
正直いまの会社はきついから転職したいけど、こんな理由で転職してもいいのかなぁ?
甘えじゃないかなぁ?
施工管理を長く続けるためにも、働きやすい会社に転職したいな。
あと、もし転職するならどうやって会社を選べばいいかも知りたいな。
こういった疑問に応える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- 施工管理の転職理由10選【みんなはどんな理由で転職してるのか?】
- 施工管理の転職先の選び方【目的によって転職先は変わります】
施工管理の人が、どんな理由で転職してるか気になりますよね?
こんな理由で転職していいのか?
自分の甘えなんじゃないか?
安易に転職したら、もっと状況が悪くなるんじゃないか?
など、もんもんと考えるものです。
みんながどんな理由で転職しているか解説するので、参考にしてみてください。
施工管理の転職理由10選【みんなはどんな理由で転職してるのか?】
施工管理の人の主な転職理由は、下記の10個です。
- 労働時間が長すぎるから
- 休みが少ないから
- 給料が安いから
- 人間関係が悪いから
- 転勤したくないから
- 会社が倒産したから
- 評価に不満があるから
- ミスマッチだったから
- 家庭の事情
- 他の職種へ転職するから
あなたが転職したい理由と同じものがあれば、あなたも転職していいことになります。
1つずつ解説しますね。
①労働時間が長すぎるから
労働時間が長すぎるという理由で、他の会社に転職する人は多いです。
具体的には、下記のような声があります。
- 体力がもたない
- 過労で体を壊した
- 眠たすぎる
- 残業が多すぎて、帰りが遅すぎる
- 残業のあとの資格の勉強はきつい
また、現場が遠い+残業で転職したい人もいます。
労働時間が短めの会社もあるので、そうしたところに転職すると良いでしょう。
ちなみに、今後は国の進める働き方改革で、残業時間に上限ができるようです。
詳しくは、施工管理は残業がつきもの【でも今後は働き方改革で減る予定】にまとめています。
②休みが少ないから
休みが少ないからという理由で、他の会社に転職する人も多いです。
具体的には、下記のような理由ですね。
- 家族と過ごす時間がほしい
- 子供が懐かない
- 体が休まらない
「今のまま仕事量で40代50代になったら体がもたないよ…」という人もいますね。
また、独身の施工管理は、休みがないことで出会いがなく結婚できない人もいます。
ある程度休みが取れる会社のあるので、そうした会社に転職しましょう。
施工管理が休日を増やす方法は、「施工管理は休みない!」という状態から抜け出す方法にまとめています。
③給料が安いから
給料が安いからという理由で、他の会社に転職する人も多いですね。
もらえる給料の額は高くても、「業務量と見合ってない」という理由で不満をもつ人も多いです。
みなし残業・固定残業代になっているため、働くほどサービス残業になりますからね。
今は施工管理が売り手市場なので、給料が見合わないという理由で転職しやすい時代です。
後述しますが、技術者派遣はサービス残業がないので、残業するほど稼げます。
また、大手ゼネコンに転職すると、給料が上がります。
④人間関係が悪いから
人間関係が悪いからという理由で、他の会社に転職する人も多いです。
具体的には、下記のような理由があります。
- 上司のパワハラ
- いじめ
- 職人さんとうまくいかない
- ワンマン社長
- 会社と施主と職人の板ばさみ
人間関係に悩みすぎて、うつ病になってしまう人もいます。
⑤転勤したくないから
転勤したくないからという理由で、他の会社に転職する施工管理もいます。
基本的に大手の会社ほど、転勤が増えます。
日本中や世界中に現場があるからですね。
転勤が多いと家族と会えなくなり、最悪の場合、離婚してしまう人もいます。
転勤がない会社もあるので、そうした会社に転職しましょう。
⑥会社が倒産したから
会社が倒産したからという理由で、他の会社に転職する人もいます。
東京オリンピックやリニア新幹線など建設需要は上がっていますが、儲かってるのは大手だけという現実もあります。
なので、小規模な会社では倒産が相次いでいます。
倒産したら転職せざるを得ないですね。
⑦評価に不満があるから
会社の評価に不満があるという理由で、他の会社に転職する人もいます。
例えば、下記のような理由があります。
- 上司がえこひいきをして、自分だけ昇格できない
- ボーナスの査定が、自分だけ低い
- 1つのミスがずっと評価を下げている
公正な評価制度の会社もあるので、そうした会社に転職しましょう。
⑧ミスマッチだったから
ミスマッチを理由に、転職する人もいます。
例えば、下記のような理由です。
- 思っていた仕事と違った
- 面接のとき聞いた話と違う
- やりたい仕事をやらせてもらえない
- 施工管理なのに肉体労働がある
未経験から施工管理にチャレンジした人も、ミスマッチを理由に転職する人は多いですね。
⑨家庭の事情
家庭の事情で、やむを得ず転職する人もいます。
例えば、下記のような事例があります。
- 親の介護が必要になった
- 奥さん、彼女に転職を勧められた
- 子供の進学の都合
家庭の事情によっては、施工管理自体を辞めてしまう人もいます。
⑩他の職種へ転職するから
施工管理を辞めて、他の職種に転職していく人もいます。
例えば、下記のような理由です。
- もっと休める業界がいい
- もっと残業が短い業界がいい
ただし、30代を過ぎてしまうと、他の職種への転職は困難です。
施工管理の転職先の選び方【目的によって転職先は変わります】
施工管理の転職のよくある失敗例は、
「前の会社と変わらないじゃん!」
「前の会社の方がよかった…、転職しなきゃよかった…」
など、転職しない方がよかったというケース。
転職に失敗しないように、事前に転職の方向性を知っておきましょう。
転職先の選び方を4つ解説するので、転職活動の参考にしてください。
とにかく給料を上げたいなら大手へ転職
とにかく稼ぎたいなら、できるだけ大手に転職しましょう。
やっぱり、大手ほど給料が高いからです。
例えば、下記などですね。
- ゼネコン
- 準大手ゼネコン
- 大手ハウスメーカー
ただし、大手になるほど忙しくなる傾向なので、ワークライフバランスを重視したいなら慎重に検討しましょう。
また、大手ほど転勤も多いです。
そしてもちろん、大手は誰でも転職できるわけではありません。
- 施工管理として、かなりスキルが高い
- 施工管理技士の資格(できれば1級)をもっている
などの条件がそろわないと、採用されません。
「大手に転職したいけど、まだ無理っぽい…」という人は、経験を積んで、施工管理技士を取得しましょう。
ちなみに、施工管理技士の資格については、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度を参考にどうぞ。
できるだけホワイトな環境で働く3つの方法
ブラック企業じゃなく、できるだけホワイトな環境で働く方法は、下記の3つです。
- 地方で働く
- 規模の小さい現場で働く
- 技術者派遣で働く
この3つであれば、比較的ホワイトな環境で働けます。
くわしい解説は、施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法にまとめてます。
また、弊社メルマガでも「ブラックじゃない優良求人」を配信してます。
メルマガ会員しか見れない掘り出し物求人もあるので、転職に失敗したくない人は念のためメルマガ登録をどうぞ。
※無料です。
サービス残業をなくして残業代をきちんともらうなら技術者派遣
前述の通り、サービス残業したくないなら、技術者派遣で働きましょう。
技術者派遣は、残業代100%支給だからです。
例えば、下記のような人は技術者派遣への転職を検討しましょう。
- サービス残業が長すぎて、実質の時給がアルバイト並み
- 残業するほど損
ちなみに「派遣」といっても、アルバイトじゃなく正社員です。
技術者派遣の会社の正社員として採用されて、働くのは別の会社の現場という意味です。
施工管理の技術者派遣については、施工管理の派遣で働くメリットは?にまとめています。
転職する前に離職率が高い会社を見分ける方法
離職率が高い会社には注意しましょう。
何か働きにくい理由があって、離職率が高いからです。
転職する前に離職率を調べておくと、安心です。
できるだけ、離職率が低い会社だと長く働ける可能性が高いです。
事前に離職率を調べる方法は、施工管理や建設業の離職率は?ブラックな職場を回避する方法にまとめています。
まとめ【施工管理の主な転職理由は10個】
この記事をまとめます。
- 施工管理の主な転職理由10個【当てはまればあなたも転職していい】
- 施工管理の転職先の選び方は目的によって変わる

こんな理由で転職してもいいのかなぁ?
自分の甘えじゃないかなぁ?
施工管理を長く続けるためにも、働きやすい会社に転職したいな。
安易に転職して、もっと状況が悪くなるのは嫌だなぁ…
どうやって転職先を選べばいいか知りたい。
というあなたの参考になればうれしいです。
本気で転職したいなら、さっそく転職活動を始めてみましょう。
行動すれば人生は変わりますよ。
求人って流動的なので、あなたに合う求人が来週にはなくなってることもあります。
今の会社から抜けだせて、あなたに合う会社に転職する機会を失うので、人生単位の損失かと。
「転職して良かった」と思うためにも、とりあえず求人情報の収集など、できることから今日始めてみると良いですよ。
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ちなみにもし転職するなら、施工管理(現場監督)の転職先の会社選びのコツ【転職活動方法も解説】も参考にどうぞ。
- あなたに合う会社の探し方
- ブラック企業を避ける方法
- 転職活動の方法
などを解説しています。
うっかりブラック企業に転職しないように、転職活動を始める前に読んでおくと無難かと。
あなたの転職の参考になればうれしいです。