道路の施工管理ってどんな仕事?
やりがいはある?
未経験でも転職できるのかな…
このような疑問に答える記事です。
この記事でわかること
- 施工管理を担当する道路工事や舗装の種類
- 道路の施工管理6つの手順
- 道路を施工管理するときの4つの注意点
- 道路施工管理の大変なところ3選
- 道路施工管理の魅力3選
- 未経験で道路施工管理に転職するコツ
私たちワット・コンサルティングは、施工管理の技術者派遣の会社です。
未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。
道路の施工管理は、私たちの生活に欠かせない道路を造る重要な仕事です。
しかし、具体的にどういった業務なのか知らない方も多いでしょう。
この記事では、道路の施工管理について網羅的に解説していきます。
道路の施工管理について知り、転職の参考にしてみてください。
この記事の監修者
施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。
- 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
- 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
- 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号
目次
施工管理を担当する道路工事の種類
道路工事は以下の種類に分けられます。
道路工事の種類
- 修繕工事
- 新設工事
- 改良工事
また、道路工事の実施は以下のような条件で決まります。
道路工事の条件
- 交通量
- 現道の状況
- 交通事故の発生率
- 各自治体の予算
詳しく見ていきましょう。
修繕工事
修繕工事とは、既存の道路および付帯設備を修繕する工事のことです。
道路の修繕工事には以下があります。
修繕工事の種類
- ひび割れ
- 陥没した穴
- 標識の修繕・取替
- 道路のライン引き
- ガードレールの修繕・取替
新設工事
新設工事とは、舗装されていない道を整備・舗装し、新しく道路を造る工事のことです。
また、老朽化した道路全体を切り替える場合も、新設工事に含まれます。
道路は以下のように区分されます。
道路管轄の種類
- 高速道路
- 国道
- 都道府県道
- 市町村道
周辺住民との交渉や説明によっては、完成まで10年以上かかることもあります。
改良工事
改良工事とは、既存道路を改良して利便性を高める工事のことです。
改良工事の種類
- 車道の拡幅
- バリアフリー化
- 歩道の設置・拡幅
- 電柱の地中埋め込み
- 点字ブロックの設置
交通条件や予算によって改良工事の有無が決定します。
施工管理を担当する道路舗装の種類
道路舗装には以下の3種類があります。
道路舗装の種類
- アスファルト舗装
- コンクリート舗装
- 特殊舗装
こちらも詳しく解説します。
アスファルト舗装
アスファルト舗装とは、アスファルトに砕石や砂などを混ぜて造られた舗装をいいます。
アスファルト舗装のメリットは以下のとおりです。
メリット
- 施工が容易
- 施工費用が安くすむ
- 騒音が発生しにくい
- 防水性・透水性が高い
一方で、以下のデメリットもあります。
デメリット
- 耐熱性・耐久性が低い
- 定期的なメンテナンスが必要
- ヒートアイランド現象が起きやすい
国土交通省(道路統計年報2023)によると、アスファルト舗装の使用割合は約78%です。
このことからわかるように、日本で最も採用されている舗装工事の1つです。
コンクリート舗装
コンクリート舗装とは、セメント・砂・砂利などを混ぜて作られたコンクリートを主原料とした舗装をいいます。
コンクリート舗装のメリットは以下のとおりです。
メリット
- 耐熱性・耐久性が高い
- メンテナンスコストが低い
- ヒートアイランド現象が起きにくい
反対に、デメリットは以下のとおりです。
デメリット
- 施工費用が高い
- 施工実績が少ない
- 修繕工事が難しい
- 施工に時間がかかる
交通量が多い高速道路やバスターミナルなど、耐久性が必要とされる場所に用いられます。
特殊舗装
特殊舗装とは、通常の舗装とは異なる目的や機能をもつ舗装をいいます。
特殊舗装には以下の種類があります。
特殊舗装の種類 | 具体的な内容 |
---|---|
排水性舗装 | 雨水を舗装内に浸透させ、路面の水はね・水たまりを減らす舗装 |
凍結抑制舗装 | 冬季の路面凍結を防ぐための舗装 |
着色舗装 | 顔料や着色材を混ぜて、通常の黒色や灰色とは異なる色を持たせた舗装 |
半たわみ性舗装 | アスファルト舗装とコンクリート舗装の両者の性質を持った舗装 |
土舗装 | 自然の土や改良した土を結合材(セメント)で固めた舗装 |
コンポジット舗装 | アスファルト舗装とコンクリート舗装の利点を組み合わせた舗装 |
太陽光発電舗装 | 道路の表面に太陽光パネルを組み込んだ舗装 |
先進的な技術も多いので、将来的には従来の道路舗装から代替されていくケースもあるでしょう。
一方で、施工実績が少ないため以下の課題があります。
特殊舗装の課題
- 費用面
- 維持管理
- 施工の難易度
道路の施工管理6つの手順
日本で最も多いアスファルト舗装道路を例に、施工管理の工程を解説します。
道路の施工管理の手順
- 事前調査
- 路床工事
- 路盤工事
- プライムコートの散布
- 基層工事およびタックコートの散布
- 表層工事
各工程を詳しく解説しますので、道路施工管理の参考にしてみてください。
1.事前調査
まずは、道路を設計するための事前調査をします。
工事の難易度を判断するためです。
事前調査の例
- 排水の方法
- 現地の測量
- 現地の交通量
- 手配すべき資材
- 地下埋設物の調査
- 照明器具の設置個数
- 交通規制や標識の設置
- 手配すべき機械や重機
- 近隣住民へのチラシ配り
- 道路規制による迂回路の確認
- 道路占用申請書の作成・提出
- 交通誘導員の配置場所や人員数
調査が甘いと事故につながる恐れがあるため、きちんとした調査が必要です。
2.路床工事
道路工事の中で、最下層にあたる地盤を造る部分の工事です。
出典:国土交通省尾花沢国道維持出張所|道路の構造ってどうなってるの?
路床工事の手順
- ブルドーザーやモーターグレーダーで地盤をならす
- タイヤローラーや振動ローラーを使って締め固める
路床は土でできており、厚さ1m以上になるまで締め固めます。
道路の土台となる部分なので、丁寧かつ慎重に仕上げましょう。
注意点
- 均一に敷き均しされているか確認する
- 路床表面にある木や石などは必ず取り除く
3.路盤工事
路盤には、路床にかかる交通荷重の負担を広く分散させる役割があります。
下層と上層の2つに区分されます。
出典:国土交通省尾花沢国道維持出張所|道路の構造ってどうなってるの?
路盤工事の手順
- 路床の上に砂利や砕石をまく
- ブルドーザーやモーターグレーダーで敷きならす
- タイヤローラーで締め固める
基本的な作業内容は、路床工事と大きく変わりません。
注意点
- 下層路盤の仕上り厚さは20cm以下を標準とする
- 上層路盤の仕上がり厚さは15cm以下を標準とする(ただし、振動ローラーを使用した場合は20cm以下)
- 路盤材の含水比調整に注意する
- 均一に敷き均しされているか確認する
- 路盤表面にある木や石などは取り除く
- 既設舗装との接続部や切削面の処理
- 交通開放時期の管理に注意する
4.プライムコートの散布
路盤を仕上げたあとは、アスファルト乳剤といったプライムコートを散布します。
プライムコートの目的
- 雨水の浸透防止
- 降雨による洗堀防止
- 路盤と基層との一体化の促進
- 舗装の耐久性の強化
均一になるように散布しましょう。
5.基層工事およびタックコートの散布
基層工事の目的は、舗装の支持力や耐久性の向上です。
作業手順と注意点は以下のとおりです。
基層工事の手順と注意点
- 敷きならし:混合物の温度が、110℃を下回らないように注意する
- 継目転圧:継目部に段差やひび割れがないように注意する
- 初転圧:110~140℃で行い、ヘアクラックが生じないように高い温度で転圧する
- 二次転圧:振動ローラーでの転圧は、転圧速度に注意する
- 仕上げ転圧:タイヤローラーやロードローラーで2回転圧する
基層工事が完了したら、タックコートを散布し、表層と基層の接着性を向上させます。
6.表層工事
最後に、道路の最上層にあたるアスファルト部分を仕上げます。
出典:国土交通省尾花沢国道維持出張所|道路の構造ってどうなってるの?
作業方法は基層工事と同じですが、材料が変わります。
表層工事で使用すべき材料
- 基層工事より細かいアスファルト
- 密度が高い
- 荷重や摩擦に強い
- 防水性が高い
- ひび割れや変形に強い
交通者から見える部分にあたるので、出来ばえも重要です。
施工時は不陸をなくし、平たんに仕上げるようにしましょう。
施工管理業務は他の施工管理と同じ
道路の施工管理は、他の施工管理とやることが違うの?
結論、専門的な部分は違えど大きくは変わりません。
ちなみに、施工管理の基本的な仕事内容は以下のとおりです。
施工管理の仕事内容
- 施工計画の作成【工事の段取りを決める】
- 工程管理【工事のスケジュール管理】
- 安全管理【事故がないように対策する】
- 原価管理【会社の利益が出るようにする】
- 品質管理【良い建設物を造る】
- 出来形管理【お客様満足を高める】
- 行政への申請書類の作成
- 設計など事務作業
- 現場の写真撮影
- 近隣への挨拶
- 現場の清掃
- その他トラブル対応や緊急対応
詳しくは、施工管理(現場監督)の13の仕事内容をわかりやすく解説にまとめています。
道路を施工管理するときの4つの注意点
道路の施工管理をするときの注意点は、以下の4つです。
施工管理時の注意点
- 安全面の配慮
- 騒音や振動対策
- 環境への配慮
- 道路の解放するタイミング
こちらも詳しく解説します。
安全面の配慮
道路工事では作業車両や機械が、通行者や乗用車と接触する事故が考えられます。
そのため、以下の対策をとりましょう。
安全面の対策
- 過去の事故事例からの対策
- 誘導方法や合図の確認と徹底
- 悪天候時の視界不良への注意
- ミーティング時に危険作業の共有
- 作業員さんの服装や健康チェック
- 交通誘導員を適切な人員と場所に配置
また、施工管理全般に関する安全管理については、施工管理の安全管理とは現場の危険を防ぐこと|6つの安全管理を簡単に解説にまとめています。
騒音や振動対策
道路工事は、通行者や近隣住宅が密集していることもあります。
その場合は、騒音・振動対策を行います。
騒音や振動対策
- 工事内容について事前にチラシを配っておく
- 低騒音型の重機を使用する
- 現場を防音シートで囲う
- 機械に制振シートを貼る
近隣住民との良好な関係づくりも施工管理の仕事です。
クレームのないよう、しっかり対策しましょう。
環境への配慮
環境に配慮することも、施工管理の役目です。
環境への配慮の注意点
- 土砂の粉じん
- 産業廃棄物の投棄
- 仮設トイレの管理
- 無駄な電力の使用
- 無駄な材料の使用
- 建設機械の排出ガス
- 路盤整形時の土壌汚染
- 雨水による土砂の流出
- アスファルト乳剤の流出
これらを適切に管理するための対策は、以下のとおりです。
環境への対策
- 土砂流出防止柵を設置する
- 低排出型の建設機械を使用する
- 省電力の建設機械を採用する
- 無駄なアイドリングはしない
- 後片付けを徹底する
ちなみに、施工管理全般の環境管理については、施工管理の4大管理とは|5大管理も解説にまとめています。
道路の解放するタイミング
道路工事が完了しても、すぐには解放できません。
道路の温度が下がる前に車が通ってしまうと、跡がついたり轍(わだち)ができたりするからです。
具体的には、路面が50度以下になるまで待ちましょう。
施工管理する上での注意点
- 道路の通行止めの時間を加味したうえで、解放時間を考える
- 夏季は温度が下がりにくいので、散水するか早朝や夕方に仕上げる
道路施工管理の大変なところ3選
道路の施工管理の大変な部分が知りたいな。
大変なところは以下の3つです。
道路施工管理の大変なところ
- 暑い・寒い
- 夜勤することがある
- 工事が天候に左右される
それぞれ詳しく解説します。
暑い・寒い
外仕事なので、当然ながら暑かったり寒かったりします。
そのため、以下の対策をしておきましょう。
暑さ対策
- 休憩中はしっかり休む
- 水分・塩分補給を欠かさない
- 身体の一部分を局所的に冷やす
- 冷凍専用の飲み物を所持しておく
- 暑さ対策グッズを使う
寒さ対策
- カイロを体中に貼る
- 発熱インナーを着用する
- 発熱ソックスを着用する
- ヒートジャケットを着用する
- 休憩時に温かい飲み物を飲む
体調管理は万全にしておきましょう。
なお、暑さ対策については、夏の施工管理あるある5選|夏の暑さ対策10選も紹介にまとめています。
夜勤することがある
道路の施工管理は夜勤することがあります。
夜勤する理由
- 道路使用許可が取れないから
- 通行者や周辺施設に迷惑がかかるから
- そもそも交通量が多くて施工できないから
施工管理の夜勤については、現場監督は夜勤をすることもある|ただし夜勤の日は給料アップするにまとめたので参考にどうぞ。
工事が天候に左右される
道路工事は、以下のように天候に左右されます。
天候 | 天候による弊害 |
---|---|
雨 | ・路盤に浸透して締め固めが困難になる ・濁水が発生しやすくなる |
雪 | ・除雪作業が必要になる |
強風 | ・強風で粉じんが飛散しやすくなる |
高温 | ・道路解放時に対処が必要になる ・急速に乾燥しコンクリートにひび割れが発生しやすくなる |
低温 | ・舗装の温度管理が難しくなる ・コンクリート舗装の場合、凍害が発生しやすくなる |
天候を見ながら施工計画を立てる必要があります。
道路施工管理の魅力3選
道路の施工管理の魅力も知っておきたい。
道路施工管理には、以下の魅力があります。
道路施工管理の魅力
- 社会貢献度が高い
- 将来も仕事が安定している
- スキルアップや資格取得で年収が上がる
こちらも詳しく見ていきましょう。
社会貢献度が高い
土木工事全般にいえますが、道路が完成すると社会に貢献していると感じられます。
社会貢献を感じられる瞬間
- 地図に載る
- ニュースになる
また、利用者から「交通の利便性が上がった」「◯分も短縮できた」などの声があると嬉しく感じられます。
将来も仕事が安定している
道路施工管理は、今後も仕事が安定しています。
道路がなくなることは考えにくいからです。
たとえ新設工事がなくても、修繕工事やメンテナンスがあります。
他にも災害復旧の際に、道路施工管理は必要です。
長く安定して仕事をしたい人には、道路施工管理がおすすめです。
スキルアップや資格取得で年収が上がる
道路施工管理は、実務経験を積むと年収アップが期待できます。
施工管理は技術職であり、実務経験を評価して年収に反映してくれる企業が多いです。
他にも以下の資格を取得すると、企業によっては資格手当が支給されて年収が上がります。
年収アップが期待できる資格
- 舗装施工管理技術者
- 土木施工管理技士
- 高速道路点検診断資格
- 舗装診断士
- RCCM
金額は資格にもよりますが、月1,000円~20,000円ほどです。
施工管理で年収アップする方法は、20代の施工管理・現場監督の平均年収!給料を上げていく4つの方法も参考にしてみてください。
未経験で道路施工管理に転職するコツ
未経験でも道路の施工管理に転職できる?
転職することは可能です。
以下のコツを押さえると、転職の失敗を防ぎやすくなります。
転職の失敗を防ぐコツ
- 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
- 未経験者OKの求人情報に絞る
- 転勤の有無をチェックする
- 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
- 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
- ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
- 型に沿って志望動機を作る|例文あり
- 型に沿って自己PRを作る
- 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく
詳しくは、未経験でも施工管理に転職できる!転職に失敗しない9ステップにまとめています。
転職に失敗したくない人は、参考にしてみてください。
ワット・コンサルティングでも未経験者さんを募集中
冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングでも、未経験で施工管理に転職したい人を募集しています。
ワット・コンサルティングの強み
- 定着率83.2%(業界平均は約70%)
- 未経験者の採用率80%
- 累計1500名の未経験者を育成
- 優良派遣事業者に認定されている
- 社会保険完備+資格取得奨励金あり
- 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)
60日間の新人研修を実施しているため、基礎から学べて不安なく現場で働けます。
そのため、
基礎をしっかり学んでから働きたい。
という人に合っています。
就職・転職の情報収集に活用してみてください。
道路の施工管理におすすめの資格5選
先述したとおり、スキルアップや年収アップのために、資格を取得していきましょう。
道路の施工管理におすすめの資格は、以下のとおりです。
おすすめの資格
- 舗装施工管理技術者
- 土木施工管理技士
- 高速道路点検診断資格
- 舗装診断士
- RCCM
それぞれの資格について詳しく解説します。
舗装施工管理技術者
舗装施工管理技術者とは、舗装工事の施工管理業務に関する民間資格です。
工事によっては「舗装施工管理技術者の資格」が入札条件になるケースもあるため、重宝されています。
道路施工管理に特化した資格なので、いずれ取得してみましょう。
受験には実務経験が必要なので、まずは道路施工管理で経験を積んでいけばOKです。
詳しくは、舗装施工管理技術者を取得するメリット【1級は難易度が高いです】にまとめています。
土木施工管理技士
土木施工管理技士とは、土木工事全般の施工管理を行う国家資格です。
受験者数は例年2万人を超え、人気の高い資格の1つです。
道路工事は土木工事に含まれるため、取得しておきましょう。
土木施工管理技士の求人は多いので、資格を取得しておくと転職先も広がります。
詳しくは以下の記事にまとめています。
高速道路点検診断資格
高速道路点検診断資格とは、高速道路の道路構造物や施設構造の点検に関する資格です。
資格名のとおり、高速道路を維持管理していく上で必要な資格です。
高速道路点検診断資格には3つの種類があります。
高速道路点検診断資格の種類
- 高速道路点検診断士
- 高速道路点検士
- 高速道路点検士補
上から順に難易度や優位性が上がります。
なお、高速道路点検診断資格も実務経験年数によって受験できるか決まります。
詳しくは「公益財団法人 高速道路調査会」で確認してみてください。
舗装診断士
舗装の診断に関して、高い専門知識を保有する技術者を認定する資格です。
択一試験と記述試験があります。
合格率は、例年約20%程度で難易度は高めです。
舗装のスペシャリストを目指したい方は、取得してみましょう。
舗装診断士も資格要件がありますので、詳しくは「日本道路建設業協会」で確認してみてください。
RCCM
RCCMとは、建設コンサルタント業務に関わる企画・設計や管理などに携わるための資格です。
主に建設コンサルタントに携わる人向けの資格です。
技術力の向上や将来的なキャリアの幅も広げられるので、取得しておいて損はないでしょう。
学歴や実務経験年数によって受験ができるか決まってくるので、詳しくは「一般社団法人 建設コンサルタンツ協会」にて確認してください。
【参考】道路施工管理以外の施工管理一覧
他にも、施工管理にはさまざまな種類があります。
施工管理の種類
- 建築施工管理
- 土木施工管理
- 造園施工管理
- 管工事施工管理
- 電気工事施工管理
- 電気通信工事施工管理
- プラント施工管理
- リフォーム施工管理
- ハウスメーカーの施工管理
- 大規模修繕工事の施工管理
詳しくは、以下の記事にまとめています。
参考記事
まとめ|道路の施工管理に転職してみよう
道路施工管理は魅力が多い仕事です。
道路施工管理の魅力
- 社会貢献度が高い
- 将来も仕事が安定している
- スキルアップや資格取得で年収が上がる
興味がある人は、さっそく転職活動を始めてみましょう。
転職の失敗を防ぐコツ
- 新人研修がしっかりしている会社を選ぶ
- 未経験者OKの求人情報に絞る
- 転勤の有無をチェックする
- 給料・休日・福利厚生など条件をチェックする
- 資格取得支援など人材育成に力を入れている会社を選ぶ
- ブラック求人を避けてホワイト企業を探す
- 型に沿って志望動機を作る|例文あり
- 型に沿って自己PRを作る
- 面接でよく聞かれる質問の答えを用意しておく
詳しくは、未経験でも施工管理に転職できる!転職に失敗しない9ステップにまとめています。
くりかえしですが、私たちワット・コンサルティングは、未経験から施工管理に転職したい人を募集しています。
60日間の新人研修を実施しているため、未経験者さんでもスムーズに現場に入っていけます。
転職先の選択肢に加えてみてください。
あなたの転職活動の参考になれば幸いです。