみに、60日間の研修期間は業界トップクラスです。

現場でパニックになりたくない人は、転職先の候補として検討してみてください。

最後に、文系で施工管理に転職するときによくある質問に答えていきます。

施工管理の文系と理系の比率は?

正確な統計データはありませんが、文系2:理系8くらいと予測されます。

基本的には理系が多いですが、前述のとおり文系も採用されるので安心してください。

理系と比較したら文系は劣るのでは?

たしかに、建設系の理系学科を卒業した人に比べたら、最初は知識面で劣るかもしれません。

ですが、現場での経験はどちらも初めてなので対等です。

結果、勉強を継続しつつ、現場の経験を積んだ人がスペシャリストになっていきます。

そのため「文系が劣る」ということはありません。

文系だと施工管理の仕事はきつい?

文系も理系も、施工管理のきつい部分は同じです。

ちなみに、施工管理のきついところは以下のとおりです。

施工管理のきついところ

  1. 長時間労働の日もある
  2. 業務の範囲が広い
  3. 週休1日制の会社もある
  4. 工事のスケジュールが遅れると休みにくい
  5. 家に帰れないこともある
  6. 職人さんとのコミュニケーション
  7. 板挟みになることがある
  8. 理不尽なときもある
  9. トイレが汚い現場もある
  10. 暑い・寒い
  11. 転勤する会社もある
  12. 雑用が多い
  13. いまだに紙が多い
  14. 飲み会がある
  15. クレーム対応

詳しくは、施工管理(現場監督)のきついところ15選【大変じゃない働き方も解説】を参考にどうぞ。

文系女子は施工管理で活躍できる?

活躍できます。

事実、女性の施工管理はたくさんいます。

詳しくは、施工管理は未経験の女性でも始められる【施工管理サポートもあり】を参考にどうぞ。

文系出身から施工管理職を目指したきっかけは?

一例ですが、以下のようなきっかけがあるようです。

きっかけ

  • 建築に興味があったから
  • 友人に施工管理がいたから
  • モノづくりに興味があったから
  • 手に職をつけて稼ぎたかったから
  • テレビCMで施工管理を知って興味がわいたから

施工管理技士以外で取得した方がいい資格は?

専攻する施工管理にもよりますが、以下の資格がおすすめです。

おすすめの資格

  • 建築士
  • 構造設計一級建築士
  • 建築仕上げ改修施工管理技術者
  • マンション改修施工管理技術者
  • 防水施工管理技術者
  • 登録防水基幹技能者
  • 建築コンクリートブロック工事士
  • 免震部建築施工管理技術者
  • 建築CAD検定
  • 土木設計技士
  • 建設部門の技術士
  • 舗装施工管理技術者
  • コンクリート技士
  • プレストレストコンクリート技士
  • 鋼管杭施工管理士
  • のり面施工管理技術者
  • 空港工事施工管理技術者
  • 海上工事施工管理技術者
  • 解体工事施工技士
  • 電気工事士
  • 登録電気工事基幹技能者
  • 消防設備士
  • 給水装置工事主任技術者
  • 排水設備工事責任技術者
  • 登録配管基幹技能者
  • 登録ダクト基幹技能者
  • 下水道管路更生管理技士
  • 下水道管きょ更生施工管理技士
  • ガス主任技術者
  • ガス消費機器設置工事監督者
  • 配管技能士
  • 空調設備士
  • 造園技能士
  • 工事担任者
  • 電気通信主任技術者

詳しくは、現場監督の仕事に役立つおすすめ資格42選一覧【難易度も紹介】にまとめています。

文系×新卒でもゼネコンの施工管理に就職できる?

結論、文系×新卒でもゼネコンの施工管理に就職できます。

もちろん理系が優先ですが、文系も積極的に採用しているゼネコンがあるからです。

前述のとおり、施工管理は未経験でも始められるし、人材が足りていないため、文系出身者も採用・育成しているイメージです。

文系×未経験でゼネコンの施工管理に転職できる?

文系×未経験でゼネコンの施工管理の中途採用枠に転職するのは難しいです。

中途採用枠は、あくまで経験者を求めているから。

そのため、文系×未経験でいきなりゼネコンに転職するのは現実的ではありません。

経験を積んでいけば文系でもゼネコンの施工管理に転職できる?

文系でも施工管理で経験を積んでいけば、ゼネコンに転職できる可能性があります。

先ほどもふれましたが、以下のステップでゼネコンを目指しましょう。

ステップアップの手順

  1. まずは未経験OKの会社に転職する
  2. 実務経験を積んでいく
  3. 施工管理技士を取得する
  4. ゼネコンに転職する

まとめ【結論:文系でも施工管理に転職できる】

最後にもう一度、文系でも施工管理に就職・転職できる理由をまとめておきます。

文系が施工管理に就職・転職できる理由

  • 施工管理職が人手不足だから
  • 今後も需要が大きいから
  • コミュニケーション能力が必要な仕事だから
  • 外国人労働者が増えていて語学力が必要だから
  • 施工管理はそこまで学歴を求められないから
  • 建設の知識がない文系出身者は育てやすいから

そして、文系×未経験で施工管理に転職するとき失敗しないコツは、未経験から施工管理に転職するとき失敗しない9ステップ|不安を減らせるにまとめています。

くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでも文系×未経験で施工管理に転職したい人を募集しています。

ワット・コンサルティングの強みは以下の6つです。

ワット・コンサルティングの強み

  1. 定着率83.2%(業界平均は約70%)
  2. 未経験者の採用率80%
  3. 累計1500名の未経験者を育成
  4. 社会保険完備+資格取得奨励金あり
  5. 優良派遣事業者に認定されている(派遣事業者のうちわずか0.2%)
  6. 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)

特に新人研修に力を入れているため、しっかりと基礎を勉強してから働きたい人に合っていると思います。

転職活動の求人集めの参考にしてみてください。

あなたの転職活動の参考になればうれしいです!

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