現場監督(施工管理)1年目の新人の仕事内容11選|放置される理由

現場監督(施工管理)1年目の新人の仕事内容9選【未経験者は研修が命】
考える男性
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現場監督(施工管理)の新人って、どんな仕事をするの?

放置されるって本当?

未経験から転職するときに、失敗しないコツは?

こういった疑問や不安に応える記事です。

この記事の内容は下記のとおり。

この記事でわかること

  • 現場監督(施工管理)の1年目の新人の仕事内容11選
  • 新人の施工管理のきついところ
  • 新人の施工管理が放置される理由
  • 新人の施工管理が早く仕事を覚えるコツ
  • 未経験者がスムーズに施工管理の仕事を始める方法

私たち「ワット・コンサルティング」は、現場監督(施工管理)の技術者派遣の会社です。

未経験で現場監督になりたい人を募集しています。

この記事では、新人の施工管理(現場監督)の仕事内容を解説します。

きついところや、放置されても行動するコツもまとめたので、参考にしてみてください。

早く仕事を覚えるコツもわかるので、施工管理への転職に失敗したくない人は、実践していきましょう。

この記事の監修者

株式会社ワット・コンサルティング

施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。

  • 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
  • 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
  • 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号

目次

現場監督(施工管理)の1年目の新人の仕事内容9選
考える男性
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新人の施工管理って、どんな仕事をするの?

新人だから暇なこともあるの?

現場監督(施工管理)の1年目の新人の主な仕事内容は、下記の11個です。

新人施工管理の仕事内容

  1. 現場の掃除
  2. 安全管理
  3. 現場の写真撮影
  4. 飲み物の準備
  5. 朝礼の準備
  6. 朝礼で当日の作業内容や注意事項の説明
  7. 職人さんの手伝い
  8. 事務作業
  9. とにかく質問して仕事を覚える
  10. 工事現場の準備
  11. 先輩施工管理の手伝い

現場によりますが、暇ではないと思っておきましょう。

ベテランの現場監督になると、下記のような仕事をします。

  • 施工計画の作成
  • 工程管理
  • 原価管理
  • 品質管理
  • 行政への申請
  • 設計業務

ただし、当たり前ですが、新人さんは知識がないので上記のような仕事ができません。

新人の現場監督は、まず仕事を覚えるのが先決です。

1年目の具体的な仕事内容を解説するので、イメージになればうれしいです。

参考記事

ちなみに、施工管理の仕事内容の全体像については、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説にまとめています。

①現場の掃除

新人さんは、現場の掃除から始めます。

新人でもできる仕事だからです。

現場内を掃除は下記の意味もあり、とても重要です。

  • まずは現場を見て回る
  • 職人さんとコミュニケーションをとる

②安全管理

工事現場の安全が確保されているか、確認する仕事です。

安全が損なわれていると、事故が起きてしまうからです。

例えば、足場の点検など。

足場が崩れたら大事故なので、先輩から確認方法を教えてもらって安全管理をします。

ちなみに、安全管理の業務内容の詳細は下記の4つです。

  1. 工事現場の安全管理
  2. 機材・重機の安全管理
  3. 人の安全管理
  4. 季節・天候の安全管理

詳しくは、施工管理の安全管理とは現場の事故を防ぐこと【4つの安全管理がある】にまとめたので、事前学習にどうぞ。

③現場の写真撮影

現場の写真撮影も、新人現場監督の仕事です。

建設物が設計通りに造られているか、法律の基準を満たしているかの履歴を撮影するためです。

現場を回って写真を撮ることで、「こうやってできていくんだな」というのをつかむことも大切。

写真を撮るときに職人さんとコミュニケーションもとりましょう。

ちなみに、現場監督の写真撮影のコツは下記の8つです。

  1. 撮影計画を作成する
  2. 5W1Hを意識した写真を撮影する
  3. 公共工事の写真撮影は仕様書に忠実に
  4. 撮影後にすぐ写真をチェックする
  5. 判断がつかない場合はとりあえず撮影しておく
  6. 画素数は上げすぎない
  7. 全景の定点写真は完成物がすべて入る位置から撮影
  8. 写真はバックアップをとっておく

詳しくは、施工管理の写真の撮り方8つの注意点【撮影の便利ツールも紹介する】にまとめたので、こちらも事前学習にどうぞ。

④飲み物の準備

職人さんたちの飲み物の準備も、新人現場監督の仕事です。

現場監督の仕事は、職人さんたちが働きやすくすることだからです。

部活のマネージャーみたいですが、立派な仕事です。

⑤朝礼の準備

現場の朝礼準備も現場監督の仕事です。

朝礼で1日の作業内容を説明するので、全体の把握の勉強にもなるからです。

新人さんは、7時くらいに出勤して朝礼の準備をする会社が多いです。

⑥朝礼で当日の作業内容や注意事項の説明

朝礼で当日の作業内容や注意事項を、職人さんや現場作業員さんたちに伝えます。

これができないと、今日何をするかがわからないからです。

朝礼を仕切ることで、全体の把握やコミュニケーションが図れます。

ちなみに、朝礼の流れは下記のとおり。

  1. 「おはようございます!」とあいさつ
  2. ラジオ体操など
  3. 職人さん側に作業内容・人数・注意事項を説明してもらう
  4. 現場監督側が作業内容・人数・注意事項の説明をする
  5. 指差し呼称
  6. 「ご安全に!」「今日も頑張ろう!オー!」

朝礼の詳細は、現場監督の朝礼のコツ【緊張しない×ネタ切れしない3つの方法も解説】にまとめたのでイメージにどうぞ。

⑦職人さんの手伝い

職人さんの手伝いも、新人現場監督の仕事です。

職人さんを手伝うことで、仕事を覚えられるからです。

もちろん、中には雑用もあるでしょう。

「おぉーい!あれとってくれ!」

「ここ掃除しといてくれ!」

「ジュース買ってきてくんねぇ?」

などなど、職人さんの手伝いをします。

手伝いを通して、職人さんとコミュニケーションをとるのも仕事です。

⑧事務作業

現場はだいたい17時で終わりますが、現場監督はその後も事務作業があります。

新人現場監督の事務作業は下記のとおり。

  • 施工計画書の作成
  • 原価計算
  • 施工図の作成
  • 写真の整理
  • 行政向けの書類作成
  • 打ち合わせ資料の作成
  • 発注書類の作成
  • 業者とのやりとり
  • 請求書の作成・発送
  • 報告書類の作成

事務作業の詳細は、施工管理の事務作業11選【転職前に勉強しておくといい3つのこと】にまとめたので、イメージにどうぞ。

⑨とにかく質問して仕事を覚える

新人現場監督の最大の仕事は、とにかく仕事を覚えることです。

仕事を覚えられないと、いつまでたっても独り立ちできないからです。

わからないことは、とにかく質問して覚えましょう。

厳しい先輩や職人さんだと下記のように厳しく言われることもありますが、これはどの業界の仕事でも一緒です。

「そんなこともわからねぇのか!」

「もっと勉強しろよ!」

「前に教えただろ!」

「怒られるうちが華」といいますが、怒るということは気にかけてくれてる証拠です。

「すみません!でも、教えてください!」と一生懸命な姿勢があれば、かわいがってくれるものです。

⑩工事現場の準備

スムーズに工事が進むように、工事現場の準備をするのも新人施工管理の仕事です。

工事現場の準備内容

  • 工事の流れを確認
  • 資材の準備
  • 職人さんに必要なものを準備

こうした準備をすることで、仕事を覚えていきます。

⑪先輩施工管理の手伝い

先輩施工管理の手伝いをするのも、新人の仕事です。

先輩施工管理の手伝いの例

  • 必要な書類を準備する
  • 写真撮影の準備をする
  • 先輩が現場で指示を出しやすいように準備

こうした先輩の手伝いをすることで、仕事の細かい部分を覚えることができます。

新人1年目の施工管理のきついところ3選

考える男性
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新人施工管理のきついところも知っておきたいな…

結論、新人のきついところは以下の3つです。

新人施工管理のきついところ

  1. マルチタスクが大変
  2. 先輩や職人さんに怒られる
  3. 工事の内容を覚えるのが大変

こちらも1つずつ解説するので、転職後のイメージにしてみてください。

マルチタスクが大変

同時に複数の仕事を進めるマルチタスクは、慣れてないときついと感じることがあります。

施工管理のマルチタスク

工事をチェックしながら、電話対応をして、職人さんに指示を出す。

慣れていないとミスをすることもあるでしょう。

先輩や職人さんに怒られる

仕事に慣れていないため、最初は先輩や職人さんに怒られることがあるでしょう。

怒られる例

  • 道具の名前を覚えていない
  • 工事の流れを把握していない
  • 職人さんにうまく指示を出せない

ただし、どんな仕事でも1年目は怒られるものです。

怒られながら、仕事を1つずつ覚えていきましょう。

工事の内容を覚えるのが大変

最初は慣れていないため、工事の内容を覚えるのが大変です。

そもそも用語がわかっていないため、用語を覚えるところから始めなければなりません。

工程表や指示書と、現場を見比べながら、少しずつ覚えていきましょう。

新人の施工管理が放置される理由

考える男性
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「新人の施工管理は放置される」って聞いたことがあるけど、本当なの?

現場によっては、新人が放置されてしまうケースがあります。

放置される理由は以下の3つです。

新人施工管理が放置される理由

  1. 新人を育成する体制が整っていないから
  2. 新人が手伝えることが少ないから
  3. 現場が忙しくて教えている時間がないから

もちろん、すべての現場で放置されるわけではありませんが、念のため知っておきましょう。

新人を育成する体制が整っていないから

会社によっては、新人を育成する体制が整っていないため、放置されてしまうことがあります。

「現場で見て覚えろ」というスタイルの会社もあるでしょう。

考える男性
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新人研修が整ってる会社がいいな…

という人は、求人を見るときに研修制度もチェックするのがおすすめです。

できれば、2ヶ月ほどの研修があると安心です。

ポイント

ちなみに、私たちワット・コンサルティングでも、未経験から施工管理になりたい人を募集しています。

60日間の新人研修があるため、しっかりと基礎を勉強してから働けるのがメリットです。

転職先候補の1つに加えてみてください。

新人が手伝えることが少ないから

そもそも、新人の施工管理に手伝えることが少ないため、放置されることがあります。

特に、初めて現場に入った施工管理ができることは、以下のような仕事だけでしょう。

初めて現場に入った施工管理の仕事内容

  • 現場の清掃
  • メモをとる
  • 現場を見て雰囲気を知る

できることが少ないため、何もしていない時間ができることがあります。

現場が忙しくて教えている時間がないから

現場が忙しくて、新人に教えている時間がないケースもあります。

先輩も教えたいとは思いつつ、自分の業務で手一杯になっているケースです。

こうした事態を防ぐ方法は以下の2つです。

対処法

  1. 社員数が多い会社に入社する
  2. 研修制度が整っている会社に入社する

人数が少ないと、先輩の施工管理が忙しすぎて、放置されてしまうことがあると知っておきましょう。

考える男性
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1年目の施工管理は、どういう目標を立てればいいの?

結論、以下の3つを目標にしてみましょう。

1年目の目標

  1. 工事の流れを理解する
  2. 先輩に質問しやすい関係を作る
  3. 資格取得を目指す

これらができると、仕事を進めやすくなります。

1つずつ解説していきます。

工事の流れを理解する

まずは、工事の流れを理解しましょう。

工事の流れがわかると、次に何をすればいいかイメージできるので、仕事をしやすくなります。

工程表を見たり、先輩に聞いたりしながら勉強してみてください。

先輩に質問しやすい関係を作る

積極的に先輩とコミュニケーションをとり、質問しやすい人間関係を作っておきましょう。

わからないことをすぐに解消できて、仕事をしやすくなるからです。

先輩に質問しやすい関係を作るコツ

  • 元気よく挨拶する
  • 報連相を徹底する
  • 初月にたくさん質問しておく

先輩に聞ける関係性があれば、仕事の不安も軽減します。

資格取得を目指す

施工管理の資格取得を目指して、勉強してみましょう。

業務の勉強にもなるからです。

具体的には「施工管理技士補」の取得を目指してみてください。

実務経験がなくても受験できます。

施工管理技士補については、令和6年度から施工管理技士試験の受験資格が改正される|3つの注意点も解説にまとめています。

考える男性
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仕事を早く覚えるにはどうすればいいの?

結論、以下を実践してみましょう。

早く仕事を覚えるコツ

  • メモを取る
  • 不明点はすぐ聞く
  • 報連相を徹底する
  • 自分から声かけする
  • 進んで仕事を受ける
  • 職人さんをリスペクトする

1つずつ解説します。

メモを取る

当たり前のことですが、教わったことはメモをとりましょう。

すぐにメモを取れるように、ポケットに入る小さなメモ帳を準備してください。

また、メモを取れないときは、スマホのボイスメモがおすすめです。

一日の仕事が終わったら、メモを見返して勉強しましょう。

不明点はすぐ聞く

わからないことは放置せず、すぐに先輩に聞きましょう。

不明点を残しておくと、どんどん仕事ができなくなるからです。

職人さんと信頼関係を築けたら、施工に関して職人さんに質問するのもおすすめです。

報連相を徹底する

業務の報連相を徹底しましょう。

先輩と情報共有することで、ミスを防げます。

特に、新人のうちは「これで大丈夫だろう」と憶測で判断するのは危険です。

細かいことも先輩に報連相して、仕事を覚えていきましょう。

自分から声かけする

現場では自分から声かけすることが大切です。

先輩や職人さんと人間関係を構築するためです。

声かけの例

  • 何か手伝えることはありますか?
  • 何かもってきましょうか?
  • ◯◯はやった方がいいですか?

積極的に声かけすることで、仕事に対して前向きな姿勢が伝わり、円滑にコミュニケーションをとりやすくなります。

進んで仕事を受ける

仕事があれば、進んで受けてみましょう。

経験値が上がり、どんどん仕事を覚えることができます。

仕事を受ければ失敗することもありますが、もっとも失敗が許されるのが新人の特権です。

進んで仕事を受けて、実体験しながら仕事を覚えましょう。

職人さんをリスペクトする

職人さんへのリスペクトを忘れてはいけません。

工事は、職人さんがいなければできないからです。

ちなみに、職人さんとコミュニケーションをとるコツは、以下のとおりです。

職人さんとコミュニケーションをとるコツ

  • 元気よく挨拶・返事をする
  • きちんと感謝を伝える
  • 休憩時間にコミュニケーションをとる
  • 工事内容を把握するよう努める
  • 職人さんの話をよく聞く

詳しくは、施工管理が職人さんとうまくコミュニケーションを取る13のコツ!人間関係を良好にを参考にしてみてください。

未経験者がスムーズに現場監督の仕事を始めるなら研修が命

未経験から現場監督を始めるのは、やっぱり不安ですよね?

未経験者OKの求人も多いですが、下記は不安になるかと。

  • 本当に未経験でもできるの?
  • 全然わからないのに、いきなり全部まかされたりしない?

未経験から現場監督の仕事をスムーズに始めるなら、研修制度がしっかりしている会社を選びましょう。

研修制度がしっかりしていれば、スムーズに現場に入ることができるからです。

最低でも、研修期間が2ヶ月以上の会社を選ぶのが無難。

2ヶ月未満だと、さすがに現場が不安です。

研修不足だと、職人さんに怒られますよ。

未経験は不安だから、やっぱりみっちり研修を受けたいですもんね。

現場監督に転職するなら、研修制度で転職先を選びましょう。

ワット・コンサルティングでは約2ヶ月の新人研修を実施してます

冒頭でもお伝えしましたが、私たちワット・コンサルティングでは、未経験で現場監督になりたい人を募集しています。

約2ヶ月の新人研修でしっかり基礎を学べるので、安心して働けますよ。

事実、定着率83.2%(業界トップクラス)なので、多くの人が長く働いています。

※もちろん約2ヶ月の研修中もお給料は発生しますよ。

興味がある人は、転職先候補の1つとして情報収集してみてください。

最後に、施工管理についてよくある質問に答えていきます。

新人施工管理の一日のスケジュールは?

一日のスケジュールは現場によりますが、一例は以下のとおりです。

新人施工管理の一日のスケジュール

  • 7:00:出勤、朝礼の準備
  • 8:00:朝礼
  • 8:30:工事スタート、巡回、写真撮影、現場の掃除
  • 12:00:昼休憩
  • 13:00:昼礼、巡回、写真撮影、事務作業
  • 17:30:工事終了、事務所で事務作業
  • 20:00:仕事終了、退勤

詳しくは、施工管理(現場監督)の1日のスケジュールと仕事の流れにまとめています。

施工管理一年目で辞めたいと思う人もいる?

一年目で辞めたいと思う人もいます。

辞めたい理由

  • 残業が多い
  • 休みが少ない
  • 現場で怒られる
  • ストレスが大きい

もちろん、どうしても辞めたいのではあれば無理をする必要はありません。

ですが、どんな仕事でも辞めたいと思う瞬間はあるものです。

無理しすぎない程度に頑張りつつ、仕事を覚えていきましょう。

新人の施工管理がミスを防ぐコツは?

ミスを防ぐコツは以下のとおりです。

新人の施工管理がミスを防ぐコツ

  • 規則正しい生活リズムを作る
  • 自分で調べて勉強する
  • なぜ?と自問し根本を理解する
  • 知ったかぶりをしない
  • 自分1人で判断しない

詳しくは、新人現場監督がミスを防ぐコツ9選!ミスをしたときの対処法も解説にまとめたので、参考にしてみてください。

新人の施工管理はキャパオーバーになる?

現場によってはキャパオーバーになることもあるでしょう。

もし、キャパオーバーになりそうだったら、早めに先輩に相談してください。

新人に与える仕事にしては、多すぎる可能性があります。

辛いときも報連相しましょう。

施工管理は食いっぱぐれない?

未来のことはわかりませんが、以下の理由で「施工管理は食いっぱぐれない」と言われることがあります。

食いっぱぐれない理由

  • 建設業界の仕事はなくならないから
  • 施工管理が不足しているから
  • 専門性の高い技術職だから

詳しくは、施工管理が食いっぱぐれない3つの理由|10年後も食いっぱぐれない方法を参考にしてみてください。

施工管理と職人はどっちがおすすめ?

どちらもおすすめです。

違いは以下のとおりです。

違い

  • 施工管理:現場の進行を管理する仕事
  • 職人さん:実際に工事を行う仕事

直接工事をしたい人は、職人さんがおすすめです。

「施工管理はやめとけ」と言われる理由は?

以下の理由で「施工管理はやめとけ」と言われることがあります。

やめとけと言われる理由

  • 激務の会社もあるから
  • 時給換算すると薄給の会社もあるから
  • 3Kと言われてるから
  • マルチタスクだから
  • 人間関係が難しい現場もあるから

詳しくは、施工管理は辛いからやめとけと言われる5つの理由|就職してもいい人の特徴にまとめています。

一方、施工管理には以下のような魅力もあります。

施工管理の魅力

  • 経験を積むと年収が上がる
  • 資格を取得すると昇進や収入アップを見込める
  • 転職が有利になる
  • 今後も需要が安定しており将来性がある
  • 海外で活躍するチャンスもある

こちらは、施工管理(現場監督)のやりがい・魅力16選!やりがいを感じるために必要なことで詳しく解説しています。

大変なところと魅力を知った上で、転職を検討してみてください。

ホワイトな施工管理を見極めるコツは?

以下に多く該当する求人は、ホワイトな施工管理の可能性があります。

ホワイトの可能性がある求人の特徴

  • 定着率が高い
  • ITツールを積極的に導入している
  • 施工管理の技術者派遣会社
  • 国土交通省が推進する働き方改革を行っている
  • 公共工事が多い
  • 経営事項審査の点数が高い
  • 元請け工事が多い
  • 大手ゼネコン
  • マンション大規模修繕の施工管理
  • 規模の小さい現場がある
  • 女性や外国人を採用している
  • 残業時間が短い
  • 年間休日数が多く有給消化率が高い
  • 求人情報が具体的
  • ホワイト企業として認定されている
  • 資格手当がある
  • 福利厚生が充実している
  • 職人さんを直接雇用していない
  • 給与規定が明確

詳しくは、施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法38選にまとめたので、求人を見るときの参考にしてみてください。

おとなしい人でも施工管理になれる?

おとなしい人でも、きちんと仕事を進められるなら、施工管理で活躍できます。

冷静に物事を見ている人も多いため、おとなしさはミスを未然に防ぐのに有効です。

詳しくは、おとなしい人も施工管理でやっていける|活躍する5つのコツを参考にどうぞ。

まとめ【新人の現場監督はしっかり研修を受けてから現場入りしましょう】

この記事をまとめます。

  • 現場監督(施工管理)の新人の主な仕事内容は11個ある
  • 研修がしっかりしている会社に転職しましょう
考える男性
考える男性
現場監督(施工管理)の新人って、どんな仕事をするんだろ?

未経験からの募集もあるから、ほんとに経験なくてもできるのかもだけど、やっぱり自分に現場監督ができるか不安…

未経験者に最初から色々求められないか心配…

というあなたの参考になればうれしいです。

本気で現場監督に転職したいなら、さっそく転職活動を始めましょう。

行動しないと何も始まらないですからね。

くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでは、未経験で現場監督になりたい人を募集しています。

ちなみに未経験から施工管理に転職するなら、施工管理が未経験でも転職できる【研修がしっかりしてる会社を選ぶ】も参考にどうぞ。

  • 未経験者向けの会社の選び方
  • ブラック企業を選ばない方法

などを解説しています。

うっかりブラック企業に転職しないように、転職活動を始める前に読んでおきましょう。

あなたの転職の参考になればうれしいです!

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