土木施工管理がきつい理由9選|できるだけキツくない会社の選び方

土木施工管理のきついところ5選【できるだけキツくない会社の選び方】
考える男性
考える男性
土木施工管理って、きついのかな…?

未経験から転職を考えてるんだけど、ググると「きつい」って出てくるから、やっぱきついのかな…?

僕にやっていけるだろうか…?

きついところだけじゃなくて、やりがいも知りたいな。

あと、できるだけキツくない会社を選ぶ方法も知りたい。

こういった疑問や不安に応える記事です。

この記事でわかることは下記のとおり。

この記事でわかること

  • 土木施工管理がきつい・辛い理由9選
  • 土木施工管理のやりがい7選
  • 土木施工管理に向いている人・向いてない人の違い
  • できるだけキツくない土木施工管理で働く方法
  • 土木施工管理のきつさを軽減する方法

私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。

未経験から施工管理になりたい人を募集しています。

施工管理にはいくつか種類がありますが、特に土木はきついと言われることがあります。

この記事は、土木施工管理のきつい部分をまとめてみました。

ただ、もちろんきつい部分だけでなく、やりがいもあるので知っておきましょう。

できるだけキツくない会社を選ぶ方法も解説するので、今回の転職に失敗したくない人は最後まで読んでみてください!

この記事の監修者

株式会社ワット・コンサルティング

施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。

  • 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
  • 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
  • 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号

目次

まず基礎知識として、土木施工管理の仕事内容を解説します。

土木施工管理の仕事内容

  • 施工計画の作成【工事の段取りを決める】
  • 工程管理【工事のスケジュール管理】
  • 安全管理【事故がないように対策する】
  • 原価管理【会社の利益が出るようにする】
  • 品質管理【良い建設物を造る】
  • 出来形管理【お客様満足を高める】
  • 行政への申請書類の作成
  • 設計など事務作業
  • 現場の写真撮影
  • 近隣への挨拶
  • 現場の清掃
  • その他トラブル対応や緊急対応

詳しくは、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説|未経験者向けにまとめています。

土木施工管理がきつい・辛い理由9選

土木施工管理のきついところ5選

結論、土木施工管理のきついところは下記の9つです。

きついところ

  1. 暑い・寒い
  2. 天候に左右されて工期ギリギリで忙しくなる
  3. なんだかんだで土木作業があり肉体的にきつい
  4. 公共工事は書類が多くて大変
  5. 荒っぽい人もいる
  6. 服が汚れやすく足場も悪い
  7. 転勤・出張することがある
  8. 業者・発注者・職人に挟まれて大変
  9. 責任が重い

1つずつ解説しますね。

①暑い・寒い

土木の仕事は、外で働くから。

真夏だろうが真冬だろうが、空調のないところで働きます。

例えば、内装工事なら真夏の直射日光をさえぎれますが、土木はモロです。

施工管理といえども現場の巡回があるので、真夏or真冬の外作業は多いですね。

②天候に左右されて工期ギリギリで忙しくなる

いくら天気が悪くても、期限は守らないといけないからです。

土木工事は屋根がないので、どうしても天候に左右されがち。

でも、天候を言い訳にすることはできません。

結果、天候でスケジュールが押して休日返上で働くこともあり、きついと言われることがあります。

③なんだかんだで土木作業があり、肉体的にきつい

これはすべての現場ではないのですが、まれに施工管理も土木作業することがあります。

理由は、人が足りないときがあるから。

土木作業員さんに混じって重いものを運んだりした後に、事務所で事務作業の現場もあるのでなかなか大変です。

土木施工管理なんやけど、やっとることはほぼ現場の作業やし体力的になかなかきつい😭

— まろにー@№9 (@maronemusi) July 4, 2017

④公共工事は書類が多くて大変

どうしても国や自治体は、書類主義だからです。

土木工事=道路やトンネルと造ることが多く、発注者や国や自治体になりがち。

例えば、工事の変更を申請するのにも、書類をいくつか用意しないといけません。

民間の工事よりも手続きが多いのが難点です。

⑤荒っぽい人もいる

土木業界の特徴でもあるのですが、土木作業員さんは荒っぽい人もいるんです。

体育会系の人なら慣れているでしょうが、慣れてない人だと「怒られてる」と勘違いしてしまうことも。

決して怒っているわけではなく、ちょっと口調が強いだけで優しい人も多いんですけどね、、、

この辺は慣れが必要かと。

⑥服が汚れやすく足場も悪い

現場によりますが、土木の現場は服が汚れやすいです。

これで服が汚れる

  • ホコリなど

足場も悪いことが多いため、靴も汚れがちです。

また、汚れた状態でトイレを使うので、トイレも汚れてしまうことがあります。

気にならない人は良いですが、こうした汚れを気にする人にはちょっときついかもしれません。

⑦転勤・出張することがある

会社によりますが、転勤・出張が多いこともあります。

特に大手の土木会社だと全国に現場があるため、現場が終わるたびに移動することもあるでしょう。

転勤・出張したくない人は、きついと感じることがあります。

ちなみに、転勤・出張なしで働く方法は以下の2つです。

転勤・出張なしで働く方法

  • 地域密着の中小企業に転職する
  • 技術者派遣でエリアを限定してもらう

詳しくは、施工管理が転勤や出張なしで働く2つの方法【5つのデメリットあり】にまとめています。

⑧業者・発注者・職人に挟まれて大変

土木工事は多くの業者と仕事を行うため、さまざまな要望を言われることがあります。

また、発注者からも要望を聞くため、間に挟まれる立場です。

さらに「こうしてほしい」という要求を職人さんに伝えるわけですが、コミュニケーションがうまくいかないと要求になかなか答えてくれないこともあります。

このように、土木施工管理はさまざまな人に挟まれることがあり、きついと感じることがあります。

⑨責任が重い

土木工事はすべての工事の起点になる工事です。

土木工事が終わらないと建築や設備の工事に移れません。

起点となる土木工事でミスがあると、その後の建築工事や設備工事にも影響してしまいます。

そのため、土木施工管理は責任が重い仕事といえるでしょう。

重い責任をプレッシャーに感じて「きつい」と思う人もいます。

その他、施工管理に共通するきつさは一緒

他のきつい部分は、建築や電気工事などの施工管理と一緒です。

具体的には下記のとおり。

きついところ

  1. 長時間労働
  2. 業務の範囲が広い
  3. 週休1日の会社が多い
  4. 遠方だと家に帰れないことがある
  5. 施主と職人さんの板挟み
  6. いまだに紙が多い
  7. 飲み会が多い

詳しくは、施工管理(現場監督)のきついところ15選【きつくない働き方も解説】にまとめてます。

今後は土木施工管理のきつさは軽減していく|働き方改革

たしかに土木施工管理はきつい部分がありますが、今後はきつさが軽減していくと予想されます。

国が主導で、建設業界の働き方改革を進めているから。

働き方改革の内容は以下のとおりです。

働き方改革の内容

  • 時間外労働の上限規制
  • 週休2日の導入
  • ICT・IoTの導入促進
  • 月60時間長野残業代の割増賃金率引き上げ
  • 年5日間の年次有給休暇の義務化
  • 受発注者ともに適正な工期を設定する

特に土木は公共工事が多いため、発注者である国や行政が働き方改革を進めている以上、ムリな工事は減っていくでしょう。

そのため、今後は土木施工管理のきつさが軽減していくと思われます。

土木施工管理のやりがい5選【きついばかりじゃない】
考える男性
考える男性
ちなみに、きつい部分だけじゃなくて、やりがいは何なの?

土木施工管理のやりがいは、下記の7つです。

やりがい

  1. 公共性が高い
  2. 社会の役に立っていると実感しやすい
  3. 食いっぱぐれがない
  4. 経験を積んで資格を取ればけっこう稼げる
  5. 転職も有利
  6. 職人さんと信頼関係ができるとうれしい
  7. 土木は将来性がある

こちらも1つずつ解説しますね。

①公共性が高い

土木は公共性が高いですね。

道路やトンネルを作ることが多いから。

建築物よりも「みんなが使う率」が高いので、とても公共性が高いです。

「みんなが使ってるあのトンネルは、俺たちが掘ったんだ」と思えるのは、なかなかのやりがいですよ。

②社会の役に立っていると実感しやすい

公共工事が多いからです。

例えば、震災の復興工事もまずは土木からです。

まずは地盤を直したり、道路を直さないと他を直せませんからね。

地面はみんなが使うので、社会の役に立ってる実感は強いです。

③食いっぱぐれがない

土木工事は絶対になくならないからです。

そもそも、建物を建てるのも、内装工事をするのも、電気工事をするのも、すべては土木工事がないと成り立ちません。

建築物は地面の上に建つしかないので、土木工事が一番重要。

ということで、土木施工管理の経験を積むと、食いっぱぐれはないですね。

④経験を積んで資格を取ればけっこう稼げる

土木施工管理は経験を積んで資格も取得すれば、けっこう稼げます。

中には年収1000万円以上を稼ぐ人もいます。

資格は「土木施工管理技士」がおすすめです。

土木施工管理の知識・スキルを証明できる国家資格で、資格手当や昇給などで年収アップできます。

土木施工管理技士とは

土木施工管理技士を取得すると「主任技術者」「監理技術者」という、現場に配置が必要な責任者になれます。

要件

  • 主任技術者:下請に出す工事の総額が4500万円未満、建築一式工事の総額が7000万円未満の工事を担当できる
  • 監理技術者:下請に出す工事の総額が4500万円以上、建築一式工事の総額が7000万円以上の工事を担当できる

そもそも主任技術者・監理技術者がいないと土木工事を受注できないため、主任技術者・監理技術者になれる土木施工管理技士は重宝されて、年収アップしやすいです。

ただし、土木施工管理技士を取得するには実務経験が必要です。

未経験者さんはまず転職して、実務経験を積んでいけばOKです。

土木施工管理技士については以下の記事にまとめたので、参考にどうぞ。

⑤転職も有利

土木施工管理は不足しているため、転職も有利になります。

不足している理由は以下のとおりです。

不足している理由

  • リーマンショックで人材が減ったから
  • ベテラン施工管理が引退しているから

参考:施工管理が人手不足の3つの理由【ホワイト企業は離職率が高くない】

先ほど解説した土木施工管理技士があると、現場に配置が必要な主任技術者・監理技術者になれるため、どの会社も採用したがっています。

特に1級土木施工管理技士を取得していると、大手ゼネコンに転職することもできます。

手に職をつけて、転職を有利にしたい人にも土木施工管理はおすすめです。

⑥職人さんと信頼関係ができるとうれしい

土木施工管理は、現場で多くの職人さんと仕事をします。

中には厳しい職人さんもいますが、厳しい職人さんと信頼関係ができると大きなやりがいを感じます。

別の現場で再開したときにスムーズに仕事ができるのもメリットです。

⑦土木は将来性がある

土木は将来性がある業界です。

将来性がある理由

  • 日本は災害があり復興工事が続くから
  • 道路や橋梁など継続的に補修工事が必要
  • そもそも土木がないと人が生きていけないから

今後も長く安定して稼げるのは、大きなやりがいです。

公務員や独立などキャリアの選択肢がある

ちなみに、土木施工管理はキャリアの選択肢が広がっていく仕事です。

キャリアの選択肢

  • 土木系の公務員に転職
  • 土木施工管理技士と技術士を取得して独立

公共工事は土木工事が多いため、経験を積んでから公務員に転職することも可能です。

詳しくは、施工管理から公務員に転職できる【民間→公務員のデメリットも解説】にまとめています。

また、土木施工管理技士と技術士を取得してコンサルタントとして独立する人もいます。

技術士とは、「科学技術に関する高度な知識と応用能力及び技術者倫理を備えている有能な技術者」を証明できる国家資格です。

技術士については、建設部門の技術士の合格率や難易度【おすすめの勉強方法も紹介します】にまとめています。

キャリアの選択肢を広げたい人にも、土木施工管理はおすすめです。

土木施工管理はスケジュールに余裕があることも…

あくまで現場によりますが、土木施工管理は余裕のあるスケジュールで工事を進めることもできます。

理由は、土木工事が終わらないと建築や電気の工事ができないから。

例えばビルを造る場合は、まず土地の工事から始めます。

土木は工事の最初なので、期限に追われにくく余裕をもって工事を進められるケースもあります。

もちろん、土木工事自体の期限はありますが、土木は天候にも左右されやすいため、現場によっては余裕のあるスケジュールが組まれています。

土木はAI建機やドローンの活用が進んでいる

土木業界はAIを使った建設機械や、測量にドローンが使われ始めており、どんどん仕事がしやすくなっています。

今後もAIやドローンを使ったツールが増えていくため、さらに働きやすくなっていくでしょう。

詳細は、ICTが建設業界で進んでます【機械の事例やメリットと課題も解説】にまとめています。

考える男性
考える男性
土木施工管理のきつい部分とやりがいはわかったけど、そもそも僕は施工管理に向いてるのかな?

まず、土木施工管理に向いている人の特徴は以下のとおりです。

該当するものが多いほど、あなたは土木施工管理に向いています。

向いている人の特徴

  1. コミュニケーション能力がある
  2. リーダーシップがある
  3. チームワークを活かせる
  4. マネジメント能力がある
  5. スケジュール調整能力がある
  6. リスク管理できる
  7. 体力がある
  8. 臨機応変に対応できる
  9. マルチタスクができる
  10. 交渉力がある
  11. 気配りができる
  12. 細かいことに気がつく
  13. 元気よく話せる、元気よくあいさつと返事ができる
  14. 年上に好かれる・かわいがられる
  15. 初対面の人と仲良くできる
  16. 説明がわかりやすい
  17. 自分の意見を言える
  18. 仕事が丁寧
  19. 整理整頓できる
  20. 細かい仕事ができる
  21. 算数ができる
  22. 勉強し続けられる
  23. 体育会系
  24. メンタルが強め
  25. 理不尽なことや嫌なことがあってもすぐ立ち直れる
  26. 健康体
  27. タバコの煙に抵抗がない
  28. お酒が飲める
  29. 建設やモノづくりが好き
  30. 向上心・チャレンジ精神がある

一方、土木施工管理に向いていない人の特徴は以下のとおりです。

向いていない人の特徴

  1. コミュニケーション能力がまったくない
  2. リーダーシップがまったくない
  3. チームワークをまったく活かせない
  4. マネジメント力がまったくない
  5. スケジュール管理がまったくできない
  6. リスクの感覚がまったくない
  7. 想定外のことが起きるとパニックになる
  8. マルチタスクがまったくできない
  9. 交渉力がまったくない
  10. 気配りができず、空気が読めない
  11. 細かいことにまったく気づけない
  12. まったく元気がない
  13. 年上に嫌われる
  14. 初対面の人とまったく話せない
  15. 説明がすごくわかりにくい
  16. 自分の意見をまったく言えない
  17. 仕事が雑
  18. まったく整理整頓できない
  19. 細かい仕事はまったくできない
  20. 算数がものすごく苦手
  21. 一切勉強したくない
  22. 体力がまったくない
  23. 体育会系の人は拒否反応がでる
  24. メンタルがすごく弱い
  25. 理不尽なことや嫌なことは一切たえられない
  26. 健康に問題がある
  27. タバコの煙をすうと体調が崩れる
  28. お酒の匂いをかぐのもダメ
  29. 建設やモノづくりにまったく興味がない
  30. 向上心やチャレンジ精神がまったくない

詳しくは、施工管理に向いている人の特徴31選|向いてない人の特徴も解説にまとめたので、適職診断の参考にしてみてください。

できるだけキツくない土木施工管理で働く方法
考える男性
考える男性
土木施工管理で働いてみたいけど、やっぱりあんまりキツくない会社がいいな。

どうすれば、あんまりキツくない会社を見つけられるかな?

結論、以下をチェックしながら転職先を絞っていきましょう。

チェックするポイント

  • 研修制度が充実している会社を選ぶ
  • 定着率をチェックする
  • 休日数をチェックする
  • 残業時間をチェックする
  • 公共工事が多い会社を選ぶ
  • 経営事項審査の点数が高い会社を選ぶ
  • ITシステムを導入しているかチェック

1つずつ解説していきます。

※未経験からの転職に失敗しないコツは、未経験でも施工管理に転職できる!転職に失敗しない9ステップにまとめたので、こちらも参考にしてみてください。

研修制度が充実している会社を選ぶ

研修制度が充実している会社を選びましょう。

きちんと基礎を勉強しないと、現場で何をすればいいかわからずきついから。

できれば2ヶ月くらいの新人研修がある会社がおすすめです。

冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングでも、未経験から土木施工管理に転職したい人を募集しています。

ワット・コンサルティングの新人研修は60日間で、業界トップクラスの長さです。

考える男性
考える男性

きちんと基礎を勉強してから働きたいな…

という人に合っていると思います。

転職先の候補の1つとして検討してみてください。

定着率をチェックする

会社の定着率もチェックしましょう。

定着率が低い=離職率が高いという意味なので、きついかもしれません。

会社によりますが、定着率はホームページに記載されていることが多いです。

ちなみに、私たちワット・コンサルティングの定着率は83.2%で業界トップクラスです。

※業界平均は70%

休日数をチェックする

年間休日数もチェックしましょう。

あまりに休日数が少ない会社は、きつい可能性があります。

できれば年間休日が120日以上あるのが望ましいです。

ちなみに、私たちワット・コンサルティングの年間休日数は125日です。

きちんと休みもほしい人は、求人の参考にしてみてください。

残業時間をチェックする

残業時間もチェックしましょう。

あまりに残業が長い会社だと「きつい」と感じます。

残業時間もホームページに記載されています。

ちなみに、私たちワット・コンサルティングの平均残業時間は月35.3時間です。

ワークライフバランスを保ちたい人は、参考に求人情報を見てみてください。

公共工事が多い会社を選ぶ

前述のとおり、国や行政が発注者になる公共工事は、働き方改革を意識しているため残業が少なく、きちんと休める傾向だからです。

応募する企業のホームページの「施工実績」をチェックして、公共工事をたくさん受注しているかチェックしましょう。

経営事項審査の点数が高い会社を選ぶ

経営事項審査」とは、建設会社の経営状況などを数値化したものです。

点数が高いほど公共工事を請けやすいため、前述のとおり働き方改革が実施されている可能性があります。

経営事項審査は、一般財団法人建設業情報管理センターのサイトでチェックできます。

ITシステムを導入しているかチェック

ITシステムを積極的に導入している会社は、業務効率化が進んでおり働きやすいからです。

企業のホームページにITシステムの導入実績が掲載されていることが多いです。

ちなみに、建設系のITシステムやアプリについては、【無料あり】施工管理におすすめアプリ9選【比較表あり、厳選した】を参考にどうぞ。

できるだけホワイトな環境で働く方法

ちなみに、できるだけホワイトな環境で働くコツは下記のとおり。

ホワイトな環境で働くコツ

  • 定着率が高い建設会社を選ぶ
  • ITツールを積極的に導入している会社を選ぶ
  • 施工管理の技術者派遣会社で働く
  • 国土交通省が推進する働き方改革を行う会社を選ぶ
  • 公共工事が多い会社を選ぶ
  • 経営事項審査の点数が高い会社を選ぶ
  • 元請け工事が多い会社を選ぶ
  • 工期に余裕がある会社を選ぶ
  • 営業力が強い会社を探す
  • 規模の小さい現場がある会社で働く
  • 地場の中小企業の施工管理で働く
  • 現場の相談ができる会社を選ぶ
  • 女性や外国人を採用している会社を選ぶ
  • 口コミサイトを確認する
  • 残業時間が短い会社を選ぶ
  • みなし残業時間を確認する
  • 年間休日数と有給消化率を見る
  • 抽象的な求人情報に注意する
  • 求人票でわからなかったことを面接で聞く
  • 応募企業で現職で働く人に話を聞く

これでホワイトに近づきます。

もちろん忙しいときはあるので完全なホワイトは難しいですが、許容範囲内の働き方ができるかと。

詳しくは、激務じゃないホワイトな施工管理で働く方法17選にまとめたので参考にどうぞ。

ワット・コンサルティングは定着率83.2%|未経験者を募集中

冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングでも、未経験から施工管理になりたい人を募集しています。

ワット・コンサルティングの強みは下記の6つ。

強み

  • 定着率83.2%(業界平均は約70%)
  • 未経験者の採用率80%
  • 累計1500名の未経験者を育成
  • 優良派遣事業者に認定されている
  • 社会保険完備+資格取得奨励金あり
  • 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)

「長く働ける会社がいい」「しっかり基礎を学んでから働きたい」という人には合ってると思います。

転職活動の情報収集に活用してみてください。

考える男性
考える男性

実際に転職すると、きついことがあるんだろうなぁ…
きつさを軽減するにはどうすればいいの?

土木施工管理のきつさを軽減する主な方法は、以下の3つです。

きつさを軽減する方法

  1. 休んでリフレッシュする
  2. 土木施工管理の知識を深める
  3. あまりキツくない会社に転職する

転職後のイメージのために、1つずつ解説していきます。

休んでリフレッシュする

あまりにきつい場合は、まず休みましょう。

無理して働くと、事故を起こす危険もあります。

基本的なことではありますが、しっかり休んで心身を整えましょう。

土木施工管理の知識を深める

「仕事がきつい」と感じる理由の1つが「知識不足」です。

どうすればいいかわかれば問題解決が早いので、きつさが軽減します。

以下のように知識を深めていきましょう。

知識を深める方法

  • メモをとる
  • わからないことは先輩に聞く
  • 1日の終わりに知識を復習する

こちらは、早く一人前の施工管理になるために必要な7つのこと【何年で一人前?】にまとめています。

あまりキツくない会社に転職する

どうしてもきつい場合は、あまりキツくない会社に転職しましょう。

探せばもう少し働きやすい会社が見つかることもあります。

土木施工管理で経験を積んでいれば、他の会社にも転職しやすいです。

あまりにきつい場合は、転職活動を始めてみてください。

最後に、土木施工管理についてよくある質問に答えていきます。

「土木施工管理はやめとけ」ってホント?

ネットを見ると「土木施工管理はやめとけ」という声があります。

理由は、この記事でお伝えしたようなきつい部分があるから。

きついといころ

  • 暑い・寒い
  • 天候に左右されて工期ギリギリで忙しくなる
  • なんだかんだで土木作業があり肉体的にきつい
  • 公共工事は書類が多くて大変
  • 荒っぽい人もいる
  • 服が汚れやすく足場も悪い

ただし、どんな仕事でもきつい部分はあるものです。

きつい部分も理解した上で、転職するか検討しましょう。

土木施工管理技士で年収1000万円は可能?

可能です。

ただし、以下のような条件に多く当てはまる必要があります。

年収1000万円の条件

  • 大手企業で働く
  • 工事規模が大きい会社で働く
  • 1級土木施工管理技士を取得する
  • 経験値が高い
  • 年齢が高い
  • 役職が高い
  • 現場を掛け持ちしている
  • 勤務地が都市部や海外
  • 残業時間が長い

詳しくは、年収1000万円の現場監督9つの条件|給料アップする3つのコツにまとめています。

一級土木施工管理技士を取得すれば引く手あまたですか?

引く手あまたです。理由は前述のとおりです。

理由

  • 土木施工管理が不足しているから
  • 一級土木施工管理技士は監理技術者になれるから

くりかえしですが、土木施工管理技士は実務経験がないと取得できません。

まずは土木施工管理に転職して、実務経験を積んでいきましょう。

一級土木施工管理技士の資格手当の相場は?

あくまで会社によりますが、1〜2万円/月が相場です。

年収アップしたい人も、いずれ一級土木施工管理技士を取得しましょう。

参考:1級土木施工管理技士の合格率や過去問から見る難易度

1級と2級土木施工管理技士の年収相場は?

こちらも会社・経験値・残業時間によって左右されますが、年収相場は以下のとおりです。

年収相場

  • 1級:550万円
  • 2級:450万円

くりかえしですが、大手に勤めている人だと年収1000万円を超えることもあります。

1級と2級土木施工管理技士の合格率や難易度は?

合格率と難易度は以下のとおりです。

合格率難易度
1級約20%★★★
2級約25%★★☆

詳しくは以下の記事にまとめています。

2級土木施工管理技士の受験資格は?

施工管理技士試験には第一次検定と第二次検定があります。

第一次検定は17歳以上であれば受験できます。

第二次検定の受験資格は以下のとおりです。

※スマホを横にすると見やすいです。

最終学歴土木施工の実務経験年数
指定学科指定学科以外
大卒、専門卒(高度専門士)卒業後1年以上卒業後1年6ヶ月以上
短大卒、高専卒、専門卒(専門士)卒業後2年以上卒業後3年以上
高卒、中等教育学校卒、専門卒(高度専門士・専門士以外)卒業後3年以上卒業後4年6ヶ月以上
その他8年以上

参考:一般財団法人全国建設研修センター

こちらも、2級土木施工管理技士の難易度!合格率や過去問から分析してみたにまとめています。

2級土木施工管理技士はどんな問題が出るの?

2級土木施工管理技士には以下の3種類があります。

2級土木施工管理技士の種類

  • 土木
  • 鋼構造物塗装
  • 薬液注入

それぞれの試験科目は以下のとおり。

 第一次検定第二次検定
土木土木工学等

施工管理法

法規

施工管理法
鋼構造物塗装土木工学等

鋼構造物塗装施工管理法

法規

鋼構造物塗装施工管理法
薬液注入土木工学等

薬液注入施工管理法

法規

薬液注入施工管理法

こちらも、2級土木施工管理技士の難易度!合格率や過去問から分析してみたを参考にどうぞ。

土木施工管理以外の施工管理のきついところは?

以下のとおりです。

施工管理の種類きついところ
建築施工管理暑い・寒い
高所があり危険
業務範囲が広い
関係する業者が多く連絡が大変
電気工事施工管理工期が迫れば悪天候でも仕事
工事の後ろの方なのでスケジュールがきつい
他の業者に邪魔者あつかいされることアリ
造園施工管理夏・冬がきつい
虫が苦手だときつい
花粉症の人にはきつい
天候に左右されて忙しいことアリ
雨や雪でも作業することアリ
小規模な現場だと施工管理も肉体労働することアリ
管工事施工管理体力的にきつい
間に挟まれる人間関係
土木と建築の影響を受けやすい
仕事をしながら資格の勉強をするのが大変
電気通信工事施工管理スケジュールに余裕がないことがある
夜遅くまで作業が続くこともある
急なトラブルが起きることがある
空調設備施工管理暑い・寒い
勤務が不規則
夜間作業もある
覚えることが多い
資格の勉強が大変
スピードを求められる
内装施工管理夜間工事がある
工事の項目が多いので大変
土木と建築の遅れの影響を受けて残業することがある
消防設備施工管理責任が大きい
継続的に勉強しなければいけない
短期間で工事を進めなければいけない
リフォーム施工管理現場のかけもちがある
店舗やオフィスは夜間工事あり
スピーディーに工事しないといけない
クレームが多い
ハウスメーカー施工管理現場はかけもち
トラブルに対応しないといけない
職人さんとの信頼関係の維持が大変
プラント施工管理残業が多い
責任が重い
勉強することが多い
日本と海外の違いが大変

土木施工管理以外の施工管理については、施工管理(現場監督)の16種類の職種を解説にまとめています。

施工管理の種類をきつい順に並べると?

きつさは相対的ですし、現場にもよるので一概に言えません。

あくまで一例ですが、以下の順できついと言われることもあります。

きつい順

  • 建築
  • 電気
  • 土木
  • 造園

詳しくは、施工管理を楽な順に並べてみた【結論:楽な仕事じゃないけどね】にまとめたので参考にどうぞ。

土木施工管理技士の求人はどこで見つかりますか?

以下で見つかります。

求人の見つけ方

  • 転職サイト
  • ハローワーク
  • 転職エージェント

詳しくは、未経験から施工管理に転職するとき失敗しない9ステップ|不安を減らせるを参考にしてみてください。

くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から土木施工管理に転職したい人を募集しています。

ワット・コンサルティングの強みは以下の6つです。

強み

  • 定着率83.2%(業界平均は約70%)
  • 未経験者の採用率80%
  • 累計1500名の未経験者を育成
  • 社会保険完備+資格取得奨励金あり
  • 優良派遣事業者に認定されている(派遣事業者のうちわずか0.2%)
  • 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)

転職活動の参考にしてみてください。

まとめ【土木施工管理はきついけど、働きやすい環境で働ける】

最後にもう一度、土木施工管理のきつい部分をまとめておきます。

きついところ

  1. 暑い・寒い
  2. 天候に左右されて工期ギリギリで忙しくなる
  3. なんだかんだで土木作業があり肉体的にきつい
  4. 公共工事は書類が多くて大変
  5. 荒っぽい人もいる
  6. 服が汚れやすく足場も悪い
  7. 転勤・出張することがある

たしかにきつい部分もありますが、以下のやりがいもあります。

やりがい

  • 公共性が高い
  • 社会の役に立っていると実感しやすい
  • 食いっぱぐれがない
  • 経験を積んで資格を取ればけっこう稼げる
  • 転職も有利
  • 職人さんと信頼関係ができるとうれしい
  • 土木は将来性がある

きつい部分とやりがいを理解した上で、転職を検討してみてください。

未経験から土木施工管理に転職するとき、失敗しないコツは以下のとおりです。

転職に失敗しないコツ

  1. 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
  2. 未経験者OKの求人情報に絞る
  3. 転勤の有無をチェックする
  4. 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
  5. 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
  6. ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
  7. 型に沿って志望動機を作る
  8. 型に沿って自己PRを作る
  9. 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく

詳しくは、未経験で施工管理に転職するとき失敗しない9ステップにまとめたので、参考にしてみてください。

また、私たちワット・コンサルティングでも未経験から土木施工管理に転職したい人を募集しています。

くりかえしですが、ワット・コンサルティングの強みは以下のとおりです。

強み

  • 定着率83.2%(業界平均は約70%)
  • 未経験者の採用率80%
  • 年間休日は125日
  • 平均残業時間は月35.3時間
  • 累計1500名の未経験者を育成
  • 社会保険完備+資格取得奨励金あり
  • 優良派遣事業者に認定されている(派遣事業者のうちわずか0.2%)
  • 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)

転職先の候補に加えてみてください。

あなたの転職活動の参考になればうれしいです!

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