ゼネコンの現場監督は忙しいけど激務じゃない【働きやすくなってる】

ゼネコンの現場監督は忙しいけど激務じゃない【働きやすくなってる】
考える男性
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ゼネコンの現場監督って激務なの?

就職してみたいけど、あまりにブラックだったら嫌だなぁ…

あんまり評判よくないみたいだけど、実際はどうなんだろう?

あと、ゼネコンの現場監督になったら、どれくらい稼げるんだろう?

必要な学歴も知りたいな。

こういった不安や疑問に応える記事です。

この記事でわかることは下記のとおり。

  • ゼネコンの現場監督は忙しいけど激務じゃないとわかる
  • ゼネコンの現場監督の年収相場がわかる
  • ゼネコンの現場監督に必要な学歴がわかる

私たちワット・コンサルティングは、現場監督の技術者派遣の会社です。

未経験から施工管理になりたい人を募集しています。

ゼネコンの現場監督=激務だと思われがちですが、近年はそうではなくなってきています。

もちろん忙しい現場もありますが、19時くらいに帰っているところもありますよ。

この記事では、ゼネコンの現場監督の仕事を解説するので、就活の参考にどうぞ。

ぜひともゼネコンの現場監督を目指してみてください!

ゼネコンの現場監督は忙しいけど激務じゃない

ゼネコンの現場監督は忙しいけど激務じゃない

結論、ゼネコンの現場監督は忙しいですが、激務というほどじゃないですよ。

なぜなら、建設業界でも働き方改革が進んでいるから。

特に、大手から働き方改革は進むので、ゼネコンほど働き方改革が活発です。

具体的な働き方改革は下記のイメージ。

  • 残業時間の上限を設ける
  • 週休2日の実施
  • ゆとりある工事のスケジュールにする
  • IT化を進めて仕事を楽にする

もちろん忙しい現場もありますが、国も建設業界の働き方改革を進めているので問題なしかと。

詳しくは、2024年目標の建設業界の働き方改革【無理という声もあるがやるしかない】にまとめたので参考にどうぞ。

休みは日曜日だが、土曜日休みの現場も増えている

建設業界は日曜休みの週休1日ですが、土曜日も休みにして週休2日の会社が増えてます。

これも働き方改革の影響ですね。

日刊建設工業新聞「週休2日工事ー18年度は41団体で実施/20団体が土日完全休工採用/国交省調査  [2018年11月15日1面]」

出典:日刊建設工業新聞「週休2日工事ー18年度は41団体で実施/20団体が土日完全休工採用/国交省調査  [2018年11月15日1面]

こういう改革は、業界トップにあるゼネコンから始まるもの。

結論、ゼネコンを中心に週休2日も増えてるので、現場監督=激務とは言い切れない状況です。

参考:建設業界の週休2日制は2024年から実施予定【でも問題は多い】

ゼネコンの現場監督の仕事内容や1日のスケジュール

ゼネコンの現場監督の仕事内容や1日のスケジュールは、下記のとおりです。

※もちろん会社や現場によって違いますが、イメージにどうぞ。

  • 5時半:起床
  • 7時:事務所到着、仕事の準び
  • 8時:朝礼(体操、作業内容の共有、変更点の連絡)
  • 9時:事務作業(進捗確認、工程表の作成、資料作成、写真整理)
  • 11時:現場の巡回(図面どおり進んでいるかチェック、写真撮影)
  • 11時半:打ち合わせ(工程の確認、変更)
  • 12時:昼休憩
  • 13時:昼礼(変更点の連絡など)
  • 13時半:事務作業
  • 15時半:職人さんと打ち合わせ
  • 16時:事務作業
  • 17時半:職長と打ち合わせ
  • 18時:事務作業(日報や書類のまとめ、翌日の作業の確認)
  • 19~21時:仕事終了

早いと19時くらいに帰れます。

繁忙期は21時を過ぎることもありますが、ずっとじゃありません。

結論、ゼネコンの現場監督はそこまで激務じゃないです。

【ちなみに】ゼネコンの現場監督1年目の仕事内容

下記のとおりです。

  1. 現場の掃除
  2. 安全管理
  3. 現場の写真撮影
  4. 飲み物の準び
  5. 朝礼の準び
  6. 朝礼で作業内容や注意事項の説明
  7. 職人さんの手伝い
  8. 事務作業

結論、かなりのマルチタスクです。

最初は何もわからないので、とにかく教わりながら仕事をこなすイメージですね。

何年か働くと慣れてくるので、そこまで頑張りましょう。

現場監督1年目の仕事内容は、現場監督(施工管理)1年目の新人の仕事内容9選【未経験者は研修が命】にまとめたので、参考にどうぞ。

大手ゼネコンの現場監督の年収は高い【給料に期待】

大手ゼネコンの現場監督の年収は高い【給料に期待】
考える男性
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ちなみに、大手ゼネコンってどれくらい稼げるの?

結論、一般的に建設会社の年収は、会社の規模が大きいほど高くなります。

理由は、取り扱う工事が大きいから。

厚生労働省が発表した、大企業・中企業・小企業ごとの建設会社の平均年収は下記のとおり。

※千の位は四捨五入してます。

企業規模平均年収
大企業(1000人以上)773万円
中企業(100~999人)591万円
小企業(10~99人)450万円

参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査

大手ほど年収が高いですよね。

ゼネコンほど年収は高いし、ゼネコンの中でも大手になるほど年収が上がる傾向です。

ゼネコンの現場監督は転職もしやすい

ゼネコンの現場監督を経験しておくと、将来の転職も有利になります。

理由は、難易度の高い仕事を経験しているから。

ゼネコンになるほど高度な技術を要する工事を行うので、大変ではありますが、その分転職では評価されます。

終身雇用が崩壊した時代なので、ゼネコンで実績を積んでおくと食いっぱぐれはないでしょう。

ゼネコンの現場監督に必要な学歴

ゼネコンの現場監督に必要な学歴
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ちなみに、ゼネコンの現場監督になるのに、必要な学歴はどんな感じなの?

結論、大学や専門学校の建設系学科を出てれば、大手ゼネコンに就職できる可能性が高いです。

建設業界は人材不足なので、そこまで難易度の高い大学でなくても、ゼネコンに就職できることアリ。

ただし、スーパーゼネコンと言われる最大手5社は、大学の名前もある程度見られます。

スーパーゼネコンは下記の5社です。

  • 鹿島建設
  • 大成建設
  • 清水建設
  • 大林組
  • 竹中工務店

でも、上記5社以外にもたくさんゼネコンはあるので、スーパーゼネコン以外ならそこまで大学の名前は重要ではありません。

ちなみに、ゼネコン各社については、大手の建設会社の一覧をまとめてみた【業界のきついところや将来性】にまとめたのでどうぞ。

【おまけ】あなたは現場監督に向いてるか診断

施工管理に向いてる人の特徴30選【未経験で就職する方法も解説】で診断できるので、やってみてください。

30個の質問に答えていくと、あなたが現場監督に向いてるかわかります。

もしまったく適性がないと大変なので、念のために読んでおくと安心かと。

「向いてる」と診断が出たら、ぜひともゼネコンの現場監督を目指してみてください。

まとめ【ゼネコンの現場監督はそこまで激務じゃない。挑戦しよう】

まとめ【ゼネコンの現場監督はそこまで激務じゃない。挑戦しよう】

結論、ゼネコンの現場監督はそこまで激務じゃないので、興味があればぜひとも挑戦してみてください。

建設業界では働き方改革も進んでいるので、今後はもっと働きやすくなると思われます。

大手ゼネコンほど年収が高いので、稼ぎたい人はできるだけ大手を目指しましょう。

スーパーゼネコンでなければ、そこまで有名大学でなくても就職できるのでチャンスですよ。

ちなみに、冒頭でもふれましたが、私たちワット・コンサルティングでも未経験から現場監督になりたい人を募集しています。

ワット・コンサルティングの強みは下記の4つ。

  • 新人研修が約60日(業界平均の2倍、業界トップクラス)
  • しっかりと基礎を学んでから働けるので安心
  • 新人研修中もお給料が出る
  • 定着率83.2%で長く安定して働ける(業界トップクラス)

約2ヶ月の新人研修があるため「しっかりと基礎を学んでから働きたい!」という人に合っていると思います。

就職活動の情報収集に活用してみてください。

あなたが現場監督として活躍する日を楽しみにしてますね!

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