どういう理由でやめとけと言われるのか知りたい。
あと、施工管理に就職した方がいい人の特徴ってあるの?
将来性があるなら、頑張ってみてもいいのかなぁ…?
こういった疑問や不安に応える記事です。
この記事でわかることは下記のとおり。
- 「施工管理は辛いから未経験者はやめとけ」と言われる理由がわかる
- 施工管理に就職してもいい人の特徴がわかる
- 施工管理の将来性は明るいとわかる
私たち「ワット・コンサルティング」は、施工管理の技術者派遣の会社です。
未経験で施工管理になりたい人を募集しています。
ググると「施工管理はやめとけ」って、たくさん出てきますよね。
中には施工管理が合わなかった人が腹いせで書いてる記事もあるので、真実を知りたいところかと。
※「やめとけ」と言われてるけど、働いてる人がいるのは事実なので。
この記事では、「施工管理は辛いからやめとけ」と言われる理由をまとめました。
結論、合わなそうだと思ったら、本当にやめといた方がいいですよ。
厳しい仕事なので。
就職してもいい人の特徴や施工管理の将来性もまとめたので、就活の参考にどうぞ。
この記事を読むことで「あなた自身が施工管理をやめといた方がいいのか」もわかります。
この記事の監修者
施工管理の技術者派遣を行う会社。これまで1500名以上の未経験者を施工管理として育成した実績あり。
- 労働者派遣事業許可番号 派13-304593
- 有料職業紹介事業許可番号 13- ユ-304267
- 特定建設業 東京都知事許可 (特-1) 第150734号
目次
施工管理は辛いから未経験者はやめとけと言われる5つの理由
「施工管理はやめとけ」と言われる理由は、下記の5つです。
- 激務の会社もあるから
- 時給換算すると薄給の会社もあるから
- 3Kと言われてるから
- マルチタスクだから
- 人間関係が難しい現場もあるから
1つずつ解説しますね。
①激務の会社もあるから【ただし改善されてる】
施工管理は激務の会社もあります。
忙しい会社だと休憩や休日が少なく、長時間労働だから。
忙しい会社は、例えばこんな感じです。
- 現場入りは7時
- 仕事終わりは21~22時
- 休日は日曜日のみ(土曜・祝日は仕事)
- 工期が迫ると休日なし、夜中まで仕事
普通の仕事に比べたら、きついと思います。
施工管理の仕事内容の詳細は、施工管理(現場監督)の13の仕事内容【あなたに向いてるかも診断】にまとめてます。
ただし、今後は週休2日が導入されるので、ある程度はラクになってくると思われます。
週休2日の導入については、建設業の週休2日は2024年度から実施予定【ただし義務化ではない】を参考にどうぞ。
※施工管理以外でも激務な仕事はあるので、施工管理に限った話ではないと思いますが。
②時給換算すると薄給の会社もあるから【ただし働き方改革が進行中】
時給換算すると薄給の会社もあります。
長時間労働で、休みが少ないから。
独自調べですが、施工管理の平均年収455万円です。
参考:施工管理(現場監督)の平均年収や給料を徹底分析【資格で収入アップ】
例えば下記の事例だと、時給1041円となります。
- 年収:455万円
- 月の休み:4日
- 1日の労働時間:14時間
時給1000円くらいだと、アルバイトの時給に近いですよね。
中にはサービス残業の会社もあるので、さらに時給換算が低いです。
※サービス残業の会社を選ばないようにしてください。
ただし、この辺も働き方改革が進んでいます。
残業時間の上限が設けられるので、今後は改善していくことでしょう。
残業時間の上限については、働き方改革は建設業では無理なのか?【でもやらないとマズい】に詳しくまとめてます。
また、サービス残業がなく、しっかり稼げる会社があるのも事実です。
施工管理で稼ぐコツは、以下の記事を参考にどうぞ。
技術者派遣だとサービス残業がない
という人は、施工管理の技術者派遣で働くのがおすすめです。
給料が時給で計算されるので、きちんと残業した分も稼げるから。
「技術者派遣」とは、技術者派遣の会社の正社員で雇用されて、別の会社の現場で働くイメージです。
※「派遣」とありますが、正社員なので安心してください。
施工管理の技術者派遣については、施工管理の派遣で働くメリットは?に詳しくまとめてます。
ちなみに、冒頭でも触れましたが、私たち「ワット・コンサルティング」は施工管理の技術者派遣の会社です。
未経験から施工管理になりたい人を募集しているので、技術者派遣に興味がある人は情報収集してみてください。
③3Kと言われてるから
よく言われますが、「きつい・汚い・危険」の3Kですね。
具体的には、下記のような危険がつきまといます。
- 落下物
- 転落
- 重機との接触
ただし3Kは今後、ロボットの登場で緩和される可能性ありです。
下記のように、建設業界のIT化が進んでいます。
- 人に変わってロボットが現場の工事を行う
- 現場の見回りはドローンが行う
もしかしたら、将来は3Kではなくなってるかもしれません。
建設業界の未来は、ICTが建設業界で進んでます【機械の事例やメリットと課題も解説】にまとめてます。
④マルチタスクだから
施工管理は、同時進行であらゆる業務を進めないといけないからです。
具体的には、下記のような業務を同時進行します。
- 朝礼の準び
- 工事のスケジュール調整
- 部材や人材の手配
- 現場のチェック、写真撮影
- 業者や施主との打ち合わせ
- 事故が起きないよう安全管理
- 設計業務
- 提出書類や日報の作成
- トラブル対応
- 現場の掃除
- 飲みニケーション
なかなかのマルチタスクですよね。
別名「現場監督」と言われるだけあって、幅広く目を光らせないといけません。
ただ、マルチタスクが得意な人には良いかと。
詳細は、施工管理(現場監督)のきついところ15選【きつくない働き方も解説】にまとめてます。
※他にもマルチタスクの職業はあるので、施工管理に限った話ではないかもしれませんが。
⑤人間関係が難しい現場もあるから
なぜなら、気難しい職人さんもいるから。
具体的には、下記のようなことがおきます。
- 無視される
- 勝手に工事を進められる
- 言うことを聞いてくれない
結論、けっこうコミュニケーション能力が高い人じゃないと、難しい仕事です。
詳細は、現場監督と職人さんが喧嘩する5つのケース【イライラを減らす方法】を参考にどうぞ。
ただし、人間関係って運の要素もありますよね。
どんな仕事でも人間関係はつきものなので、この辺は施工管理に限った話ではないかと思います。
【結論】施工管理に就職してもいい人の特徴3選
でも、実際に就職する人もいるわけでしょ?
施工管理に就職してもいい人の特徴を知りたいな。
結論、下記の3つに当てはまる人かなと。
- 建設業界に興味がある人
- 体力がある人
- 体育会系の人
できれば3つとも当てはまると良いですが、最悪2つでもOKです。
それぞれ解説しますね。
①建設業界に興味がある人
これが最重要ですが、建設業界に興味がある人は良いですね。
好きなら、続けていける可能性が高いから。
前述のとおり施工管理は長時間労働の会社もあるので、好きじゃないと厳しいかもしれません。
もちろん仕事なので辛いこともたくさんありますが、「好き」が根底にあればなんとか乗り切れるものです。
②体力がある人
前述のとおり、施工管理は長時間残業で休みが少ない現場もあるから。
肉体労働は少ないので筋力はそんなにいらないですが、長時間労働に耐えうる体力があると良いでしょう。
③体育会系の人
現場の人間関係は、体育会系の面もあるから。
前述のとおり職人さんとも対話するので、ちょっと体育会系っぽい感じもあります。
下記がしっかりしてる人は、割とすんなり入っていけるでしょう。
- 縦社会
- 先輩・後輩
- あいさつと返事
施工管理に適性がある人30の特徴
施工管理に向いてる人の特徴30選【未経験で就職する方法も解説】で、さらに詳細な適職診断ができるのでどうぞ。
30個のチェックリストがあるので、あなたがいくつ当てはまるかやってみましょう。
一応、向き不向きは調べておいた方が安心です。
合ってる人には良い仕事です
結論、施工管理は向き不向きがハッキリ分かれますが、合ってる人にはけっこう良い仕事です。
好きな仕事をできる時間が長いですからね。
くれぐれもいっておきますが、やりがいはある仕事なので。
施工管理のやりがいや楽しいところは、下記の記事のまとめたので参考にどうぞ。
【事実】働きやすい会社もあります
施工管理=ブラックのイメージですが、働きやすい会社があるのも事実。
結論、会社選びで良し悪しが決まります。
なので、もし就職するなら会社選びを重視しましょう。
ブラックじゃない環境で働きたい人は、施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法が参考になるかも。
ブラック企業を避けるコツがわかります。
施工管理の先行き【けっこう明るいです】
将来性があるなら、ちょっと興味あるかなぁ…
結論、施工管理の将来性はあります。
理由はシンプルで、建設がなくなることは考えにくいから。
2021年の東京五輪後も、下記のような工事が控えています。
- 災害復興
- インフラの補修工事
- ビルやマンションの大規模修繕工事
- リフォーム
- リニア新幹線
- 大阪万博
- 空き家問題(解体、リフォーム)
仕事はたくさんあるので、将来性は問題ないかと。
詳しくは、施工管理の将来性は明るい【東京オリンピック後も問題ないかと】にまとめてます。
施工管理の人材が減ってるので希少性は上がる
ちなみに、施工管理の人材は減ってるのでチャンスですよ。
人数が減る=施工管理1人の希少性が上がるから。
施工管理ができる人は重宝されるので、年収も上がりやすいでしょう。
団塊の世代がもうすぐ大量に退職するので、若手の施工管理は重宝されます。
参考:施工管理が人手不足の3つの理由【ホワイト企業は離職率が高くない】
デメリットは、1人あたりの仕事量が増えること。
ただしこの辺は、国が主導で働き方改革を進めているところです。
参考:働き方改革は建設業では無理なのか?【でもやらないとマズい】
手に職をつけたい人には良いかと
施工管理は、間違いなく手に職がつく仕事だから。
終身雇用も崩壊したし、施工管理に限らず、これからは手に職をつけないといけない時代。
施工管理も「手に職がつく仕事」の1つなので、スキルを身につければ食いっぱぐれはないでしょう。
具体的には「施工管理技士」の資格を取得しましょう。
施工管理技士とは、施工管理の技術を証明する国家資格です。
実務経験がないと受験できないので今すぐ勉強する必要はありませんが、将来的には取得しましょう。
参考:施工管理技士の資格の種類や試験の難易度【各試験の難易度順も解説】
【真実】どんな仕事でも「やめとけ」と言われてる
これ割と真実だと思うんですが、どんな仕事でも「やめとけ」って言われてますよね。
例えば、下記のように「やめとけ」といわれがちな職業はあります。※本当は違っても「やめとけ」と言う人がいるという意味です。
- プログラマー→残業が多い
- 看護師→深夜勤務がきつい
- 営業→ノルマがきつい
- 保育士→激務で大変
- タクシー運転手→危険がある
- アパレル販売→ノルマがきつい
- YouTuber→あまり稼げない
結論、どんな仕事でも「やめとけ」と言う人はいるんです。
これって結局「ポジショントーク」でして、誰が言うかで結論が違うんです。
例えるなら下記のとおり。
- テレビ関係の人が「YouTubeは伸びない」と言う
- タクシー運転手さんが「自動運転は実現しない」と言う
- 印刷業の人が「電子書籍なんて味気ない」と言う
すべてポジショントークですよね。
だから、「施工管理はやめとけ」という人もポジショントークかなと思います。
結論、判断するのはあなた。
仮に施工管理が悪の仕事だったら、誰も働いてないですよね。
でも事実、施工管理で働く人がいる=やりがいがあるからです。
ポジショントークに惑わされすぎず、あなたが判断しましょう。
まとめ:施工管理はやめとけと言われてるけど判断するのはあなた
ということで、最終決断はあなたがしましょう。
人の意見に惑わされて下した決断は、後悔しやすいので要注意。
誰もあなたの人生の責任をとってくれないので、自分で人生を切り開きましょう。
「施工管理は辛いからやめとけ」と言われる理由は、下記の5つです。
- 激務の会社もあるから
- 時給換算すると薄給の会社もあるから
- 3Kと言われてるから
- マルチタスクだから
- 人間関係が難しい現場もあるから
そして、施工管理に就職してもいい人の特徴は下記の3つです。
- 建設業界に興味がある人
- 体力がある人
- 体育会系の人
結論、就職する会社選びで激務度は変わるので、会社選びを重要視すべきかと。
ブラック企業を避けるコツは、施工管理で激務なブラックではなくホワイトな環境で働く方法にまとめてます。
ワット・コンサルティングでも未経験で施工管理になりたい人を募集しています
最後にちょっとだけ宣伝ですが、冒頭でもお伝えしたとおり、私たち「ワット・コンサルティング」でも未経験から施工管理になりたい人を募集しています。
ワット・コンサルティングの強みは下記の6つ。
- 定着率83.2%(業界平均は約70%)
- 未経験者の採用率80%
- 累計1500名の未経験者を育成
- 優良派遣事業者に認定されている
- 社会保険完備+資格取得奨励金あり
- 60日間の研修で基礎をしっかり学べる(研修期間の長さは業界平均の2倍)
興味がある人は、転職先候補の1つとして情報収集してみてください。
ということで、あとは行動あるのみ。
あなたが決断する就活をしましょう。
就活の参考になれば幸いです!