転職してもやっていけるだろうか?
未経験者の場合は、どういう会社を選べばいいんだろう?
こういった疑問に答えます。
この記事の内容は下記のとおり。
- 30代で未経験からでも、施工管理に転職できる
- 30代未経験から施工管理にチャレンジしてもやっていける
- 未経験から始める場合は、研修制度が整っている会社を選ぶ
私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。
未経験から施工管理になりたい人を募集しています。
結論、施工管理は30代×未経験でも挑戦できます。
一番大切なのは、本人のやる気です。
「今から手に職をつけて、稼ぎたい!」という人は、施工管理にチャレンジしてみましょう。
30代から施工管理へのチャレンジを考えており、今回の転職に失敗したくない人は最後まで読んでみてください!
この記事の監修者
施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。
- 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
- 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
- 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号
目次
施工管理は30代で未経験からでも挑戦できる【ただし30代前半まで】
30代で未経験でも、施工管理に挑戦できます。
ただし、30代前半までですね。
施工管理に限ったことではありませんが、未経験の転職は若い方が良いからです。
ちなみに、施工管理の仕事を始めるのに、資格はいりません。
「施工管理技士」など、実務経験がないと受験できない資格なので、まずは転職していずれ目指しましょう。
この辺は、現場監督(施工管理)は資格なしでも働ける【ブラックを避ける方法】にまとめています。
※施工管理技士の詳細は、施工管理技士の資格の種類や試験の難易度【各試験の難易度順も解説】を参考にどうぞ。
施工管理は稼げるのか?【経験を積んでいけば年収が上がる】
未経験から施工管理を始める場合に注意してほしいのは、最初から給料が高いわけではないということ。
あくまでも未経験ですので、最初の給料は普通です。
施工管理の年収については、施工管理(現場監督)の平均年収や給料を徹底分析【資格で収入アップ】を参考にどうぞ。
年月をかけてスキルを積んだり、上記の施工管理技士の資格と取得したりすることで年収が上がっていきます。
※30代で「すぐに年収を上げたい!」という人には向かないかもしれません。
中には年収1000万円以上を稼ぐ施工管理もいるので、収入面の可能性は大きい仕事です。
参考:年収1000万円の現場監督9つの条件【年収アップする3つのコツ】
家族を養うお金を稼ぐには、手に職をつけて、もっと稼げる仕事をしないと…。
という人には、施工管理は良いでしょう。
施工管理の仕事内容
施工管理の仕事内容は下記のとおりです。
- 建設物が期限内に完成するように工事のスケジュールを管理する
- 工事が遅れていればスケジュールを修正して間に合うように指示を出す
- 人が足りなければ協力会社に依頼して助っ人を呼ぶ
- 現場作業員の安全が保たれるように安全管理をする
- 工事が予算内におさまるように工事費を調整する
- 土地や建物に関する行政への申請作業
また、施工管理には下記のような種類があります。
- 建築の施工管理
- 土木の施工管理
- 電気工事の施工管理
- 管工事の施工管理
- 造園の施工管理
- 電気通信工事の施工管理
ちなみに施工管理の仕事内容については、施工管理(現場監督)の13の仕事内容【あなたに向いてるかも診断】にまとめてます。
かなり詳細に、施工管理の仕事内容を解説しています。
30代未経験から施工管理にチャレンジしてもやっていける
前述のとおり、弊社でも実際に30代未経験から施工管理を始めて、活躍している人はたくさんいます。
未経験から始めても続けていける仕事なので安心してください。
ただし、もちろん学ぶ意欲や熱意は必要です。
覚えることは多いので、積極的な姿勢も必要ですね。
施工管理に求められる資質
と不安になりますよね?
なので、施工管理に求められる資質を説明します。
- コミュニケーション能力がある
- コツコツまじめに仕事をできる
- リスクに対する意識が敏感
- 現場対応力がある
- 計画性がある
- 体力がある
- リーダーシップをとった経験がある
- マネジメント能力がある
- チームワークを活かせる
工事現場でリーダー的な存在なので、上記のような資質が必要です。
前職の経験で上記に該当するものがあったり、学生時代の経験で上記に該当するものがあれば資質があります。
あなたが施工管理に向いてるか調べる方法を、施工管理に向いてる人の特徴30選【未経験で就職する方法も解説】にまとめているので参考にどうぞ。
30個のチェックリストがあるので、いくつ当てはまるか数えてみましょう。
10個以上あてはまるものがあれば、施工管理は向いてます。
9個以下しか当てはまらなければ、ちょっと施工管理は向いてないですね。
施工管理は体力が必要なのか?
結論をいうと、施工管理は体力が必要な仕事です。
職人さんではないので肉体労働は少ないですが、昼間の現場監督が終わった後は、事務所で書類作業もあります。
どうしても長時間労働になりがちなので、体力は必要です。
工事のスケジュールが遅れていると、休日返上で働かなければいけないこともあります。
ときには早朝から深夜まで働いて、休憩が少ない日もあるでしょう。
施工管理は大変な仕事です。
でも、どんな仕事だって大変なのは変わらないですよね。
施工管理は経験と資格があればけっこう稼げる仕事なので、その反面けっこう大変な部分もあります。
ちなみに、施工管理の1日のスケジュールは、施工管理(現場監督)の1日のスケジュール【具体的な仕事内容も解説】を参考にどうぞ。
施工管理は職人さんになめられるのか?
「施工管理は職人さんになめられる」と、ネットによく書かれています。
もちろん、なめられてしまう施工管理もいます。
職人さんの中にはベテランの人もいるし、建設業界独特の荒々しさで怒鳴られることもあるでしょう。
最初はびっくりするかもしれませんが、建設業界はそういう業界でもあります。
どんな業界にも「他の業界にはない文化や習慣」があるものですが、それと一緒です。
ただ、幸い20代よりは30代の方がなめられにくいです。
年齢を重ねているからですね。
真摯に仕事に向き合っていれば、最初は怖かった職人さんも優しくなることがあります。
何も言わずに陰口をたたかれるよりは良いかもしれません。
腹を割って話すと、けっこう人情味の厚い、良い職人さんもいますよ。
この辺は、施工管理が職人さんとうまくコミュニケーションを取る13のコツもイメージにどうぞ。
施工管理をすると家族との時間が減るのか?
「施工管理は激務すぎて、家族とも会えない…」という声もネットによく出ています。
これは正直、働き方によります。
忙しい現場や転勤がある現場であれば、どうしても家族に会える時間は減ってしまうでしょう。
現場の規模が大きい会社は、なかなかプライベートの時間をとりにくいこともあります。
仕事とプライベートのバランスをうまくとる方法はないのかな…?
という人は、技術者派遣で仕事をする方法もあります。
技術者派遣とは、技術者派遣の会社の正社員として就職して、仕事は他の建設会社の現場に派遣される働き方です。
希望が100%通るわけではありませんが、仕事とプライベートのバランスを重視したい人は、あまり忙しくない現場に派遣してもらう手もあります。
施工管理の技術者派遣について詳しく知りたい場合は、施工管理の派遣で働くメリットは?を参考にどうぞ。
施工管理のやりがい
施工管理はやりがいのある仕事です。
- 自分の仕事が地図に残る
- 建設物が完成したときの達成感がある
- 人の生活やイベントに建設物はかかせない
- 自分が造った建設物を人が使っているのを見ると、社会の役に立っているのを直接感じられる
- スキルが身につけば、けっこう稼げる
もちろん大変な仕事ですが、大変な仕事ほどやりがいが大きいというものです。
施工管理のやりがいについては、施工管理(現場監督)のやりがいや魅力9選【未経験から始める方法】にもまとめています。
不安なのはブラック企業に転職してしまうこと【ここが重要ですよね】
施工管理というと、下記のようなイメージがありますよね?
- 長時間労働
- 休みなし
- サービス残業
- 激務
ネットで調べれば、こうした情報は山のように出てくるので「自分にできるだろうか…」と不安になるのも無理はありません。
たしかに、忙しい現場であれば上記のような状態のところもあるでしょう。
ブラック企業であれば、上記の状態がずっと続くこともあります。
大切なのはブラック企業を選ばないこと。
施工管理である以上は忙しいのはたしかですが、忙しい中でも少しでも環境が良い会社で働くことがポイントです。
という人は、激務じゃないホワイトな施工管理で働く方法17選を参考にどうぞ。
ブラック企業を回避して、ホワイト企業で働く方法を解説しています。
未経験から始める場合は、研修制度が整っている会社を選ぶ
未経験から施工管理を始めるなら、研修制度が整っている会社を選んでください。
施工管理が未経験なわけですから、会社の研修がしっかりしていないと仕事にならないからです。
※あまり研修せずに現場に入る会社もあるので、注意が必要です。
ワット・コンサルティングでは約2ヶ月の新人研修あり【定着率83.2%】
冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理になりたい人を募集しています。
ワット・コンサルティングの強みは下記の6つ。
- 定着率83.2%(業界平均は約70%)
- 未経験者の採用率80%
- 累計1500名の未経験者を育成
- 優良派遣事業者に認定されている
- 社会保険完備+資格取得奨励金あり
- 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)
なので「しっかり基礎を勉強してから働きたい!」「長く安定して働きたい!」という人には合ってると思います。
転職活動の情報収集に活用してみてください。
まとめ|施工管理は30代で未経験から挑戦できるが会社選びが重要
この記事をまとめます。
- 30代で未経験から施工管理に転職できる【ただし30代前半まで】
- 30代未経験から施工管理にチャレンジしてもやっていける【ただしブラック企業に要注意】
- 未経験から始める場合は、研修制度が整っている会社を選ばないと現場が不安
施工管理に転職を考える30代の人は、まずできるところから行動してみましょう。
行動しないと何も始まらないので。
冒頭でお伝えしたとおり、施工管理に未経験から転職できるのは30代前半までです。
もちろん1歳でも若い方が採用されやすいので、転職活動を始めるが1日遅くなるほど不利になりますよ…
「明日でいいや」だとたぶん明日もやらないので、いつの間にか施工管理に転職できない年齢になってしまいます。
できることからでいいので、今日から転職活動を始めてみましょう。
まずは未経験者向けの求人情報から集めればOK。
具体的な求人情報があった方がイメージがわきやすいです。
くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から施工管理になりたい人を募集しています。
求人情報の収集に役立ててみてください。
さらに、未経験から施工管理への転職に失敗しないコツは以下の9つです。
失敗を防ぐコツ
- 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
- 未経験者OKの求人情報に絞る
- 転勤の有無をチェックする
- 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
- 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
- ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
- 型に沿って志望動機を作る
- 型に沿って自己PRを作る
- 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく
詳しくは、未経験でも施工管理に転職できる!転職に失敗しない9ステップにまとめたので、参考にしてみてください。
あなたの転職活動の参考になればうれしいです!