
施工管理に就職を考えてるけど、結婚のことも考えておきたい。
忙しい仕事って聞くけど、家庭と両立できるのかな?
結婚後のキャリアプランも知っておきたいな。
こういった疑問や不安に応える記事です。
この記事でわかること
- 施工管理の女性は結婚している方も多い
- 施工管理の女性の結婚後のキャリアプランがわかる
- 結婚後も家庭と仕事を両立できるのか?
結論、施工管理で結婚している女性はたくさんいます。
ただし、現場によっては忙しいことがあるので、結婚後に家庭との両立がネックになるかもしれません。
ちょっと未来の話になりますが、女性の施工管理が家庭と両立しやすくなるかもしれませんよ。
人生設計の参考にしてみてください。
参考記事
ちなみに、施工管理の仕事内容の全体像については、【完全解説】施工管理の仕事内容をわかりやすく解説!会社選びのコツも紹介にまとめています。
この記事の監修者
施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。
- 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
- 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
- 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号
目次
施工管理の女性は結婚している方も多い
結論、結婚している施工管理の女性は多いです。
工事現場は男性が多いため、比較的出会いは多い職種といえるでしょう。
建設業界の男性と結婚するメリット
建設業界の男性と結婚すると、仕事の理解を得られやすいです。
施工管理の仕事は朝早くて夜遅い場合もありますが、同じ建設業界の男性は仕事への理解があり、悩みも相談しやすいのがメリットでしょう。
結婚後の施工管理の女性のキャリアプラン

家事や子育てと両立できるかな?
結婚して出産すると、一度仕事を辞める女性もいます。
前述のとおり施工管理は忙しい仕事なので、育児との両立が難しい場合があるためです。
ただし、産休や育休を活用して、仕事に復帰する方もいます。
【大きなメリット】施工管理は技術職なので復職しやすい
仮に一度退職しても、復職しやすいので安心してください。
施工管理は技術職だからです。
建設業界では施工管理人材が不足しているため、施工管理経験があれば復職しやすい状態です。
参考:施工管理(現場監督)は人手不足が当たり前の3つの理由|働きやすい会社の見つけ方
独身のうちに実務経験を積んでおけば、一度辞めたとしても復職できる可能性が高いです。
施工管理技士を取得しているとさらに復職が有利
施工管理の国家資格である「施工管理技士」を取得していると、さらに復職が有利です。
多くの企業で施工管理技士が不足しているためです。
社内に施工管理技士がいると、企業には以下のメリットがあります。
ポイント
- 工事を多く受注できる→売上が上がる
- 公共工事を受注しやすくなる
そのため、施工管理技士の資格を取得しておくと、キャリアプランとしてはかなり有利です。
可能であれば、早めに施工管理技士を取得しておきましょう。
施工管理技士の資格については、施工管理技士試験の難易度や資格の種類!各試験の難しい順も解説にまとめてます。
ワークライフバランスを考慮して技術者派遣で働くのもアリ

という方は、「技術者派遣」という働き方も検討してみてください。
技術者派遣とは、技術者派遣の会社の正社員として雇用されて、働く現場は他の建設会社の現場という働き方です。
現場によっては早く帰れるケースがあるため、家庭とのバランスを取りやすい可能性があります。
また、希望の働き方を派遣会社に伝えることで、できるだけ家庭と両立しやすい現場に派遣してもらえるケースもあります。
ちなみに施工管理の技術者派遣については、施工管理の派遣で働く19のメリットと14のデメリット|やめとけと言われる理由にまとめています。
施工管理アシスタントで働く方法もある
近年は「施工管理アシスタント」という、女性向きの仕事も誕生しています。
「施工管理をサポートする仕事」で、主に事務職を担当します。
施工管理の経験があれば施工管理アシスタントに転職しやすいので、結婚後の働き方を調整することもできるでしょう。
施工管理サポートについては、施工管理アシスタントとは?仕事内容や志望動機のコツを解説にまとめてます。
施工管理は家庭と両立できるのか?【IT化がカギ】


ちょっと未来の話ですが、施工管理がさらに仕事と家庭を両立しやすい時代がくる可能性があります。
その理由は「建設業界のIT化」です。
建設業界はIT化が遅れている業界で、人がやる業務がまだまだ多いです。
ですが、IT化が進まないといつまでたっても人が仕事をしなければいけないので、建設業界では国が主張でIT化を進めています。
技術開発はどんどん進んでおり、最近だと「施工管理アプリ」などが流行っています。
施工管理の仕事はマルチタスクなので、アプリに情報を管理してもらうことでミスを減らせます。
IT化が進んだ施工管理の未来の姿【※予測です】
IT化が進むと、施工管理の仕事は下記のようになるかもしれません。
未来予測
- ロボットが朝礼してくれる→出勤が遅くてよくなる
- 最適な工程をAIが自動計算してくれる
- ドローンが高所の工事チェックをしてくれる→手間が減る
- 過去の工事データから最適解をAIが提案してくれる
- VRで完成形を職人さんやお客様と共有しやすい
- 建設ロボットが24時間自動運転で工事が早く終わる→早く帰れる
結論、家庭と両立しやすくなるかもしれません。
建設業界のIT化については、ICTが建設業界で進んでます【機械の事例やメリットと課題も解説】にまとめてます。
建設業界で働き方改革が進んでいる
ちなみに、建設業界でも働き方改革は進んでいます。
国が主導なので、業界全体で「働きやすい業界」を目指しています。
働き方改革の内容
- 残業代の上限が設定される:2024年から。1ヶ月45時間、1年360時間
- 建設業界のIT化推進
- 無理な工期の禁止:残業や休日出勤が減る
残業時間の上限ができて、週休2日になれば、家庭と両立しやすくなるでしょう。
「無理じゃないか?」という意見もありますが、事実、残業を短くしたり、週休2日を導入している建設会社が増え続けています。
建設業界の働き方改革については、2024年問題!建設業界で働き方改革が無理といわれる7つの理由にまとめてます。
まとめ
この記事をまとめます。
この記事のまとめ
- 施工管理の女性は結婚している方も多い
- 施工管理は技術職なので復職しやすい
- 施工管理技士の資格があると、復職はさらに有利
- 技術者派遣や施工管理サポートなど、柔軟な働き方もある
- IT化や働き方改革で、施工管理はさらに働きやすくなるかもしれない
あなたの就職の参考になれば幸いです。
ちなみに、女性の施工管理のきついところ5選【良いところ3選も解説します】も参考にどうぞ。
あなたの参考になればうれしいです!