施工管理からCADオペレーターに転職できるの?
CADオペレーターに転職するメリットとデメリットも知っておきたい。
こういった疑問に答える記事です。
この記事でわかること
- 施工管理からCADオペレーターに転職しやすい5つの理由
- 施工管理からCADオペレーターへ転職するメリットとデメリット
- 施工管理からCADオペレーターに転職する3つのコツ
私たちワット・コンサルティングは、施工管理やCADオペレーターの技術者派遣の会社です。
未経験からCADオペレーターになりたい方を募集しています。
結論、施工管理からCADオペレーターは転職しやすいです。
施工管理の業務でCADソフトを使ったり、設計図面を読むスキルが評価されるからです。
「ずっと現場で働くのがつらい…」「できれば室内で働きたい…」といった理由で、CADオペレーターを検討する人もいるでしょう。
この記事を読むことで、施工管理からCADオペレーターに転職するコツがわかります。
CADオペレーターに転職して後悔したくない方は、最後まで読んでみてください。
この記事の監修者
施工管理やCADオペレーターの技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理やCADオペレーターとして育成した実績あり。
- 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
- 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
- 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号
目次
CADオペレーターの仕事内容と施工管理との違い
基礎情報としてい、CADオペレーターの仕事内容を知っておきましょう。
CADオペレーターの仕事内容
- 設計者のデザインをCADソフトで図面作成する
- 設計図面をCADソフトで修正する
- 図面データの管理
- 設計者との打ち合わせ
- 現場で図面とすりあわせ
詳しい仕事内容は、CADオペレーターの仕事内容5選【未経験者さん向けの勉強や転職のコツ】にまとめています。
また、施工管理とCADオペレーターの違いは以下のとおりです。
※スマホを横にすると見やすいです。
施工管理 | CADオペレーター | |
---|---|---|
仕事内容 | ・工事現場の監督業務 ・建設物の品質を保つ ・工事のスケジュールやお金の管理 | ・設計図をCADソフトに作図 ・図面の修正・図面の管理 |
求められるスキル | ・工事の段取り力 ・現場で起きたトラブルの解決力 ・関係者とのコミュニケーション能力 | ・CADソフトを使うスキル ・図面を読み書きするスキル ・設計者とのコミュニケーション能力 |
つらいところ | ・責任が大きい ・工事が遅れると休日出勤がある ・工事が予定どおりに進まないと残業がある | ・修正が多いと残業になる ・長時間のパソコン作業は疲れる ・同じ体勢で肩や腰が痛くなる人もいる |
やりがい | ・社会貢献を実感しやすい ・自分が関わった工事が形に残る ・完成時は現場のメンバーで喜びを分かち合える | ・自分が入力した図面が形になる ・モノづくりに参加できる手に職がつく |
平均年収 | 642万円 ※厚生労働省「賃金構造基本統計調査」を元に計算 | 452万円 ※厚生労働省「jobtag」を参照 |
関連資格 | 施工管理技士 | CAD利用技術者建築CAD検定 |
施工管理とのCADオペレーターの違いは、施工管理とCADオペレーターの6つの違い|合っている人の特徴も解説に詳しくまとめているので、参考にしてみてください。
施工管理からCADオペレーターに転職しやすい5つの理由
冒頭でもふれましたが、施工管理はCADオペレーターに転職しやすいです。
理由は以下の5つです。
施工管理からCADオペレーターに転職しやすい理由
- 施工管理で身につけたCADスキルを活かせるから
- 現場を知っているとCADオペレーターの仕事に役立つから
- 設計図面を読むスキルが評価されるから
- コミュニケーションスキルを活かせるから
- マルチタスク処理スキルを活かせるから
1つずつ詳しく解説していきます。
施工管理で身につけたCADスキルを活かせるから
施工管理からCADオペレーターに転職しやすいのは、これまでのCADスキルが役立つからです。
施工管理の仕事でもCADを使って施工図を書くことがあるため、多少のCADスキルがある人も多いと思います。
ポイント
CADオペレーターに応募する際に「施工図を作成した経験がある」とアピールすれば、採用担当者から即戦力として好印象を得られるでしょう。
まったくCADを触ったことがない人と比べると、転職活動で評価されやすくなります。
現場を知っているとCADオペレーターの仕事に役立つから
現場を知っていることは、CADオペレーターの仕事をするうえで大きな強みになります。
主に以下のようなメリットがあります。
現場を知っているメリット
- 現場を意識した図面が書ける
- 現場の施工管理者が施工図に直しやすい
- 工事のミスを減らせる
- スムーズに工事が進みクライアントに貢献できる
まったく現場を知らないよりは、現場を知っているCADオペレーターの方が、現場の状況を理解した上で図面を作成できるため、仕事に貢献しやすいでしょう。
設計図面を読むスキルが評価されるから
設計図面を読むスキルも、CADオペレーターへの転職に役立ちます。
施工管理の仕事では、設計チームから渡された図面をもとに、工事用の施工図を作成します。
そのため、図面を正確に理解し、読み取る力が必要不可欠です。
ポイント
同様に、CADオペレーターも設計図面を扱う仕事であるため、施工管理で鍛えた「図面を読む力」が評価されて即戦力として期待されるでしょう。
ただし、CADオペレーターの業務内容や求められるスキルは企業によって異なるため、事前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。
コミュニケーションスキルを活かせるから
施工管理で身についたコミュニケーションスキルを活かせる点も、CADオペレーターに転職しやすい理由です。
施工管理には、現場の職人や関係者との打ち合わせ、工程の日程調整などの仕事もあります。
そのため、円滑に工事を進めていくうちに、自然と関係者とのコミュニケーションスキルが身につきます。
ポイント
一方、CADオペレーターの業務でも、設計者やクライアントとの意思疎通、現場とのやり取りなどコミュニケーションスキルは必要です。
施工管理の経験者はコミュニケーションスキルの面においても即戦力として期待され、CADオペレーターへの転職活動で高く評価されやすいでしょう。
マルチタスク処理スキルを活かせるから
CADオペレーターへの転職を考えたとき、施工管理で養ったマルチタスク処理スキルも大きな強みです。
施工管理の仕事では、さまざまな業務を同時に進めながら効率的に工事を管理しなければならないため、自然とマルチタスク処理能力が身につきます。
同様に、CADオペレーターも複数の作業を並行して行うことが多く、マルチタスクスキルが求められます。
CADオペレーターにマルチタスク処理が求められる場面
- 複数の図面修正の並行処理
- クライアントからの修正指示への迅速な対応
- 図面データの整理と管理
- 設計者や現場担当者との効率的な連携
マルチタスク処理能力を活かし、CADオペレーターとしても活躍の幅を広げられるでしょう。
施工管理からCADオペレーターへ転職するデメリット
施工管理からCADオペレーターに転職するデメリットも知っておきたいな…
以下のようなデメリットがあるため、慎重に転職を検討してください。
施工管理からCADオペレーターに転職するデメリット
- 複数の案件を同時進行するのが大変
- パソコン業務の時間が長くなる
- 覚えるべきCADスキルが増える
- 年収が下がる可能性がある
こちらも1つずつ解説していくので、転職するか考えて見ましょう。
複数の案件を同時進行するのが大変
CADオペレーターは複数の案件を同時進行することがあり、時として大きな負担となるでしょう。
複数の案件を掛け持ちしながらの作業は、スケジュール管理の難しさを伴います。
さらに、それぞれの案件には異なる納期が設定されているため、納期が重なる場面では残業することもあります。
ポイント
CADオペレーターに転職する際には、このような複数の案件を効率よく管理する力を身につけ、業務負担を軽減する工夫が求められるでしょう。
新人研修がしっかりしている会社を選ぶで後述しますが、CADオペレーター未経験者向けの新人研修が整っている会社に転職すると、複数の案件を効率よく管理するコツがわかります。
パソコン業務の時間が長くなる
施工管理からCADオペレーターへのキャリアチェンジでは、パソコンと向き合う時間が格段に長くなります
施工管理の業務は現場での作業も多く含まれますが、CADオペレーターではデスクワークが中心です。
そのため、人によっては肩こりや目の疲れ、腰の痛みなどを生じる可能性があります。
パソコン作業が続くことで体への負担も増えるため、適度な休憩や姿勢に気を配り、ストレッチをするなどの工夫が必要になるでしょう。
覚えるべきCADスキルが増える
新たに覚えるべきCADスキルが増える点も、施工管理からCADオペレーターへ転職する際のデメリットになり得ます。
CADオペレーターとして働く場合、専門的で高度なCADスキルが求められます。
また、企業によっては異なるCADソフトを使用しているため、新しい操作方法を学ぶ必要があるかもしれません。
そのため、操作に慣れるまでに時間がかかることも考えられます。
CADオペレーターとして転職を目指す場合、こうした新しいスキルを習得する意欲が求められます。
年収が下がる可能性がある
施工管理からCADオペレーターへ転職する際、年収が下がる可能性があります。
以下は施工管理とCADオペレーターの平均年収です。施工管理の方が年収が高いとわかります。
施工管理とCADオペレーターの平均年収
- 施工管理:642万円
- CADオペレーター:452万円
※施工管理の平均年収は、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を元に計算。CADオペレーターの平均年収は厚生労働省の「jobtag」を参考にしています。
CADオペレーターへ転職すると年収が下がることがあるため、求人情報を見て収入面をしっかり確認しておきましょう。
施工管理からCADオペレーターへ転職するメリット
施工管理からCADオペレーターに転職するメリットも知っておきたいな。
メリットは以下のとおりです。
施工管理からCADオペレーターに転職するメリット
- 基本的に室内で働ける
- 設計のキャリアが開ける
- 在宅勤務できる可能性がある
- 建設業界以外へ転職できる可能性がある
施工管理からCADオペレーターに転職するメリットは大きいです。
こちらも詳しく解説していくので、転職の判断材料にしてみてください。
基本的に室内で働ける
CADオペレーターは、空調の整った屋内で働けるメリットがあります。
打ち合わせのためにときどき現場に出ることもありますが、基本的にデスクワークが中心です。
施工管理のように外で働くことが多い職種と比べると、CADオペレーターは快適な環境で仕事ができると言えます。
「外は暑かったり、寒かったりしてつらい…」と感じている方にとって、CADオペレーターへの転職は魅力的な選択肢の1つでしょう。
設計のキャリアが開ける
施工管理からCADオペレーターへ転職すると、設計のキャリアを広げられる可能性があります。
CADオペレーターとして図面の作成技術を磨くことは、建築士の資格取得を目指すうえでも強みになります。
本格的に設計職を目指す方には、実務経験を積み重ね、設計の知識や技術を深められるCADオペレーターからスタートするのもおすすめです。
以下の記事で建築士について解説しているため、設計に興味がある方は参考にしてみてください。
在宅勤務できる可能性がある
企業にもよりますがCADオペレーターは、以下の理由から在宅勤務できる可能性があります。
CADオペレーターが在宅勤務できる理由
- パソコン作業が多く、自宅でも仕事ができるから
- 打ち合わせはオンライン上でもできるから
施工管理の仕事では在宅勤務が難しいですが、CADオペレーターとしてスキルアップを重ねていくことで在宅勤務を許可してくれる会社もあります。
将来的に在宅で働きたいと考えている方にとって、CADオペレーターへの転職は魅力的な選択肢の1つでしょう。
関連記事:在宅CADオペレーターの実態【3種類の在宅ワークスタイルも紹介】
建設業界以外へ転職できる可能性がある
CADオペレーターに転職すると、建設業界以外へのキャリアが開けます。
CADオペレーターは、以下のような業界でも活躍しています。
CADオペレーターが活躍する業界
- メーカー
- アパレル
- インテリア
施工管理からCADオペレーターへ転職することで、建設業界に限らずさまざまな分野での活躍につなげられるでしょう。
施工管理からCADオペレーターに転職する3つのコツ
施工管理からCADオペレーターに転職するコツはあるの?
転職に失敗したくない…
転職のコツは以下の3つです。
施工管理からCADオペレーターに転職するコツ
- 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
- 施工管理で培ったCADスキルをアピールする
- 現場経験をアピールする
CADオペレーターへの転職に失敗したくない方は、1つずつ実践していきましょう。
新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
施工管理からCADオペレーターに転職する際は、新人研修がしっかりしている会社を選ぶのをおすすめします。
CADオペレーターの基礎スキルがわかっていないと、仕事についていけなくなる場合もあるからです。
ポイント
新人研修では、CADの操作方法や図面の読み方、業界の知識などを学べます。
できれば2ヶ月ほどの期間がある新人研修を受けられると、安心して仕事に取り組めるでしょう。
施工管理からCADオペレーターへ転職するなら、充実した新人研修を用意している会社を選ぶことをおすすめします。
ワット・コンサルティングの60日間の研修は業界トップクラス
冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングは、未経験からCADオペレーターになりたい方を募集しています。
業界トップクラスの「60日間の新人研修」を実施しているため、
基礎をしっかり勉強してから働きたい。
という方に合っています。
他にも、ワット・コンサルティングには以下の強みがあります。
ワット・コンサルティングの強み
- 定着率83.2%(業界平均は約70%)
- 未経験者の採用率80%
- 累計1500名の未経験者を育成
- 優良派遣事業者に認定されている
- 社会保険完備+資格取得奨励金あり
転職先の候補に加えてみてください。
施工管理で培ったCADスキルをアピールする
施工管理の業務で身につけたCADスキルをアピールすると、即戦力人材に見えて、採用されやすくなります。
以下のような点をアピールしてみましょう。
転職活動でアピールすること
- CADソフトを使った具体的な業務内容
- 使用していたCADソフトの種類
- 設計図面の読解力
これらの経験を履歴書や職務経歴書に明確に記載し、面接では実際の業務での活用例を交えながら説明することで、即戦力としての価値をアピールできます。
現場経験をアピールする
施工管理の経験がある人は、図面を正確に読む力と、現場にとってわかりやすい図面がどうあるべきかを理解しているため、CADオペレーターとしても重宝されます。
CADオペレーターへの転職を考える際には、現場を理解している点を積極的にアピールしましょう。
ポイント
現場経験があるからこそ、現実的な視点で図面を作成できることを面接で伝えると、採用担当者に良い印象を与えやすくなります。
具体的には、現場でのエピソードを伝えると説得力があり、採用担当者の印象に残りやすいです。
施工管理からCADオペレーターに転職するときよくある質問
最後に、施工管理からCADオペレーターに転職するとき、よくある質問に答えていきます。
CADオペレーターの将来性は大丈夫?
今後もCADオペレーターの需要は安定して続くと考えられます。
モノづくりが続く限り、設計作業は欠かせないためです。
AIによって一部の設計作業が自動化される可能性はありますが、設計の変更や新しい設計には人間の経験がまだまだ不可欠です。
ポイント
また、製品の性能向上や安全基準への対応といった高度な判断が求められる場面では、CADオペレーターの専門知識が必要とされています。
今後、技術が進化する中で、3DCADやBIMなどの先端ツールを使いこなせるように成長すれば、さらに安定した需要が期待できるでしょう。
詳しくは、CADオペレーターの将来性は明るい【未来の姿を予測してみました】にまとめています。
施工管理よりCADオペレーターの方が残業が少ない?
会社にもよりますが、必ずしも残業時間は減少するとは限りません。
CADオペレーターの業務でも、設計変更への対応や納期に追われる場面では残業が発生します。
施工管理の平均労働時間と比較しても、大きな差は見られません。
設計事務所や建設会社では繁忙期に入ると業務量が増加し、残業も増える傾向です。
職種による残業時間の差よりも、企業の働き方改革への取り組みや業務効率化の状況で労働時間は変化します。
関連記事:CADオペレーターは残業が多いと言われる8つの理由【残業が少ない2つの働き方】
CADオペレーターに向いている人の特徴は?
以下に多く該当する人ほど、CADオペレーターに向いている可能性があります。
CADオペレーターに向いている人の特徴
- 集中力がある人
- もくもくと作業できる人
- 細かい作業ができる人
- コミュニケーションができる人
- 協調性がある人
- 計画的に動ける人
- 効率的に働ける人
- 勉強する意欲のある人
詳しくは、CADオペレーターに向いてる人の16の特徴【未経験で転職する方法】を参考にしてみてください。
CADオペレーターに転職する前に資格を取得すべき?
CADオペレーターとして働く上で、資格は必ずしも必須ではありません。
しかし、資格を取得すると、自身のCADスキルを証明できたり、学習意欲の高さをアピールできたりして、転職活動で有利になります。
ポイント
「CAD利用技術者試験」は業界での評価が高く、基本操作から専門知識まで体系的に学習できます。
また、建築分野でのキャリアを視野に入れる場合は「建築CAD検定」で実践的な知識を身につけるのも有効です。
面接では資格取得への取り組み姿勢が学習意欲の高さを示す材料となり、採用担当者からの印象が良くなるでしょう。
詳しくは、CADオペレーター向けのおすすめ資格9選【試験の難易度や勉強方法】にまとめています。
どんなCADソフトを操作できると有利?
有利となるCADソフトのスキルは、転職先企業での使用状況によって異なります。
代表的なCADソフトは以下のとおりです。
ソフト | 概要 |
---|---|
AutoCAD | 建築・土木・電気の設計でよく使われるソフト。 2次元・3次元の製図が可能。 |
Jw_cad. | 無料で利用できる2次元ソフト。 |
VectorWorks | 建築やインテリアによく使われるソフト。 3D表示やプレゼンテーションに向いている。 |
BIM | 近年注目されている新しいソフト。 3次元設計だけでなく、材料・コスト・工程も一元管理できる。 |
企業の求人情報では必要なCADソフトが明記されているケースも多いので、転職活動の参考にしましょう。
図面を書けない施工管理だと転職は難しい?
図面作成の実務経験がない施工管理者は、CADオペレーターへの転職で不利になる可能性があります。
しかし、未経験者の採用に積極的で、基礎から学べる新人研修制度が充実している企業もあります。
施工管理の経験を活かし、図面の読解力や現場知識をアピールすれば、採用につながる可能性があるでしょう。
CADの作図スキルに不安を感じる場合は、充実した研修制度を備えた企業への転職がおすすめです。
女性の施工管理はCADオペレーターに転職しやすい?
女性は、施工管理からCADオペレーターへ転職しやすい傾向です。
特に建設業界では、CADオペレーター職で多くの女性が活躍しているためです。
以下のような理由で、CADオペレーターは女性に人気があります。
CADオペレーターが人気の理由
- 子育てと両立しやすい
- 子育てがひと段落したときに復職しやすい
- スキルを身につけると副業でも稼げる
詳しくは、CADオペレーターが女性におすすめの理由5選【子育てと両立しやすい】にまとめたので、参考にしてみてください。
男性の施工管理でもCADオペレーターに転職できる?
男性でもCADオペレーターに転職できないことはありませんが、前述のとおり、建設業界のCADオペレーターは女性が多いです。
そのため、施工管理の経験を活かしてCADオペレーターに転職を試みても、なかなか採用されないケースもあるでしょう。
男性のCADオペレーターが働いている企業を探すのがおすすめです。
施工管理の経験が短いとCADオペレーターに転職できない?
施工管理の経験が短くても、CADオペレーターへの転職は可能です。
未経験者を積極的に採用している企業では、施工管理の経験は図面作成の基礎知識として評価されます。
ポイント
基本的なCADスキルは社内研修で一から学べる企業もあります。
施工管理の経験に不安がある場合は、充実した研修制度をもつ企業への転職がおすすめです。
施工管理を辞めるタイミングはいつがいい?
退職は担当現場の完了時期に合わせるのが理想的です。
建設現場では各工程が密接に関連しており、工事途中での引き継ぎが難しいためです。
また、現場の途中交代は品質管理や工程管理に影響を及ぼす可能性があるため、できるだけ避けたいところです。
会社の就業規則と現場の完了時期を確認し、退職日を設定します。
直属の上司へは担当現場の完了予定日を見据え、早めに退職の意向を伝えるのが望ましいでしょう。
関係者に迷惑をかけない退職を心がけてください。
関連記事:施工管理(現場監督)を辞めたい場合の退職方法【辞めた後の転職先】
まとめ|施工管理からCADオペレーターへ転職しよう
施工管理からCADオペレーターになりたい方は、さっそく転職活動を始めてみましょう。
まずは、CADオペレーター未経験者向けの求人情報をチェックしてみてください。
施工管理からCADオペレーターに転職するコツは、以下の3つです。
施工管理からCADオペレーターに転職するコツ
- 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
- 施工管理で培ったCADスキルをアピールする
- 現場経験をアピールする
くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングは、未経験からCADオペレーターになりたい方を募集しています。
業界トップクラスの「60日間の新人研修」を実施しているため、しっかりとCADオペレーターの基礎から勉強したい方に合っています。
転職先の候補に加えてみてください。
あなたの今後のキャリアの参考になればうれしいです!